「バチェロレッテ3」北森聖士、旅の転機と「ローズを渡さないで欲しい」発言に至るまで<全話ネタバレインタビュー>
2024.07.15 12:00
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【※ネタバレあり】Prime Videoの人気恋愛リアリティ番組『バチェロレッテ・ジャパン』シーズン3が、11日に配信された本編ファイナルの第8話とアフタートークの第9話をもって完結。第7話でファイナルローズを目前に3代目バチェロレッテ武井亜樹(たけい・あき/27)とお別れした会社経営者の北森聖士(きたもり・さとし/27)にインタビューを実施。旅で育んだ武井への想い、衝撃を呼んだ「僕にローズは渡さないで欲しい」という発言に至るまでの経緯を語ってもらった。
※この記事は『バチェロレッテ・ジャパン』シーズン3の全話ネタバレを含む。
シーズン3では、東大卒で元官僚、シリーズきっての才女として注目を浴びる武井が3代目バチェロレッテを務め、神秘的なインドネシア・バリ島を舞台に15人の男性参加者と“真実の愛”を探す。
そのまま順調に家族対面まで進み、北森の責任感の強い人柄を形成したバックグラウンドを知った武井は「めっちゃ魅力的に見えた」と絶賛。しかし、そこに至るまで2ショットデートに呼ばれていなかった北森は距離が縮まっていないことへの不安が拭えず、第7話のローズセレモニー前に「正直僕にローズは渡さないで欲しいなと思っています」と武井に伝えた。
ファイナルローズは物理化学者の櫛田創(くしだ・そう/32)と、内科医・実業家の坂口隆志(さかぐち・たかし/33)となり、武井はラストに坂口にローズを渡した。
北森:これまで学生時代から自分で仕事をしてきたこともあり、恋愛は仕事の二の次で。彼女がいたときはあったけど上手くいかなかったりどうしても仕事に引っ張られる状態でした。この旅で真剣に恋愛だけを考えたらどうなるんだろうと自分の新しい一面を見たいという気持ちとともに、相手の女性が自分にマッチする方だったら自分の人生もすごく豊かになるなと思って参加しました。
― 結婚を考えて参加されましたか?
北森:そうですね。これまでは例えば「この人タイプだし相性良いし付き合ってみようかな」みたいな感覚で恋愛をしてきたんですけど、改めて自分の人生を振り返ったときに、ちゃんとパートナーを見つけて行くことが自分の人生にとって大事だなと思ったので、結婚を大前提で参加しました。
― 男性陣の中で年齢も若い方でしたよね。
北森:下から2番目で亜樹さんと同い年でした。年上の方が多かったので最初は僕が本当に真剣に来ていることをどう伝えるかが一番の課題でした。途中で亜樹さんにも「北森くんは友達になりに来ているのかと思った」と言われたことがありまして、2on1のときにアンサーとしてお手紙でちゃんと気持ちを伝えさせてもらってそこから亜樹さんも恋愛で考えてくれるようになったなと思っています。年齢だけで見ると若いと思うんですけど、僕は21歳の頃から会社を経営していて正直良いこともあれば悪いこともありましたし、色々な恋愛をしてきたというと語弊があるかもしれませんが、これまで交際させていただいた女性の職業も様々でした。自分なりにちゃんと人生経験してきているからこそ本気になれるところをちゃんとアピールして伝えていきたいなとずっと思っていました。
北森:第一印象は大きく言うとアジアンビューティー系の方でキリッとしているイメージで、話していく内に「意外とフランクなんだ」と思って、進むにつれて女性らしいところもすごく見えてきました。良いなと思ったのは一言で言うと“秀才な天然”みたいなところ。すごくきっちりしているけどしれっと天然な部分が出てきてそこのギャップに僕はすごく惹かれました。まず、亜樹さんはすごく賢い方なので、何を話していても理解をしてくれますし僕の本質的な弱みの部分もちゃんと聞いて理解して受け入れてくれた上で考えて返してくれるので、「この人って信頼できる人なんだ」と思ったポイントでした。でもそんな賢い人なのにたまにボソっという一言が「的外していない?」とか「それ言って大丈夫?」みたいなときがあって、そういう部分が可愛いなと思いました(笑)。田植えのときに自分から「やろう」と言ったのに始まった瞬間休んでいたり、サファリデートのときも動物好きなのかなと思ったらあんまり得意じゃないみたいで、その正直なところが変わっていて面白いなと思うもう1つの魅力でした。隠して駆け引きをされるよりは正直に体当たりしてくれた方が僕は嬉しいので素敵なところがたくさんありました。
― どこが自分の一番の強みだと思ってアピールしましたか?
