CROWN HEAD、橋本環奈ドラマOP抜擢から続く快進撃 伊澤彩織も惚れたバンドの魅力とは?<コラボインタビュー>
2025.08.29 19:30
2025年3月に結成され、5月には橋本環奈主演ドラマのオープニングテーマ「Hidden」で鮮烈なデビューを飾った4人組ロックバンド・CROWN HEAD(クラウンヘッド)。7月3日には早くも2ndシングル「鬼灯」をリリースし、MVではスタントパフォーマー・女優の伊澤彩織との共演が実現するなど、まさに快進撃を続けている。
今回モデルプレスは、CROWN HEADのメンバー4人と伊澤にインタビューを実施。デビューから躍進するバンドの裏側や強み、異色のコラボが生まれたきっかけまで語ってもらった。
歌唱や楽器演奏はもちろん、作詞作曲、編曲、SNSを使った企画や動画投稿など、各々が得意領域を活かしながら日々活動している。
メンバー個々のスキルと発信力を武器に、結成直後からドラマのタイアップに起用されシーンの最前線に躍り出た。
Tasuku:ドラムのTasukuです。僕の強みはSNSですね。2年前に“英語で海外の人と会話する”って内容で動画投稿を始めてから、今では総フォワー数が40万人を超えました。SNSでバズらせるのも得意で、最近だと僕たちの楽曲「Cheese」をドッキリ演奏して知らない人に聞かせるという企画が、総再生数100万回を達成しました。この経験をバンド活動に活かせたらと思っています。
Moto:ボーカルのMotoです。僕は、いわゆるロックバンドのボーカルっぽくない、柔らかい声質が強みかなと思います。Tasukuが書く歌詞とはまた違う視点から、作詞できることも強みです。
hiroto:ギターのhirotoです。自分はこれまでギターひと筋で活動してきました。バンドではトラックメイクもしますが、やっぱりギターを弾くことが一番の強みです。あとはサッカーゲームが得意で、今ランキングで世界上位0.1%に入っています!
Moto:いや、hirotoゲーム弱いけどね。
Tasuku:弱いとか言ってますけど、Motoはいつも手も足も出なくて泣いています(笑)。
Lumel:ベース・ボーカルのLumelです。僕はプロデューサー、アレンジャー、エンジニア、トップライナーとしても活動しているのでマルチに動ける点が強みです。
伊澤:リコーダー担当の伊澤彩織です。
一同:いやいや(笑)。
伊澤:というのは冗談で、私はスタント出身で現在は俳優活動やアクションコーディネートをしながら、アクションでできる表現の幅を色々と実験しています!
― 伊澤さんとは今回初共演なのに、すでに仲の良さが伝わりました!そもそもCROWN HEADの皆さんも結成されたばかりですよね。しかもデビュー曲がいきなりドラマのオープニングテーマに抜擢されましたが、当時のお気持ちはいかがでしたか?
hiroto:実は元々Tasuku、Lumel、僕の3人で音楽活動をやっていて、そこにメインボーカルとしてMotoが加わる形でCROWN HEADができました。僕らは結成と同時にいきなりデビューしたという印象だと思うのですが、ここに至るまでには本当に色々なことがあって。デビューもタイアップ起用も、様々な方の協力があっていただいたお話なので率直に嬉しかったですし、このメンバーで実現できて本当に良かったなと思えた瞬間でした。
Moto:タイアップのお話をいただいた当時僕はまだ上京する前で、どこか自分事に思えず「へえ~」って感じで。実感が湧かなかったのが正直なところです。でも、東京でメンバーと活動を始めて歌っていく中でだんだんと実感しました。ドラマの初回放送はみんなで観たのですが、オープニングが流れたときは驚きと感動で何も言葉が出てこなくて…。動画撮影を同時にしていたので「わー!」っていうリアクションを取るべきだったなと思いました(笑)。
Lumel:そうなんだよ。でも無理だったね。
― Tasukuさんもすごく頷かれてますが、自分たちのデビュー曲がテレビで流れるのはきっと感慨深いですよね。
Tasuku:本当にそうですね。「Hidden」は僕とLumelが共同で作った楽曲なんですけど、主人公の葛藤や迷いを爽快に突き抜けるような高音のサビが特徴の曲に仕上げました。Motoなら普段考えないような突き抜けるメロディーになっていて、それが逆に味になったというか。ドラマにも合っていたし、僕たちの良いデビュー曲になったのかなと思います。
― 周囲からの反響も大きかったのでは?
