BLACKPINK新曲MV、一部修正決定　ナース服シーンの議論受け

2020.10.07 19:24 142,271views

韓国のガールズグループ・BLACKPINKの初オリジナルフルアルバム「THE ALBUM」のタイトル曲「Lovesick Girls」のミュージックビデオをめぐり、一部シーンの修正が決定。所属事務所のYG ENTERTAINMENTが7日に発表した。

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「Lovesick Girls」ナース服シーンが議論に

2日に公開された同曲のミュージックビデオをめぐっては、メンバーがミニスカートのナース服風コスチュームを着ているシーンが議論に。実際の看護師が着用する白衣とはかけ離れており、性的対象化されているという批判の声が上がっていた。

6日の時点でYG ENTERTAINMENTは、看護師と患者が登場するシーンについて、曲中の歌詞「No doctor could help when I'm lovesick」を反映していることを説明。

「特定の意図は全くありませんでしたが、歪曲された視線が寄せられることを懸念しています」とし、「ミュージックビデオも1つの独立した芸術ジャンルとして見ていただくようお願いする」と呼びかけた上で、該当シーンの編集については議論中と明かしていた。

該当シーンの修正が決定

翌7日、YG ENTERTAINMENTは「看護師の制服が出てくるシーンをすべて削除することを決定し、いち早く映像を変更する予定です」と該当シーンの修正を発表。

「特定の意図は少しも無かったため、ミュージックビデオの長い準備期間でこのような議論を予想していなかった点、重い責任を感じ、深く反省するきっかけにいたします。不快に感じた看護師の方々に深く謝罪申し上げます」と侘びた。

また「国民の健康のため尽力されているすべての医療スタッフの方々へ、改めて心から尊敬の意を伝えます」としている。

同曲は6日にアナログリリースされ、発売初日のセールスが約59万枚を記録。K-POPガールズグループの歴代初動売上の最多記録を打ち立てたと報じられている。（modelpress編集部）