いきものがかりカバーで話題 安田レイの素顔「一度もブレたことはない」夢を叶えた秘訣&美の大切さ
2015.02.25 12:00
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昨年7月にソロデビュー1周年を迎え、今年1月には初のワンマンツアーを達成したアーティスト安田レイ。次世代の歌姫として注目される安田は、今年1発目のシングルとして、人気バンド・いきものがかりのカバー曲「恋詩」(2月25日)をリリース。彼女にとって初のカバーとなるが、プレッシャーなどはあったのだろうか。安田が抱く今の想いにインタビューした。
主題歌に大抜擢され…
同曲は、大人のキケンな恋愛模様を描いたTBS系木曜ドラマ劇場「美しき罠~残花繚乱~」(毎週木曜よる9:00~)の主題歌に起用。ドラマプロデューサーが「曲調も歌詞もピッタリ」と同曲を選び出し、この曲を「安田レイさんに歌っていただければ、斬新な曲になる」という意向のもと、安田は大抜擢を受けた。安田:ドラマ主題歌はずっとやりたいと思っていたので、やっとこの時が来た!って気持ちです。ドラマのストーリーがジェットコースターに乗っているようなスリルがあって、そこで自分の曲が流れることにドキドキしています。
多くの人から愛される楽曲を歌うということ
「恋詩」は、いきものがかりが2012年にリリースしたアルバム「NEWTRAL」の収録曲。多くのファンに愛されている楽曲ということに、プレッシャーはなかったのだろうか。安田:プレッシャーはもちろんありました。これまでのオリジナル曲とは違い、今回は原曲があって、多くの人に愛されている。私がカバーをしたらファンの方はどのように感じるのだろうって色々と考えて、プレッシャーを感じていた時もありました。
― そういったプレッシャーはどのように乗り越えていったんですか?
安田:とにかくその曲の世界観に入り込んで、自分が主人公となって、ちゃんと自分の色を出していく。もっと言えば、自分の心に従って、曲の主人公として演じる感覚です。そうすることによって不安も消えていったのかなって思います。
― 歌詞には「一夜の戯れにも煌々と」「餞(はなむけ)の辞(ことば)を捧げましょう」といった官能的なフレーズも並びます。安田さんは「恋詩」をどうイメージしながら歌っているのですか?
安田:自分なりに解釈してストーリーを作りました。曲の主人公は私の見たことのない景色をたくさん見ているんだろうなぁって…。
― ファンの方から「歌声が楽曲にピッタリ!」という称賛の声もあがっていて、安田さんが作り上げた世界観が、楽曲と見事にマッチしているのを感じます。これまで明るくポップな楽曲を多く歌われてきましたが、妖艶さのある曲もまた素敵ですね!
安田:ありがとうございます。今までの私にはないGroovyでJazzyな世界観なので、新しい風を吹き込んでくれた1曲となりました。
初のワンマンツアーで見えたもの
今年1月、名古屋・仙台・大阪・福岡・東京の全国5ヶ所を回る初のワンマンツアーを開催した。常に前向きな安田だが、スタート前の半年間は悩みで押しつぶされそうになっていたそうだ。しかし始まってみると、そこには見たこともない感動があった。― ワンマンツアーをやってみて、いかがでしたか?
安田:ツアー前の半年間は、常にプレッシャーとの闘いでした。普段悩まないことで悩んでしまったり、マイナス思考になっていたりもしていたんですけど、いざ1回目の公演を終えた時には悩みも全部飛んでしまって「なんでこんなに不安にかられていたんだろう。楽しい!」ってあっという間に最終公演を終えていました。最後は「もっと歌っていたい」って思えるぐらい気持ちに少しだけ余裕が出てきていましたね。
― ツアーは大盛り上がりとなり、5月には新しいワンマンツアーも決まりましたね。いつかここで歌いたい目標の舞台はありますか?
安田:代々木体育館です!実はこの会場には特に思いが強くて、今まででイベント等で一番多くライブをやらせていただいてるんです。いつか会場全員が自分のことを知っていて、自分の曲をいっぱい聞いてくれているファンの皆さんで埋め尽くしたいって気持ちがあります。代々木体育館で絶対にライブをします!
― 前回のインタビューの時よりもワンマンへの熱い想いを感じます。今回のツアーでその想いも更に強くなったりしましたか?
安田:はい。ワンマンのお客さんがみんなすごく温かかったんです。みんな自分の曲を口ずさんでくれて、初めて作ったグッズのタオルを巻いてくれて…。こみ上げてくるものがあってとても感動しました。これが大きな会場だったら、どんな景色になるんだろう。考えるだけでワクワクしてきます。
美でもっとも大切なこととは?
