“日本デビュー直前”TREASURE、楽曲を全解説＜TREASURE×モデルプレス＞

『THE FIRST STEP ： TREASURE EFFECT』で日本デビュー

BIGBANG、WINNER、iKON、BLACKPINKらが所属するYG ENTERTAINMENTから4年ぶりとなる新人ボーイズグループとして、昨年8月に韓国デビューを果たしたTREASURE。

日本デビューアルバムとなる『THE FIRST STEP : TREASURE EFFECT』は、1月11日に韓国でリリースされた1stフルアルバムの日本盤アルバム。

デビューから続いた4連続作品「THE FIRST STEP」シリーズの収録曲はもちろんのこと、初の日本オリジナル楽曲「BEAUTIFUL」も収録。10日からは「BOY」「I LOVE YOU」「MMM」「MY TREASURE」の日本語バージョン4曲のMUSIC VIDEOが解禁、先行配信もされており、SNS上でトレンドに名前があがるなど早くも話題となっている。今回は、その日本デビューアルバムにメインで収録される11曲を解説。

1.BEAUTIFUL

TREASURE初の日本オリジナル楽曲。人気アニメ『ブラッククローバー』のエンディングテーマとなりSNS上で大きな反響を得た曲だ。

YOSHIが作詞に参加し、流れるようなハイトーンボーカルが爽快感のある壮大なサウンドに重なる。TREASUREの新たな一面が垣間見えるピュアなミディアムバラード曲となっている。

Lyrics by YOSHI,JUN
Composed by D&H,SUNNY BOY,JUN
Arranged by D&H,SUNNY BOY

2.MY TREASURE

1月にリリースした1stフルアルバムのタイトル曲。明るく前向きな気運をもたらし、みんなが大切な宝物のような存在であることを絶えず教えてくれる曲。ストリングからブラスに至るまで、多彩な演奏とともに鳴り響く少年たちの希望的なストーリーが輝く。

Lyrics by BIGTONE, MIN YEON JAE, CHOI HYUN SUK, YOSHI, HARUTO
Composed by FUTURE BOUNCE, AFTRSHOK, GEIST WAY, CSCS, H.Kenneth, pollock
Arranged by FUTURE BOUNCE, AFTRSHOK

3. BE WITH ME

シンプルなエレキギターの旋律で展開される曲の中、少年は家に帰らず自分ともっといようとせがむ。風吹く夜だから、暗い夜だから、オオカミに襲われないか心配だから…様々な理由で側にいさせたいと遠回しに伝えるカワイイ少年を置いて行くことができるのか。メンバーたちと会話するようなコーラスナレーションや不意に入ってくるオオカミの鳴き声など、予想できないキーリングポイントがたくさんある曲だ。

Lyrics by ROVIN, Kim Kyung, CHOI HYUN SUK, YOSHI, HARUTO
Composed by ROVIN, KIM SANG WOOK
Arranged by ROVIN

4. SLOWMOTION

ベースとピアノラインに集中し、淡々と流れる旋律はまるでTREASUREが目指している信念に似ている。人生は遠く険しい道の連続だけど、私たちは力を出して生きているように、TREASUREの不器用だけど真実の思いを込めて語るSLOWMOTIONの力は決して小さくない。彼らの手をつないで、少し遅いけど迷わずに前進していけば、最後には大きく跳躍することができるだろう。

Lyrics by LEE CHANHYUK, CHOI HYUN SUK, HARUTO / Rap by YOSHI
Composed by LEE CHANHYUK, MILLENIUM, KIM CHANG HOON
Arranged by MILLENIUM, KIM CHANG HOON

5. BOY

昨年8月7日にリリースされた1stシングルアルバム「THE FIRST STEP : CHAPTER ONE」のタイトル曲であり、TREASUREのデビュー曲。

パフォーマンスに集中できる強烈なトラックやダンスブレイクドロップが印象的な曲で、緊張感を高めるシンセサイザー、強いベースやドラムが際立つ。最初から最後までダイナミックに変化するトラックやそれと正反対の少年らしい歌詞が特徴だ。初めての惹かれるという感情にコントロールできない様子を見せる未成熟な少年は、彼女に向かって走って行く。

Lyrics by Se.A, CHOICE37, CHOI HYUN SUK, HARUTO
Composed by CHOICE37, HAE, Se.A, R.Tee
Arranged by R.Tee

