FANTASTICS佐藤大樹の説得力ある“夢を叶える秘訣” 世界との同居中に気付いた意外な一面は？＜「The Usual Night いつもの夜」インタビュー連載Vol.2＞

FANTASTICS「The Usual Night」インタビュー連載

舞台は都内某所にある男子寮。メンバー同士のコミュニケーションを深めながら、さらなるエンタテインメントの高みを目指すための“共同生活”を、余すところなくカメラが捉えていく。あくまでも架空の共同生活…だが、仕事を終えて帰宅し、リビングでくつろぎ、寝食をともにする、そんな普通の夜を過ごすメンバーの様子は“普段の様子”そのもの。ただ、そこに“フィクション”が混じり合うことで、メンバーも予想だにしなかった、まさかのストーリーが巻き起こっていく。

モデルプレスは今回その男子寮に潜入し、リーダー兼パフォーマーの世界・佐藤、パフォーマーの澤本夏輝・瀬口黎弥・堀夏喜・木村慧人、ボーカルの八木勇征・中島颯太にインタビューを実施。彼等しか知らないメンバーの意外な一面や番組を通して新たに気付いたこと、一層活躍の場を広げた今思う“夢を叶える秘訣”まで、たっぷり語ってもらった。

佐藤大樹のお気に入りシーン

― この番組を通して気付いたメンバーの新たな一面を教えてください。

佐藤：フェイクドキュメンタリーなので、どこからフェイクでどこからリアルかというのは言いづらいのですが、皆の芝居がリアルすぎて「ちょっと怖いな」と思いました（笑）。僕もどう話が進んでいるのか知らないんです。だから視聴者の皆さんと一緒でオンエアを見て初めてわかるというか。「ここはフェイクだろうな」と思いつつも皆がリアルなお芝居をするので見ていて楽しいです。

― 特に好きなシーンはありますか？

佐藤：いっぱいありますが、皆で集まっているところよりもメンバー1人1人のプライベートな瞬間が好きですね。なっちゃん（堀）と颯太が2人で古着屋に行くところとかは、普段からよく2人で買い物に行くというのは知っていたので、そういうリアルを織り交ぜた中でのフェイクを見るのが好きでした。あとはやっぱり勇征と黎弥の恋模様。普段だったらありえないことをドラマで見られるし、すごくリアルに描かれていたので、その2つが特にお気に入りです。

― 自分が参加したパートで印象に残っているシーンはありますか？

佐藤：ここで勇征の誕生日会をやったんですが、あれは実際に誕生日当日だったんです。お酒も飲んで楽しかったですし、世界さんと勇征と3人でのシーンでは勇征のリアルな悩みやこれまでのことを話したりして。また澤夏とリーダー2人での年上組トークとかも面白かったです。カメラは回っているけど、回っていない時のような会話をいっぱいしていたので、それはすごく印象深いですね。ファンの人もこれまで見てこなかった部分なので反響もありましたし、「リアルでいい」みたいな声もたくさんいただきました。

佐藤大樹、世界との同居中に気付いたこと「思っていたより…」

― 佐藤さんは世界さんと実際に同居していた期間があるとのことですが、そこで気付いた世界さんの意外な一面や驚いたエピソードはありますか？

佐藤：とにかく思っていたより本当に優しかったです（笑）。もともと僕と世界さんは先生と生徒みたいな関係だったのでプライベートのことは全然知らなかったのですが、ご飯を作ってくれたり、自分が美味しいと思ったチーズ入りのソーセージをスーパーで買ってきて僕の分まで出してくれたり…（笑）。それから意外な面で言うと、やっぱり朝が弱いところ。当時は大体同じスケジュールだったので集合時間も一緒だったんですが、僕は起きているのに世界さんはなかなか寝室から出てこなかったりして。僕がノックで起こすことも何度かあったので、「意外と朝弱いんだな」って（笑）。