安田レイはアーティスト活動だけでなく、モデルとしても活躍する。ステージではファッション性も重要視しており、その美しいスタイルに魅了されるファンも多い。歌声と並び、ルックスも輝く安田。そんな彼女の美の秘訣とは?― ステージでの可愛い衣装も安田さんの魅力ですが、どんなこだわりがあるんですか?
安田:普段から洋服も大好きで、衣装を通してアーティストの人となりも伝わると思うんです。初めて見たお客さんに、私はこういう人ですって一瞬で伝えられるものとして、ヘアスタイルや衣装、メイクがあると思うんですね。そういったところにも注目していただけたら嬉しいですね。
― 常に女の子目線なんですね。安田さんの美容法も気になります。
安田:ウォーキングやランニングは出来る時はしていますし、寝る前の腹筋50回は必ずやっています。あとは日頃から大豆を食べるようにしています。納豆や豆腐など、健康的な食生活を心がけています。
― そうなんですね!では、美しいと感じる女性像について、どのような考えをお持ちですか?
安田:よく笑う人に美しさを感じます。笑うことで、その人自身もハッピーになるし、周りの人もハッピーになれる、その場に素晴らしいエネルギーが充満すると思うんです。私もたくさん笑いますし、いっぱい笑う人が好きです。
― 写真撮影中や控室からも、安田さんの楽しげな笑い声が聞こえてきました。素敵な笑顔に元気をもらえます!
安田:ありがとうございます。私が美で大切にしていることは、好きなものを食べてたくさん笑うことですね、うふふ!
― 笑うことの大切さ。安田さんはアーティスト活動を通じ、そういったことも伝えているのかもしれませんね。
安田:そうかもしれません。笑っていたほうが絶対にいいことがあると思うので、今日思い切りヘコんだら、明日は思い切り笑うようにしたらいい。笑顔って自分を前進させてくれる、素敵なパワーを持っていると思います。
夢を叶える秘訣
― では最後に、モデルプレス読者に向けて、安田さんの考える“夢を叶える秘訣”を教えてください。安田:周りの友達が先に夢を叶えたりして、自分が置いてきぼりになったとしても、絶対にそこで諦めないことが大切だと思います。私もそういった悔しい思いを経験して、すごくハートが強くなれたし、もっと輝くんだって頑張る気持ちも湧いてきました。自分の番はすぐに来るんだって信じ続けて、努力し続けることが、私の夢を叶える秘訣です。
― 歌手という夢を追いかける途中、安田さんにも挫けそうになる瞬間が訪れたのですか?
安田:ありました。でもその時も私には歌しか無いって思い込み続けていました。歌手になるという夢に対して、私は一度もブレたことはないです。そう信じて進んでこられたからこそ、夢を叶えられた時の喜びはすごく大きかったです。今後も、胸を張ってステージに立っていきます!
― 勇気をもらえるお言葉、ありがとうございます!
安田:一緒に頑張っていきましょう!
デビューしてから、スターダムへの階段を駆け上がり続ける安田。彼女がここまでまっすぐに進んでこられたのも「夢を叶えたい」という自分そのものを、ただひたすらに信じてきたからなのだろう。
「自信」という炎は常にメラメラと燃えている。彼女が発するひとつひとつの言葉から、思いのこもった火の粉が飛んでくる。歌声と笑顔を武器に、彼女の勢いはまだまだ止まらない。(modelpress編集部)
■安田レイ(やすだ・れい)プロフィール
1993年4月15日、アメリカ・ノースカロライナ州生まれ。3歳で日本へ。10歳の頃、母親が聴いていた宇多田ヒカルに衝撃を受けてシンガーを志す。モデルとしての活動を始めたことをきっかけに、13歳で元気ロケッツのオーディションに合格し、ヴォーカリストとしての才能を開花させる。20歳を迎えた2013年、「自身の歌声をもっともっとたくさんの人々の心に直接届けたい」という強い想いを胸に、ファーストシングル「Best of my Love」でソロシンガーとしてデビュー。2014年10月には1stアルバム「Will」をリリース。2015年1月には初のワンマンツアー「WILL」を敢行。5月には追加公演として東京、大阪、名古屋でワンマンツアーを予定している。
■恋詩
発売日:2015年2月25日
<収録曲>
1.恋詩
2.Just for you
3.My way,My life
【Not Sponsored 記事】
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