Tasuku:周りからすごく驚かれました。僕のSNSでデビューを知ったカナダの友人からも「What's going on?」「TV Show!?」と連絡が来て、みんなびっくりしていましたね。
Tasuku:アニメは主人公が信頼していた仲間に裏切られ、全てを失うところから始まるんです。僕たち自身も一度全てを失った経験があるので、そこから憎しみを抱えながらも這い上がっていくストーリーが「まるで自分たちのようだな」と思って。自分たちがその時に感じた憎しみや悲しみを乗り越えて作ったのが「鬼灯」なので、物語と自分たちの人生がリンクした本当に意味のある1曲になりました。
― 実際の経験から生まれた感情が、楽曲の核となっているんですね。制作にあたって、メンバー間ではどんなやり取りがありましたか?
Lumel:最初にTasukuから「鬼灯」というテーマを聞いて、hirotoがそのイメージ通りのギターフレーズを送ってきてくれました。そこから僕が形にして、Motoとどうパート分けをすれば歌詞のダイナミクスがより表現できるかなど、みんなで話し合いながら作りました。ハモリにもかなり力を入れています!
hiroto:「鬼灯」はMotoが入る前から楽曲の土台はあったんです。その段階でタイアップに選んでいただいて、さらにアニメの世界観に合うようにブラッシュアップしていったよね。そのあたりでMotoが正式に加入して、彼とLumelのツインボーカルのバランスを取ることで、さらに楽曲のイメージを広げていくことができました。
Moto:この曲はダークでエモーショナルな激しさがありますが、そこで声質の違うLumelと僕の声が良いグラデーションを生んでいて、ツインボーカルだからこそ表現できる魅力ある曲になったと思います。
― 伊澤さんは「鬼灯」を聴いてどんな印象を受けたか教えてください。
伊澤:最初に聴いた時から、疾走感のあるリズムと個人の中の葛藤や人との対立といったものが、自分がMVの中で戦うイメージとすぐにつながりました。また、ちょうどその頃「自信のなさ」について考えていたんですよ。自信がないことの対義語は、「自信があること」じゃなくて「自信を出さざるを得ない状況」なんじゃないか、と。人前で何かを表現する時に少し自分を偽ってしまう感覚が、歌詞の世界観とすごく通ずるなと感じました。
Tasuku:僕が伊澤さん主演の映画で彼女の存在を知って、SNSで相互フォローしていただいたのがきっかけです。その1年後くらいに「鬼灯」のMVでアクションシーンを入れたいとなったので、伊澤さんに映画のように「敵をぶっ倒してほしい」と思ってご連絡しました(笑)。
伊澤:連絡をいただいて「ぜひ!」とお答えしました。曲を「戦い」のイメージに持っていきたいという構想の段階で私を呼んでいただけたのは、すごく嬉しかったです。
― 伊澤さんから見たCROWN HEADの皆さんの印象はどうでしたか?
伊澤:皆さんすごく明るくて、初めてお会いしたときも温かく迎えてくださって。みんな仲がいいからこそ掛け合いのスピードも早くて、聞いていて心地良い!年齢が近いこともあって、すぐに打ち解けられましたね。今日も1日取材でご一緒して、「何の映画が1番好き?」とか他愛もないことを話してました。もはや自分もメンバーなんじゃないか?と錯覚したくらいです(笑)。
hiroto:もうメンバーですよ!
Tasuku:仲間だし、姉弟(きょうだい)!
一同:姉弟(笑)?
伊澤:本当に嬉しい。SNSで拝見する仲の良さも素敵で、お会いしてより好きになりました。
― 撮影で印象に残っていることを教えてください。
hiroto:やっぱり伊澤さんのシーンです。僕たちの演奏シーンを撮った後に、伊澤さんたちの殺陣の撮影を見学させていただいたんですが、もう凄すぎてぶっ飛びました!回し蹴りも最高にかっこよくて、映画の撮影現場を見ているような感覚でした。
Tasuku:スタントマンの方が空中でくるって回って、本当に吹っ飛んでいたんですよ。人ってあんな風に回るんだって、びっくりしました。
伊澤:ありがとうございます。自分が日常生活で抱えた怒りや憎しみの発散場所がアクションしかなくて、今回のMVでもかなり発散させてもらいました。現場にいる方たちに楽しんでもらえてよかった。
― 伊澤さんはメンバーの皆さんに撮影を見守られる中で、心がけていたことはありましたか?
