植村颯太「今日好き」参加から俳優へ 芸能界入りのきっかけは「自分の顔が良い感じだと思ったので」【インタビュー前編】
2024.09.08 07:00
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ABEMAオリジナル恋愛リアリティーショー「キミとオオカミくんには騙されない」(毎週日曜よる9時~)や、ABCテレビ・テレビ朝日ドラマL枠「シュガードッグライフ」(ABCテレビ:毎週日曜よる11時55分~/テレビ朝日:毎週土曜深夜2時30分~)などで話題の俳優・植村颯太(うえむら・そうた/21)。モデルプレスのインタビューでは、芸能界を目指したきっかけから現在に至るまでを語ってくれた。【前編】
植村颯太、ドラマ・バラエティで活躍
2019年、ABEMAオリジナル恋愛番組「今日、好きになりました。」(以下、「今日好き」)の「韓国ソウル編」「グアム編」に参加し一躍注目を集めた植村。2021年には、東海テレビ・フジテレビ系ドラマ「顔だけ先生」で俳優デビューを飾った。フジテレビ系「芸能人が本気で考えた!ドッキリGP」(毎週土曜よる8時~)など持ち前のキャラクターでバラエティでも活躍している。「シュガードッグライフ」では、料理上手な大学生・桜庭唯純(田中洸希/SUPER★DRAGON)の友人・中川陽平を演じている。
植村颯太、芸能界デビューは“特別な親孝行”
― 最初に、芸能界を目指したきっかけから教えてください。植村:生まれたときから普通が嫌だったんです。何か特別な親孝行がしたいと思ったときに、親がテレビ好きだったのと自分の顔が良い感じだと思ったので芸能界に(笑)。正直、最初は少しでも有名になれたらという軽い気持ちでしたが、コンテストを受けて、「今日好き」にも参加させていただいて、芸能界デビューさせていただくことになりました。自慢の息子になりたいという思いが大きいです。
植村颯太、アクション映画への憧れが俳優の道へ
― 「今日好き」参加から俳優の道に進んだ理由はありますか?植村:「今日好き」に参加した後に演技レッスンを事務所内で受けて、そこでお芝居が好きになりました。映画も好きなので、「るろうに剣心」シリーズ、「HiGH&LOW」シリーズを観て、ヤンキーもの、殴り合い、かっこいいアクションに憧れていました。神木隆之介さんの殺陣、剣さばきが素晴らしくて輝いていて、感情を揺さぶられましたし、そんな存在になりたいという思いでやらせていただいています。「HiGH&LOW」の窪田正孝さんは、RUDE BOYSというヤンキー集団の頭で、アクション、動きがかっこよくてすごいんです。
― 俳優面で刺激を受けた方や憧れの方、理想像はありますか?
植村:僕の憧れの人は神尾楓珠さん、山崎賢人(※「崎」は正式には「たつさき」)さん、窪田さんです。すごく芝居が繊細で、演技だと思わせないような演技をされるところに圧倒されて、こんな存在になりたいと思いました。俳優デビュー作品の「顔だけ先生」では、いきなり神尾くんと対談シーンがあったんです。デビュー作品でこんな経験ができて、信じられないほど貴重な時間を過ごせました。学園モノだったのですが、右も左も分からない状態で、俳優らしい姿勢を見せていただきましたし、生徒役は25人くらいいらっしゃったのに、一人ひとりとのコミュニケーションを大切にしていて、本当に先生みたいな存在で、役作りはこういうことなのだと知ることができました。役者として本当に良いスタートが切れたと思います。
― この仕事以外の道を考えたことはありますか?
植村:美容師です!芸能を始めさせていただいたときから髪セットが趣味で、毎日身だしなみを整えるためにセットをしていたので、人を輝かせることができる美容師ってかっこいいなと。僕も垢抜けたんです!かっこよくなったんですよ!それは髪型も理由なので、美容師は人を変えられるんじゃないかなと思ったのが理由です。
植村颯太「シュガードッグライフ」出演決定の喜び
― 現在放送されている「シュガードッグライフ」のお話も聞かせてください。出演が決まった際の心境はいかがでしたか?植村:とても嬉しかったです。温かくてこっちまで幸せになるストーリーで一気に読み終わりました。漫画などは1日2話ずつなど、途切れて読むことが多いのですが、「シュガド」の場合は本当に一気見しました。それぐらい夢中になれる純愛ラブストーリーで、その日から撮影が楽しみでした。
― 撮影に入る前に役作りとして意識したことありますか?
