BTS・RMの行動がきっかけで誕生 HYBEの音楽教育システムにTXT・LE SSERAFIMが影響受けていた
2023.12.20 13:30
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BTS(ビーティーエス)ら多数の人気K-POPアーティストが所属するHYBE LABELSの公式YouTubeでは19日、新人開発・育成を担当する部門T&Dについて紹介した「HYBE T&D Stories」を公開。RM(アールエム)がきっかけで誕生した音楽教育のシステムについて語られる場面があった。
HYBE練習生を支えるT&Dチームって?
T&DはTraining & Developmentを意味し、練習生をアーティストに育成するまでを担う組織。「HYBE T&D Stories」の映像によれば、T&Dが育成を担当するのはアーティストとしてデビューするまでのトレーニング期間のみ。主にアーティストとしての根幹となる下積み時代の教育を担う部署だ。本動画では、TOMORROW X TOGETHER(トゥモロー・バイ・トゥギャザー)のTAEHYUN(テヒョン)やLE SSERAFIM(ルセラフィム)のHONG EUNCHAE(ホン・ウンチェ)などがインタビューに答え、練習生時代を共にしたT&D担当に感謝を語っていた。ほか、T&Dチームが才能に驚いた練習生について明かす場面が公開された。
RMがきっかけで生まれたHYBE音楽教育システム
動画内では、T&Dチームを統括するシン・ソンジョン氏とRMが登場。BTSの誕生秘話や当時の教育システムについて振り返った。また、RMの働きかけがきっかけで生まれたHYBEの音楽教育のシステムなどについて語られる場面も。音楽をあまり聴かない子に音楽を入れたCDを渡していたというRM。このシステムがT&Dに導入されたと明かしたソンジョン氏は「どんなメリットが生まれるのかを目にした。あとになって自分のためになることを知るのをTOMORROW X TOGETHERを見ていてわかった」とアーティストになる上で多様な音楽に触れることの大切さをRMから学び、システムとして取り入れることにしたという。
SOOBIN(スビン)は「K-POPとバラードしか聴かなかったんです。音楽の幅も狭かったのですが洋楽やヒップホップも沢山聴くように言ってくださってプレイリストをセレクトしてくれた」と振り返り「様々な音楽を知るための手助けをしてもらった」と口に。EUNCHAEも練習生たちに最大限多くのジャンルの歌を聴いてもらうために、その曲のジャンルが何かを書くという課題をとても一生懸命こなした記憶がある」と振り返った。
中でもこのシステムが上手くいったケースが自分だと自信を見せたTAEHYUNは「元々僕があまり好きではなかったジャンルが今は一番好きになったんです」と感謝。さらに「上辺だけではなく本当の意味で自分のものにすることができました」と語った。
RMがきっかけで生まれた音楽教育システムの意図
RMは、HYBEの音楽教育システムへとなった自らの行動の意図について「音楽に対する愛情と理解度がなければ結局はこの仕事を長く続けられないし、やったとしても苦しくなるはずなんです」とコメント。「だから苦しんでほしくないと思いました。一緒に活動するチームのみんなが、僕はバラードが好きなのにどうして『No More Dream』みたいな曲をやっているんだろうと思わないでほしいと願いました」と音楽への敬意と愛がアーティスト活動へ繋がることを伝えた。(modelpress編集部)
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