“W杯神予想”でメディア出演急増・日向坂46影山優佳、2年休業の過去「絶望の淵に叩き落され続けていたような感覚」悲しみを乗り越えられた理由<モデルプレスインタビュー>
2022.12.28 12:00
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世界中が白熱した『FIFA ワールドカップ カタール 2022』(※以降はW杯)。試合だけではなく、メディアで大きな注目を浴びた1人が日向坂46の影山優佳(かげやま・ゆうか/21)だ。モデルプレスのインタビューでは、そんな快進撃とも言える現状への心境や、過去の悲しみを乗り越えた方法、夢を叶える秘訣を語ってくれた。
影山優佳、W杯での“神予想”で快進撃
影山は以前からサッカー好きを公言しており、自身のSNSでもサッカーに関することを日頃から投稿。サッカー4級審判の資格も取得しており、サッカー通アイドルとして知られている。今回のW杯では、ABEMAの特別生中継番組に出演した際に勝敗やスコア・フォーメーション予想し、ほぼ的中させる“神予想”を連発。日本戦のみならず、各国の試合分析を自身のInstagramを通して発信するなどの本気ぶりで、決勝戦の優勝国も見事に予想を的中させた。
試合の度にTwitter上では影山に関連するワードがトレンド入り。日向坂46のファンのみならず、サッカーファンからも大きな注目を集め、メディアへの出演も急増していた。
影山優佳、メディア出演急増で環境にも変化
影山は、反響について「正直、まさかこんなにも反響や感想をいただけると思っていませんでした。サッカーやメディアの第一線で活躍されている解説者やタレントのみなさん、そしてサッカーファンのみなさんも様々な予想をされている中で、私がたまたま結果と同じ数字を挙げていたことをSNSやメディアでたくさん取り上げて広めてくださったおかげです」と自身でも驚きの様子。「私が大好きなサッカーというスポーツの魅力をいかにして色々な層の人の心に届けられるかということを目標や課題にして数年間お仕事に取り組んできて、その結果としてワールドカップを通して少しでも見える形でなにかがサッカー界やみなさんに還元されていたら嬉しいです」とサッカーへの思いを語り、「改めて素晴らしい活躍で日本中をわくわくさせてくださった代表のみなさんと、試合の感想や私のことについて言葉にしてくださったみなさんへの感謝でいっぱいです」と感謝を伝えている。
W杯を機に、“影山優佳”という名前自体がファン以外にも一気に広まるきっかけとなったが、「先日友人とご飯に行った時にサインを求められた時や、街を歩いていたら前の女子高生お2人が私の話をしていた時は本当に驚きました。アイドルをあまり知らない方や共演者の方に『影ちゃんがいるのは何坂なの?』と聞かれる瞬間が1番嬉しく、その時は鼻高々に『日向坂です!』と答えさせていただきます!」と環境も大きく変化したという。
連日の多忙ぶりに「#影山寝ろ」のハッシュタグまで誕生することも。「『#影山寝ろ』の存在は、お仕事中にマネージャーさんに教えていただきました。21年強の人生で1番私生活の心配をされた期間でした(笑)。寝られる時に寝ているのでぜひご安心いただきたいのですが、そうしてサッカーだけでなく私のことやグループのことについても関心を向けてくださることが本当に嬉しいです」と喜びを見せた。
影山優佳、サッカー選手らへのリスペクト語る
そんな影山の実力は、元サッカー日本代表の内田篤人、本田圭佑選手なども絶賛。「内田さんは2020年の11月に始まったDAZNの内田さんの番組の初回ゲストとして出演させていただいた時からお世話になっています。当時からその収録内で『この番組にとどめておきたくない、世界に羽ばたいてほしい』とおっしゃっていただいていたので、今こうしてサッカー界に私らしい役割で少しでも貢献できているのかなと思うと、内田さんにも恩返しをし始めてられているのではと嬉しくなります」。「サッカー番組をはじめ様々なところで元日本代表やサッカー関係者の方にお会いするのですが、近くでお話を聞いていると想像を絶するほどのプレッシャーや怪我のリスクなどと常に隣り合わせで孤独に戦っていらっしゃることを教えていただきます。お話を聞いたり試合を見るたびに感情移入して、ご自身の夢とたくさんの人の夢を背負って戦っている全ての方にリスペクトや賞賛の気持ちを、人前に立つ仕事をしている私が先陣を切って言葉にしていきたいと強く思います」と選手らへのリスペクトを語った。
