河野純喜(C)山本倫子

【JO1河野純喜「南都仏画」インタビュー】地元・奈良案内したいメンバー&観光プランとは 音声ガイドナビゲーター収録で出てきた思い出深い場所「近くのグラウンドで練習していました」

2026.06.22 13:34

奈良国立博物館がボストン美術館と共同企画した特別展「南都仏画―よみがえる奈良天平の美―」(7月18日~9月13日開催)で音声ガイドナビゲーターを務めるJO1河野純喜(こうの・じゅんき/28)にインタビュー。地元・奈良県の思い出や展覧会を一緒に回りたいメンバーについて語ってもらった。

河野純喜、音声ガイドナビゲーター収録の感想

河野純喜(C)山本倫子
河野純喜(C)山本倫子
― オファーを受けたときの気持ちを教えてください。

河野:いつか故郷・奈良県を応援できるようなことをしたいとずっと考えていました。まさか奈良国立博物館の音声ガイドナビゲーターという名誉ある大きな仕事をいただけるとは思っていなかったので、すごく嬉しかったです。

―メンバーの皆さんから何か反応はありましたか?

河野:奈良県の仕事が初めてなので、(與那城)奨くん、まめ(※豆原一成)から「お!やっと奈良県の仕事やん!しかもめちゃくちゃ大きそうやな」みたいな(笑)。すみません、すごく下世話な言い方かもしれないですが…(笑)。

― 音声ガイドナビゲーターの収録を終えた感想を教えてください。

河野:僕自身、そこまで歴史に詳しいわけではないので、難しい言葉もたくさんありましたが、そこを調べてみると本当に面白くて。初めて知ることもあって「こういう歴史があったからこの美術品を大切にしよう」「この魅力をもっと伝えていかなければ」という学びがあって、とても楽しかったです!奈良県の皆さん、県外や海外から集まってくださる方に僕の音声ガイドを聞いていただけること、それと同時に河野純喜を知ってもらえることもすごく嬉しいですし、たくさんの方に来ていただきたいです。

― 普段のパフォーマンスと音声ガイドの声の使い方について、どのような違いを感じましたか?

河野:曲があるのとないのとでは、僕の中で緊張感がかなり違ってくるなと思いました。ナレーションの仕事はほかにもしたことがあるのですが、その中でも特に今回は、地元の仕事で、いろいろな難しい言葉が出てきたこともあって緊張感がありました。でもすごく褒めていただけて、才能が開花したのではないかなと思います!

河野純喜、展覧会を一緒に回りたいメンバー

― 奈良国立博物館に行ったことはありますか?

河野:行ったことはないのですが、存在は知っていましたし、その周りの自然では遊んだことがあります!奈良国立博物館の周りもすごく綺麗になっているんです。近くで僕が鹿と触れ合ったときの動画が残っているのですが、5枚くらい鹿せんべいを買って、1枚あげていたら、もう片方の手で持っていた4枚にぶわーって集まってきて(笑)。あげている方の手に夢中になっていたら、ほかのせんべいが食べられていてうわーってなりました(笑)。

― 展覧会を一緒に回りたいメンバーは?

河野:1番興味を持ってくれそうな(木全)翔也です。基本的に漢字の字面が並んでいたら、皆逃げていきそうなのですが(笑)、翔也は「知りたい知りたい」となってくれそうですし、僕と翔也はそういう話を一緒にするタイプなので、翔也ならすごく楽しんでくれるのではないかなと思います。

― 今回ナビゲートした作品の中で注目しているものは?

河野:法隆寺金堂壁画が出てきて、僕にとってかなり馴染みのある場所で。サッカーをしていたときに所属していたのが法隆寺FCというチームで、法隆寺の近くのグラウンドで練習していました。そのときは五重塔を見ても身近な場所すぎて特に何も感じなかったのですが、改めて考えてみると歴史的な遺産で、海外の方などもたくさん来る場所ですごいなと思いますし、馴染みのある場所だからこそ注目しました。

― 実際に見たことがある仏像や宝物は?

河野:学生の頃は奈良の大仏(盧舎那仏)を友達と一緒に見たり、鹿と遊んだりしていたので、かなり思い入れがあります。毎年、春日大社にも初詣に行っていました。

河野純喜、奈良県の1日観光プラン

河野純喜(C)山本倫子
河野純喜(C)山本倫子
― 奈良県でおすすめスポットを教えてください。

河野:信貴山が楽しいです。可愛い虎が有名な場所で、初詣でも行ったことがあって、夜中はお店がやっていないのですが、参拝していらっしゃる方がすごく多くて。そこから見える景色も綺麗だし、僕的には参拝ルートがたくさんあるので運動しながら回るのも良いのではないかなと思います。美味しいラーメン屋もあります!

― 奈良県を1番案内したいメンバーは?

河野:奨くん!僕も奨くんの地元・沖縄県が好きなので、2人で沖縄県トークをすることが多いのですが、逆に奈良県を紹介したくて。奨くんとドライブで遠出をして、その県のご当地のものを食べることがよくあるので、奈良県のお餅などを食べてもらいたいです。

― 1日奈良県を観光するならどのようなプランで回りますか?