6.COME TO ME

すねている彼女の心を取り戻すため、少年は愛情表現を繰り広げる。自分の心にまた「入ってきてほしい」という感情のメッセージは、恋人同士の会話を連想させ、共感を呼ぶ。タイトル曲『BOY』とはまた違う、清涼感溢れるシンセサウンドのメロディカルな曲だ。

Lyrics by ROVIN, Kim Kyung, BIGTONE, CHOI HYUN SUK, YOSHI, HARUTO
Composed by ROVIN
Arranged by ROVIN

7.I LOVE YOU

昨年9月18日にリリースされた2ndシングルアルバム「THE FIRST STEP：CHAPTER TWO」のタイトル曲。

予想できない展開のダイナミックな構成のダンスポップ曲で、まるでローラーコースターに乗っているように変化する感情の乱高下が感じられる。808ベースとともに爆発されるブラスラインが特徴。また、耳に入ってくる「君を愛してる」という歌詞が繰り返され中毒性を増す。恋に深く落ちているほど、相手の些細な部分まで真似てしまう少年の感情をそのまま表現した。MVにはソ・ジョンファンが主人公として登場。

Lyrics by R.Tee, CHOI HYUN SUK, YOSHI, HARUTO
Composed by R.Tee
Arranged by R.Tee, YENA

8. B.L.T（BLING LIKE THIS）

フューチャーハウスにレトロを少し加え、ジャンルのスペクトルを広げた。歌詞では、輝いていた瞬間を取り戻すために奔走する内容を盛り込んだ。闇を明るく照らす天の川や星の光が作り出した道に沿って、時間と思い出を取り戻したい心を描く。

Lyrics by KIM DONG JOON, CHOI HYUN SUK, YOSHI, HARUTO, TRNC
Composed by Q, TRNC
Arranged by Q, TRNC
Chorus by TRNC
Synth Keyboard by Q

9. MMM

11月6日リリースの3rdシングルアルバム「THE FIRST STEP：CHAPTER THREE」のタイトル曲。

強烈なHYBRID TRAPジャンル曲で、緊迫した導入部の後、「MMM～」という感嘆の歌詞が出てくる。12人の少年たちの囁きは、いつの間にかはじけそうな心の非常事態に。まるで、心臓を銃で撃つようなメタリックサウンド、それと真逆の柔らかさが共存する『MMM』は、多くのリスナーたちを魅了する。

Lyrics by GODOK / RAP by CHOI HYUN SUK, HARUTO, YOSHI
Composed by FUTURE BOUNCE, AFTRSHOK, Czaer, Awry, Jan Baars, Nathan Lewis, Brian U
Arranged by FUTURE BOUNCE, AFTRSHOK, Czaer

10.オレンジ

ニュートロ、ローファイ感性をTREASUREという青いプリズムを通して表現した『オレンジ』は、馴染みがあるようで新しい曲。ASAHIが作曲し、ASAHI、HARUTO、CHOI HYUN SUK、YOSHIが作詞にも参加している。

暮れる夕焼けを見ながら、お互いオレンジ色に染まるまで、彼と彼女は離れたくなく、時間を止めたいと思う。名残惜しいが待てばまた昇る日のように、いつも側にいるように温かさを与える曲だ。

Lyrics by ASAHI, HARUTO / RAP by CHOI HYUN SUK, YOSHI
Composed by ASAHI, FUTURE BOUNCE
Arranged by FUTURE BOUNCE

11.ミチョガネ（GOING CRAZY）

TREASUREを誕生させた話題のサバイバルオーディション番組『YG宝石箱』のシグナルソング『GOING CRAZY』。多くのTREASURE MAKER（TREASUREのファン）たちから愛されてきたこの曲は、１stフルアルバムを通じて初めて公式リリースされた曲。心を分かってくれない相手と一人だけで駆け引きをして、心を焦らす。しかし、少年の純情は跳ねるようなシンセビートと調和を成し、より切実になっていく。

Lyrics by FUTURE BOUNCE, BIGTONE
Composed by FUTURE BOUNCE
Arranged by FUTURE BOUNCE


「SHIBUYA109」の屋外シリンダー広告に登場したり、フジテレビ系「Mr.サンデー」や日本テレビ系「スッキリ」への出演が話題になるなど、いよいよ日本デビューまで秒読み段階のTREASURE。モデルプレス連載ラストの1回もぜひチェックしてほしい。（modelpress編集部）。