石原さとみ、月9初主演で見せる“新たな顔”「一緒にあたふたして」 モデルプレスインタビュー
2015.10.11 17:00
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12日スタートのフジテレビ系新月9ドラマ『5→9~私に恋したお坊さん~』で主演を務める女優の石原さとみ(28)が、モデルプレスのインタビューに応じた。2012年『リッチマン、プアウーマン』、2014年『失恋ショコラティエ』などで“月9ヒロイン”を演じてきた彼女が、「夢だった」と語る初の月9主演に満を持して挑む。
初の月9主演、悩める20代女性をリアルに演じる
新月9ドラマ『5→9~私に恋したお坊さん~』の原作は、少女漫画「Cheese!」(小学館)にて2010年より連載がスタートした「5時から9時まで」(相原実貴氏)。29歳を前に人生最大のモテ期が到来した英会話講師・桜庭潤子(石原)とイケメン僧侶・星川高嶺(山下智久)のラブコメディー。ほか共演には、田中圭、古川雄輝、高梨臨、紗栄子、中村アン、速水もこみちら。恋に仕事に人生に…これまで様々な役柄で世を魅了してきた石原が、悩める20代女性をリアルに演じていく。監督は、昨年石原が主演したフジテレビ系連続ドラマ『ディア・シスター』でもタッグを組んだ平野眞氏とあって「私のこともよく分かってくれてますし、私も監督がどうしたいのかっていうのが感覚で分かるので、オープンマインドで何でも言い合えてとてもやりやすいです」と息はぴったりだ。
クランクインから1ヶ月ほど、「現場はすっごく楽しいです。みんな明るいので、和気あいあいとしていますね。プロデューサーさんもカメラマンさんも助監督チームも、女性がとにかく多くてずっとしゃべっているんですよ。同年代のスタッフが多いってこともあってみんなで作っている作品という感じ」と、撮影は順調そのもの。“座長”としてのプレッシャーはあまり感じていないように見えるが、それには「まだその感覚になっていないんです。当たり前なんですが、主演だと台詞の量も出ている場面も多くて、一杯一杯。プロデューサーのみなさんや監督と話し合いながら進めています。どんな役でも、同じように気持ちを込めて演じています」と特別な意識はない。
“初共演”山下智久は「一緒にお芝をして楽しい方」
石原演じる潤子に求婚する僧侶・高嶺を演じるのは、初共演となる山下。都内に広大な敷地を持ち、大勢の檀家を抱える一橋寺の将来の住職。潤子との出会いをきっかけに、「ELA」に通いはじめる…という積極的な性格であり、誤解されることを恐れず猛アプローチを仕掛けるかなりの“変人”。「変人役なので台詞も面白いし、山下さんは一緒にお芝居をしていてとても楽しい方です。撮影では、この台詞をこういう風に言うんだ、こんな顔するんだって予想外の反応を見ることができる。だから、台本を読んでいても、『この台詞はどうやって演じられるんだろう?』ってワクワクします。元々面白い役なんですけど、山下さんがやるからもっと魅力的になっているんだと思います」。
また、同世代のキャストも多く「中村アンちゃんや紗栄子ちゃんは、モデルさんとしても活躍しているので、ファッションや美容の話をすることが多いです。あと、高梨臨ちゃんは英語の発音がすごく綺麗なんですよ!」と声を弾ませる。男性陣についても、「田中圭くん、速水もこみちさん、古川雄輝くんと、共演経験のある方ばかり。田中圭くんは昔から知っているので、憧れの先輩って設定が恥ずかしいくらい(笑)。速水もこみちさんもすごく気さくで、料理の話などで盛り上がっています」とすっかり打ち解けているようで、仲睦まじく話す様子が浮かんでくるほどだ。
次はどんな顔を見せる?「一緒にあたふたしながら観て」
『リッチマン、プアウーマン』では、就職活動に苦戦する東大生役を等身大の演技で表現し、多くの女性の共感を得た石原。一方、『失恋ショコラティエ』では天然系小悪魔女子を完璧に演じきり、「可愛い」の代名詞のような存在となった。次の月9では、一体どんな魅力を開花させるのか?「台詞が咬み合わないまま、自分だけを喋ってる人たちが集まっているような物語です。そこで私が、どんな風に振り回されていくのか、一緒にあたふたしながら観ていただけたら嬉しいなと思います」――“女優・石原さとみ”には、まだ見たことのない顔がいくつも隠れているような気がする。今作では、それをきっと見せてくれる。(modelpress編集部)
石原さとみ プロフィール
1986年12月24日、東京都出身。2002年ホリプロタレントスカウトキャラバン、グランプリを受賞し、「わたしのグランパ」(03)で映画デビュー。NHK朝の連続テレビ小説「てるてる家族」のヒロインを演じて人気は全国区に。近年の出演作は映画「風に立つライオン」「進撃の巨人」(15)、ドラマ「失恋ショコラティエ」「ディア・シスター」(14/CX)など。
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