NCT派生ユニット・WayV、初日本イベントで星野源カバーも披露 ヤンヤンが明かすテンの“癖”とは<The First Vision>
2023.05.07 20:30
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グローバルボーイズグループ・NCT(エヌシーティー)に所属するWayV(ウェイブイ)が7日、神奈川県・ぴあアリーナMMにてユニットとしては初となる日本イベント「WayV JAPAN EVENT 2023 ‘The First Vision’」を開催。ここではファンミーティングの様子をレポートする。<セットリスト>
WayV、日本初単独イベント開催
NCT派生ユニットで、中華圏を中心に活動しているWayVはクン(KUN)、テン(TEN)、ウィンウィン(WINWIN)、シャオジュン(XIAOJUN)、ヘンドリー(HENDERY)、ヤンヤン(YANGYANG)(ルーカス(LUCUS)は活動中断中)からなるグループ。今回は6日、7日の2日間で2万人を動員し、クン、テン、シャオジュン、ヘンドリー、ヤンヤンの5人が日本のWayZenNi(ウェイズニ/ファンネーム)と対面した。(ウィンウィンは他スケジュール、ルーカスは活動中断中のため欠席)WayV「Take Off」「Kick Back」で熱く幕開け
1人ずつ美しい顔がいっぱいに映されたVCRで幕が上がり、ブラックの衣装に身を包んだ5人が登場すると割れるほどの歓声が。「Take Off」「Kick Back(Korean ver.)」とうっとりとするほどの妖艶さと強い迫力を持つ、グループのカラーを存分に反映させた2曲を披露。クンは強い眼差しと丁寧な歌声、テンは耽美なダンスと甘い表情で魅了。シャオジュンは力強い美声を響かせ髪をかきあげるだけでその場を圧倒し、ヘンドリーは会場中に響くような低音のラップと高貴なビジュアル、ヤンヤンは最年少とは思えないセクシーなラップと眩しいほどの目線使いで会場中のウェイズニを虜にしていた。
WayV、待望の日本イベントに喜び
パフォーマンスの後は、MCのおいでやすこがが登場しトークコーナーへ。初の日本単独公演となったことへの心境を問われると、クンから「マンネ(最年少)から!」と指名を受けたヤンヤンは「みなさん待っていてください。今日は楽しくなると思います!」と自信をのぞかせ、ヘンドリーは「昨日も緑がいっぱい埋め尽くされていてとても嬉しかったです!今日もペンライトをフリフリしてくれたら嬉しいです」とネオグリーンに染まった会場を前に笑顔。シャオジュンは「僕たちも昨日の公演がとても楽しかったです。今日も同じぐらいみんなで楽しく時間を過ごしましょう」と呼びかけ、テンは流暢な日本語で「今日は雨が降っていますが、みなさんに会えて気分が晴れました」と温かい言葉を述べて、クンは「これからもたくさんいろんなチャンスがあると思いますので、みなさんでWayVのことを期待していてください」と日本活動の始まりと感じさせるコメントを残した。
WayV、日本での思い出明かす
質問コーナーでは、今後の日本活動でやりたいことを問われたクンが「もちろんステージです」と回答し、さらには「いつか今日みたいなチャンスがあったらファンミーティングやファンイベントやファンサイン会もやりたいです」、シャオジュンも「こうやって会場のみなさんを見ながらいつかコンサートができるんじゃないかなと思いました。本当にできたら来てくれますよね?」と希望を打ち明け、ファンからは期待に満ちた歓声が。これまで日本を訪れた際の思い出を聞かれると、クンが「街で会った人に美味しい店を紹介してもらったんです」と街中で会ったファンに飲食店を紹介してもらい、実際にその店を訪れたことを回顧。テンは「あのときは日本語が上手く話せなかったからメニューを注文したら生のお肉ばっか出てきた」とお茶目に明かしていた。
ヤンヤンが明かすテンの癖
