松本若菜&佐野勇斗、ドラマ初共演で見えた互いの素顔 掛け合いシーン裏話も「台本をはるかに超えてきて」【「君の好きは無敵」インタビュー】
2026.07.11 17:00
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7月14日スタートの火曜ドラマ「君の好きは無敵」(毎週火曜よる10時/TBS系)で主演を務める松本若菜(まつもと・わかな/42)と、共演の佐野勇斗(さの・はやと/28)。インタビュー後編では、今作が初共演となる2人に、撮影を通して見えてきたお互いの素顔、見どころの1つでもある絶妙な掛け合いシーンの感想などを語ってもらった。
松本若菜主演「君の好きは無敵」
本作は“かわいい”を生み出し続けるキャラクタービジネス業界を舞台に、“かわいい”が生まれる過程やそれに関わる人々の姿、およびキャラクターに込められた想いを描く新しいお仕事ドラマ。完全オリジナルストーリーである本作の脚本は、「西園寺さんは家事をしない」の宮本武史氏が手掛ける。「かわいい」も「好き」もよくわからない元コンサルの主人公・草壁杏奈を松本、偏屈変人な訳ありキャラクターデザイナー・瀬尾深月を佐野が演じる。
松本若菜&佐野勇斗、印象の変化と現場で見せる一面
― お互いの第一印象についても伺いたいのですが、撮影が始まってからイメージに変化はありましたか?松本:私は勝手にテレビの中のアイドルの姿だったり、俳優としての姿だったりを見させていただいていて、とても明るい方だな、きっと現場を盛り上げてくださるんだろうなという印象でした。実際にお会いしてみても本当にその通りなのですが、ふとした時に見せる“佐野の一面”のようなものがあるんです。
佐野:何ですか!?佐野の一面って(笑)。
松本:急にあるんですよ。テレビだけでは見られない何かがきっとあるんだろうなと。決して悪い意味ではなくて(笑)。あと2、3ヶ月撮影があるので、そういう面も深掘りしていけたらいいなと思っています。
佐野:パブリックイメージと違う一面がありますか?
松本:あるよね〜。
佐野:やめてくださいよ(笑)!
松本:突然、現場から消えるんですよ。
佐野:マジですか!?僕、何していますか?
松本:わからないの。
佐野:自分でもわかっていないです(笑)。
松本:わかっていないよね。だから、きっと何かがあるんだよ。
佐野:気をつけます!
松本:気を付けなくていいよ。それも“佐野の一面”だから。
佐野:僕は若菜さんをテレビで拝見していて、「共演させていただきたい」とずっと言っていました。それを強く思ったのが、バラエティでご一緒した時で。その時に勝手ながら、シンパシーを感じて「この方と共演したい!」と直感的に思ったんです。でも、若菜さんに初めてお会いした時に「バラエティでお世話になりました」と言ったら、全く覚えていなくて(笑)。
松本:(笑)。
佐野:撮影が始まってからの若菜さんの印象は、一言で言うなら想像以上に真面目な方です。でも努力している姿を見せようとしないというか、絶対に家でしっかり準備してくるタイプだと思います。僕はなんとなく7割くらいやって…という感じで結構適当なんです。取材だったかバラエティだったか、若菜さんは何事にも真面目に取り組んでいて。その上で、ちょっとふざけたりしていて、そこがカッコいいなと思います。
― 本作はメインのお二人に加えて、魅力的な共演者の方々が揃っていますが、ここまで撮影されてみて、現場での面白いエピソードや、これから注目してほしい関係性を教えていただきたいです。
松本:まだご一緒していない方もいるのですが、本当に個性豊かなキャストの方が、個性豊かなキャラクターを演じるので、そこのぶつかり合いがすごいです(笑)。皆さんキャラクターが濃いので、集まった時の爆発力がすごくて。私は個人的に、「西園寺さんは家事をしない」の時からご一緒だった藤井隆さんは、もうダメですね。笑っちゃうんですよ(笑)。藤井さんがその場にいるだけで、笑ってしまいます。
佐野:その場にいるだけで!?言葉を発しなくてもですか?
