玉城ティナが20歳の誕生日…14歳で“美少女すぎて息ができない!”と騒がれた女の子はどう成長した?<モデルプレスインタビュー>
2017.10.08 00:00
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モデルで女優の玉城ティナ(たましろ・てぃな)が10月8日、ついに20歳になった!12年7月に講談社主催の「ミスiD 2013」でグランプリを受賞。“美少女すぎて息ができない!”とわずか14歳で脚光を浴びた彼女もすっかり美しい大人の女性に。可憐だけじゃない、妖艶さもあわせ持つ特別なビジュアルと、独特な感性からにじみ出る存在感は唯一無二。節目のタイミングで待望のオフィシャルファンクラブ「たまぴよ倶楽部」も始動し、玉城ティナの第2章が始まる。モデルプレスはその直前に話を聞き、デビューからの5年間とこれから、さらに“たまぴよ”への熱いメッセージを語ってもらった。
目次
14歳→20歳 なにが変わった?
― ついに20歳ですね。おめでとうございます。玉城:ありがとうございます。ついに20歳です。14歳からお仕事をさせていただいて、あっという間の5年間でした。いろんなことがあって、とても充実した10代だったなって思うんですけど、あまり記憶の方はない…(苦笑い)、
― (笑)。なにか一つ思い出を、というのはいろいろあって難しいと思いますが、この5年間を振り返ってみていかがですか?
玉城:どのお仕事も毎回違うスタッフさんなんですけど、一方でずっと一緒のお仕事もあったり。専属モデルをやらせていただいている『ViVi』はずっとそばにいてくれてありがたいなと思っています。やっぱり『ViVi』のイメージを持ってくれている子はとても多い。そこからランウェイを経験して、女優業もやらせていただいて、どんどん幅が広がっていって。10代最後の夜にはラジオも始まります(※ニッポン放送『玉城ティナ と ある世界』10月7日 後8:40スタート/毎週土曜)。ハタチになる直前に新しいお仕事を始められるのも嬉しかったですね。
― 14歳から19歳、心も体も一番成長する時期だと思いますが、玉城さんはなにが大きく変わりましたか?
玉城:お仕事に対する気持ちは変わった…のかな。当時は本当に人見知りで、まず私はこんなところにいていいのだろうか、と思っていました。でもいろんな現場を経験させていただいて、たくさんの人が丁寧に教えてくださって、最近ちょっと自分に求められているものというか、自分がしたいことが分かってきたんです。まだ勉強中であることに変わりはないんですけど、一歩ずつ前に進めている感じはしています。いつの間にか上京して東京に住んで、ってなったんですけど、これからも私はここで仕事をしていきたいんだろうなって、いま改めて思うことが多いです。
― モデルとしてどんどん脚光を浴びていく玉城さんが、演技のお仕事を始めた時は驚きましたし、ワクワクが止まりませんでした。でも玉城さん自身は「もう絶対にやりたくない」と思ったとか(笑)。
玉城:そうなんです、本当にやりたくないって思いました(笑)。つらかったし、寒かったし、でも一番はわからないってことが嫌でした。その時の私が素直に人の話を聞いて、その場になじむ行動を取れればよかったんですけど、それができなかった。でもそれから少し時間が経ってまた挑戦する機会ができて、その時はやっぱり心が成長できてきたのかな、考え方というか、物事の受け取り方が変わっていて、作品を作るために、作品のなかの一人になれることはすごく光栄でありがたいことって思えたんです。もっとその一員になりたいと思いました。その時の強い感情は今でも覚えています。
“たまぴよ”への感謝の気持ちを改めて
― 玉城さんにとって“たまぴよ”は切っても切り離せない存在。“祝・20歳”記念インタビューということで改めて“たまぴよ”について振り返りたいです。そもそも“たまぴよ”はどのようにして浸透していったのでしょうか?玉城:玉城だから“たま”、“たま”といえば“ひよこ”、じゃあ“たまぴよ”って、なんとなく決まって(笑)。最初の頃はよく「みんなは大切な“たまぴよ”だよ~」とかつぶやいていました。でも最近は“たまぴよ”って言葉を私から発することは減っていたんです。でもファンクラブを作ることになって、それならやっぱり“たまぴよ”を使いたいなって。“たまぴよ”をハンドルネームにしてくれている子もいて、一つの呼び名として浸透しているのはすごく嬉しいです。
― では初期の“たまぴよ”はもう5歳ですね。せっかくなのでずっと応援してくれている“たまぴよ”への感謝の気持ちを熱く語ってください!
玉城:熱く…照れますね。私がいくらいろんな人と作品を作ったり、写真集を出版したりしても、見てくださる方がいないと、なにも始まらないというか、ただの自己満足で終わってしまう。なので“たまぴよ”の皆さんに受け取ってもらえて、私っていう存在をどう解釈してくれるのかっていうのは、本当に楽しみなんです。皆さんの反応やコメントが私の進路を示してくれているので、本当にありがとうございます!って言いたい。皆さんがいなければ私はここまでお仕事をすることもできなかった。これからもよろしくお願いします!
― その気持ちはきっと伝わっていますよ。“たまぴよ”との交流で特に印象に残っていることはなんですか?
玉城:私は手紙が嬉しい。でも声をかけてもらえることもやっぱり嬉しいかな。イベントとかだと距離が近くて、泣いちゃう子とかもいて。私からしたら「え~なんで泣いちゃうの」ってなるんですけど、そういう風に思ってくれる人がいるって思うと励みになります。「ティナちゃんのおかげで○○ができるようになりました」とか「○○をやってみようと思いました」って言われるのも嬉しいな。私も中学生や小学生の頃を思い出すと、仲良しグループで芸能人の誰々が好き、って話をしていて、それが「ティナちゃんが好き」っていう子もいるんだなって思うと不思議な感じ…本当に感謝、感謝です。
ハタチの抱負、最初に飲むお酒は?