北森:僕は強みという強みがないなと思っていて。カズさん(ヒューマンビートボクサー・経営者の山本一成)だったらビートボックス、飯野さん(ヴィオラ奏者・作曲家の飯野和英)だったら演奏、創さん(櫛田創)だったら科学とか得意分野があるし、ぐっちさん(坂口隆志)は特徴的ですし(笑)。皆個性がある中で上手くアピールしているなと思っているのに対して、僕は亜樹さんに対してアピールできることは正直ないなと思ったんです。だからその分何ができるかは常に考えていて「亜樹さんと会いたかったんです、ヴィラでもずっと考えていました」という言葉をどう行動で示すかが重要だと思ったので、手紙やお菓子などで表そうと頑張りました。
北森:サファリのグループデートでもっと知りたいなと思い、その後の2on1デートでちゃんと話すことができて僕の中で前進したと思うタイミングでした。
― あのタイミングはかなり高まっていた?
北森:僕と哲郎さん(獣医の小川哲郎)以外皆デートに行っている中で(2ショットデートに)呼ばれていないという虚無感があって、そのときに「亜樹さんにちゃんとアプローチしたいし、もっと話したい」と思っている自分がいることに気づきました。だからこそまだ呼ばれてもいないのに、勝手にクッキーを作って「もう絶対行くんで」みたいなテンション感で話し合いも臨んでいましたし、そういう行動ができていたのはやっぱり惹かれていたからかなとは思います。
― 話し合いは半日以上していましたよね。
北森:最初は僕と哲郎さんの2人しかいないので2人で「どうする?」から始まってどんどん人が増えたのでかなり話したなと思います。正直言うと、発表があるまではどっちかが帰るのは結構残酷だなと思っていたので2on1は行きたくなかったんです。でもいざあの場面になってみると「行きたい」と思える自分がいたので、僕の中での亜樹さんに対しての心の確認にもなりました。立候補制と発表されたときに「皆がデートに呼ばれているのに僕は呼ばれていないし僕に来いってことかな」とふと思いつつ、ゆっくり考えて自分でも行きたいという気持ちが芽生えました。
― 話し合いを振り返っていかがですか?
北森:決まる当日の朝までは「いやこれ絶対決着つかないでしょ。僕は絶対引かないぞ」という気持ちでした。カズさんが僕を押してくれたときは、お互い奪い合っているのにも関わらず応援できるカズさんの心の広さに本当に感動してしまって自然と涙が出てきました。
北森: 2回のグループデートに行ってから亜樹さんのことを良いなと思っていたので、2ショットデートにすごく行きたいということは男性陣にも言っていて皆が行く度に羨ましくて、2on1で残ることができたのでそのときはまだ可能性があるんだなと思っていました。その後に田植えデートをして坂口さんが2ショットデートに呼ばれたので不安になって5人のローズセレモニーのときには僕以外皆デートに行っていたので、そこで帰るんだなと思っていたんですけどそこで残って驚いて。もちろん残ることに関してはすごく嬉しいことでしたけど、家族と話してもらった後に亜樹さんと2人で1時間以上話したのが本当に初めてで亜樹さんの考えていることとか僕の考えていることのニュアンスの違いがわかったんです。そこまではずっと最後まで残りたいと思っていたんですけど、ただやっぱり亜樹さんの親御さんと会うということを考えるとどうしても自分の中で、デートをしたことがない相手なのに親御さんに会って「僕はこの人と将来を添い遂げようと思っています」とは絶対言えないなと思った自分がいて、自分の家族と会ってもらった後に1人でずっと考えていてローズセレモニーの前日に決断しました。時間軸で言うと数日はありますけど、ずっと考えた上で判断して、「亜樹さんにはっきりと伝えたい」と思って急遽時間を作っていただきました。
― 5人のローズセレモニーのときが一番のターニングポイントだったんですね。
北森:そうですね。5人に選ばれるまではずっと高まっていました。
― スタジオではローズセレモニーを辞退という形ではなく事前に伝えたのは「亜樹さんをバチェロレッテとして立てたかったという想いもあったのでは」と推測されていましたが、事前に伝える形をとった理由は?
北森:これを言うのは良くないかもしれないですけど、僕自身心は動いているのでそのときに亜樹さんから言われたことによって納得して、もしくは気が変わる可能性もなきにしもあらずでした。
― 止めてくれたり?