伊澤:ただ単に自分がかっこよく映るだけにはしたくなくて。皆さんの演奏シーンを見たとき、すごく情熱的なエネルギーを感じたんです。4人が集合体になったエネルギーをさらに細分化した「ベタ」(※熱帯魚)が私、みたいな。皆さんの“分身”であり“細胞”である、というイメージでアクションに臨みました。MVだからこそできる映像表現で、面白い作品に関わらせていただけて光栄です。
一同:おぉ~!
― 実際に完成したMVを見て、いかがでしたか?
Moto:生で見たアクションもすごかったですが、MVではカメラワークやエフェクトが加わってさらに躍動感が増していました。より洗練されていて、感動しましたね。
Tasuku:度肝を抜かれました!
Tasuku:ひとつ言えるのは、やり続けることです。僕はコロナ禍で一度バンドマンになる夢を諦めたことがあって。そのときに、「ほかに自分にできることは何だろう」と考えて英語を使ったSNSでの活動を始めました。それが巡り巡って、バンドマンになる夢を叶えることに繋がったんですよね。今見たら自分のYouTubeチャンネルには1500本の動画が上がっていて、続けたからこそ今回のチャンスや伊澤さんとの出会いがあったんだなって。だから自分の信念を貫いて、やり続けてください。
Moto:最近思っているのは、全部諦めないこと。僕はこれまで、やりたいことでも人に譲って引くことが多かったんです。でも、まだ始まってもないのに諦めるのってすごくもったいないし、自分で自分の可能性を摘んでしまっていることだと気づきました。もしチャレンジしてみてダメだったとしても、戦っている人は他の人のことを笑わないし、もちろんこのメンバーは誰も人の挑戦や失敗を笑わないと信じているから、今は全部にチャレンジできています。
hiroto:心がけているのは、色々なところで自分の人間性を知ってもらうことと、人との繋がりや関係性を大切にすることです。色々な人とコミュニケーションを取る中で得られるインプットが、自分のアウトプットに繋がっていくし、人との関係値が自分を夢に近づけてくれると実感することもあって。コミュニケーションを積極的に取ることが個人的には夢を叶える秘訣になっている気がしています。
Lumel:楽しさと感謝の気持ちを失わないように生きています。例えばメンバーとライブするのはすごく楽しいし、ライブができることに感謝しています。そうすると、辛いときでも「これをやるのは楽しい」と思えることがあれば頑張れるし、続けられるし、成長できる。そうやって一歩ずつ進んでいくことが、夢に近づく道だと信じています。
伊澤:皆さんが言ったことに加えて、何より「誠実でいること」だと思います。周りからバカだと思われるくらい、自分の好きなことと誠実に向き合えるかどうか。エキストラの方に教えてもらったんですけど、私は選択をするときに、恋愛で大事な「タイミング、フィーリング、ハプニング」の3つの“ing”を意識しています。どっちの方向に行こうかってなった時に、この3つを大事にしながら面白い方に進んでいったら、人生もどんどん面白くなっていきました。だから3つの“ing”を大事にしてみてください!
― 素敵なお話、ありがとうございました!
撮影:加藤千雅
闇、光、痛みや色気なども巧みに表現し、あらゆるジャンルを歌いこなすボーカリスト。弾き語り動画を投稿するなどSNSでも活動中。2025年3月からはドラム担当・TasukuのYouTubeチャンネルにも登場している。
・Dr. Tasuku / たすまる。(たすく)
インターナショナルスクールやカナダの高校を経て洗足音楽大学を卒業後、ドラマー、インフルエンサー、作詞家、クリエイターとしてマルチに活動。CROWN HEADの全楽曲の作詞を手掛ける。
・Gt. hiroto(ひろと)
11歳でギターを始め、都内の音楽専門学校やロサンゼルスで腕を磨く。ロックをルーツに持ちつつ、ジャンルを問わない幅広い演奏スタイルが持ち味。バンド活動をメインに、サポートやレコーディング、ギターアレンジなど多岐にわたり活動中。
・Ba / Vo.Lumel(るめる)
ベーシスト、音楽プロデューサー、シンガーソングライター。バンド「COPES」のメンバーとしての活動を経て、現在は東京を拠点にアーティストとプロデューサーを並行して活動中。向井太一をはじめ、数多くの楽曲プロデュースを手掛ける。
日韓混合の4人組バンド・CROWN HEADとは?
