夏フェスやMCについて語ったホラン千秋【モデルプレス】

ホラン千秋、千葉雄大に期待「内に秘めて持っているものが多い」<インタビュー>

2015.07.19 07:00

タレントのホラン千秋(26)が、WOWOWにて現地より生放送される「ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2015」と「SUMMER SONIC 2015」のMCをつとめる。インタビューでは、夏フェスや俳優の千葉雄大らとともに行うMCなどについて語った。

夏フェスやMCについて語ったホラン千秋【モデルプレス】
夏フェスやMCについて語ったホラン千秋【モデルプレス】
ホラン千秋
ホラン千秋
― WOWOWで放送される夏フェスのMCは3年連続。また、年末の「COUNTDOWN JAPAN」 でもMCを担当されていて、“フェスと言えばホラン千秋”というイメージになってきましたね。

ホラン:光栄ですね。こういった音楽のフェスに携わらせていただけるというのはすごく嬉しいです。WOWOWさんのフェス番組は、視聴者の方も観ているだけではなくて、メールを送ってくださったり、ツイッターでつぶやいてくださったりしますから、こちらからも熱をお届けしますが、視聴者の方からも熱が返ってくるんです。そんな素敵な時間を今年もまたテレビの前のみなさんと過ごせるかと思うと、今から楽しみです。

― MCのお仕事をされるようになって、フェスのイメージは変わったりしましたか?

ホラン:フェスの会場に来られてるみなさんの熱量が半端ないというのは、MCをやらせていただいて、実際に会場に行ってみて肌で感じるようになりました。みなさんが楽しみにしているのはわかっていたのですが、本当に気合の入れ方が違うんです。“この日のために一年間頑張ってきました!”という人もいらっしゃいますし、人生をフェスとともに過ごしている人がたくさんいて、ただ単に音楽フェスというだけでなく、人によってはライフワークみたいなものになっているんだなって思いました。生活や人生における、一年のライフサイクルの中に無くてはならないものになってるんだなって。私にとっても最高に楽しみなライフワークになりました(笑)。

― 今年も「ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2015」と「SUMMER SONIC 2015」の2つのフェスのMCをつとめられますが、ホランさんから見たそれぞれのフェスの特徴と魅力を教えてください。

ホラン:大きな特徴のひとつは、出演するアーティストですね。「ROCK IN JAPAN FESTIVAL」は邦楽のバンドやアーティストが中心で、「SUMMER SONIC」 はなかなか来日してくれない洋楽アーティストもたくさん出演して、本当にお宝的な2日間になります。もうひとつは会場。「ROCK IN JAPAN FESTIVAL」は国営ひたち海浜公園という大自然の中で開催されるので、フェスという体験をトータルですごく楽しめると思います。テントを用意したりして、キャンプみたいな雰囲気も楽しめますし、空間と雰囲気をまるごと楽しめるのがいいところですね。幕張と大阪で同時開催される「SUMMER SONIC」は都市型フェス。こちらもフードコートがあったりしますが、世界のアーティストの音楽を楽しむことがメインになっていると思います。ライブが終わったあと、すぐに帰れるという便利さもありますよね。

― 「ROCK IN JAPAN FESTIVAL」の総合プロデューサーでロッキング・オン社社長の渋谷陽一さんに取材されたそうですね。

ホラン:事前番組の取材でお会いした時に「いかにお客さんが主役になれるか。そういうホスピタリティーを常に考えている」とおっしゃっていました。アーティストのステージがフェスの主役だと私は思っていたので、その一言がガツンと来ました。「ROCK IN JAPAN FESTIVAL」公式サイトでフェスのレポートがありますが、バンドのライブレポート以上に、会場でお客さんがどんなふうに楽しんでいたのかをレポートした記事を見る事の方が多いとのことでした。そのお話を伺ってテレビで観られる方々に、会場に行けなくても行っているかのような感覚で、もしひとりで放送を観ていたとしても好きな音楽を通じて仲間が増えたような気持ちになってもらえるように頑張りたいと思います。

― どういうタイプのMCだとご自身では思っていますか?

