高橋恭平、福本莉子(C)WOWOW

なにわ男子・高橋恭平「鎖骨ってどこ?」福本莉子がツッコミ 千葉雄大&伊野尾慧の“大人のイチャイチャ”も目撃【「ストロボ・エッジ」インタビュー後編】

2025.10.27 12:00

俳優の福本莉子(ふくもと・りこ/24)となにわ男子高橋恭平(たかはし・きょうへい/25)がW主演を務める連続ドラマW-30「ストロボ・エッジ Season1」が、10月31日午後11時よりWOWOWにて放送・配信スタートする。インタビュー後編では、ときめくシーンや、細部までこだわったポイントなどについて語ってくれた。

  

福本莉子&高橋恭平W主演「ストロボ・エッジ」

「ストロボ・エッジSeason1」ティザー(C)WOWOW
原作は、「アオハライド」「思い、思われ、ふり、ふられ」などのヒット作を世に送り出し、「別冊マーガレット」で現在連載中の「ユメかウツツか」も話題を呼んでいる漫画家・咲坂伊緒氏の同名作品。真っ直ぐで切ない初恋の気持ちを丁寧に描いた純愛ラブストーリーとして多くの人々の憧れと共感を集め、全10巻で累計発行部数800万部(※電子版を含む)を突破し、今なお人気を誇る咲坂氏の“青春三部作”の1つである。

原作書影(C)咲坂伊緒/集英社
本作の初の連続ドラマ化にあたり、2023年~2024年にWOWOWで放送・配信され話題となった連続ドラマW-30「アオハライド Season1/Season2」(※WOWOWオンデマンドで全話配信中)の制作陣が再び集結。さらに、原作の名台詞や名場面はもちろんのこと、全10巻にわたる物語の魅力を余すことなく丁寧に描くため、Season1/Season2の2部作構成での放送・配信が決定。主人公の木下仁菜子と一ノ瀬蓮を軸に、それぞれが片想いを胸に秘めながら揺れ動く高校生たちの美しく尊い青春群像劇を、あたたかさと蒼さを帯びた瑞々しいタッチで描き出していく。

木下仁菜子、一ノ瀬蓮(C)咲坂伊緒/集英社
ヒロイン・仁菜子を福本、仁菜子の初恋の相手・蓮を高橋が演じるほか、軟派な性格でありながら、次第に仁菜子のことを本気で好きになっていく安堂拓海を山下幸輝、仁菜子の親友であり、大樹に恋心を抱く上原さゆりを日向坂46の小坂菜緒、中学時代からの同級生である仁菜子を一途に想う是永大樹を中沢元紀、大樹の姉でファッション誌の人気モデル、そして蓮の彼女として登場する是永麻由香を田鍋梨々花が熱演。さらに中川翼、井上想良、井上音生、AKB48の小栗有以ら実力も兼ね備える注目のキャストが登場する。

高橋恭平「鎖骨ってどこ?」繊細な演技の裏話

高橋恭平、福本莉子(C)WOWOW
― 原作は人気少女漫画ですが、台本を読んだ段階で「このシーン、ときめくな」と感じた場面はありますか?

福本:安堂くんのセリフですね。「俺と恋をしよう」とか「切なくて死ぬ」とか、胸がときめく名台詞がとにかく多くて、「ストロボ・エッジ」らしさが詰まってるなと思いました。最初は「こういうセリフ、実写で言うと浮いちゃうんじゃないかな…?」ってちょっと心配もあったんですけど、山下くん演じる安堂くんのナチュラルなお芝居が本当にぴったりハマっていて、「さすがだな」と思いました。

高橋:安堂のたまに垣間見れる不思議ちゃんな部分も含めて、幸輝が演じていた安堂は本当にハマってましたね。仁菜子と蓮が2人で歩いているときって、わりと落ち着いた空気なんですけど、そこに安堂が加わると一気に雰囲気が変わるんです。バイト帰りの何気ないシーンでも、安堂が登場するとドラマが動き出す感じがして、すごく印象に残っています。

福本:安堂くんのセリフには、原作ファンの中でも“名言”とされているものが多くて、セリフもほぼ原作通りなんです。ポーズや表情も含めて「ただ寄せるだけではなく、世界観をしっかり表現する」という絶妙なバランスで演じてくれていて、本当に素晴らしかったです。

福本莉子(C)WOWOW
― お二人ともこれまで実写化作品に出演されていますが、「ストロボ・エッジ」ならではの難しさを感じた部分はありましたか?

高橋:ありましたね。仁菜子とのシーンで、蓮が照れてうまく言葉にできない気持ちになるときに「鎖骨に触れる」っていう仕草をする場面があるんですけど…普段そんなところ意識しないので、「え、鎖骨ってどこやっけ?」ってなって(笑)。気づいたら肩をめっちゃ揉んでて、「あれ、なんか違うな…?」って(笑)。

福本:最初見たとき、「え、肩揉んでる?首凝ってるの?」って思いました(笑)。動きがぎこちなくて、ちょっと面白かったです。

高橋:監督と福本さんに「いや、鎖骨はここだよ!」って教えてもらって、まず鎖骨の位置を把握するところから始まりました(笑)。それくらい繊細な表現が求められる作品だったので、原作ファンの皆さんも楽しんでいただけるかと思います。

千葉雄大&伊野尾慧の「大人のイチャイチャ」を目撃

「ストロボ・エッジSeason1」キャラクタービジュアル(C)WOWOW
― 仁菜子と蓮の恋愛模様を見守る存在として、保健室の先生役で千葉雄大さん、カフェのオーナー役で伊野尾慧さんも出演されますが、お二人との印象的な撮影エピソードをお聞かせください。