CROWN HEADは、日本出身のボーカル・Moto、ドラム・Tasuku、ギター・hiroto、そして韓国出身のベース/ボーカル・Lumelの4人で今年3月に結成。歌唱や楽器演奏はもちろん、作詞作曲、編曲、SNSを使った企画や動画投稿など、各々が得意領域を活かしながら日々活動している。
メンバー個々のスキルと発信力を武器に、結成直後からドラマのタイアップに起用されシーンの最前線に躍り出た。
CROWN HEADが明かす、デビュー当時の心境「本当に色々なことがあって」
― 皆様モデルプレス初登場ということで、まずは自己紹介とご自身の強みを教えてください!Tasuku:ドラムのTasukuです。僕の強みはSNSですね。2年前に“英語で海外の人と会話する”って内容で動画投稿を始めてから、今では総フォワー数が40万人を超えました。SNSでバズらせるのも得意で、最近だと僕たちの楽曲「Cheese」をドッキリ演奏して知らない人に聞かせるという企画が、総再生数100万回を達成しました。この経験をバンド活動に活かせたらと思っています。
Moto:ボーカルのMotoです。僕は、いわゆるロックバンドのボーカルっぽくない、柔らかい声質が強みかなと思います。Tasukuが書く歌詞とはまた違う視点から、作詞できることも強みです。
hiroto:ギターのhirotoです。自分はこれまでギターひと筋で活動してきました。バンドではトラックメイクもしますが、やっぱりギターを弾くことが一番の強みです。あとはサッカーゲームが得意で、今ランキングで世界上位0.1%に入っています!
Moto:いや、hirotoゲーム弱いけどね。
Tasuku:弱いとか言ってますけど、Motoはいつも手も足も出なくて泣いています(笑)。
Lumel:ベース・ボーカルのLumelです。僕はプロデューサー、アレンジャー、エンジニア、トップライナーとしても活動しているのでマルチに動ける点が強みです。
伊澤:リコーダー担当の伊澤彩織です。
一同:いやいや(笑)。
伊澤:というのは冗談で、私はスタント出身で現在は俳優活動やアクションコーディネートをしながら、アクションでできる表現の幅を色々と実験しています!
― 伊澤さんとは今回初共演なのに、すでに仲の良さが伝わりました!そもそもCROWN HEADの皆さんも結成されたばかりですよね。しかもデビュー曲がいきなりドラマのオープニングテーマに抜擢されましたが、当時のお気持ちはいかがでしたか?
hiroto:実は元々Tasuku、Lumel、僕の3人で音楽活動をやっていて、そこにメインボーカルとしてMotoが加わる形でCROWN HEADができました。僕らは結成と同時にいきなりデビューしたという印象だと思うのですが、ここに至るまでには本当に色々なことがあって。デビューもタイアップ起用も、様々な方の協力があっていただいたお話なので率直に嬉しかったですし、このメンバーで実現できて本当に良かったなと思えた瞬間でした。
Moto:タイアップのお話をいただいた当時僕はまだ上京する前で、どこか自分事に思えず「へえ~」って感じで。実感が湧かなかったのが正直なところです。でも、東京でメンバーと活動を始めて歌っていく中でだんだんと実感しました。ドラマの初回放送はみんなで観たのですが、オープニングが流れたときは驚きと感動で何も言葉が出てこなくて…。動画撮影を同時にしていたので「わー!」っていうリアクションを取るべきだったなと思いました(笑)。
Lumel:そうなんだよ。でも無理だったね。
― Tasukuさんもすごく頷かれてますが、自分たちのデビュー曲がテレビで流れるのはきっと感慨深いですよね。
Tasuku:本当にそうですね。「Hidden」は僕とLumelが共同で作った楽曲なんですけど、主人公の葛藤や迷いを爽快に突き抜けるような高音のサビが特徴の曲に仕上げました。Motoなら普段考えないような突き抜けるメロディーになっていて、それが逆に味になったというか。ドラマにも合っていたし、僕たちの良いデビュー曲になったのかなと思います。
― 周囲からの反響も大きかったのでは?
