あのショートカット美女はだれ？“イケメン女子”星波が気になる＜モデルプレスインタビュー＞

イケメン女子グループ“ザ・フーパーズ（THE HOOPERS）”で活動

ザ・フーパーズは全員ショートカットの7人組ボーイッシュ・ガールズ・グループ。少女コミックから飛び出してきた王子様のような、女子も恋するルックスから“イケメン女子”と呼ばれ、日常では味わえないFANTASIA（夢の世界）を創ることをコンセプトとしている。“イケメン女子”ならではの、際どいセクシーさのあるパフォーマンスに定評がある。

そんなザ・フーパーズで芝居リーダーを務める人気メンバーの星波。またアクロバットを得意し、その身体能力を活かしたパフォーマンスで支持を集めている。

個人での活動も人気ゲームシリーズが原作の舞台『テイルズ オブ ジ アビス』にヒロイン、ティア・グランツ役で出演するほか、声優としても活躍。昨年放送されたテレビ東京『ウソでしょ！？ヒストリー 「今」から「昔」がわかる偉人伝』では再現ドラマにて森蘭丸役を好演したことも話題となった。

現在オンエア中のスマホゲームアプリ「仮面ライダー シティウォーズ」のテレビCMにはイケメン女子高生役で出演。ボーイッシュ・ガールズ・グループ「ザ・フーパーズ」で活動している彼女だけに、女子の制服姿は貴重だという。

「あの子はだれ？」普段はイケメン女子の星波が貴重なミニスカ

― スマホゲームアアプリ「仮面ライダー シティウォーズ」のテレビCMが放映されていますが、反響はいかがですか？

メンバーは「すごくかっこいい」と喜んでくれました。ファンの方にスカート姿をお見せするのは初めてだったので、どんな反応なのだろうと不安もあったのですが「すごいね」とか「CM出演おめでとう」と言ってくれる方が多く、嬉しかったです。そして「上半身だけ見るといつもの星波くんなんだけど、下半身見たら女の子だった」といった声も（笑）。驚きの声も多かったですが「なんでスカート？」といった否定的な声はなく、安心しました（笑）。新しい一面が見れた」と新鮮だったようです。また、ファンの方から「アプリをダウンロードしてやり始めたよ」といった声もすごくたくさんいただいていて嬉しいです。「宙周りがすごい」とか「叫んでいる顔がいい」といったコメントもありました。

― 貴重なスカートということですが、抵抗はありましたか？

グループでスカートを穿くことはほとんどなく、私も初めてでした。スカートを穿くこと自体、何年ぶり？ってくらいで「スカートってこんな感じだっけ？」「何か足りない気がする」とそわそわしていました（笑）。ショートパンツも穿くことはなく、脚を見せることに少し抵抗がありました。「星波くんの脚、めっちゃムキムキと言われたらどうしよう」みたいな（笑）。いや、ムキムキだったら嬉しいか！脚って、特に女性のラインが出やすいパーツですし、ファンの方の中には男性として見てくれている人もいるので、脚を出すことに不安がありましたね。ですが、チャレンジできてよかったという気持ちです。

― なるほど。昨年放送されたテレビ東京の特別番組『ウソでしょ！？ヒストリー 「今」から「昔」がわかる偉人伝』では森蘭丸を演じたことでも話題となりましたが、こちらもはまり役でしたね。

嬉しい！ありがとうございます。モデルプレスさんにも記事にしていただき、Twitterのフォロー数が1日ですごく増えたんです。歴史上の人物ということで迷うところもありましたが、蘭丸役はすんなり入れました。

アクロバットに定評！星波が芸能界を目指したきっかけ？

― 星波さんが所属するザ・フーパーズは迫力のアクロバットでも人気ですが、アクロバットを始めたきっかけを教えてください。

器械体操は4歳から小学校6年生まで習っていました。当時、水泳教室にも通っていて、その施設で体操の教室もやっていて「やりたい！」と思って始めたのがきっかけです。私は単発でバク転とかよりもロンダートから繋げた技のほうが得意なので、ぜひそこに注目していただけたら。

― そんな器械体操が今、お仕事につながっていますが、いかがですか？

せっかくの経験だったので何かに繋げたいという思いはありました。ですので、すごくいいものに巡り会えたと思います。

― では、どうして芸能界を目指されたのでしょうか？

親が「やってみたら？」と勧めてくれたのがきっかけでした。でも、今となっては考えられないのですが、すごく恥ずかしがり屋で、人前で何かをするとか、喋るのが苦手で、小学校の日直でも泣いちゃうくらいで（笑）。母が勝手にオーディションに書類を出して、嫌々行っていたんです。でも、スポーツをやっていたこともあってか、落ちると悔しいし、負けたくないという気持ちが芽生えて、芸能界を目指したいと思うようになりました。高校卒業を前に、進路を決めるタイミングでもこの業界に飛び込んでみたいと思ったんです。

