櫻坂46藤吉夏鈴、映画初主演で同世代俳優陣から刺激 原動力は“グループへの熱い思いとメンバーへの信頼”【「新米記者トロッ子」インタビュー】
2024.07.30 08:00
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櫻坂46の藤吉夏鈴(ふじよし・かりん/22)が、映画「新米記者トロッ子 私がやらねば誰がやる!」(8月9日公開)にて、映画初出演にして初主演を務める。モデルプレスのインタビューでは、オファーを受けた際の心境や役作り、グループ活動と個人活動の違いなどを聞いた。
櫻坂46藤吉夏鈴主演「新米記者トロッ子 私がやらねば誰がやる!」
今作は、高校の新聞部を舞台に社会の隅から大人たちの闇を暴いていく高校生たちの姿を描いた社会派エンタテインメント。映画初出演にして初主演に抜擢された藤吉は、主人公の私立櫻葉学園高校新聞部・新米記者“トロッ子”こと所結衣を演じる。共演には、高石あかり(※「高」は正式には「はしごだか」)、久間田琳加、中井友望、綱啓永など新世代を担う新星が集結。高嶋政宏(※「高」は正式には「はしごだか」)らベテラン陣も脇を固める。藤吉夏鈴、映画初主演作への思い
― まずは、今作の出演が決定した際の率直な心境を教えてください。藤吉:台本よりも前に企画書を読ませていただいたのですが、その段階からすごくワクワクしました。早く監督さんにお会いしたいし、キャストの皆さんにもお会いしたい、とにかく早く現場に入りたい…とずっとワクワクしていたことを覚えています。
― 今作は“教師たちの不祥事に切り込んでいく”というストーリーですが、藤吉さんはどういった印象を持ちましたか?
藤吉:学生の子たちが団結して1つのことに向かって頑張る姿はとても眩しいなと感じました。学生特有のキラキラとしたものを感じました。
― 実際に高校生役を演じる上で意識したことはありますか?
藤吉:私が演じる所結衣ちゃんはすごく表情がコロコロと変わる子で、感情の受け取る量も多分すごく多い子なんです。私はそういう子ではないので(笑)、結衣ちゃんに近づけるようにする、というのは1番努力した部分ではあります。普段の自分とは違う役なので、難しさは感じました。
私自身はあんまり表情が変わらないタイプというか、感情を表に出すのが得意ではないのですが、結衣ちゃんはそういったことを考えるような子ではなくて。ないものねだりかもしれないですが、少し羨ましいような感覚もありました。
藤吉夏鈴、同世代俳優から刺激
― 今作では同世代の俳優の皆さんと共演されていますが、共演者の方の印象を教えてください。藤吉:女性陣は皆さん男前といいますか、肝が座っていてめちゃくちゃかっこよかったです。今回初めて本格的に同世代の役者の方々とご一緒したのですが、監督の方とお話している姿やお芝居をしている姿を見て、皆さん色々な経験をされてきたんだなと感じました。迷いのない一直線なお芝居もすごくかっこよかったです。普段はお互いに分かりあっているメンバーと活動しているので、最初は不安もありましたが、初めましての方々と一緒に作り上げていくという面白さもあるんだなと感じました。
― 綱啓永さんなど、男性陣の印象はいかがですか?
藤吉:綱さんは1番楽しげな方で、現場を盛り上げてくださりました。初めて会ったような気がしないような感覚もありました。
― 藤吉さんは櫻坂46のセンターとして活躍する中で、個人としても役者やモデルとして活躍の幅を広げています。今後も演技に力を入れていきたいというお気持ちはありますか?
藤吉:やりたいです!グループ内に長くいると経験したことが増えてくるので、新しいこともしていきたい気持ちが強くて。個人で色々と経験させていただいたことを、グループにも還元してければと思っています。
藤吉夏鈴が悲しみを乗り越えた方法
― グループ活動と個人活動は全く違うと思うのですが、そこの切り替えはどのようにされているのでしょうか?藤吉:上手く切り替えられないときもあるんですけど、メンバーに助けてもらっています。グループだと私のことをわかってくれている人たちが周りにたくさんいるので、すごくありがたいです。
― 藤吉さんがメンバーへ相談したり、逆に相談に乗ったりすることもある?
藤吉:メンバーにしっかり相談をしたことはないかもしれないです。みんな自分の悩みもあるのに私の悩みを聞いている場合じゃないんじゃないかと考えてしまって(笑)。
― 不安や悲しみがあったとき、藤吉さんどのように乗り越えているのでしょうか?
藤吉:あんまり上手く進まないなとか、自分がついてこられていないなと思うときは、1度立ち止まって考えるようにしています。個人的には、その方が意外と解決までの道が早いな思っているんです。壁に当たっても足を動かし続けないといけないこともありますが、私的にはそれが合っていないというか、無理に進もうとするのは難しいので、不安なときは潔く立ち止まるようにしています。
藤吉夏鈴の夢を叶える秘訣
― モデルプレスには10代20代の夢を追う読者がたくさんいます。そういった読者に向けて、映画初主演を果たした藤吉さんが今思う「夢を叶える秘訣」を教えてください。2022年には「目の前のことを集中してやり切る」と答えていました。藤吉:前回とあまり変わっていないかもしれないのですが「今やりたいことをやる」というのは大切にしています!私は「何年後かにこうなっていたい」というビジョンを立てることがあんまり好きではないので、“目の前のこと”を意識することが多いです。
― 軸となる部分は変わっていないんですね。ほかにも、活動を始めてから変わっていないと感じる考え方や性格などはありますか?
藤吉:「好奇心が強い性格」というのは本当に変わっていないと思います。私は自分のことを「楽しむ心をめっちゃ持っている人」だと思っていて…(照れ笑い)。人が好きなので、櫻坂46でジャケット撮影をするときも、“普段は会えない人に会える”ということに対してワクワクするんです。人に対する興味が強いあまり、撮影現場に長居してしまうこともあったり(笑)。それはずっと変わっていない気がします。特にクリエイティブな場は、少年が集まったような雰囲気がしてすごく楽しいです。
― 今後藤吉さんご自身もクリエイティブなことをしてみたいという思いはあるのでしょうか?
藤吉:あります!ずっと私目線の写真集を出したいなと思っているんです。例えば、ジャケット写真の撮影をしているときの私目線の写真とか…!色々と難しいとは思うのですが、いつか出してみたいなと思っています。
藤吉夏鈴、読者へメッセージ
― 最後に、映画を楽しみにしている読者へメッセージをお願いします!藤吉:「新米記者トロッ子」はみんなが1つの目標に向いながら大人と戦う爽快感がある作品です。大人になった今、学生の子たちが団結して立ち向かっていく姿を見ていると懐かしさのようなものも感じると思いますし、私自身もどこか昔の自分を思い出すような気持ちになります。夏休みにぴったりな映画だと思うので気軽に観ていただきたいです!
― ありがとうございました。
(modelpress編集部)
藤吉夏鈴(ふじよし・かりん)プロフィール
2001年8月29日生まれ、大阪府出身。A型、おとめ座。櫻坂46の1stシングル「Nobody’s fault」収録曲「なぜ 恋をして来なかったんだろう?」で初センターを務める。テレビ朝日系「あざとくて何が悪いの?」の名物企画「あざと連ドラ」の第5弾に主人公として出演、WOWOWオンデマンド連続ドラマW-30「アオハライド Season2」にてドラマ初主演を務めるなど、個人の活動でも人気を博している。
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