モデルプレスのインタビューに応じた宮武颯(C)モデルプレス

WILD BLUE宮武颯、オーディション番組出演後は車屋で仕事 デビューまでの道のり語る「心のどこかで諦めきれず」【インタビュー連載Vol.1】

2024.09.29 18:00

9月6日にデビューした5人組ボーイズグループ・WILD BLUE(ワイルドブルー)。デビューを記念したソロインタビュー連載Vol.1にはサブリーダーを務める宮武颯(みやたけ・はやて/23)が登場。

WILD BLUE、インタビュー連載スタート

WILD BLUE/(左から)鈴川直弥、池田優斗、山下幸輝、宮武颯、鈴陽向(C)モデルプレス
WILD BLUE/(左から)鈴川直弥、池田優斗、山下幸輝、宮武颯、鈴陽向(C)モデルプレス
山下幸輝(リーダー)、宮武、鈴川直弥、池田優斗、鈴陽向からなるWILD BLUEは、「心の赴くままに生きる勇気をくれるグループ」をコンセプトに結成された5人組ボーイズグループ。グループ名には「無限に広がる青空」という意味が込められており、グローバルで活躍できるボーイズグループを目指し、様々なアーティスト活動を行っていく。9月6日に1st Digital Single「WILD BLUE」でデビューを果たし、同月27日には2nd Digital Single「First Light」をリリース。11月11日には神奈川・パシフィコ横浜 国立大ホールにて、WILD BLUE DEBUT SHOWCASE [The First Light]の開催を控えている。

宮武颯、アーティスト目指したきっかけ

宮武颯(C)モデルプレス
宮武颯(C)モデルプレス
― グループのSNSでは、結成発表後にメンバーそれぞれがアーティストを目指すまでの物語が公開されました。改めてWILD BLUEとしてデビューするまでの経緯を教えてください。

宮武:高校3年生のときに初めてクラスの子たちとダンスを覚えて文化祭でパフォーマンスしたことがきっかけで、僕も含めて全員未経験でしたが、人前でダンスする楽しさを知りました。卒業後は就職する人が多い高校だったのですが、(進路希望の)紙を出さなければいけないタイミングで、就職を辞めたんです。アーティストへの夢を貫いたことが第一の行動でした。

宮武颯、オーディション参加後に一度諦めた夢

― オーディション番組への出演経験もあり、ファンの方がたくさんいらっしゃると思いますが、今回のデビューまでどういったことを考え、過ごしていましたか?

宮武:オーディションが終わった後も韓国に行ってずっと練習をしていたのですが、途中でその事務所を辞めることになりました。そのときは年齢も年齢ですし、もうアーティストの道は辞めようと諦めて車屋で働いていましたが、多分心のどこかで諦めきれずにInstagramで発信していて、そこからお声がけいただきました。

― 動画の途中には山下さんも登場していましたが、山下さんとはお知り合いだったんでしょうか?

宮武:そうです。前の事務所の前にも韓国の事務所に入っていて、そこにいたときにたまたま幸輝と出会っていたのですが、そのときはほぼ喋っていなくて。再会したときは不思議な感覚で、「わー!」ともならないですし、「あっ!」みたいな遠い距離でもなく…みたいな感じたことのない感覚でした。でも気まずさはなく、自然に馴染んでいきました。

宮武颯、1st Digital Single「WILD BLUE」MV撮影裏話

宮武颯(C)モデルプレス
宮武颯(C)モデルプレス
― 1st Digital Single「WILD BLUE」のアピールポイントを教えてください。

宮武:バチバチに揃えたわけではないですが、個性を残しつつ自然と皆の向く方向が一緒になっています。雰囲気が揃っているおかげで迫力のあるダンスに見えるところが見どころだと思います。

― MVの撮影裏話はありますか?