― 活動の中で転機やご自身の意識が変わった出来事はありますか？

やはりメジャーデビューはグループにとって大きな出来事でしたね。グループのメンバーの1人として、どういう立ち位置にいたらいいんだろうと、いろいろ考えた時期でもありました。あと、メンバーの卒業もグループとしての転機です。個人では、昨年の6月に初めて舞台に出演させていただき、とてもいい経験になりました。

真似したい！星波のショートヘア＆イケメンに見せるメイクテク

― ショートカットがトレードマークのザ・フーパーズ。オーダー方法やこだわりを教えてください。

サイドの毛、私は触覚と呼んでいるのですが、ここを切りすぎないことです。それと、マネージャーさんから「星波は前髪をのばしているほうがカッコいいし、きれい」といっていただいたので、前髪はあまり長さを変えないようにしています。それから後ろだけはバッサリ切る（笑）！あとしっかりセットしなくてもいい感じになるように美容師さんにお願いしています（笑）。

― 先ほど「久しぶりのスカートだった」というお話もありましたが、普段のファッションは？

パンツスタイルですね。ただ私、メンバーの中でも1番ファッションやメイクに疎いです…（苦笑）。「欲しいな」と思う服があっても合わせ方がわからなくって…。グループのファッションリーダー・陽稀によく教えてもらっていて、勉強しているところです。

― イケメンに見せるためのメイクのこだわりはありますか？

重要だと思うのは眉毛。太さや長さ、色で印象が変わりますし。メイクさんにも、男の子は女の子よりも目と眉毛の間が狭いと聞いたことがあり、女の子って眉の下を剃るかと思うのですが、私は眉の上を剃っています。眉毛から、この職に染まっていますね（笑）。

素顔がチラリ　星波のプライベート

― ご自身の“イケメン”なところと“乙女”なところを教えてください。

好きなものに関してお金をポンって出せるところはイケメンな気がします。アニメが好きなのですが、そこに関しては羽振りがよく、好きなことに一途なのところはイケメンかな（笑）。乙女なところは、好きなものに関してよく喋り、耳が赤くなるところです。あと、自分で言うのも何ですが、やっぱ見た目はイケメンかと（照）。でも、写真などきっかけに応援してくれるようになったとファンの方にイベントでお会いすると「星波くんって思ったよりちっちゃいだね」と言われることが多くて…（苦笑）。その点もある意味女の子かと思います。

― オフの日がどのように過ごしていますか？

撮り溜めたアニメを見たりとか、お散歩をして立ち読みしたりとかが多いです。最近は去年出演した舞台『テイルズ オブ ザ ステージ』に続投させていただくことが決まり、テイルズシリーズのゲームをしたりDVDを観たりもしています。

CMで注目…星波のこれからの目標

― 今後の目標を教えてください。

グループとしては、今年の夏には東名阪ツアーもありますし、自分たちが開催するライブを満員にしたいです。2月にリーダーが卒業して新体制で新たにスタートを切ったばかりなのですが、メンバーが少なくなった分パワーが減って見えないようにそこを埋めることが課題であり、目標です。個人の活動では、声優や舞台など、好きなものに関わる仕事をさせていただけています。その中でお芝居に興味が出てきたので、映画やドラマに出演してみたいです。それから、やっぱりアニメが好きなので2.5次元舞台も出たいですね。

― 役に関しては女性役でも？

はい！それはそれで挑戦してみたいです。また新しい発見もありそうですし。欲をいうとサスペンス作品をやってみたいです。

― 最後に、星波さんが思う夢を叶える秘訣をお願いします。

フーパーズのオーディションのときから、ずっとお芝居と言っていました。そして、3年目となる去年、初めて舞台に出ることができました。なので、やりたいという気持ちを持ち続け、口に出すことが大切だと思います。私もでしたが、夢って恥ずかしくてなかなか言えないこともあると思いますが、意外と口に出したほうが繋がっていくことも。意志を持ち続けることと口に出すことが夢を叶える秘訣だと思います。

― ありがとうございました。

カメラ越しの表情はクールなイケメン女子、インタビュー中は気さくで愛嬌たっぷりだった星波。個人での活動も増えているが、インタビュー中はグループやメンバーの名前を度々出し、グループ愛をのぞかせた。

思わずうっとりしてしまうビジュアルのイケメン女子が、貴重なスカート姿でCM出演。多くの人が気になっていた存在は、この先、どんな姿でどんな活躍を見せてくれるのか期待したい。（modelpress編集部）

星波（せな）プロフィール

生年月日：1995年9月1日 血液型：O型 出身地：神奈川県
趣味・特技：アニメを見ること、漫画を読むこと、舞台観劇、アクロバット
担当：トーク＆芝居リーダー、アクロバット