― では20歳の抱負をお願いします!玉城:20代の始まり、ハタチって10代で得たものを20代につなげていく一年だと思うんです。すぐに大人の切り替えができなくても、22歳、23歳くらいになった時に、ハタチにしていたことが良かったんだなと思えるようにしたい。あとはバリバリ働きます(笑)。
― 20歳のタイミングってわかりやく変わるのはお酒を飲めること。最初に口にしようと思っているお酒はありますか?
玉城:10月7日、8日、9日がイベントなので、そこでは飲めないかなって。それ以降かな、打ち上げとかで。やっぱりお祝いだから最初はシャンパン?(笑)これまで打ち上げでお酒が飲めないので帰っていたんですけど、これからは帰れないのかな~、断る理由がなくなった(笑)。でも私がなかなか現場で話せるタイプではないので、いろんな人とじっくり話せるのかもしれないとか、そういうところは楽しみですね。
夢を叶える秘訣
― お仕事での夢ってなんですか?玉城:難しいですね…でもせっかくハーフなので海外で仕事をしてみたいなっていう気持ちはあります。それがいつとか具体的な数字はわからないですけど、できたらいいなとは思っています。
― これまで何度もモデルプレスのインタビューで聞いてきましたが、今の玉城さんが思う、“夢を叶える秘訣”について聞かせてください。
玉城:私もまだ叶ってないのでわかりません(苦笑い)。でも自分の感覚を信じることかなとは思っています。自分に自信が持てたらきっと大丈夫だと思う。もし持てなかったら、周りのことを吸収して自分なりに砕いて、自分の表現としてアウトプットしていけばいいのかなって。誰だって最初はきっと誰かを見て憧れるところからスタートすると思うんです。私も今後そのうちの一人になれたらいいなと思いながらお仕事を頑張っていきたいですね。
インタビューメモ/玉城ティナとモデルプレス
モデルプレスが玉城ティナに初めて会ったのは2013年3月に行われた「第16回 東京ガールズコレクション 2013 SPRING/SUMMER」。すでに『ViVi』の最年少モデルとして世間をざわつかせており、その勢いのままTGC初出演を飾った時だ。当時15歳、年齢通り「幼い」「初々しい」そんな印象も受けたが、どちらかと言うと、すでに物怖じしないというか、大物になる片鱗が雰囲気から感じられるというか、そんな驚きがあった。ランウェイでも堂々たるウォーキング、今後の目標を聞き「“玉城ティナ”という存在をもっといろんな人に知ってもらいたい。演技も含めていろいろなジャンルを制覇して“玉城ティナ”だからなんでもできるんだと思ってもらいたい」と答えていた。まさに有言実行。それから事あるごとに取材をしてきたが、どんどん磨かれるビジュアルもさることながら、そのたびに驚かされるのが、内側の成長。最初は本人も「人見知り」と自覚するだけあって、また自身がなぜモデルとして女優として活躍できているのかわかっていなかったからか、聞かれたことを上手く言葉にできなかった。しかし高校を卒業した頃から、自分がなにを求められているのか、なにをしたいのか、が明確に言葉にできるようになってきた。もともと彼女は「自分」というものをちゃんと持っていて、それだけで熱狂的なファンがついている。そこに伝えられる能力も身についてきているので、さらに大きく化けそうな予感。
“たまぴよ”の年齢層が広がっていることも無視できない。最初は同じ年代の女の子が多かったが、映画を中心とした女優業で男性のファンもついてきた。彼女のイベントには都内だけに限らず足を運んできたが、デビュー当時からのファンの心を離さない、そしてちゃんと新規ファンの姿も見られる。人気や知名度が上昇してもファンと密なコミュニケーションを大切にしてきた証だ。一見クールに見られがちだが、そんなファン想いな一面とのギャップもまた彼女の魅力なのだろう。芸歴5年、でもまだ20歳、玉城ティナの目の前には可能性しかない。(modelpress編集部)
玉城ティナ(たましろ・てぃな)プロフィール
1997年10月8日、沖縄県生まれ。アメリカ人の父と日本人の母の間に生まれ、2012年、講談社主催の「ミスiD(アイドル)2013」でグランプリを受賞。2012年1月より雑誌『ViVi』の専属モデルとなり、同世代の女性から絶大な支持を集める。女優としての活動もスタートし、2014年にはドラマ『ダークシステム恋の王座決定戦』(TBS、14)でヒロイン役を好演。地元・沖縄を舞台にした『天の茶助』(15)で映画デビューも果たし、その後も『オオカミ少女と黒王子』(16)、『貞子vs伽椰子』(16)、『闇金ウシジマくん ザ・ファイナル』(16)、『PとJK』(17)、『サクラダリセット』(前編・後編/17)『暗黒女子』(17)などに出演。2018年には『女々演』の出演も控える。ハタチの記念本『渇望』を10月5日に発売。☆玉城ティナ オフィシャルファンクラブ「たまぴよ倶楽部」☆
「ファンミーティングチケット独占販売」「独占生配信」「オリジナル動画」「玉城デザイングッズ販売」ほか、ブログや壁紙ダウンロード、ゲームなど様々なコンテンツを用意。詳しくはオフィシャルサイトからチェック( http://tina-official.com/ )
☆玉城ティナ 20th Birthday Party☆
<大阪>
日時:10月8日(日)17:00~19:00
場所:ハービスホール
<東京>
日時:10月9日(月祝)17:00~19:00
場所:スパイラルホール
【Not Sponsored 記事】
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