大森元貴/Mrs. GREEN APPLE「DOME TOUR 2025 “BABEL no TOH”」(C)田中聖太郎写真事務所

【ミセス大森元貴 独占インタビュー】フェーズ3幕開けの楽曲「lulu.」へ込めた思い「とびきり面白い贅沢をしたい」藤澤涼架&若井滉斗とのやり取り・制作裏話<Vol.2>

2026.01.10 18:00

3人組バンド・Mrs. GREEN APPLE(ミセスグリーンアップル)のボーカル・ギターの大森元貴(おおもり・もとき/29)にインタビューを実施。Vol.2では、フェーズ3の幕開けを告げる楽曲「lulu.」(1月12日リリース)に込めた思いと、その制作の裏側について語る。【モデルプレス独占インタビュー/Vol.2】

★1月11日18時には、新たな情報解禁と合わせて続編を更新予定。「lulu.」の制作秘話をより楽しむことのできる内容となっている。

大森元貴、フェーズ3初インタビュー

Mrs. GREEN APPLE(提供写真)
Mrs. GREEN APPLE(提供写真)
フェーズ2の終着点として臨んだ「第67回輝く!日本レコード大賞」、そして「第76回NHK紅白歌合戦」。その大舞台を駆け抜けたMrs. GREEN APPLEは、立ち止まることなく、フェーズ3へと歩みを進めた。インタビューを行ったのは、お茶の間を和やかなムードで包んだ「Mrs. GREEN APPLE 2026年 元日生配信」の直後。これまでの活動を振り返りながら、フェーズ3開幕後初のデジタルシングル「lulu.」(1月12日リリース)に込めた思い、国立競技場4DAYSおよび大阪・ヤンマースタジアム長居でのツアー開催、さらに「DOME TOUR 2025 “BABEL no TOH”」の映画化まで――。新章に突入した今だからこそ語れる、フェーズ3の現在地をたっぷりと聞いた。

大森元貴「lulu.」制作の裏側語る

Mrs. GREEN APPLE「DOME TOUR 2025 “BABEL no TOH”」(C)田中聖太郎写真事務所
Mrs. GREEN APPLE「DOME TOUR 2025 “BABEL no TOH”」(C)田中聖太郎写真事務所
― 「lulu.」はフェーズ3に入って第1弾の曲となります。2025年10月から12月にかけて開催された5大ドームツアー「DOME TOUR 2025 “BABEL no TOH”」の会場で、バビロンの住人に配られた手紙の宛名としても知られています。曲に込めた思いを教えてください。

大森:TOGETHERの力じゃなくて、1人で立って1歩1歩踏みしめている強さ、そこのエネルギーのような部分や、誰しもに訪れる自分の中で踏ん張らなきゃいけない瞬間や自愛のようなものをすごく壮大かつ、ミクロに書けないかというところから始まっています。「GOOD DAY」は奮い立たせてくれる部分がある曲だと思いますが、「lulu.」はもっとノスタルジーな世界観の曲です。過去を振り返ることで力をもらえる瞬間があって、それが同時に前を向くことと同義だったりもする。僕は「lulu.」から温かくて、ノスタルジックなものを感じます。

― 楽曲が完成してから曲名を考えたのでしょうか。

大森:どっちだっただろう…。でも、一見すると「これ、なんだろう」って分からないような歌詞がいいなと思って「ケセラセラ」や「ダーリン」もですが、「lulu.」も耳にポッと入ってきたときに、可愛らしくてすごく軽い響きがあり、どこか愛らしいですよね。そういう親しみがある聴き心地や、口にしたときの心地よさみたいなものがあって、「lulu.」という響きがいいなって思ったことが、最初のきっかけだった気がします。

大森元貴/Mrs. GREEN APPLE「DOME TOUR 2025 “BABEL no TOH”」(C)Jordan Munns
大森元貴/Mrs. GREEN APPLE「DOME TOUR 2025 “BABEL no TOH”」(C)Jordan Munns
― 楽曲を制作する上で、「lulu.」はどこから着想を得たのでしょうか。

大森:まずサウンド的にフックがあって、聴いていて楽しいものを作りたいと思っていました。レコーディングも含めてですけど、昨今って家で全部作れてしまうし、デスクトップミュージックで完結する人たちがほとんどじゃないですか。そういう中でスタジオを使うこと、アンプでギターを鳴らすこと、いろんなことがだんだんと贅沢なものになってきた感覚があります。昔、レコーディングでお世話になっていた場所が、もうなくなっていたり、CDが配信になったり、音楽を制作する上での転換期が来ていると感じていて、でも家で作る時の発想の瞬発力とか、その場で生まれる良さを全部取り込んだ曲にしたいと思っていました。

だから最初の部分はデスクトップミュージックライクな感じで、サビになったら壮大な感じになるような、せっかく贅沢をするならとびきり面白い贅沢をしたいと思って、サウンド部分をいっぱい考えました。フェーズ3として1発目の曲になるので「こういう思考で行きたいから、もっとサウンド的にいろんな発見がなきゃ」「聞いていて楽しくなきゃいけない」と話をしました。

若井滉斗/Mrs. GREEN APPLE「DOME TOUR 2025 “BABEL no TOH”」(C)田中聖太郎写真事務所
若井滉斗/Mrs. GREEN APPLE「DOME TOUR 2025 “BABEL no TOH”」(C)田中聖太郎写真事務所
藤澤涼架/Mrs. GREEN APPLE「DOME TOUR 2025 “BABEL no TOH”」(C)田中聖太郎写真事務所
藤澤涼架/Mrs. GREEN APPLE「DOME TOUR 2025 “BABEL no TOH”」(C)田中聖太郎写真事務所
― 最初は藤澤さんの美しいピアノの旋律から始まって、終盤は若井さんのギターソロもあるなど、2人の見せ場も印象的です。お2人とはどういった会話をしましたか?

大森:サウンドが切り替わる部分は、すごく意識しましたね。制作の段階でも僕がいろいろ手を入れながら若井(滉斗)と一緒に話をして「こういうタッチで弾いてほしい」「こういうイメージなんだ」とやり取りを重ねていきました。藤澤(涼架)ともタッチの話はしましたね。何よりこの曲には「故郷」「ノスタルジー」「懐かしさ」みたいなすごく大きなテーマがありますが、それと同時に個としての自分や、この惑星に生きていることの偉大さみたいなものや、脈々とつながっている歴史や命、そういうイメージを持ってほしいという会話をしました。

(modelpress編集部)

インタビュアー:高田 景太

★「lulu.」が持つもう一つの側面とは

さらに「サウンド的にもフックがあるものを書きたいと思っていたし、そういう意味でも『lulu.』というタイトルや楽曲の方向性は、元々僕らに必要で描きたかった曲」と語った大森。実はこの楽曲には「フェーズ3の幕開け」という意味合いのほかに“もう一つの側面”が。制作の詳しい経緯が明らかとなるインタビュー完全版は1月11日18時更新予定。乞うご期待!
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