影山優佳、2年の休業…決断に思うこと
現在目を見張る活躍ぶりを見せている影山だが、2018年6月から約2年間、学業専念のために芸能活動を休業していた期間も。グループを続けるかという選択に迷ったこともあった過去…現在の活躍をふまえ、今思うことは──?「以前私のドキュメンタリー番組を制作していただいた際に『大学に受かったらこの先どうするか』という悩みを持っていたことや、原因不明の体調不良で大好きな勉強や夢を諦めなければならなかった時のことをお話しさせていただきました。そのように自分を完全に失っていた時に『日向坂に戻ってきて欲しい』と言ってくれたメンバーたちに感謝の気持ちでいっぱいです。このグループは絶対に人気になると信じて、バッドニュースで流れを止めないようにかなり早い時期に学業専念を決めさせていただいたのですが、私の予想を遥かに超えるスピードで坂を登っていったみんなのことを誇りに思います。
あたたかく迎え入れてくれたメンバーやおひさま(※日向坂46ファンの名称)の皆さんに出会って、復帰するにあたって絶対に自分という存在が日向坂の名前を広められるような人になろうと決意に近い思いを持ちました」。
影山優佳、悲しみを乗り越えられた方法
さらに、聴覚が敏感で大きな音に苦手意識があることも明かし、12月17日~18日に有明アリーナで開催された日向坂46のクリスマス公演「ひなくり2022」も欠席。「絶望の淵に叩き落され続けていたような感覚」と話す影山が、悲しみを乗り越えられた理由とは?「絶望の淵に叩き落とされ続けていたような感覚があったのですが、メンバーに打ち明けた時みんなが『影にしかできないこともいっぱいある!』『影がいなくなったら困る』などと声をかけてくれました。
そのタイミングで、ライブやリハーサルと全く重なる日程でワールドカップのお仕事のお話を伺いました。日向坂もサッカーもクイズもその他のお仕事も大好きな私のことですのでもし全てが行える状態にあったら絶対に両立していたと思います!ただもともと身体が強靭な訳ではないのでスケジュール管理をしながらも私のやり抜きたい思いも汲んでくださるスタッフの皆さんにもとても感謝しております。
みなさんの存在や言葉のおかげで、私にできないことがたくさんあるのなら、私にしかできないことを1つずつ取り組んでいきたいと前を向くことができています」。
影山優佳の夢を叶える秘訣
アイドルとしての活躍だけではなく、自ら新たな道を切り開いている影山が思う、「夢を叶える秘訣とは。「『信じれば夢は叶う』と日本代表の試合の時に繰り返しお話ししました。私なりのこの言葉の解釈を伝えさせていただきます。
『信じる』は『自分を信じる』ことだと思います。願い事や夢が叶うことを信じることではなく、夢に向かって頑張る自分を信じてあげるということです。たくさん苦手なことがあってそんな苦手を人にさらけ出すことも苦手な性格があって、そんな自分にもできることがあるし頑張ればできると、自分が自分自身の1番の肯定者であり評論家であることが夢を叶える1歩目かなあと思っています。でもその1歩目がハードル高いんですよね(笑)」。
そして、最後にW杯で素晴らしい感動をくれたサッカー日本代表選手に向け、「私たちにたくさんの夢や感動や興奮を届けてくださってありがとうございます!ベスト8という夢のためにまた新しい継続や新しい出会いが始まっていくのだと思うと今からとても楽しみです!引き続き心の底から応援しています!」と労いの言葉とともに、今後へのエールをおくった。(modelpress編集部)
影山優佳(かげやま・ゆうか)プロフィール
2001年5月8日生まれ、東京都出身。2016年5月8日「けやき坂46(ひらがなけやき※現在の日向坂46)オーディション」に合格。アイドル活動のほか、映画「かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~ファイナル」(2021)で映画初出演を果たし、女優としても活躍。FIFAシリーズ最新作「FIFA 22」の日本アンバサダーにも就任している。
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