北森:9割9分は意志が固まっていたけど、1%どこかしらそう思っている部分もありました。ラスト3人まで選んでもらっているのにちゃんと思っていることも伝えずに帰るのはすごく失礼かなと思ったのが一番大きかったです。
北森:ずっと意識していたのはやっぱり坂口さん。同部屋でずっと過ごしてきましたし、ファーストインプレッションローズももらっていますし、どうしても無意識にライバル視はしていました。あとは、ジャック(会社経営者のチェン・ジャック)も若くて同じ経営者だったのでそういう意味ではライバルとして見ていました。
― 配信を観て「この意識していなかったけど、すごく強敵だったな」と思った男性は?
北森:創さんですね。本人も言っていましたけど正直すぐ帰ると思っていたんです(笑)。でもやっぱり創さんって思考の深さがすごくて1つの物事に対してちゃんと考えて言葉にされるじゃないですか。変なことも言いますけど(笑)、それが亜樹さんに刺さっている部分があって僕らには見せない創さんの魅力があったんだなと思いました。
― アフタートークで亜樹さんと最後にローズを受け取った坂口さんの現在の関係についてお聞きしたときの心境は?
北森:スタジオでは正直衝撃で「どういうこと?」となりました。衝撃という一言で収まるぐらい他のことは考えられないインパクトがあったんですけど、多分僕は坂口さんに関しては15人の中で一番知っているんじゃないかというくらい知っているので、彼と亜樹さんが話して選んだことであればそこに関しては本当に応援するしかない。帰っている身の僕がグチグチ言うこともないですし、話し合ってお互いに良い人生を歩むことがベストだと思うので結ばれなかったとはいえむしろ新しい一歩なんじゃないかなと思って聞いていました。
北森:一番成長したのは恋愛観と結婚観です。まだ結婚というものをちゃんと受け入れてなかったと言いますか、覚悟を決めて行ったとはいえ、本当にこの人と一緒になるのかは進んで行かないとわからないなと実感しました。僕の中では「恋愛はこういう人が良くて、結婚するならこういう人が良いな」というのはすごく明確になって、恋愛するタイプは「可愛いし、一緒にいて楽しい」ぐらいだったのが、結婚するなら例えば自分のなかなか言えない弱みの部分も見せたいし相手のことも聞いてあげたいし、それを受け止めて2人でどう話し合うか、本当にこの人を支えたいと思えるかとか、そこまで深いことを考えて考えなきゃいけないということを思いましたしその判断基準が自分にできたことが一番の成長だったなと思います。自分はどちらかと言うと人に感情を見せるのが苦手なタイプなので、本当に苦しいときに支えて欲しいと思っている部分もあって、そのときにこの人だったら言って受け止めてくれるのか、その安心感があるのかはすごく大事だと思いますし、相手の頑張っていることを応援して自分のこと以上にこの人と一緒に何かをしたいなと、相手に対して無償の愛を抱けるかというのか、僕の中では結婚するにあたってすごく大事な基準なんだなとわかりました。
― ありがとうございました。
(modelpress編集部)
配信開始日:2024年6月27日(木) 20時より独占配信中
話数:全9話
6月27日(木)20時 第1話-第4話
7月4日(木)20時 第5話-第7話
7月11日(木)20時 第8話-第9話
番組URL: https://www.amazon.co.jp/dp/B0D3TTMLKX
製作:Amazon
コピーライト:(C)2024 Warner Bros. International Television Production Limited. All Rights Reserved
3代目バチェロレッテは東大卒・元官僚の武井亜樹
『バチェロレッテ・ジャパン』とは、日本で既に5シーズン配信されている『バチェラー・ジャパン』の「男女逆転版」。独身女性が主役となり、“真実の愛”を見つけるため多数の男性候補から未来の結婚相手を選び抜く、恋愛リアリティ番組。シーズン3では、東大卒で元官僚、シリーズきっての才女として注目を浴びる武井が3代目バチェロレッテを務め、神秘的なインドネシア・バリ島を舞台に15人の男性参加者と“真実の愛”を探す。
『バチェロレッテ・ジャパン』シーズン3、ファイナルローズ前にお別れした北森聖士