松本:ツボに入ってしまって(笑)。藤井さんはとても一生懸命な方なんです。「どうしたら面白くなるか」と考えていて、そういう一生懸命な姿を見ていると、私も身が引き締まる思いです。また、島崎和歌子さんをはじめ、先輩方とご一緒することで学ぶことも多いですし、現場はとっても賑やかで楽しいです。
佐野: 僕は藤井さんとは今回が初共演でした。子どもの頃からテレビで見ていた方なのですが、本当に物腰が柔らかくて、低姿勢で謙虚で。まずその姿勢にびっくりしましたし、学ばせていただくことも多いなと思いました。それに若菜さんがおっしゃる通り、お芝居がすごく面白いんです。そこも魅力的だなと思います。あとは、本郷奏多くん。本作では、見ている人が「嫌なやつだな」と思うような立ち回りをしてくれています。現実では同じ事務所の先輩で、僕が20歳の頃に作品で共演させていただいたこともあるので、昔話とか、奏多くんがハマっているポーカーの話などで盛り上がりました。
佐野勇斗、松本若菜のツッコミがツボ「こんな女優さん見たことない」
― お二人の掛け合いも見どころだと思うのですが、実際にお芝居で対峙されて、手応えはいかがでしょうか?松本:佐野くん演じる瀬尾の偏屈変人ぶりの中にある、少年のような真っ直ぐな心や、「かわいい」に対する真っ直ぐすぎる気持ちが、お芝居にも溢れ出ていて。撮影がまだ序盤なので、私の役はキャラクターに対する愛情が少しずつ垣間見えているところなのですが、「好き」や「かわいい」を作る人ってこういう感じなんだ、こうやって周りのみんなに伝染していくんだということを、体感しています。大人でもあり子どもでもあるという、ちょうど境目の部分をすごく丁寧に演じられている印象です。
― これからの対峙シーンがより楽しみですね。
松本:これからの対峙は大変です(笑)。でもこの2人の掛け合いがあるからこそ、このドラマのキャラクタービジネスという核となる部分が描けると思うので、楽しみながらもしっかりと演じ切りたいと思います。
佐野:若菜さんはツッコミが本当にお上手で。僕は真っ直ぐが故に、若菜さん演じる草壁が「こう言うだろうな」と思っていることと違うことを言ったりするのですが、そこへのノリツッコミが本当に面白くて、すごかったです!(拍手)
松本:ありがとうございます(笑)。“あそこのシーン”だよね。
佐野:“あそこのシーン”なんですけれど、僕の中では結構刺さっていて。僕は笑いのツボが深いというか、なんでもかんでも笑うタイプではないのですが、すごく面白かったです。瀬尾と違って、草壁にも1個自分の大事にしているものなどがありますよね。
松本:そうだね。過去の部分というか。
佐野:若菜さんは演じている感じがしないと言いますか、本当に役に入っているなと感じます。
― 台本に書いてある言葉をそのまま言っていても、笑ってしまう?
佐野:台本にあるものを言っているのですが、台本をはるかに超えてきて「そう来るか!」と。芸人さんのような間とテンションでセリフを言っているので、こんな女優さん見たことないなと思いました。本当にお上手でした。
― 最後に視聴者へのメッセージをお願いします!
松本:「かわいい」だったり「好き」だったり、夢中になることは、性別も年齢も関係なく、誰しもに与えられた感情の1つだと思います。そういったところを恥ずかしがらずに、思いきり私たちも演じています。その情熱や愛情を汲み取っていただけたら、皆さんの「好き」「かわいい」というものも今後さらに輝いていけるんじゃないかなと思います。ぜひ火曜10時を楽しみに待っていただけたら嬉しいです。よろしくお願いいたします!
佐野:最近は特に、自分の気持ちに正直になれなかったり、どこか蓋をして、自分で自分の気持ちの限界を決めてしまったりする人が、僕も含めて多いなと思うんです。でも僕の演じる瀬尾は、そこを貫いて、自分が「かわいい」「好きだ」と思うものを人生のエネルギーにして生きているキャラクターです。作品を見てくださる皆さんも、自分の「好き」や「かわいい」、「やってやるぞ!」っていう感情に少しでも素直に生きてみようと思っていただけたら嬉しいです。
― ありがとうございました。
(modelpress編集部)
松本若菜(まつもと・わかな)プロフィール
1984年2月25日生まれ、鳥取県出身。2007年に女優デビュー。2009年に映画「腐女子彼女。」で映画初主演を務める。近年の主な出演作は、「西園寺さんは家事をしない」(2024/TBS)、「わたしの宝物」(2024/フジテレビ)、「Dr.アシュラ」(2025/フジテレビ)、日曜劇場「ザ・ロイヤルファミリー」(2025/TBS)、「対決」(2026/NHKBS)など。2026年11月13日に映画「負けへんで」の公開が控える。ヘアメイク: 外山裕子
スタイリスト:皆川bon美絵
佐野勇斗(さの・はやと)プロフィール
ヘアメイク:ヘアメイク:望月光(LEIMAY)スタイリスト:伊藤省吾(sitor)
1998年3月23日生まれ、愛知県出身。2015年に映画「くちびるに歌を」で俳優デビュー。近年の主な出演作は「トリリオンゲーム」シリーズ、「TOKYO MER」シリーズ、NHK連続テレビ小説「おむすび」(2024〜2025)、「ESCAPE それは誘拐のはずだった」(2025/日本テレビ)など。公開中の映画「トイ・ストーリー5」ではスマーティー・パンツの日本版声優を務めている。5人組ダンスボーカルグループ・M!LKのメンバーとしても活躍中。
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