Tasuku:周りからすごく驚かれました。僕のSNSでデビューを知ったカナダの友人からも「What's going on?」「TV Show!?」と連絡が来て、みんなびっくりしていましたね。
「鬼灯」に伊澤彩織も共鳴“歌詞の世界観と通ずる”
― では、7月に出された楽曲「鬼灯」について伺っていきます。TVアニメ「転生宗主の覇道譚 〜すべてを呑みこむサカナと這い上がる〜」のオープニング主題歌に起用されていますが、どんな曲に仕上がりましたか?Tasuku:アニメは主人公が信頼していた仲間に裏切られ、全てを失うところから始まるんです。僕たち自身も一度全てを失った経験があるので、そこから憎しみを抱えながらも這い上がっていくストーリーが「まるで自分たちのようだな」と思って。自分たちがその時に感じた憎しみや悲しみを乗り越えて作ったのが「鬼灯」なので、物語と自分たちの人生がリンクした本当に意味のある1曲になりました。
― 実際の経験から生まれた感情が、楽曲の核となっているんですね。制作にあたって、メンバー間ではどんなやり取りがありましたか?
Lumel:最初にTasukuから「鬼灯」というテーマを聞いて、hirotoがそのイメージ通りのギターフレーズを送ってきてくれました。そこから僕が形にして、Motoとどうパート分けをすれば歌詞のダイナミクスがより表現できるかなど、みんなで話し合いながら作りました。ハモリにもかなり力を入れています!
hiroto:「鬼灯」はMotoが入る前から楽曲の土台はあったんです。その段階でタイアップに選んでいただいて、さらにアニメの世界観に合うようにブラッシュアップしていったよね。そのあたりでMotoが正式に加入して、彼とLumelのツインボーカルのバランスを取ることで、さらに楽曲のイメージを広げていくことができました。
Moto:この曲はダークでエモーショナルな激しさがありますが、そこで声質の違うLumelと僕の声が良いグラデーションを生んでいて、ツインボーカルだからこそ表現できる魅力ある曲になったと思います。
― 伊澤さんは「鬼灯」を聴いてどんな印象を受けたか教えてください。
伊澤:最初に聴いた時から、疾走感のあるリズムと個人の中の葛藤や人との対立といったものが、自分がMVの中で戦うイメージとすぐにつながりました。また、ちょうどその頃「自信のなさ」について考えていたんですよ。自信がないことの対義語は、「自信があること」じゃなくて「自信を出さざるを得ない状況」なんじゃないか、と。人前で何かを表現する時に少し自分を偽ってしまう感覚が、歌詞の世界観とすごく通ずるなと感じました。
伊澤彩織、MV撮影でアクション連発にメンバー驚愕
― 楽曲のテーマと共鳴したからこそ、MVでの圧巻のパフォーマンスに繋がったんですね。そもそもどのようなきっかけで今回の共演実現に?Tasuku:僕が伊澤さん主演の映画で彼女の存在を知って、SNSで相互フォローしていただいたのがきっかけです。その1年後くらいに「鬼灯」のMVでアクションシーンを入れたいとなったので、伊澤さんに映画のように「敵をぶっ倒してほしい」と思ってご連絡しました(笑)。
伊澤:連絡をいただいて「ぜひ!」とお答えしました。曲を「戦い」のイメージに持っていきたいという構想の段階で私を呼んでいただけたのは、すごく嬉しかったです。
― 伊澤さんから見たCROWN HEADの皆さんの印象はどうでしたか?
伊澤:皆さんすごく明るくて、初めてお会いしたときも温かく迎えてくださって。みんな仲がいいからこそ掛け合いのスピードも早くて、聞いていて心地良い!年齢が近いこともあって、すぐに打ち解けられましたね。今日も1日取材でご一緒して、「何の映画が1番好き?」とか他愛もないことを話してました。もはや自分もメンバーなんじゃないか?と錯覚したくらいです(笑)。
hiroto:もうメンバーですよ!
