【越山敬達インタビュー】「国宝」横浜流星からの言葉で得た気づき 俊介役は「自分とのギャップもありました」
2025.11.22 12:00
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ロングランヒットを続けている映画『国宝』にて、横浜流星演じる大垣俊介の幼少期を演じ、脚光を浴びている俳優の越山敬達(こしやま・けいたつ/16)。モデルプレスでは、出演したファッション&音楽イベント「Rakuten GirlsAward 2025 AUTUMN/WINTER」(以下、ガルアワ/10月18日@千葉・幕張メッセ)の舞台裏でインタビューを実施し、素顔に迫った。
越山敬達、堂々初ランウェイ
人生初のランウェイでは、ハットを使いこなしたクールな姿を披露。圧巻のスタイルで初とは思えないオーラを見せていた。「事前に練習をした際、たくさん意識することがあるんだなと初めて思いましたし、モデルさんって大変だなと思いました。リハーサルでは自分が想像していたよりランウェイが長くて、この長さをどうかっこよく歩くかずっと考えていたんですけど、本番になったらお客さんが入って『敬達!』と呼んでくれる声もあり、気分が上がりました。自分的にはかっこよく歩けたし、全体を通してすごく楽しめました!」
越山敬達、黒川想矢との舞台裏エピソード
同じステージでは、『国宝』で吉沢亮演じる立花喜久雄の幼少期を演じた黒川想矢と共演。舞台裏でのエピソードを明かしてくれた。「数ヶ月ぶりに会ったので『久しぶり』と話して、黒川くんは結構緊張するタイプなので『緊張してる?』と声をかけたり。『国宝』でデコピンをするシーンがあって、本番前に並んでいるときにデコピンをされました(笑)『国宝』の関係性がまだ続いているからかな。同年代で、仲間でありライバルなので、当時を思い出して嬉しかったです!」
越山敬達『国宝』で意識した役作り
2024年に公開された映画『ぼくのお日さま』 では第48回日本アカデミー賞新人俳優賞をはじめ、数多くの新人賞を受賞。『ぼくのお日さま』の撮影時からは、なんと身長が10センチ以上伸びたといい、その成長ぶりには驚きが止まらない。「『国宝』より前の作品はあまり役を作りこまない等身大の役が多かったんですけど、『国宝』では自分が感じたことを活かしつつ、俊介としての気持ちを深堀りしたりと、今までとは違う役へのアプローチの仕方を考えた作品であり、成長する機会をいただけました。自分とのギャップもありましたし、役作りも慣れていなかったので、すごく大変でした。でもそれ以上に歌舞伎の練習も含め、役を作り上げていく時間が楽しかったです」
6月6日に公開された『国宝』の反響は、未だに続いている。
「現場や、学校などで周りから『観たよ』と声をかけてもらいます。自分ですごさを実感できていない部分があったんですけど、周りの皆さんの反響が大きくて、僕のことを広く知ってもらえた作品なんじゃないかなと思います」
越山敬達、同役演じた横浜流星からの言葉
同役を演じ、事務所の先輩でもある横浜を意識せざるを得なかったのでは、と疑問をぶつけてみた。「横浜さんが演じられているシーンは撮影が終わってから観たんですけど、撮影期間中に一度だけ横浜さんと役についてお話させていただく機会を作っていただけて、『子供でも大人でも負けたくないよね』とアドバイスをいただきました。そのとき僕は役との向き合い方をどうしたらいいか悩んでいた時期だったので、喜久雄との関係性の気づきなどを学ばせていただきました。そこで俊介という役への考えが深まったなと思います」
越山敬達の目標
俳優のほか、EBiDAN NEXTでのアーティスト活動やモデルなど幅広く活躍中。最後に今後の目標を聞くとまっすぐに宣言してくれた。「音楽活動や俳優活動、こういったモデルの活動とマルチに活躍していきたいなと思っています。その理想に一番近い存在が佐野勇斗さんで、目標に活動しています!」
(modelpress編集部)
INTERVIEW PHOTO:加藤千雅
越山敬達(こしやま・けいたつ)プロフィール
2009年4月21日生まれ、東京都出身。ドラマや映画で幼少期役の経験を多数積み、2023年、2024年にBS-TBS「天狗の台所シリーズ」にてメインキャストのオン役を演じた。2025年の主な出演作はカンテレ・フジテレビ系「僕達はまだその星の校則を知らない」ほか。映画『愚か者の身分』が公開中。EBiDAN NEXTではBATTLE BOYS全国選抜・第7期の「SAKURA」に決定し、アーティスト活動も行う。
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