ホラン:実は私の中ではあまり意識していなくて、その時、その瞬間をエンジョイするように心がけています。あえてキャラクター付けするなら、“おばちゃん”キャラでしょうか(笑)。フェス会場の特設スタジオにはアーティストの方がゲストでいらっしゃいますが、それぞれの番組をご一緒するほかのお三方(千葉雄大、大東駿介、谷原章介)は音楽に詳しいので専門的なお話は皆さんにも頼りつつ、私はフェス会場というその空間だから話してもらえるようなお話が引き出せたらいいなと思っています。商店街で会った近所のおばちゃんについつい話してしまうようなテンションを、ゲストの方にも感じていただけるようなMCになりたいと思っています。

― “親しみやすい”という意味でのおばちゃんキャラっていうことですね。

ホラン:はい(笑)。視聴者の方に近い感覚と言いますか、観て楽しみたいのは視聴者の方々なので、みなさんと同じような視点で伝えたいですね。

ホラン千秋
ホラン千秋
― 「ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2015」ではDAY-1,2は千葉雄大さん、DAY-3,4は大東駿介さん、そして「SUMMER SONIC 2015」では両日とも谷原章介さんと一緒にMCを担当されますが、3人の印象なども教えてください。先日取材した千葉さんと大東さんは「ホランさんは安心感があるので、身を委ねてます」と言っていました。

ホラン:千葉さんは音楽が好きな方ですから、私に委ねずに音楽愛をおおいに爆発させてくれるのを期待しています(笑)。千葉さんは内に秘めて持っているものが多い方で、昨年末の「COUNTDOWN JAPAN 14/15」のときは、その秘めているものを少しずつ出してくれました。二回目の今回は最初から爆発してくれると思います(笑)。大東さんもいろんなアーティストさんとも交流があるみたいですし、よくライブも観に行かれていて“音楽が大好きです!”と、少年のように目を輝かせていました。谷原さんは、昨年の「SUMMER SONIC 2014」にゲストで来られていましたが、メタルに賭ける熱量は半端ないですし、衣装も自前のバンドTシャツで来られるという気合いの入れようだったので(笑)、今年も面白いお話が聞ける予感がしていて、とても楽しみにしています。

― 「ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2015」と「SUMMER SONIC 2015」。今回の出演アーティストの中で特に注目しているのは?

ホラン:「ROCK IN JAPAN FESTIVAL」はこれまでにたくさんのステージを観させていただいて、素敵な方がたくさんいらっしゃいましたが、やっぱりバンドサウンドが魅力的だなって思います。出演されるみなさんすべて素敵ですが、THE BAWDIESさんやOKAMOTO’Sさん、赤い公園さん、BLUE ENCOUNTさんといったバンドに注目しています。あと、グッドモーニングアメリカさん。たなしんさんの爆発ぶりが楽しみです。ほかにもデビュー15周年のLOVE PSYCHEDELICOさんや、フェス常連のDragon Ashさん。バンドではありませんが、スタジオに来ていただいて毎回笑いを提供してくださるのはRHYMESTERさん(笑)。

そして「SUMMER SONIC 2015」は観たい洋楽アーティストがたくさんいます。WOWOWさんでは「グラミー賞授賞式」の番組にも出演させて頂いてますが、ノミネートされた作品を聴いたり、授賞式でのパフォーマンスを観たりして好きになったアーティストもたくさんいます。MACKLEMORE & RYAN LEWISとかARIANA GRANDE、PHARRELL WILLIAMS、IMAGINE DRAGONSなどもそうですね。私のルーツがアイルランドにあるので、アイルランド出身のKODALINEやTHE SCRIPTもぜひ生で観てみたいと思っています。縁のあるアーティストのパフォーマンスを生で観られるのは感動しますね。またCARLY RAE JEPSENも2年前に出演した時もすごく盛り上がりましたから、今年も盛り上げてくれるんじゃないかなって思います。

もちろん日本人アーティストにも注目しています。郷ひろみさんがサマソニですよ!楽しみですね。海外でも人気の高いBABYMETALさんは 4年連続で出演しますし、私もすごく好きな斉藤和義さんも出演されます。とても贅沢な2日間になりそうですね。

― 海外だとセレブの方がフェスファッションを極めたりしますが、ホランさんのフェスファッションのこだわりは?