― もし今メンバーと2人で住むなら誰を選びますか？

佐藤：え～…勇征かな。最近だと勇征も「美しい彼」（MBSほか）でドラマをやっていたので、「相談があります」とホテルの部屋に来てくれたり、2人でご飯に行ったりしました。そういう機会が増えたので、一緒に暮らせるなら暮らしてみたいなと思いますね。

― 共同スペースでお気に入りの場所はありますか？

佐藤：リビングにあるソファです。ここは「徹子の部屋」の僕と世界さんバージョンみたいな「リーダーの部屋」（笑）。ここに相談者が来て話を聞くシーンを何回か撮ったので、落ち着くしなんか好きですね。

佐藤大樹「日本全国にFANTASTICSを広める年にしたい」

― 今、勢いがますます加速しているFANTASTICSさんですが、今後の目標をグループとしてと個人として、それぞれ教えてください。

佐藤：グループとしては、今年はこの「The Usual Night」もそうですが、「ふるさとファンタ」（フジテレビ系）など自分たちの番組をたくさん放送してもらえる年になったので、個人的には「日本全国にFANTASTICSを広める年にしたい」という思いがあります。なので、今開催しているツアー「FAN FAN HOP」をまずは成功させたいです。また最近はそれぞれ活発に個人活動もしているので、見てくださっている皆さんに名前と顔を覚えてもらって、誰もが口ずさめる曲をリリースしたいです。かっこいい曲はもちろんですが、そういう曲が今のファンタにすごく合っているのではないかなと思います。

― 個人としてはいかがですか？

佐藤：上半期は「liar」（MBS・TBS系）や「理想ノカレシ」（TBS系）など色々なドラマに出演させていただいたので、この勢いを止めずに下半期も突き進みたいです。また「liar」でFANTASTICSがエンディング主題歌を担当できたのが個人的にはすごく嬉しくて。反響も大きかったので、またいつかできたらいいなと思います。あとは、僕はサウナがすごく好きで、それを発信していったら仕事に繋がる機会も増えてきたので、仕事でサウナにいっぱい入りたいです（笑）。行ったことのない場所に行ってみたいですね。

佐藤大樹のストイックな“夢を叶える秘訣”

― 最後に“夢を叶える秘訣”をお伺いしたいのですが、2021年8月のインタビューで佐藤さんは「夢を口にすること。応援してくれる人を周りにたくさん置くこと。期限を決めること」とおっしゃっていました。そこから約1年、その考えに変化や「これも大事だな」と思ったことはありましたか？

佐藤：ほとんど変わっていないです。やっぱりその3つは大事だと思います。でも、夢を叶えるためだったら寝る時間を削ってでも取り組むというか、他の人が寝ている間に働くことも大事だなと思います。僕は学生時代からそういう生活をしていて、やればやった分だけ返ってくるとわかったので、努力を惜しまないことですね。

― 確かに佐藤さんのご活躍を見ていて「いつ寝ているんだろう」と思っていました（笑）。

佐藤：寝てますよ（笑）！でもサウナに入るようになってから、ショートスリーパーになったんです。サウナでリフレッシュされた分、前より寝なくても大丈夫になりました。

― そんな佐藤さんの言葉だからこそ説得力があります！貴重なお話をありがとうございました。

（modelpress編集部）

佐藤大樹（さとう・たいき）プロフィール

生年月日：1995年1月25日
血液型：A型
出身地：埼玉県

FANTASTICS from EXILE TRIBEプロフィール

EXILE TRIBEの新グループとして、EXILEの世界・佐藤をリーダーに、パフォーマー集団として2016年12月29日に結成。2017年5月から12月にかけて「EXILE Presents VOCAL BATTLE AUDITION 5 ～夢を持った若者達へ～」を開催し、約3万名の応募者の中から勝ち上がった八木・中島が加入。2018年にシングル「OVER DRIVE」でメジャーデビューを果たした。6月29日にニューシングル「Escape」をリリース。現在ホールツアー「FANTASTICS LIVE TOUR 2022 “FAN FAN HOP”」を開催中。