山本美月&玉城ティナ“美人姉妹”の美の秘訣 初共演で「お互いのここがすごい!」発表<モデルプレスインタビュー>
2016.06.17 11:40
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女優の山本美月(24)と玉城ティナ(18)が出演する映画『貞子vs伽椰子』が6月18日に公開される。それぞれ女性ファッション誌『CanCam』(山本)と『ViVi』(玉城)の専属モデルとしても活躍しているが、作品で共演するのは初めて。最初は年齢差、さらには玉城が人見知りとあってなかなか打ち解けられなかったようだが、ハードな撮影を乗り越えた2人はまるで姉妹のように仲むつまじく、モデルプレスのインタビューに応じた。
“お姉ちゃん”山本美月は頼りになる!
― お互いファッションショーなどでは同じステージに立っていますが、会話するのはこの映画の撮影がきっかけとのこと。これまで抱いていた印象と違いはありましたか?山本:私は『ViVi』を見ていて、クールビューティーなお人形ちゃんみたいな感じだと思っていたんですけど、実際に会ったらすごく心の優しい子で、ホラーが好きそうに見えてホラー好きじゃないところがギャップでした。なんか好んでそういうグッズとかも集めてそうなのに(笑)。
玉城:山本さんは『CanCam』を見ていて、ほわっとした笑顔のイメージがとても強かったんですけど、良い意味ですごくサバサバしていました。私がすごく人見知りなので、最初は何をどう話せばいいのかわからなくて…でも山本さんが積極的に話しかけてくださって、お姉ちゃんって感じがすごくしました。お芝居も一生懸命に見て、学ばせていただきました。
お互いのここがすごい!
山本:本当に真面目で今も取材の質問に対してきちんと答えていてすごいなって。私はけっこうふわふわして感情のままに言ってしまう部分があるので…。玉城:ありがとうございます。でも私は動画の取材時、声の大きさはどのくらい張ればいいのかとか、いまだにちょっと不安なんですけど、山本さんはすぐにパッて通る声を出されて、その切り替えができてすごいなって思います。
玉城ティナは可愛さが溢れている?
― 撮影の合間はどんな話をしていましたか?玉城:普段は雑誌でモデルのお仕事もしているので「『CanCam』と『ViVi』で、ここが違うね。それぞれ雑誌の色だね」みたいな話とかしました。
山本:日常のポージングというか何気ない仕草というか、それが全然違って年齢差も感じました(苦笑い)。若い可愛い感じが溢れ出ているんです。私がやっちゃいけないような…(笑)。
玉城:いやいやいやいや…そんなことないです!(笑)
美しさに惚れ惚れ…二人の美の秘訣
― お二人はモデルとしても活躍されていますが、最近ハマっている美容法はありますか?玉城:私は溶岩浴がすごく好きなんですけど、溶岩浴をやりつつ、甘酒ヨーグルトとか飲んでいます。あとはモリンガ茶も。モリンガは栄養価の高い樹木で、沖縄県産もあるので、私は沖縄出身ということもあって、ティーパックとかつい買っちゃって飲んでいます。
山本:私はジムに行って普通に運動しています(笑)。やっぱり楽してキープってできないと思うんですよね。あとはコールドプレスジュースを飲んだり、ハーブティーを飲んだりしています。
「ブサイクになってもいい」…全力で演じきった!
映画『貞子vs伽椰子』はJホラー界を代表する2大キャラクター、『リング』の貞子と『呪怨』の伽椰子が共演・対決する。映像を観た者は必ず死ぬという「呪いのビデオ」を観てしまった主人公、有里(山本)。訪れた者は必ず死ぬという「呪いの家」に足を踏み入れてしまった鈴花(玉城)。2つの呪いを解くため立ち上がった、霊媒師・経蔵(安藤政信)が企てる秘策、それは拮抗した力を持つ貞子と伽椰子を激突させ、2つの霊を同時消滅させるという驚くべき計画だった。有里と鈴花は、呪いの家で呪いのビデオを見る。その先には想像を絶する事態が待ち受けていた―――。― 完成した作品を観ていかがでしたか?
山本:反省点はたくさんありますが、作品としては200点、300点、400点…とても素晴らしい作品だと思っていて、実際は撮影の時に見えていなかった(撮影後に合成された)CGの部分には本当にびっくりしました。「こんなに激しいことが行われていたのか!」と(笑)。恐怖におののく表情は苦労した一つですが、ブサイクになってもいいので、素の感情を出せたらなと思って演じました。それが伝わったら嬉しいです。
玉城:私もそうです。普段のモデルの玉城ティナであれば、可愛い、とか、可愛くない、を意識するんですけど、今回はそれを置いて、「怖い!」という気持ちが皆さんに伝わったらいいなと思って一生懸命、演じました。
「今とても大変」○○と“対決中”!