宮武:僕は海洋恐怖症なので、海に入るシーンがすごく怖くて大変でした。よく見るとずっと一番外側を走っています(笑)。

宮武颯「First Light」は“説明書”

宮武颯(C)モデルプレス
宮武颯(C)モデルプレス
― 2nd Digital Single「First Light」についても教えてください。

宮武:簡単に言うと、「WILD BLUE」がジャケ写で、「First Light」が僕たちの説明書みたいな作りになっています。「僕らは前からすでに出会ってた」という歌詞もあって、エモい曲です。MVも夢と現実を行き来するようなコンセプトで、WILD BLUEになっていなかったらどういう人生送っていたのかを想定した姿が描かれています。例えば、僕は本当に本屋さんでバイトをしていたこともあるのですが、MVでの“もしWILD BLUEになっていなかったら?”の世界線では、本屋さんで働いているところに幸輝がたまたま会いに来るんです。最後のシーンでは現実に戻り、WILD BLUEになっているところがポイントです。

― WILD BLUE DEBUT SHOWCASE [The First Light]への意気込みをお願いします。

宮武:初めての単独公演は一度きりなので僕たち自身も楽しく記憶に残るものにしたいです。僕たちが楽しむことによってファンの方たちにも良いものが見せられると思うので、いつ思い返しても「デビューショーケース良かったよね」と言えるようにしたいです。

宮武颯の悲しみを乗り越える方法

宮武颯(C)モデルプレス
宮武颯(C)モデルプレス
― デビューまでにさまざまな経験をされてきたと思います。これまでの人生の中で悲しみを乗り越えた方法を教えてください。

宮武:僕は、悲しいとき、悔しいとき、辛いとき、諦めたいときはその気持ちに浸ります。正直諦めたいときは諦めることもありましたし、悲しいときは悲しい、悔しいときは悔しい、もう無理なときは無理と言ってきました。自分が崩れそうになってしまうくらいのときもあって、そうなると元も子もないという経験もしてきたので、無理せず「なんとかなる」と思って、少しは楽に生きることも大事だなと思っています。

― 一番落ち込んでしまった経験はありますか?

宮武:韓国に行ったときは先が何も決まっていなかったので、ずっと何のためにやっているのか分からないこともありました。そのときに落ち込み切ったので、その気持ちは消えました。

宮武颯の夢を叶える秘訣

宮武颯(C)モデルプレス
宮武颯(C)モデルプレス
― モデルプレス読者の中には今、夢を追いかけている読者もたくさんいます。そういった読者に向けて、デビューを叶えた宮武さんが思う夢を叶える秘訣を教えてください。

宮武:勇気が必要な方を選択してみてほしいです。2択で悩んだときに「そっち行った方が自分的にはきついけど…」という選択肢を選んでみることが大事です。毎回ではなくても良いので、いざというときにそっちを選べるとどんどん可能性が広がっていくと思います。

― では今の夢は?

宮武:アニメが大好きなので、グループとしてはアニメの主題歌など、アニメに関われたら嬉しいです。個人としてもアニメはもちろん、ファッションが大好きなので、モデルだったり、ブランド系のお仕事だったり、ファッション系に関われたら嬉しいです。

― ありがとうございました!

(modelpress編集部)

宮武颯(みやたけ・はやて)プロフィール

WILD BLUE/(左から)鈴川直弥、池田優斗、山下幸輝、宮武颯、鈴陽向(C)モデルプレス
WILD BLUE/(左から)鈴川直弥、池田優斗、山下幸輝、宮武颯、鈴陽向(C)モデルプレス
生年月日:2001年1月25日
出身地:兵庫県
趣味:サッカー観戦、アニメ鑑賞
特技:ダンス、歌、韓国語、野球、バドミントン

モデルプレス「男子高校生ミスターコン2017」出場。JTBCグローバルK-POPチャレンジ番組「ステージK」出演。その後、韓国の事務所で練習生を経験。2023年から日本にて活動開始。リーダーの山下とともにサブリーダーとしてグループを支える。グループの長男。
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