Tasuku:仲間だし、姉弟(きょうだい)!
一同:姉弟(笑)?
伊澤:本当に嬉しい。SNSで拝見する仲の良さも素敵で、お会いしてより好きになりました。
― 撮影で印象に残っていることを教えてください。
hiroto:やっぱり伊澤さんのシーンです。僕たちの演奏シーンを撮った後に、伊澤さんたちの殺陣の撮影を見学させていただいたんですが、もう凄すぎてぶっ飛びました!回し蹴りも最高にかっこよくて、映画の撮影現場を見ているような感覚でした。
Tasuku:スタントマンの方が空中でくるって回って、本当に吹っ飛んでいたんですよ。人ってあんな風に回るんだって、びっくりしました。
伊澤:ありがとうございます。自分が日常生活で抱えた怒りや憎しみの発散場所がアクションしかなくて、今回のMVでもかなり発散させてもらいました。現場にいる方たちに楽しんでもらえてよかった。
― 伊澤さんはメンバーの皆さんに撮影を見守られる中で、心がけていたことはありましたか?
伊澤:ただ単に自分がかっこよく映るだけにはしたくなくて。皆さんの演奏シーンを見たとき、すごく情熱的なエネルギーを感じたんです。4人が集合体になったエネルギーをさらに細分化した「ベタ」(※熱帯魚)が私、みたいな。皆さんの“分身”であり“細胞”である、というイメージでアクションに臨みました。MVだからこそできる映像表現で、面白い作品に関わらせていただけて光栄です。
一同:おぉ~!
― 実際に完成したMVを見て、いかがでしたか?
Moto:生で見たアクションもすごかったですが、MVではカメラワークやエフェクトが加わってさらに躍動感が増していました。より洗練されていて、感動しましたね。
Tasuku:度肝を抜かれました!
CROWN HEAD&伊澤彩織の「夢を叶える秘訣」
― 最後に、夢を追いかけている読者に向けて、ご自身の「夢を叶える秘訣」を教えてください。Tasuku:ひとつ言えるのは、やり続けることです。僕はコロナ禍で一度バンドマンになる夢を諦めたことがあって。そのときに、「ほかに自分にできることは何だろう」と考えて英語を使ったSNSでの活動を始めました。それが巡り巡って、バンドマンになる夢を叶えることに繋がったんですよね。今見たら自分のYouTubeチャンネルには1500本の動画が上がっていて、続けたからこそ今回のチャンスや伊澤さんとの出会いがあったんだなって。だから自分の信念を貫いて、やり続けてください。
Moto:最近思っているのは、全部諦めないこと。僕はこれまで、やりたいことでも人に譲って引くことが多かったんです。でも、まだ始まってもないのに諦めるのってすごくもったいないし、自分で自分の可能性を摘んでしまっていることだと気づきました。もしチャレンジしてみてダメだったとしても、戦っている人は他の人のことを笑わないし、もちろんこのメンバーは誰も人の挑戦や失敗を笑わないと信じているから、今は全部にチャレンジできています。
hiroto:心がけているのは、色々なところで自分の人間性を知ってもらうことと、人との繋がりや関係性を大切にすることです。色々な人とコミュニケーションを取る中で得られるインプットが、自分のアウトプットに繋がっていくし、人との関係値が自分を夢に近づけてくれると実感することもあって。コミュニケーションを積極的に取ることが個人的には夢を叶える秘訣になっている気がしています。
Lumel:楽しさと感謝の気持ちを失わないように生きています。例えばメンバーとライブするのはすごく楽しいし、ライブができることに感謝しています。そうすると、辛いときでも「これをやるのは楽しい」と思えることがあれば頑張れるし、続けられるし、成長できる。そうやって一歩ずつ進んでいくことが、夢に近づく道だと信じています。
伊澤:皆さんが言ったことに加えて、何より「誠実でいること」だと思います。周りからバカだと思われるくらい、自分の好きなことと誠実に向き合えるかどうか。エキストラの方に教えてもらったんですけど、私は選択をするときに、恋愛で大事な「タイミング、フィーリング、ハプニング」の3つの“ing”を意識しています。どっちの方向に行こうかってなった時に、この3つを大事にしながら面白い方に進んでいったら、人生もどんどん面白くなっていきました。だから3つの“ing”を大事にしてみてください!