― 映画は『貞子vs伽椰子』ということですが、最近“戦っているもの”はありますか?山本:『HOPE~期待ゼロの新入社員~』(フジテレビ/7月~日曜21時にてOA)でOL役を演じるんですが、今はその台本1ページ以上はあるんじゃないかというセリフの量と戦っていますね。しかも専門用語が大量…遠藤憲一さんや風間杜夫さんの前で流暢にプレゼンをするんですけど、その方たちに「凛としてるね」と言われるようなお芝居をしなきゃいけなくて、それが今とても大変です。
― セリフはどのように覚えていますか?
山本:長セリフは、1週間くらい前から毎日ずっと家でつぶやいています。外だと集中できないので、まずは無音で読んで、お風呂で何もなしで言ってみて、思い出せないところがあったらお風呂を出てからもう1回読んで、最後に寝る前にもう1回台本なしで言ってみます。そこで言えないところがあったら言えるようになるまで繰り返して、言えるようになったら寝ます。セリフなので周りに人がいることを想像しながら、時には犬と向き合いながら(笑)やっています。
玉城:私はまだ長いセリフというのは経験がないですが、まず携帯で録音して、それを聞いて言ってみてを繰り返しています。最初の時に比べたらかなりその描写をイメージしながらできるようになってきました。“対決”でいうと、私は毎日家に帰ると犬がいるので、犬と追いかけっことかしています(笑)。
映画『貞子vs伽椰子』の注目はここ!
― 最後に映画の見どころと合わせてメッセージをお願いします。山本:ラストシーンが一番重要だとは思いますが、親友の夏美(佐津川愛美)との掛け合いとか、お祓いのシーンとか、人間味のあるシーンにもぜひ注目してほしいです。4DXやMX4Dでの上映はアトラクションとしても楽しめると思いますので、友だちを誘ってみんなで観て、終わった後はカフェとかで感想を言い合ってほしいです。一人で観るのは怖いのでオススメしないです(笑)。
玉城:私の見たことがないような表情がたくさんあると思うので、そこも観てもらえたら。私自身はホラーが苦手ですが、この映画は新しいホラーになっていると思いますので、夏の一つのイベントとして観ていただけたらいいなって思います。
次回作は「姉妹や友だち役で!」
インタビュー後には山本から「LINEを交換しよう」というやり取りも。撮影は昨年末、映画のプロモーションで再び顔を合わせた2人は食事に行く約束もしているそう。一人っ子の玉城は「お姉ちゃん」のような感覚で慕っているが、山本は「しっかりしているので妹というより友だちみたい」とにっこり微笑み、次は「姉妹や友だち役を演じてみたいです」と再共演を心待ちにしていた。(modelpress編集部)山本美月(やまもと・みづき)プロフィール
1991年7月18日、福岡県生まれ。2009年の第一回「東京スーパーモデルコンテスト」にてグランプリに選ばれる。以降、『CanCam』の専属モデルとして活動しながら、2011年より女優活動も開始。2012年、初出演映画『桐島、部活やめるってよ』(12)で注目を集める。以降、雑誌、TVドラマ、映画に数多く出演。今最も注目されている若手実力派女優の一人。主な映画出演作に『黒執事』(14)、『女子―ズ』(14)、『近キョリ恋愛』(14)、『東京PRウーマン』(主演、15)、『ボクは坊さん。』(15)など。待機作には10月8日公開の主演作『少女』(16)、17年公開の主演作『ピーチガール』がある。他にも、7月スタートのフジテレビドラマ『HOPE~期待ゼロの新入社員~』(日曜21時~OA)に出演する。玉城ティナ(たましろ・てぃな)プロフィール
1997年10月8日、沖縄県生まれ。アメリカ人の父と日本人の母の間に生まれ、2012年、講談社主催の「ミスiD(アイドル)2013」でグランプリを受賞。2012年1月より雑誌『ViVi』の専属モデルとなり、同世代の女性から絶大な支持を集める。Instagramフォロワー数は76万人超。女優としての活動もスタートし、2014年にはドラマ『ダークシステム恋の王座決定戦』(TBS、14)でヒロイン役を好演。地元・沖縄を舞台にした『天の茶助』(15)で映画デビューも果たし、現在『オオカミ少女と黒王子』(16)が公開中。今年4月、写真家・篠山紀信による写真集『ティNa EROス BY KISHIN』も発売した。
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