植村:料理サークルの話なので、自炊の頻度をあげました。それまでは週3〜4日で夜ご飯を作っていたくらいでしたが、今は何かしら役作りになるかなと思い、お昼も夜もできたら毎日自炊をしています。
― 得意料理は?
植村:オムライスです。3話でもオムライスを作っていたので、放送が終わった後に僕も作りました!2話は野菜味噌汁、1話は目玉焼きとウインナーで、目玉焼き、ウインナーとオムライスは放送後に速攻で作りました。
植村颯太、田中洸希・多和田任益・楽駆の印象
― 共演されている田中さん、多和田任益さん、楽駆さんの印象を教えてください。植村:多和田さん(天沢恭丞)は、見た目も中身も雰囲気が天沢さんで驚きました。天沢さんの笑顔の包容力は原作にもあって、こんなにも似ている人がいるんだと思いました。洸希さんも、ツンデレでフワフワしているところが唯純と近くて、僕自身も役をイメージしやすかったですし、接しやすかったです。ラーメン二郎が好きだったので、そこからコミュニケーションを取りました。
― 演技面で刺激を受けたことはありますか?
植村:楽駆さんのお芝居にすごく引き込まれるんです。現場で勉強になりましたし、アドリブがすごいんです。カメラが回ってないところでも監督と役について話し合っていて、その姿も勉強になりました。僕も「陽平やったらどう考えますかね?」など、役について話しました。
― 一番驚いたアドリブはありますか?
植村:1話の料理サークルのシーンで、東海林璃仁(楽駆)と唯純がバチバチに喧嘩するところを僕が止めるんです。そしたら楽駆くんが「げー」と拗ねるんです。そのアドリブが本当に面白くて、現場が一瞬で明るくなり、笑いすぎてNGになりました(笑)。唯純も陽平もみんな笑ってしまったのが印象的でした。
― これまでにも様々な作品に出演されていると思いますが、一貫して役作りで意識していることや、大切にしていることはありますか?
植村:台本をいただいて、まず役を気にせずにバーっと読んでから、そこで得た気持ちを役に当てはめていきます。2回目は、自分が演じる役柄を意識して読んでみて、そこで得た違う気持ちを合わせて、試行錯誤して役作りをしています。相手のセリフをちゃんとキャッチして、頑張って感情を整理して演じるようにしています。
植村颯太の夢を叶える秘訣
― 最後に、活躍の幅を広げている植村さんが思う夢を叶える秘訣を教えてください。植村:日本を叶える?
― 夢を叶える、です(笑)!
植村:分からないですが、僕は信じています。直感を大事にしていて、何事も直感で選択するようにしています。SNSがすごく大事な時代だと思うので、それに合わせつついろいろ試行錯誤して、売れている方の仕草や、俳優さんのお芝居も吸収して、SNSでは流行りに乗ってダンスを踊るなど、いろいろとミックスさせて今っぽいことをしています。SNSの時代だからSNSを強めて、そこから夢に繋がるんじゃないかなと。「今日好き」「ドッキリGP」、ドラマなどで僕のことを知っていただく機会が増えて、SNSもフォロワーが増えました。そこから少しずつ夢に近づいていると思うので、流行りに乗ることは意識しています。
― 今の夢は?
植村:映画を観ると僕自身心が揺さぶられるんです。「恋愛したくなってきたな」「子供欲しい」「家族欲しい」など、前向きになれるような作品はいっぱいあって、自然な演技でそういった気持ちにさせてくれる、観てもらった方の心を揺さぶれるような輝く俳優になりたいです。
― 今後挑戦したい役柄はありますか?
植村:普段経験できない「シュガードッグライフ」の天沢さんみたいな警察役や、医者役など、難しい単語を使うような役をやってみたいです。僕はアホなのでギャップを見せられるかなと思います。
(modelpress編集部)
植村颯太(うえむら・そうた)プロフィール
出身地:大阪府生年月日:2002.11.26
身長:180cm
特技:太鼓の達人
趣味:筋トレ、ゲーム
【Not Sponsored 記事】
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