“異例の24人組”tripleSを直撃 数多の困難乗り越えた日本単独ライブ裏側に迫る「不安よりも達成感と楽しさが大きい」【インタビュー前編】
2025.08.26 18:00
K-POPガールズグループ最多となる24人のメンバーで構成されるtripleS(トリプルエス)にモデルプレスがインタビュー。前編では、7月に開催した完全体による日本単独ライブ「tripleS A Live 25 in Tokyo」の舞台裏に迫り、メンバー同士の絆を感じるエピソードを聞いた。
tripleS、完全体で日本単独ライブ開催
K-POPの現役女性ユニットでは最多を誇る24人組という話題性とともに、時代の一歩先を行くハイクオリティなサウンドメイクで熱狂的な支持を獲得したtripleS。7月19日~20日には、東京・Kanadevia Hall(旧:TOKYO DOME CITY HALL)で単独コンサート「tripleS A Live 25 in Tokyo」を開催。入念に準備したライブセットと魅力的なパフォーマンスで会場を埋め尽くしたWAV(ファンネーム)を沸かせた。tripleS、24人全員で完成させた日本ライブ
― 改めて、単独コンサート「tripleS A Live 25 in Tokyo」開催おめでとうございます!無事ライブを終えられた心境をお聞かせください。ソヨン:お祝いの言葉をありがとうございます!まず、私たちtripleSのコンサートのために力を尽くしてくださったすべての方々に心から感謝申し上げます。そして、会場に足を運んでくださったWAVの皆さんに、とても感謝していますし、愛しているという気持ちを伝えたいです。私たちを応援してくださるWAVの皆さんと直接会い、一緒に時間を過ごすことで、自分が生きている意味を改めて実感しました。これからもたくさんの時間を共にできるよう、私自身もっと努力していきます!本当にありがとうございます。
コトネ:先に行った韓国のコンサートと日本でのコンサートでは少しステージの構成や前後の幅が異なっていて、リハーサルを行いながら日本のステージに慣れるのが少し大変で心配だったのですが、日本で待ってくれていたWAVの皆さんの反応や掛け声が最初の1曲目からとても大きく聞こえて、心配していたことを忘れるほど楽しくコンサートを行うことができました。
ニエン:久しぶりに日本のWAVの皆さんと近くで会って、ステージに立つことができて本当に幸せでした!そして、楽屋には美味しいものもたくさん用意してくださっていて、今回のコンサートは素敵な思い出がたくさんできた気がします!
― 準備をする中で特に大変だったこと、難しかったことはありますか?
ヘリン:やはり24人でステージを揃えて、トラブルなく公演をこなすのは簡単ではありません。ですが、メンバーも24人で音楽番組の活動などの経験があるので、だんだんそれぞれコツをつかんできたように感じます。そして、みんなで素早く合わせなければいけないときは、誰かが話すときにしっかり集中して聞き、必要最低限のことだけ伝えて合わせるようにしています!
ソヒョン:24人の完全体としてステージに立つコンサートは今回が初めてだったので、準備の過程で多くの悩みがありました。特に舞台装置やさまざまな小道具を使って多彩な演出を試みたため、一人でも動線や小道具でミスがあると全体の公演に影響が出ることが一番気を遣った点だと思います。しかし、メンバー同士でアイデアを共有しながらより良い方向を一緒に探し、繰り返し練習して息を合わせたおかげで、不安よりも達成感と楽しさが大きいステージを完成させることができました。
― ライブを通じ“これぞtripleS”と感じたような裏話があれば教えてください。
チェヨン:ステージに立つと、観客の皆さんはセンター、上手、下手に分かれて観覧されるじゃないですか。私は来てくださったすべての方と目を合わせて、交流して、自分の姿をお見せしたいと思っているんです。でも、どうしても見落としてしまう部分もあるかもしれませんよね…。そんなとき、反対側を見ると、他のメンバーがその場をカバーしてくれているんです。ステージ全体を見渡すと、24人のメンバーがそれぞれの場所で、自分のポジションを守りつつ、空いているところを自然に埋めていて。そうやって大きなステージが完成されていくんですよね。その光景を見て一つになっている気がして「やっぱりtripleSだな」と思いました。
ユヨン:公演の準備でマイクチェックをしたり、一列にずらっと並んだりしたとき、いつも終わりが見えなくて「ああ、やっぱりtripleSだな!」と思うことがたくさんあります。「Colorful」という曲で、一列に並んで踊る振り付けがあるのですが、そのときステージの端から端までメンバーがいるということが面白いです。
tripleSの“悲しみを乗り越えた方法”
― 4月にリリースした「Girls Never Die -Japanese Ver.-」の歌詞では、困難に負けず夢に向かって進み続ける決意が込められています。壁にぶつかって悩んでいるモデルプレスの読者に向けて、皆さんの“悲しみを乗り越えた方法”を教えてください。カエデ:活動をしながら当然楽しいこと幸せなこと以外にも辛いことがたくさんあるのですが、そんなときメンバーが悩み事を聞いてくれたり、アドバイスをくれたりとどんなときでも寄り添ってくれたことで力になるし辛い困難を乗り越えられたと思います!