またメンバーの“癖”を明かす場面ではヤンヤンがテンについて話そうとし始めるも、テンが「言っちゃだめ!」と制止。ヤンヤンは、テンの名前が“テン”となった理由と関連させて「なぜならテンヒョンは10分待たないといけない」と起床後に飼い猫のケアがあるため毎回10分(テン)待たなければいけないことをいたずらっぽく暴露していた。さらにヘンドリーは、好きな日本語に「嘘?」を挙げて「『嘘』と言ったら聞き取れなくてもわかっているような感じがするんです!」と無邪気に発言。実際にテンと会話を試みるも、「今何をしていますか?」という日本語での質問に「嘘!」と返すことになると、曖昧な結果においでやすこがからはツッコミが飛んでいた。
WayV、ゲームコーナーでファンと接近
その後のゲームコーナーでは、テン&シャオジュン、ヘンドリー&ヤンヤンに分かれてミニゲームを開催。先攻となったテンとシャオジュンが「Destiny(運命)です!」と息ぴったりにチーム名の挨拶を行い、ヘンドリーとヤンヤンにも促すとチーム分けの札の色である黒にちなみ「Ma-ma-ma-mamba」と同じ事務所に所属するガールズグループ・aespa(エスパ)の楽曲「Black Mamba」を瞬時にカバーして会場を沸かせた。会場に散らばったアルファベットを探し当てて、そこから楽曲タイトルを完成させるゲームでは、トロッコに乗り込んでファンの近くへ。最上階まで満遍なく手を振る姿が印象的だったが、最終的にはファンからの声援に応えるサービス精神からかどのチームも楽曲名を完成させることはできず。じゃんけんで勝敗を決めることとなり、ヘンドリー&ヤンヤンのチームが負けると、酸っぱいドリンクを渋い顔を浮かべながら飲みきった。
その後は再びライブコーナーへ。最新曲である「Phantom(English Ver.)」では気品を溢れさせながらも怪しげな魅力を放ち、「Nectar」ではヘンドリーがジャケットを脱ぎ、ほかのメンバーもセクシーにジャケットをはだけさせながら情熱的に楽曲を表現した。
WayV、星野源カバーも
そして、カバーダンスコーナーではaespaの「illusion」、同じくNCTのNCT DREAM(エヌシーティードリーム)の「Candy」、SHINee(シャイニー)の「Sherlock[Japanese ver.]」と立て続けにカバーし、キュートな一面からクールな一面まで存分に披露。星野源の「恋」も完璧な歌とダンスでカバーし、会場と一体となってパフォーマンスを繰り広げた。その後は6日に配信でリリースされた日本語楽曲「Welcome To My Paradise」へ。「この景色 ただ君に」「夜が眠るまで 君を聞かせて」など甘いフレーズを歌い上げ、「Good Life」で温かな空気に包まれると最後のコメントコーナーへと移り、それぞれのメンバーが今回のファンミーティング開催への思いや今後への意気込みを熱く語った。
観客との記念撮影を経て、ラストは「Dream Launch」で揺れるペンライトを前に、別れを惜しみながらも高い歌唱力を発揮し見事に歌い上げ、「またね~!」と最後まで手を振ってステージを去っていった。麗しい美貌と高いクオリティーのパフォーマンスを放ちながらも、トークやゲームではわちゃわちゃと自由に振る舞いファンを飽きさせないひとときとなった今回のファンミーティング。満を持して日本での第一歩を踏み出したWayVに期待が高まるばかりだ。(modelpress編集部)
セットリスト
M1 Take OffM2 Kick Back(Korean ver.)
<ゲーム・トーク>
M3 Phantom(English Ver.)
M4 Nectar
M5 illusion (aespa)+ Candy (NCT DREAM) + Sherlock[Japanese ver.](SHINee)
M6 恋(星野源)
<MC 1>
M7 Welcome To My Paradise
M8 Good Life
<MC 2>
M9 Dream Launch
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