生見愛瑠、宮世琉弥、神尾楓珠、瀬戸康史「くるり~誰が私と恋をした?~」第6話より(C)TBS

「くる恋」生見愛瑠の起用理由明かす 瀬戸康史・神尾楓珠・宮世琉弥は「当て書きな部分も」【八木亜未PインタビューVol.2】

2024.06.17 18:00

モデルで女優の生見愛瑠が主演を務めるTBS系火曜ドラマ『くるり~誰が私と恋をした?~』(毎週火曜よる10時~)が6月18日(火)に最終回を迎える。作品を手掛ける八木亜未プロデューサーにインタビュー。Vol.2では、生見らの起用理由などを語ってもらった。

生見愛瑠主演「くるり~誰が私と恋をした?~」

生見愛瑠「くるり~誰が私と恋をした?~」(C)TBS
生見愛瑠「くるり~誰が私と恋をした?~」(C)TBS
本作は、ある事故で記憶喪失になった主人公・緒方まこと(生見)が、手元に残された男性用の指輪を手掛かりに"恋の相手"と"本当の自分"を探していくラブコメミステリー。記憶を失くし困惑するまことの前に、指輪がぴたりとはまる"自称・元彼"西公太郎(瀬戸康史)、"自称・唯一の男友達"朝日結生(神尾楓珠)、"自称・運命の相手"板垣律(宮世琉弥)の3人の男性が現れることで、謎が謎を呼ぶ恋の四角関係が幕を開ける。

生見愛瑠の起用理由は“ギャップ”

生見愛瑠「くるり~誰が私と恋をした?~」(C)TBS
生見愛瑠「くるり~誰が私と恋をした?~」(C)TBS
― 生見さんの起用理由を教えてください。

八木:バラエティで見せている明るさと女優として芝居をしている生見さんのギャップにとても魅力を感じました。記憶喪失を明るく演じられるのかということと、3人の男性に言い寄られても嫌味なく観られる部分が生見さんぴったりだと思い、オファーさせていただきました。

― 実際にご一緒されて印象はいかがですか?

八木:とても自然体なお芝居ができる人なので、見ている側が感情移入しやすいところが魅力だなと思います。「ここはこういうお芝居をしてくれるだろう」と想像しながら台本を書くんですが、それを超えてきます。明るく笑っていても、芝居に入るとちゃんと理解してやってくれているという安心感があり、より深みを出して表現してくれるので、まことが彼女で良かったです。あとは、撮影をしながらモニターを見ていても、思わず「可愛い」と言ってしまうくらい、とにかく可愛いんです。何回本人と会っても、何回その笑顔を自分に向けられて話していても、モニター越しに見るとまた可愛いと思えるんです。そこも生見さんの魅力だと思います。

瀬戸康史・神尾楓珠・宮世琉弥は「当て書きな部分もあります」

瀬戸康史「くるり~誰が私と恋をした?~」(C)TBS
瀬戸康史「くるり~誰が私と恋をした?~」(C)TBS
神尾楓珠「くるり~誰が私と恋をした?~」(C)TBS
神尾楓珠「くるり~誰が私と恋をした?~」(C)TBS
宮世琉弥「くるり~誰が私と恋をした?~」(C)TBS
宮世琉弥「くるり~誰が私と恋をした?~」(C)TBS
― 瀬戸さん、神尾さん、宮世さんの起用理由も教えてください。

八木:3人とも違うタイプの方にしたいという大前提がある中で、公太郎は可愛さと大人の色気がある瀬戸さん。影のある役が多い印象の神尾さんにはひたすら良い役をやってもらって、いつもと違う姿を見せたいと思いました。律は物語の最後に大きな役割を担っているので、訴求力がある人にお願いしたいと思い宮世さんに決まりました。実際にご本人とお会いしてお話をして受けた印象と元々持っていた印象などを全部混ぜて、脚本家とも話をしながら役を作っていったので、当て書きな部分もあります。

― 反響を取り入れることもあるのでしょうか?

