鳴海唯「テミスの不確かな法廷」(C)NHK

鳴海唯、挑戦してみたかった役に「武者震い」“先輩が多い現場”で刺激を受けたこととは【「テミスの不確かな法廷」インタビュー】

2026.01.13 08:00

女優の鳴海唯(なるみ・ゆい/27)が、放送中のドラマ10「テミスの不確かな法廷」(NHK)に弁護士・小野崎乃亜役として出演。モデルプレスでは鳴海にインタビューを実施し、役への印象や共演者との撮影秘話を語ってもらった。

  

松山ケンイチ主演「テミスの不確かな法廷」

鳴海唯「テミスの不確かな法廷」(提供写真)
任官七年目の裁判官・安堂清春(松山ケンイチ)。東京から前橋地方裁判所第一支部へと異動してきた彼は、一見、穏やかな裁判官に見える。だが、その内側には絶対に打ち明けられない秘密が。幼い頃、衝動性や落ち着きのなさからASD(自閉スペクトラム症)とADHD(注意欠如多動症)と診断された安堂。彼は自らの特性を隠し、自分の考える“普通”を装って生きてきた。それでも、ふとした言動が前橋地裁第一支部の面々を戸惑わせ、法廷内外で混乱を巻き起こしてしまう。そんな安堂の元に、複雑な人間模様が絡み合う、難解な事件が舞い込んでくる。市長を襲った青年。親友をこん睡状態に追い込んだ高校生。そして「父は法律に殺された」と訴える娘。やがて、安堂の特性からくる“こだわり”が、誰も気づかなかった事件の矛盾をあぶり出す。しかし同時に、彼は自身の衝動とも格闘しながら公判に挑まなければならない。果たして安堂は、公正に事件を裁き、真実へと辿り着くことができるのか。

鳴海唯、作品や演じる役への印象

鳴海唯「テミスの不確かな法廷」(提供写真)
- 「テミスの不確かな法廷」に出演が決まったときの心境を教えてください。

鳴海:以前から、挑戦してみたいと思っていた、弁護士役に挑戦できると知り、とても嬉しかったです。尊敬する俳優の先輩方とご一緒できる喜びもありながら、しっかり地に足をつけて丁寧に向き合っていかなければと、武者震いする思いでした。

- 最初に台本を読んだとき、作品やご自身が演じる役にどんな印象を受けましたか?また実際に演じてみて、その印象に変化はありましたか?

鳴海:共演者の皆様とも話していたんですが、本当に本が面白いです。法廷ものでありながら、登場人物の心情描写が丁寧に描かれている人情物語でもあるので、シリアスな中に時にクスッと笑える要素もあれば心が温かくなるような瞬間もある、そのバランスがとても魅力的だと思いました。ただ裁判のシーンでは普段使わないような、難しい言葉が羅列するのでセリフ覚えは苦戦しています。(笑)でもその分、やりがいを感じることができています。

鳴海唯、撮影現場の雰囲気を語る

鳴海唯「テミスの不確かな法廷」(提供写真)
- 撮影現場の雰囲気はいかがでしたか?共演者の方々と共に撮影する中で刺激を受けたことや印象に残っているエピソードなどあれば教えてください。

鳴海:先輩方が多い現場なので、たくさん背中をみて学ばせてもらっています。毎日誰かが長台詞などの大変なシーンがある現場なので、日々お互いを励まし合いながら、撮影に臨んでいます。モノづくりに対してとても丁寧で熱量が高いチームなので、その一員として加わることができている喜びを噛み締めています。

- 第2話は鳴海さんが演じる役に焦点が当たる回になりますが、演じるうえで特に意識したポイントや見どころを教えてください。

鳴海:私が演じる小野崎乃亜は、あることがきっかけで心が折れてしまい、東京から父のコネを頼りに前橋にやってくるのですが、2話では彼女の過去が明かされます。松山ケンイチさん演じる安堂裁判官と関わっていく中で、弁護士を辞めようと思っていた彼女の心に希望が芽生えていきます。その等身大の小野崎の姿は、きっと多くの方に共感していただけるのではないかと思っているのでぜひ楽しみしていただきたいです。

鳴海唯が悲しみや怒りを乗り越えたエピソード

鳴海唯「テミスの不確かな法廷」(C)NHK
- これまでの人生の中で「悲しみを乗り越えたエピソード」もしくは「怒りを乗り越えたエピソード」を教えてください。

鳴海:エピソードではないですが、最近、悲しみや怒りに直面する度に、何故この感情が沸いたんだろう。と自分と向き合って考える時間を作るようになりました。そうすると、いろんな出来事が、入り混じって湧き上がった感情なんだなと気づく。その気づきがあるだけでも、思考がクリアになって、他責的な考えになりにくくなり、冷静な判断ができるようになる気がします。

鳴海唯の夢を叶える秘訣

鳴海唯「テミスの不確かな法廷」(提供写真)
- 鳴海さんが考える「夢を叶える秘訣」を教えてください。

鳴海:後悔のないように踏ん張ることだと、今の自分は考えています。乗り越えなければいけない課題を目の前にした時にどこまで立ち止まって向き合えるか、それはとても大変な作業ですが、向き合った分、あの時踏ん張ってよかったと思えることが多いですし、その工程が次の結果に必ず繋がっていくと思います。

- ありがとうございました!

(modelpress編集部)

鳴海唯(なるみ・ゆい)プロフィール

「テミスの不確かな法廷」キービジュアル(C)NHK
1998年生まれ、兵庫県西宮市出身。2019年、NHK連続テレビ小説「なつぞら」でドラマデビューし、2023年には大河ドラマ「どうする家康」(NHK)に出演。近年の主な出演作は、ドラマ「Eye Love You」 (TBS/2024)、「君が獣になる前に」(テレビ東京/2024)、「あのクズを殴ってやりたいんだ」(TBS/2024)、「わかっていても the shapes of love」(ABEMA・Netflix/2024)、映画「赤羽骨子のボディガード」(2024)、「秘密〜THE TOP SECRET〜」(関西テレビ/2025)、 「地震のあとで」(NHK/2025)、「あんぱん」(NHK/2025)など。
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