<きょうだい差別>長男の弟は溺愛、長女の私は1000万円以上の差をつけられ…40代の今も苦しい
2026.07.15 21:15
提供:ママスタ☆セレクト

家族は本来、安心できる存在のはずではないでしょうか。しかし、きょうだいの間で扱いに差があったと感じてきたママにとって、その記憶は大人になっても消えないかもしれません。むしろ年齢を重ねるほど、過去の出来事がふと思い出され、心を締めつけられることもあるのではないでしょうか。今回の投稿者さんはお子さんがいる40代既婚女性です。3人きょうだいの長女で、下に次女と長男がいるそう。
『末っ子長男の弟は祖父母からも溺愛され、習い事や進学費用、お祝いなど、すべてにおいて差をつけられてきました。その差は一千万円以上。もう、老後の面倒は弟に任せていいよね。でも何かあったら、長女としての変な責任感が出てきて、いつか自分の首を締めそう』
現在も親との関係は続いているものの、心のなかでは割り切れない思いが残り、ときおり苦しさが込み上げてくるそうです。親から受けた差別と長女の責任感の間で揺れる葛藤に、ママたちの共感の声が寄せられました。
消えない「きょうだい差」の記憶と向き合う
コメントにあったのは、「親が必ずしも平等ではない」という現実を受け止める声でした。
『すべての親が真っ当だとは限らない。子どもは平等に愛されるべきというのも理想論で、幻想だと思っている』
『されたことは事実だから消えない』
『男である兄たちが何でも優遇されていたよ。お前は女だから、お前は妹だから、全部そう言われた。家を購入する際も、兄ふたりには2千万円ずつで私にはなし』
きょうだい差別の経験は、単なる過去の出来事ではなく、自分の価値観にまで影響を及ぼすのではないでしょうか。そのため、「忘れよう」としても簡単に消えるものではないのでしょう。
『長女です。「お姉ちゃんなんだから」って、我慢させられたことは数え切れない。とくに腹立たしいのは、本人たちに差別していた認識がないこと。妹は扱いの差すら気づいていなかった』
無意識の言動であっても、受け取る側にとっては「どうして私だけ我慢を」という思いが傷として残り続けるのではないでしょうか。
距離を取るという選択
心を守るために、距離を取る選択をしたママもいました。
『実家を離れた。心の隙間は埋められないけれど、離れている分、心穏やかに過ごせる日が多い』
『変に関わっているから差を感じる。疎遠にするしかない』
物理的な距離だけでなく、心理的にも距離を取ることで、日常のストレスが軽減されるケースもあるようです。また、「援助を多く受けてきた弟に任せる」と役割を明確にすることで、気持ちに区切りをつけているママもいました。
『長女の責任感は封印する。親はそこにつけ込んでくるから』
親子であっても背負う必要はないという考え方は、投稿者さん自身を守るうえで重要な視点かもしれません。
それでも残る、親への思い
しかし、単純に割り切れないのが親子関係の難しさです。
『まだ親に愛されたいという期待が残っているのでは?』
『悪者になりたくない気持ちがにじみ出ている』
親に期待が残っている限り、苦しさも続いてしまうのではないでしょうか。親に認められたい、平等に扱われたいという思いは、いくつになっても消えにくいものです。だからこそ、期待を手放す必要があるのかもしれません。親が変わらないことを受け止めることで、感情が静まっていくのではないでしょうか。
きちんと話した方がいい
また、自分の意思を伝えた経験を語るママもいました。
『はっきり言いました。「こんなに差をつけるのだから、のちのち頼らないでね」って』
『親が「老後の面倒を見て」と言うようになったけれど、そのたびに「1番可愛い長男に見てもらってね」と突き放している』
『親と弟の前で言った方がいい。あてにされると困るから』
たとえ理解されなかったとしても、自分の考えを言葉にすることは、心の整理につながるのかもしれません。親を変えるためではなく、自分自身のための行動として捉えてみてもいいのでしょう。
これからの人生に目を向ける
過去に縛られながらも、前に進もうとしているママがいました。
『何かと我慢して生きてきたけれど、旦那と幸せに過ごしているので、結果オーライと思うよう心がけています。過去は変えられないけれど、未来は自力で変えられる、そうでしょう?』
すでに投稿者さんには、自分の家庭があります。支えてくれる家族や日々の生活は、これから自分で守っていく大切なものではないでしょうか。親から受け取れなかったものに目を向け続けるよりも、「これから誰に愛情を注ぐのか」を選ぶことが、過去の痛みを少しずつ和らげていくのではないでしょうか。
きょうだい差別の記憶は、簡単に消えるものではないでしょう。弟にはしてあげたのに、私にはしてくれなかった……その思いで心が潰されてしまいそうです。それでも、その記憶とどう向き合うかは自分で選べます。過去にとらわれすぎず、これからの人生をどう生きるかに目を向けてみてはいかがでしょうか。それが、心の整理への一歩になるはずです。
文・岡さきの 編集・佐藤さとな イラスト・マメ美
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