ナギョン:私は「苦労の果てに楽しみが来る (고생 끝에 낙이 온다)」という言葉を信じています。困難にぶつかって辛い思いをした後は、いつも物事がうまくいった気がします。だから、辛いときほど「またきっと良いことが起こるはず」と思うようにしています!
ハヨン:私は歌を聴くときに歌詞の意味を深く考えながら聴くタイプなのですが、「Girls Never Die」の活動では歌詞を思い浮かべながら、疲れたときに元気をもらっていました。今年、日本語バージョンをリリースするにあたって、韓国語と日本語の歌詞の意味の違いについても考え、改めて歌詞に集中するようになりました。韓国語でも日本語でもたくさんの方に力を与えることができる本当に素敵な歌詞だと思いました!
日本選抜ユニットtripleS ∞!の理想像
― 日本選抜ユニットtripleS ∞!(トリプルエスハッチ!)は、10月に1st EP「SecretHimitsuBimil」のリリースを控えていますが、楽曲の注目ポイントを教えてください。マユ:今回のリード曲は、前回のデビュー曲「アンタイトル」の落ち着いたかっこいい雰囲気とはまたガラッと変わった明るく元気な可愛い曲となっています。今回のアルバムが全体的に今の若者の方々が使うような可愛い言葉が歌詞に取り入れられていて、お洒落で可愛いアルバムとなっています。またその中でも、tripleSらしさを一貫した「自分らしさ」を伝えてくれるメッセージも多いので、それもまたポイントかなと思います!
スミン:今回のアルバムで一番注目してほしいポイントは、やはりリード曲ではないかなと思います!特に、歌詞が気に入っていて、振り付けも歌詞をよく表現しているのでぜひ注目して見てください!楽しみに待っていてほしいです!
― tripleS ∞!のユニットとしての理想像は?
コトネ:tripleSの初めての日本ユニットである∞!に選ばれたときは、自分の故郷である日本で活動できることが嬉しい反面、また1から始めることに対する不安などがありました。今はtripleS 24人を代表して日本でもっと知名度を上げられるように責任感を持って活動して、日本のWAVの方たちともっとコミュニケーションをとれるような、もっと存在を近くに感じられるユニットになれたらいいなと思っています。
チェウォン:tripleSの初めての日本ユニットということで、日本で「K-POPといえばこのグループ!」と思ってもらえるような存在になりたいです!今回のEPもメンバーと一緒に一生懸命準備しているので、ぜひ楽しみにしていてください!
★インタビュー後編では、夢を叶える秘訣や他グループからの刺激、24人ならではの強みを語ってもらった。
tripleSプロフィール
24人のメンバーで構成されるMODHAUS所属のガールズグループ。「全ての可能性のアイドル」をスローガンにしている。10月1日には、tripleS ∞!による1st EP「SecretHimitsuBimil」のリリースを控える。(modelpress編集部)[PR]提供元:株式会社ソニー・ミュージックレーベルズ
INTERVIEW PHOTO:加藤千雅
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