― 素敵なお話、ありがとうございました!
CROWN HEADの音楽に共鳴し生まれた作品
インタビュー中、絶えず笑顔とユーモアのある掛け合いを見せてくれたCROWN HEADのメンバーたち。そして、彼らの熱量に共鳴し、身体一つで楽曲の世界観を拡張させた伊澤。今回の作品は、それぞれの場所で表現を突き詰める彼らが交わったことで生まれた。夢に向かう彼らの誠実な言葉と眼差しから、これからの更なる飛躍を確信させられた。(modelpress編集部)[PR]提供元:ユニバーサル ミュージック合同会社撮影:加藤千雅
CROWN HEAD(クラウンヘッド)プロフィール
・Vo. Moto(もと)闇、光、痛みや色気なども巧みに表現し、あらゆるジャンルを歌いこなすボーカリスト。弾き語り動画を投稿するなどSNSでも活動中。2025年3月からはドラム担当・TasukuのYouTubeチャンネルにも登場している。
・Dr. Tasuku / たすまる。(たすく)
インターナショナルスクールやカナダの高校を経て洗足音楽大学を卒業後、ドラマー、インフルエンサー、作詞家、クリエイターとしてマルチに活動。CROWN HEADの全楽曲の作詞を手掛ける。
・Gt. hiroto(ひろと)
11歳でギターを始め、都内の音楽専門学校やロサンゼルスで腕を磨く。ロックをルーツに持ちつつ、ジャンルを問わない幅広い演奏スタイルが持ち味。バンド活動をメインに、サポートやレコーディング、ギターアレンジなど多岐にわたり活動中。
・Ba / Vo.Lumel(るめる)
ベーシスト、音楽プロデューサー、シンガーソングライター。バンド「COPES」のメンバーとしての活動を経て、現在は東京を拠点にアーティストとプロデューサーを並行して活動中。向井太一をはじめ、数多くの楽曲プロデュースを手掛ける。
伊澤彩織(いざわ・さおり)プロフィール
1994年2月16日生まれ。俳優、スタントパフォーマー。映画『ベイビーわるきゅーれ』シリーズで主演を務め、ドラマ化、漫画化まで続くヒット作に。ラジオ『Artistspoken』のパーソナリティを務めるほか、アクションコーディネーターとしても幅広く活動している。関連記事
「インタビュー」カテゴリーの最新記事
-
【PR】アンミカ、“セルフもいいかも!”ポジティブ白髪ケア方法とは 「セルフカラーで白髪を染め、可愛がろう」<インタビュー>ホーユー株式会社
-
「イッテQ!」新メンバー候補生で話題“きゃすみる”辻加純、ヘアカラーチェンジ報告「大人っぽい」「新鮮」の声モデルプレス
-
約800人から主演抜擢・原田琥之佑、高良健吾からの嬉しかった言葉「何気ない一言だったかもしれません」再共演でハイタッチしたエピソードも明かす【注目の人物】モデルプレス
-
「恋オオカミ」りゅうと、億バズ歌手とのコラボで刺激 Popteenモデル・「ZIP!」リポーター…マルチな活躍の裏で葛藤も 乗り越えられた理由とは【インタビュー】モデルプレス
-
【PR】蒼井翔太&七海ひろき、奇跡のコラボ実現「15秒で泣いた」ソロ曲カバー秘話とは<「METEORA」インタビュー>キングレコード株式会社
-
「あんぱん」健ちゃん役・高橋文哉、北村匠海&大森元貴との撮影で感じた悔しさ 鍛えられた博多弁でのアドリブ【インタビューVol.3】モデルプレス
-
「あんぱん」健ちゃん役・高橋文哉、メイコ(原菜乃華)に恋心を抱いた瞬間は?「僕の中では細かく決めていましたが」【インタビューVol.2】モデルプレス
-
「あんぱん」健ちゃん役・高橋文哉、50代・博多弁…初めてづくしの役作り デビュー5周年で掴んだ念願朝ドラへの思い【インタビューVol.1】モデルプレス
-
【PR】tripleS、他グループからの刺激・24人だけの“武器”を分析「支え合っている」会ってみたい日本アーティストは?【インタビュー後編】株式会社ソニー・ミュージックレーベルズ