高橋:千葉さんと撮影の合間に控室で一緒になったとき、何を話そうかなって迷ってたんですけど、ふと、自分が子どもの頃に仮面ライダーとか戦隊モノがめちゃくちゃ好きだったことを思い出して、「『ゴセイジャー』観てました!」って話しかけたら、千葉さんがすごく喜んでくださって、そこから自然と会話が盛り上がりました。

福本:私は千葉さんと初めてお会いしたとき、「『アンメット』観てました!」ってお伝えしました。あのドラマが本当に好きだったので…。そしたら千葉さんがとても優しく笑ってくださって、その笑顔で一気に緊張が解けました。

高橋:わかる!千葉さんの笑顔って本当に可愛くて癒されるんですよ。僕、スマホをわざと落として「うわっ、スマホを落としただけなのに…!」って大げさに言ってみたら、千葉さんが素敵な笑顔を返してくださって…もう、それだけで嬉しかったですね(笑)。

福本:伊野尾さんとは、サウナの話で盛り上がりました。サウナがお好きな方みたいで、お互いにおすすめのサウナを紹介し合ったりして、楽しかったです。

高橋:伊野尾くんは、“大人の余裕”を感じさせる方でした。僕らが現場でわちゃわちゃしていたら、一歩引いたところからニコニコ見守ってくれていて。特にバイトのシーンでは、「楽しそうだね」「若いっていいね」って声をかけてくださって、現場の空気がすごく和やかになりました。僕にとっては、事務所の先輩と本格的にお芝居でご一緒するのがほぼ初めてだったので、正直結構緊張してたんです。でも、伊野尾くんが現場で手を差し出してくれたことがあって…。

福本莉子(C)WOWOW
福本:え、どういう状況?(笑)

高橋:右手を差し出されたから、普通に握手かな?って思って僕も手を出したら、その上から左手をふわっと重ねて包んでくれたんです。まさかの“包む系”で!(笑)

福本:伊野尾さんって、手が綺麗だよね。

高橋:手も肌も綺麗で、めっちゃツルツルでした!あと、千葉さんと伊野尾くんが仲良くて、合間にちょっと“大人のイチャイチャ”っぽい空気感を漂わせてたのも、微笑ましくて癒されました(笑)。

原作再現度の高さに感動 パイナップルのキーホルダーは“一発勝負”

福本莉子、高橋恭平(C)WOWOW
― 見どころはたくさんあると思いますが、あえて“隠れた見どころ”を挙げるとしたら、どんな部分ですか?衣裳や小道具なども含めて教えてください。

福本:衣裳や小道具が原作に忠実に作られていて、感動しました。たとえば、バイトのときのネクタイや制服の着こなし、髪型に至るまで再現されているんです。特に印象的だったのは、蓮くんと出会うシーンで登場する“パイナップルのキーホルダー”。ちゃんと「踏んで壊れるように」作られていて、素材からこだわっていました。

それから、今回のために原作に出てくるアイテムをモチーフとして作っていただいた、ガラス製の“蝶々のキーホルダー”も素敵で、光が当たるとステンドグラスみたいに反射して、本当に綺麗なんです。物語の中でもキーアイテムになるので、ぜひ注目してほしいです。

高橋:そのパイナップルのキーホルダー、僕が踏む役だったんですけど、撮影前に小道具さんから「これ、めちゃくちゃ頑張って作ったからね!」「数も少ないから頼むよ!」ってプレッシャーをかけられて(笑)。「思いっきり踏んでいいよ!」って言われたので、思いっきり踏みました!中途半端に壊れたらNGになっちゃうので、結構緊張したんですけど、無事に1テイクで壊せて、めっちゃホッとしました(笑)。

福本:さすが(笑)。あと、原作に登場する“猫の部長”もちゃんと出てくるので、そこも楽しみにしていてほしいです。本当に細部まで愛情がこもった作品になっているので、ぜひ背景や小道具にも注目してもらえたら嬉しいです。

― ありがとうございました!

井上音生、福本莉子、小坂菜緒(C)WOWOW
(modelpress編集部)

福本莉子(ふくもと・りこ)プロフィール

2000年11月25日生まれ、大阪府出身。2017年5月公開の映画「のみとり侍」でスクリーンデビュー。近年の主な出演作はドラマ「トリリオンゲーム」(TBS、2023)、ドラマ「全領域異常解決室」(フジテレビ、2024)、映画「今夜、世界からこの恋が消えても」(2022)、「劇場版 トリリオンゲーム」(2025)、映画「お嬢と番犬くん」(2025)など。現在、FANTASTICS八木勇征とW主演を務める映画「隣のステラ」が公開中。

高橋恭平(たかはし・きょうへい)プロフィール

2000年2月28日生まれ、大阪府出身。2014年11月23日より関西ジュニアとして活動開始。2018年10月より結成されたなにわ男子のメンバーに選ばれ、2021年11月12日に「初心LOVE(うぶらぶ)」でCDデビューを果たす。2019年8月放送の24時間テレビ42ドラマスペシャル「絆のペダル」(日本テレビ)でドラマ初出演。近年の主な出演作は、映画「なのに、千輝くんが甘すぎる。」(2023)、「映画 マイホームヒーロー」(2024)など。2025年12月12日に、上白石萌歌、INI木村柾哉、FANTASTICS中島颯太とクアトロ主演を務める映画「ロマンティック・キラー」が公開予定。
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