八木:朝日を描くのが難しくてどう見えているのかなと不安なときにエゴサをします。例えば、さりげない一言が拾われて意図からズレてしまっていることに気付いたら違うシーンで修正することができるので参考にしています。8話で朝日がまことに嘘をついていたことを告白したときも、どう思われるのかな…と思いましたが、朝日を応援して愛してくださっている方が多くて安心しました。

「くる恋」丸山礼の「役回りは大きくなっていった」

丸山礼「くるり~誰が私と恋をした?~」第3話より(C)TBS
丸山礼「くるり~誰が私と恋をした?~」第3話より(C)TBS
― 平野香絵役の丸山礼さんの起用理由はいかがですか?

八木:最近の丸山さんは、女優業でも活躍されている印象がありました。狙って面白くするよりも、コメディを邪魔にならないように自然にやってくださることはとても大きいと思って。最初はあそこまで香絵の役回りは大きくなかったのですが、丸山さんに実際に演じてもらって増えていきました。観ている人に分かりやすく落とし込むためにも、香絵の1回整理してあげるシーンが入ることで観やすくなっていると思います。撮影の合間でも丸山さんがいると賑やかになります。キャストの皆さんは人見知りだったので、最初は瀬戸さんが盛り上げていたのですが、丸山さんが入ることによって瀬戸さんが心置きなくボケに回る、そんな関係性になっています。

★Vol.3へ続く!

(modelpress編集部)

「くるり~誰が私と恋をした?~」最終話あらすじ

律(宮世琉弥)と再び付き合い始めたまこと(生見愛瑠)は、記憶が戻ったことを公太郎(瀬戸康史)に報告した。律がまことの指輪の相手だったと悟った公太郎は、「まことが幸せならそれでいい」と告げ、もう会わないと宣言する。公太郎からの決別の言葉にまことの目からは、知らぬうちに涙があふれてくる。しかし自分の決めたことだと言い聞かせるように涙を拭うのだった。

一方、律の会社に観葉植物を届けに行った公太郎は、まことが事故にあった日に律が着ぐるみを着てお花見の会場にいた理由を知る。

そして朝日(神尾楓珠)は、まことの事故現場でひとり佇んでいた。同じ頃、事故当日のことだけがどうしても思い出せずにいたまことは、事故現場へと走る。

一体あの日、何が起きたのか?そして、全ての記憶を取り戻したまことが選ぶ恋の相手は誰なのか?全てが明らかになる。
【Not Sponsored 記事】

関連リンク

関連ドラマ

  1. くるり~誰が私と恋をした?~

    くるり~誰が私と恋をした?~

    2024年04月09日(火)スタート

    毎週火曜22:00 / TBS系

    詳しく見る

関連記事

  1. 生見愛瑠・なえなの・ゆうちゃみら「TGC 2024 A/W」出演者第2弾解禁
    生見愛瑠・なえなの・ゆうちゃみら「TGC 2024 A/W」出演者第2弾解禁
    モデルプレス
  2. 「くる恋」朝日(神尾楓珠)・早瀬(高野洸)…まこと(生見愛瑠)のストーカー予想合戦勃発「怪しい」「嫉妬で突き落とした?」
    「くる恋」朝日(神尾楓珠)・早瀬(高野洸)…まこと(生見愛瑠)のストーカー予想合戦勃発「怪しい」「嫉妬で突き落とした?」
    モデルプレス
  3. 「くる恋」瀬戸康史&宮世琉弥、キス・ハグ・「おやすみ」…胸キュンシーンの対比が話題「切ない」「気持ちが伝わってくる」
    「くる恋」瀬戸康史&宮世琉弥、キス・ハグ・「おやすみ」…胸キュンシーンの対比が話題「切ない」「気持ちが伝わってくる」
    モデルプレス
  4. 「くる恋」生見愛瑠&宮世琉弥がキス 次回予告の一言に考察飛び交う「意味深」「どんでん返しあるかも」
    「くる恋」生見愛瑠&宮世琉弥がキス 次回予告の一言に考察飛び交う「意味深」「どんでん返しあるかも」
    モデルプレス
  5. 【くるり~誰が私と恋をした?~ 第10話】記憶戻ったまこと、公太郎の嘘に戸惑い
    【くるり~誰が私と恋をした?~ 第10話】記憶戻ったまこと、公太郎の嘘に戸惑い
    モデルプレス
  6. 生見愛瑠、村方乃々佳ちゃん姉妹との3ショット公開「可愛いが渋滞」「似てる」の声
    生見愛瑠、村方乃々佳ちゃん姉妹との3ショット公開「可愛いが渋滞」「似てる」の声
    モデルプレス