北森はまず、自己紹介時にトランプを使って武井とカクテルパーティーで最初に話す権利を得て、ロマンチックなスタートを切る。しかし、その後2ショットデートに呼ばれるチャンスがなく、ローズをもらえなかった片方の男性がその場でお別れとなる恒例の2on1デートに立候補。男性陣の白熱した議論の末、送り出され、見事ローズを受け取る。そのまま順調に家族対面まで進み、北森の責任感の強い人柄を形成したバックグラウンドを知った武井は「めっちゃ魅力的に見えた」と絶賛。しかし、そこに至るまで2ショットデートに呼ばれていなかった北森は距離が縮まっていないことへの不安が拭えず、第7話のローズセレモニー前に「正直僕にローズは渡さないで欲しいなと思っています」と武井に伝えた。
ファイナルローズは物理化学者の櫛田創(くしだ・そう/32)と、内科医・実業家の坂口隆志(さかぐち・たかし/33)となり、武井はラストに坂口にローズを渡した。
北森聖士『バチェロレッテ・ジャパン』シーズン3参加は「結婚を大前提」
― まず、恋愛の状況などを踏まえてこのタイミングで番組に参加した理由を改めて教えて下さい。北森:これまで学生時代から自分で仕事をしてきたこともあり、恋愛は仕事の二の次で。彼女がいたときはあったけど上手くいかなかったりどうしても仕事に引っ張られる状態でした。この旅で真剣に恋愛だけを考えたらどうなるんだろうと自分の新しい一面を見たいという気持ちとともに、相手の女性が自分にマッチする方だったら自分の人生もすごく豊かになるなと思って参加しました。
― 結婚を考えて参加されましたか?
北森:そうですね。これまでは例えば「この人タイプだし相性良いし付き合ってみようかな」みたいな感覚で恋愛をしてきたんですけど、改めて自分の人生を振り返ったときに、ちゃんとパートナーを見つけて行くことが自分の人生にとって大事だなと思ったので、結婚を大前提で参加しました。
― 男性陣の中で年齢も若い方でしたよね。
北森:下から2番目で亜樹さんと同い年でした。年上の方が多かったので最初は僕が本当に真剣に来ていることをどう伝えるかが一番の課題でした。途中で亜樹さんにも「北森くんは友達になりに来ているのかと思った」と言われたことがありまして、2on1のときにアンサーとしてお手紙でちゃんと気持ちを伝えさせてもらってそこから亜樹さんも恋愛で考えてくれるようになったなと思っています。年齢だけで見ると若いと思うんですけど、僕は21歳の頃から会社を経営していて正直良いこともあれば悪いこともありましたし、色々な恋愛をしてきたというと語弊があるかもしれませんが、これまで交際させていただいた女性の職業も様々でした。自分なりにちゃんと人生経験してきているからこそ本気になれるところをちゃんとアピールして伝えていきたいなとずっと思っていました。
北森聖士、3代目バチェロレッテ武井亜樹に惹かれた理由
― 亜樹さんの第一印象とどういった部分に惹かれたか教えて下さい。北森:第一印象は大きく言うとアジアンビューティー系の方でキリッとしているイメージで、話していく内に「意外とフランクなんだ」と思って、進むにつれて女性らしいところもすごく見えてきました。良いなと思ったのは一言で言うと“秀才な天然”みたいなところ。すごくきっちりしているけどしれっと天然な部分が出てきてそこのギャップに僕はすごく惹かれました。まず、亜樹さんはすごく賢い方なので、何を話していても理解をしてくれますし僕の本質的な弱みの部分もちゃんと聞いて理解して受け入れてくれた上で考えて返してくれるので、「この人って信頼できる人なんだ」と思ったポイントでした。でもそんな賢い人なのにたまにボソっという一言が「的外していない?」とか「それ言って大丈夫?」みたいなときがあって、そういう部分が可愛いなと思いました(笑)。田植えのときに自分から「やろう」と言ったのに始まった瞬間休んでいたり、サファリデートのときも動物好きなのかなと思ったらあんまり得意じゃないみたいで、その正直なところが変わっていて面白いなと思うもう1つの魅力でした。隠して駆け引きをされるよりは正直に体当たりしてくれた方が僕は嬉しいので素敵なところがたくさんありました。
― どこが自分の一番の強みだと思ってアピールしましたか?
