SHINee、除隊後2年6カ月ぶりカムバック メンバーとの再会に「本当に幸せ」「やっぱり“一緒に過ごしたい”」
2021.02.22 17:29
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SHINeeが22日、オンユ、キー、ミンホの兵役後初となる、韓国での7枚目となるフルアルバム「Don’t Call Me」を世界同時配信。同日オンライン・グローバル公開インタビュー会を開催し、フルアルバムに込められた想いやメンバーへの愛、ファンへの気持ちを語った。
SHINee、除隊後初となる完全体でフルアルバム「Don't Call Me」発表
SHINeeはメンバーのテミン・オンユ・キー・ミンホで構成される韓国の人気アーティスト。今回のフルアルバムのタイトル「Don't Call Me」は、「枠にとらえられた視線でSHINeeを定義するな」という意味を盛り込んでおり、アルバムごとに斬新な音楽とトレンディなパフォーマンスで変身を重ねてきたSHINeeのまた違う一面を見ることができる作品となっている。タイトル曲の「Don't Call Me」は、恋にとことん裏切られた主人公が「相手に電話するな!」と警告する歌詞が印象的なヒップホップベースのダンス曲。ヒステリックな感情を表現したSHINeeのボーカルが合わさり、楽曲の世界観に引き込まれるような1曲。そんなタイトル曲「Don't Call Me」のMVも同日に公開する。
SHINee、2年6カ月ぶりのカムバック 東方神起ユンホもMCで登場
MCとして参加した東方神起のユンホは、「僕もふだんSHINeeを大事に思っている1人として、誰よりも今日のカムバックを応援するつもりでMCを務めさせて頂きます」と挨拶。ユンホの挨拶後にスーツ姿で登場したSHINeeは4人で、「今回は長いのでゆっくりと座って始めましょう」と記者たちにも気遣いを見せた。
リーダーのオンユは、2年6カ月ぶりのカムバックの感想について「空白時間があったので緊張もしたし、活動の準備をしながらどんな姿を見せたらいいのかだいぶ悩みました」と心境を吐露。
テミンは「久しぶりにSHINeeとして挨拶することになりました」と少し緊張しながらも「7枚目のフルアルバムです。僕は口下手なのですが、記者の皆さん、うまく記事を書いて下さると信じています、お分かりですよね?(笑)」と笑いを誘った。
ミンホは、「完全体としてカムバックする事になりました。SHINeeのカラーをたくさん込めたので、たくさん期待してください」と自信たっぷりに。
最後に指名されたキーは、ユンホに「プレッシャーですね(笑)」といじられ「僕もここ(端の席)に座った時点で覚悟していました(笑)」と微笑むと「軍隊の中でも、“どうしたらいいものが作れるのか”と悩んでいました。その日がいつ来るのか考えていましたが、今こうしてここに並んでいます。いつものように僕たちらしく誠実に活動するつもりなので、よろしくお願いします」とファンへメッセージを送った。
キー、カムバックは「いつもプレッシャー…逃げ出したくなることもあるけど」
軍隊生活から帰ってきたメンバーを含め、4人が揃って公共の場に登場するのは久しぶり。2年6カ月の空白期間を経てカムバックをした感想を問われたオンユは「久しぶりに活動してメンバーで集まることが出来たのが、本当に幸せでした。楽しかった」と振り返り、ミンホも「メンバーと情熱的に準備をしました。MVを撮りながらも、どうしたらもっといいものが出来るのか、何度も会議をして打ち合わせもして。1つ残念なのは、ファンのみなさんとお会いできないことです」と寂しそうな表情に。
「以前のアルバムと違うことは?」と問われたテミンは「ヒップホップで僕たちそれぞれのカラーを入れられましたし、強烈で印象的だったと思います。練習の時もすごく大変だったし、早くみなさんの前でお披露目したいなと思います」とアピール。
キーもアルバムについて「いつもプレッシャーを感じています。逃げ出したくなることもあるけど、久しぶりに空白期間を経て、最新の曲もたくさんあるなかで考えたのは、“トレンディ”なものよりも“重みや力のあるもの”を作ろうという事でした」と告白した。
カムバックコンセプトにメンバー大満足
今回のコンセプトで伝えたい魅力について触れられると「久しぶりに歌手の髪型してますね(笑)」と笑顔になったメンバーたち。公開されたMVでは、テミンはメッシュに、オンユは青みかかったシルバーヘアに、ミンホは大胆な赤髪に挑戦。キーもトレンド感溢れるウルフヘアで魅了した。スタイリングに関してオンユは「僕はすごく気にいってます。コンセプトも“うまくいってるな”と思います(笑)。満足度も高かった」と満足気に。
ミンホは「これなまでやったことがない感覚でした。赤い髪にチャレンジしたし、10代の僕たちとはまた違うことにもチャレンジしましたが…仕上がりを見たら満足しました」とコメントした。
また3人が軍隊生活中に考えていたことや、苦労を問われると、キーは「僕はアルバムの事を1番考えていました。(軍隊生活では)音楽に関われる所にいたから、特別戻ってきて音楽に慣れなきゃいけないってこともなかったです」と話し、ミンホは「この中で最後の除隊だったのですが、僕は慣れるのに大変でした(笑)。1カ月半…2カ月くらいかかったかな。でもメンバーが助けてくれて、徐々に慣れることが出来ましたね」と明かした。
「メンバーという“本当に親しい人”に会うと、やっぱり“一緒に過ごしたい”と改めて思いますよね」と語ったオンユは、除隊後の活動について「ダンスを初め踊った時は、身体が慣れなくて、自分の身体じゃないよう気がしました。でも、テミンも“ヒョン、こうだよ~”って教えてくれてだんだんと慣れることが出来ました」と改めてメンバーの大事さを実感したことを語った。
ミンホ、ファンへの気持ち吐露「直接に会えたらよかったのに…」
これからも、完全体のSHINeeとしてさらに輝き続けるであろう彼ら。最後の挨拶では、リーダーのオンユと、ミンホが代表して挨拶を。「忙しい中、時間を割いて来て下さりありがとうございます」と丁寧に記者に挨拶したオンユは「今後も、ファンの皆さんが望む方向に進んで行きたいです。たくさんの応援をしていただければありがたいです。これからもよろしくお願いいたします」とコメント。
ミンホは「最後になって改めて思いますが、ファンのみなさんにも直接に会えたらよかったのに…本当に残念です」とファンとの再会を惜しみながら「僕たちの7枚目のアルバム、たくさんの記事をお願います!(笑)」と、イベントに参加している記者への愛嬌も忘れなかった。
最後は、メンバー全員でお馴染みの挨拶である「輝くSHINeeでした!ありがとうございました!」と息ぴったりでポーズをし、イベントを締めくくった。(modelpress編集部)
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