「インタビュー」カテゴリーの最新記事

  1. 【木南晴夏・佐久間由衣・武田玲奈インタビュー】3人にとって“帰る場所”は?「おいハンサム!!」格言からも見える夢を叶える秘訣
    【木南晴夏・佐久間由衣・武田玲奈インタビュー】3人にとって“帰る場所”は?「おいハンサム!!」格言からも見える夢を叶える秘訣
    モデルプレス
  2. 杉野遥亮、主演ドラマ「マウンテンドクター」はビジュアル変化にこだわり 撮影中に思い出す先輩俳優とは【インタビュー】
    杉野遥亮、主演ドラマ「マウンテンドクター」はビジュアル変化にこだわり 撮影中に思い出す先輩俳優とは【インタビュー】
    モデルプレス
  3. 中村アン「恋愛だけというより結婚したい」30代で変化したリアルな結婚観・理想像に迫る【「青島くんはいじわる」インタビューVol.2】
    中村アン「恋愛だけというより結婚したい」30代で変化したリアルな結婚観・理想像に迫る【「青島くんはいじわる」インタビューVol.2】
    モデルプレス
  4. FRUITS ZIPPER、とうあ&なこなこカップルら集結の沖縄BBQ秘話 武道館公演成功の裏にあった不安も語る【モデルプレスインタビュー】
    FRUITS ZIPPER、とうあ&なこなこカップルら集結の沖縄BBQ秘話 武道館公演成功の裏にあった不安も語る【モデルプレスインタビュー】
    モデルプレス
  5. 浜辺美波が今年の夏“こっそり行きたいところ”<インタビュー>
    浜辺美波が今年の夏“こっそり行きたいところ”<インタビュー>
    モデルプレス
  6. 杉野遥亮・岡崎紗絵・宮澤エマ・向井康二「差し入れバランサー」「ムードメーカー」…記者が見た飾らない素顔・4人が生み出す化学反応【「マウンテンドクター」インタビュー後編】
    杉野遥亮・岡崎紗絵・宮澤エマ・向井康二「差し入れバランサー」「ムードメーカー」…記者が見た飾らない素顔・4人が生み出す化学反応【「マウンテンドクター」インタビュー後編】
    モデルプレス
  7. 杉野遥亮、Snow Man向井康二と共鳴したシーン「グッとくる」俳優として"今"求めていた場所・懸ける情熱【「マウンテンドクター」インタビュー前編】
    杉野遥亮、Snow Man向井康二と共鳴したシーン「グッとくる」俳優として"今"求めていた場所・懸ける情熱【「マウンテンドクター」インタビュー前編】
    モデルプレス
  8. 乃木坂46佐藤璃果、話題の「あざと連ドラ」で活きた経験&役作りでの“研究”とは 地元・岩手への深い愛も語る【モデルプレスインタビュー】
    乃木坂46佐藤璃果、話題の「あざと連ドラ」で活きた経験&役作りでの“研究”とは 地元・岩手への深い愛も語る【モデルプレスインタビュー】
    モデルプレス
  9. 【櫻坂46的野美青インタビュー】“憧れ”小林由依の卒業は「立ち直れないんじゃないかと…」心に刻む言葉・前を向けた理由<自業自得>
    【櫻坂46的野美青インタビュー】“憧れ”小林由依の卒業は「立ち直れないんじゃないかと…」心に刻む言葉・前を向けた理由<自業自得>
    モデルプレス

あなたにおすすめの記事