北森:僕は強みという強みがないなと思っていて。カズさん(ヒューマンビートボクサー・経営者の山本一成)だったらビートボックス、飯野さん(ヴィオラ奏者・作曲家の飯野和英)だったら演奏、創さん(櫛田創)だったら科学とか得意分野があるし、ぐっちさん(坂口隆志)は特徴的ですし(笑)。皆個性がある中で上手くアピールしているなと思っているのに対して、僕は亜樹さんに対してアピールできることは正直ないなと思ったんです。だからその分何ができるかは常に考えていて「亜樹さんと会いたかったんです、ヴィラでもずっと考えていました」という言葉をどう行動で示すかが重要だと思ったので、手紙やお菓子などで表そうと頑張りました。
北森聖士、男性陣議論を経た2️on1デート「やっぱり惹かれていたから」
― どこで亜樹さんへの気持ちが固まりましたか?北森:サファリのグループデートでもっと知りたいなと思い、その後の2on1デートでちゃんと話すことができて僕の中で前進したと思うタイミングでした。
― あのタイミングはかなり高まっていた?
北森:僕と哲郎さん(獣医の小川哲郎)以外皆デートに行っている中で(2ショットデートに)呼ばれていないという虚無感があって、そのときに「亜樹さんにちゃんとアプローチしたいし、もっと話したい」と思っている自分がいることに気づきました。だからこそまだ呼ばれてもいないのに、勝手にクッキーを作って「もう絶対行くんで」みたいなテンション感で話し合いも臨んでいましたし、そういう行動ができていたのはやっぱり惹かれていたからかなとは思います。
― 話し合いは半日以上していましたよね。
北森:最初は僕と哲郎さんの2人しかいないので2人で「どうする?」から始まってどんどん人が増えたのでかなり話したなと思います。正直言うと、発表があるまではどっちかが帰るのは結構残酷だなと思っていたので2on1は行きたくなかったんです。でもいざあの場面になってみると「行きたい」と思える自分がいたので、僕の中での亜樹さんに対しての心の確認にもなりました。立候補制と発表されたときに「皆がデートに呼ばれているのに僕は呼ばれていないし僕に来いってことかな」とふと思いつつ、ゆっくり考えて自分でも行きたいという気持ちが芽生えました。
― 話し合いを振り返っていかがですか?
北森:決まる当日の朝までは「いやこれ絶対決着つかないでしょ。僕は絶対引かないぞ」という気持ちでした。カズさんが僕を押してくれたときは、お互い奪い合っているのにも関わらず応援できるカズさんの心の広さに本当に感動してしまって自然と涙が出てきました。
北森聖士「ローズを渡さないで欲しい」最後の発言に至るまで
― 最後の家族対面後に「ローズを渡さないで欲しい」と伝えました。いつ頃、その想いに至りましたか?北森: 2回のグループデートに行ってから亜樹さんのことを良いなと思っていたので、2ショットデートにすごく行きたいということは男性陣にも言っていて皆が行く度に羨ましくて、2on1で残ることができたのでそのときはまだ可能性があるんだなと思っていました。その後に田植えデートをして坂口さんが2ショットデートに呼ばれたので不安になって5人のローズセレモニーのときには僕以外皆デートに行っていたので、そこで帰るんだなと思っていたんですけどそこで残って驚いて。もちろん残ることに関してはすごく嬉しいことでしたけど、家族と話してもらった後に亜樹さんと2人で1時間以上話したのが本当に初めてで亜樹さんの考えていることとか僕の考えていることのニュアンスの違いがわかったんです。そこまではずっと最後まで残りたいと思っていたんですけど、ただやっぱり亜樹さんの親御さんと会うということを考えるとどうしても自分の中で、デートをしたことがない相手なのに親御さんに会って「僕はこの人と将来を添い遂げようと思っています」とは絶対言えないなと思った自分がいて、自分の家族と会ってもらった後に1人でずっと考えていてローズセレモニーの前日に決断しました。時間軸で言うと数日はありますけど、ずっと考えた上で判断して、「亜樹さんにはっきりと伝えたい」と思って急遽時間を作っていただきました。
― 5人のローズセレモニーのときが一番のターニングポイントだったんですね。
北森:そうですね。5人に選ばれるまではずっと高まっていました。
― スタジオではローズセレモニーを辞退という形ではなく事前に伝えたのは「亜樹さんをバチェロレッテとして立てたかったという想いもあったのでは」と推測されていましたが、事前に伝える形をとった理由は?
北森:これを言うのは良くないかもしれないですけど、僕自身心は動いているのでそのときに亜樹さんから言われたことによって納得して、もしくは気が変わる可能性もなきにしもあらずでした。
― 止めてくれたり?