ホラン:私、長靴がすごく好きなんです。野外フェスティバルでは、急な天候の変化に対応するのが難しいと思います。それもフェスの楽しさのひとつではありますが、長靴とかレインコートをオシャレに取り入れるファッションが気になりますね。可愛いコーディネートは真似したいです。

― 実はインドア派だと聞きました。インドア派ならではの楽しみ方は?

ホラン:テレビでフェスを楽しむ場合、体で感じるラジオみたいなものだと思っています。普段、iPodなどで音楽を聴く時は、自分の好きなアーティストとか、決まったアーティストばかり聴くことが多いですよね。でも、ラジオを聴いていると自分の知らないアーティストに出会えたり、「あまりこのジャンルは聴いてないけど、この曲かっこいいな」という出会いもありますよね。フェスもそうだと思うんです。家でリラックスしながらテレビでフェスを観て、今まで触れてこなかったジャンルの音楽とかと素敵な出会いをしていただけたらいいなと思います。私もフェスに関わらせていただくようになって、自分の聴く音楽の幅も広がりましたから。

― 今年の夏、ほかにやってみたいことはありますか?

ホラン:私の夏のハイライトはフェスなので、一番の夏の楽しみはとにかくフェスですね。ただ、最近あまり運動できていないので、フェスに向けての体力づくりはしておこうと思っています。先日、テレビ番組の健康コーナーで前屈しただけで翌日筋肉痛でしたので、これは相当マズいなって思いました。キックボクササイズやウエイトトレーニングは好きなので、大至急やりたいと思います。

― 最後にテレビでフェスを楽しもうと思っている視聴者の方にメッセージをお願いします。

ホラン:仕事で嫌なことがあったり、嫌な上司とかがいても、いないかもしれないですが(笑)、こういうフェスは特別な空間なので嫌なことも吹き飛ぶと思います。そういうものをパワーに変えて、お仕事に生かしてほしいなと思います。エネルギーを発散する場でもあると思いますが、エネルギーをチャージする場でもあると思いますので、ぜひぜひテレビの前で一緒に楽しめたらいいなと思っています。

― ありがとうございました。

国内音楽フェスの中でも最大の規模を誇る「ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2015」は8月1日(土)、2日(日)、8日(土)、9日(日)に茨城・国営ひたち海浜公園で開催。515周年を迎えた昨年は、初の2週末4日間開催で計206組のアーティストが出演し、過去最高の約24万人の観客が熱い盛り上がりをみせた。WOWOWでは当日、会場内特設スタジオから、各ステージのライブパフォーマンスやアーティストを迎えてのゲストトークなど、午後3時より1日5時間・計20時間のボリュームで生放送する。MC:ホラン千秋、ゲストMC:千葉雄大(1・2日)、大東駿介(8・9日)

なお、7月25日(土)夜10時からは「生放送!みんなのROCK IN JAPAN FES. ~何度でも見たくなるライヴアクト30~」を放送。これまで放送してきた「ROCK IN JAPAN FESTIVAL」の映像素材の中から、視聴者やアーティストが選んだライヴアクト30を紹介するとともに、夏フェスの魅力に迫る。また、「ROCK IN JAPAN FESTIVAL」の総合プロデューサーで、ロッキング・オン社社長の渋谷陽一氏のインタビューや、自らフェスを主催する宇多丸(RHYMESTER)×TAKUMA(10-FEET)の対談、そして「ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2015」に出演が決定しているアーティストがスタジオに生出演し、今年のパフォーマンスへの意気込みを語ってもらう。 

「SUMMER SONIC 2015」は8月15日(土)、16日(日)に東京会場(QVCマリンフィールド&幕張メッセ)と大阪会場(舞洲サマーソニック大阪特設会場)で開催。今年も国内はもちろん、海外から数多くのビックアーティストが参戦し、いつにも増して盛り上がりと期待が高まっている。WOWOWでは各日午後3時より、会場内に特設スタジオを設置し、“サマソニ”を包み込む熱気とアーティストの表情などに迫った様子を生放送する。(MCは谷原章介、ホラン千秋)(modelpress編集部)
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