河野:(即答で)これはありますよ!まずは山岡ピザを食べに行って、その後はやっぱり春日大社と奈良公園。奈良国立博物館にも行って、僕の音声ガイドと一緒に楽しんでもらって、お餅を食べてもらう。最後は暗峠。暗峠という名前だけで怖いと思うのですが、本当に幽霊が出るんです!昔、車で行ったら何もないところでガタンってなって、多分あれ幽霊にやられました…。でも景色が綺麗なので、奨くんとちょっと怯えながら一緒に見たいです!

― 河野さんの運転ですか?

河野:もちろんです!

― 奈良の自慢を教えてください。

河野:良い意味で何もないところが僕は好きです。もちろん歴史的なものはすごくたくさんあるのですが、例えとして「奈良にうまいものなし」と言われることが多くて。本当は歴史も、美味しいご飯屋も、僕が大好きなラーメンが美味しいお店もたくさんあって、蓋を開けたらいろいろなものがいっぱいある。でもそれを上回るくらい自然が豊かで、最終的には「なにもなし」と言いたくなるようなところがすごく素敵だなと思います。

河野純喜、全米デビューへの意気込み

― 今回の展覧会は河野さんの音声で奈良の歴史をたどることができますが、JO1の歴史をたどったときに最近の思い出深い瞬間は?

河野:「KCON JAPAN 2026」のヘッドライナーをさせていただいたときに、デビュー当時から「KCON JAPAN」に出させていただいているので、当時を振り返る映像を流していただきました。僕も見たのですが、ちょっともう恥ずかしくて…(笑)。デビューしたのがコロナ禍だったので、当時はファンの皆さんの目の前ではなく、リモートでのパフォーマンスでした。それはそれで特徴的で、懐かしいなと思いながら、ヘッドライナーに立たせていただいて、すごく良い思い出になりました。

― 秋の全米デビューに向けた意気込みをお願いします。

河野:JO1が結成してからの夢でもありますし、全米デビューとしての初めてのEPを出すので、もちろんアメリカの方もそうですし、日本のJAM(※JO1のファンネーム)の皆さんにもたくさん楽しんでいただきたいなと思って、そういう部分もすごく考えています。それを引っ提げて全米ツアーをさせていただくので、いよいよグローバルに活動していくのが今年で、それに向けて今、皆でいろいろ考えて練習している最中です。本当に力がこもっています。

― 展覧会に来る方に向けて一言お願いします。

河野:音声ガイドを聞いて楽しんでもらえたら、作品をただ見るだけではなく、その背景や、「その作品がなぜここにあるのか」「どのように残ってここにあるのか」など、いろいろな歴史とともに味わうことができるので、より作品の良さや楽しみが増えるのではないかなと思います。ぜひ僕の声と一緒に楽しんでもらえたら嬉しいです。

― 最後に、故郷にまつわる仕事をJAMの皆さんもすごく喜んでくれると思うので、メッセージをお願いします。

河野:JAMの皆さん、僕が解説していること難しいから理解できるかな~(笑)?もちろん僕の声もそうですが、作品や展覧会に魅力がたくさん詰まっているので、作品の背景や歴史など、いろいろなことを味わって、奈良県の良さを知っていただけたらなと思います。たくさんの方、たくさんのJAMの皆さんに来ていただきたいです。お願いします!

― ありがとうございました!

取材こぼれ話

画面越しに見る真っ直ぐで飾らない人柄は取材現場でもそのままだ。誰に対してもフランクに接し、瞬時に周りを笑顔にしてしまう姿はまさに太陽。河野が醸し出す温かい空気のおかげで、取材は終始和やかに進んだ。原点である地元・奈良県の思い出から、目を輝かせて語ってくれたラーメンの話まで、たくさんの河野の愛が伝わってきた取材時間。その中でも特に印象的だったのが、JO1、そしてJAMへの想い。メンバーやグループの話をする姿からは、プライベートでも多くの時間を過ごす普段の仲の良さや、JO1としてさらなる高みを目指す熱い情熱を感じた。そして世界へ羽ばたく準備を進めるときでも、日本のJAMを決して置き去りにはしない。ついてきてくれる全ての人を大切にする誠実な姿勢こそが、JO1というグループが多くの人に愛され続ける理由なのだろう。(modelpress編集部)

河野純喜(こうの・じゅんき)プロフィール

1998年1月20日生まれ、奈良県出身。2019年から開催されたサバイバルオーディション番組『PRODUCE 101 JAPAN』において、投票によって選ばれたメンバーで結成されたグローバルボーイズグループ・JO1として2020年3月にデビュー。2022年には『NHK紅白歌合戦』に初出場を果たし、2025年には全6都市8公演を巡る初のワールドツアーと初単独東京ドーム公演を成功させた。2026年には東京ドーム・京セラドーム大阪で『JO1DER SHOW 2026‘EIEN 永縁’』を開催し、7月には初めてとなるバンテリンドームナゴヤ、9月には韓国・ソウルでの追加公演が決定。さらに10月には全米デビュー、そして全5都市で北米ライブツアーが控えている。

河野は圧倒的な歌唱力でグループを引っ張るメインボーカル。近年では真っ直ぐで元気なキャラクターが注目を集め、数多くのバラエティ番組にも出演。6月20日にスタートしたABEMA新作のオリジナルドキュメンタリー番組『CELEB SECRET』では初めてソロでMCを務めており、幅広い活躍を見せている。
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