北森:9割9分は意志が固まっていたけど、1%どこかしらそう思っている部分もありました。ラスト3人まで選んでもらっているのにちゃんと思っていることも伝えずに帰るのはすごく失礼かなと思ったのが一番大きかったです。
北森聖士、坂口隆志&櫛田創への想い
― 全体を通してライバル視していた男性はいましたか?北森:ずっと意識していたのはやっぱり坂口さん。同部屋でずっと過ごしてきましたし、ファーストインプレッションローズももらっていますし、どうしても無意識にライバル視はしていました。あとは、ジャック(会社経営者のチェン・ジャック)も若くて同じ経営者だったのでそういう意味ではライバルとして見ていました。
― 配信を観て「この意識していなかったけど、すごく強敵だったな」と思った男性は?
北森:創さんですね。本人も言っていましたけど正直すぐ帰ると思っていたんです(笑)。でもやっぱり創さんって思考の深さがすごくて1つの物事に対してちゃんと考えて言葉にされるじゃないですか。変なことも言いますけど(笑)、それが亜樹さんに刺さっている部分があって僕らには見せない創さんの魅力があったんだなと思いました。
北森聖士、ラストローズ後の2人の告白は「衝撃」
そして、アフタートークの第9話にて武井と坂口から「本来なら結婚を前提にお付き合いしていくところなんですが、2人で話し合って別々の道を歩んでいくことにしました」と報告が。坂口は「2人の中で価値観や恋愛観のズレが生じてきて、このままの関係を続けるのを難しいんじゃないかとなった」と理由を説明し、武井は男性陣に申し訳ない気持ちとともに旅自体に「後悔は全くない」ときっぱり。友達以上恋人未満の関係を続けて結果を先送りにすることはできなかったと正直にこの場で発表する道を選んだと話した。― アフタートークで亜樹さんと最後にローズを受け取った坂口さんの現在の関係についてお聞きしたときの心境は?
北森:スタジオでは正直衝撃で「どういうこと?」となりました。衝撃という一言で収まるぐらい他のことは考えられないインパクトがあったんですけど、多分僕は坂口さんに関しては15人の中で一番知っているんじゃないかというくらい知っているので、彼と亜樹さんが話して選んだことであればそこに関しては本当に応援するしかない。帰っている身の僕がグチグチ言うこともないですし、話し合ってお互いに良い人生を歩むことがベストだと思うので結ばれなかったとはいえむしろ新しい一歩なんじゃないかなと思って聞いていました。
北森聖士『バチェロレッテ・ジャパン』参加で得た成長
― では最後にこの旅を通じて自分が一番成長した部分を教えて下さい。北森:一番成長したのは恋愛観と結婚観です。まだ結婚というものをちゃんと受け入れてなかったと言いますか、覚悟を決めて行ったとはいえ、本当にこの人と一緒になるのかは進んで行かないとわからないなと実感しました。僕の中では「恋愛はこういう人が良くて、結婚するならこういう人が良いな」というのはすごく明確になって、恋愛するタイプは「可愛いし、一緒にいて楽しい」ぐらいだったのが、結婚するなら例えば自分のなかなか言えない弱みの部分も見せたいし相手のことも聞いてあげたいし、それを受け止めて2人でどう話し合うか、本当にこの人を支えたいと思えるかとか、そこまで深いことを考えて考えなきゃいけないということを思いましたしその判断基準が自分にできたことが一番の成長だったなと思います。自分はどちらかと言うと人に感情を見せるのが苦手なタイプなので、本当に苦しいときに支えて欲しいと思っている部分もあって、そのときにこの人だったら言って受け止めてくれるのか、その安心感があるのかはすごく大事だと思いますし、相手の頑張っていることを応援して自分のこと以上にこの人と一緒に何かをしたいなと、相手に対して無償の愛を抱けるかというのか、僕の中では結婚するにあたってすごく大事な基準なんだなとわかりました。
― ありがとうございました。
(modelpress編集部)
北森聖士(きたもり・さとし/27)
27歳/会社経営者/大阪府『バチェロレッテ・ジャパン』シーズン3概要
タイトル:『バチェロレッテ・ジャパン』シーズン3配信開始日:2024年6月27日(木) 20時より独占配信中
話数:全9話
6月27日(木)20時 第1話-第4話
7月4日(木)20時 第5話-第7話
7月11日(木)20時 第8話-第9話
番組URL: https://www.amazon.co.jp/dp/B0D3TTMLKX
製作:Amazon
コピーライト:(C)2024 Warner Bros. International Television Production Limited. All Rights Reserved
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