モデルプレスのインタビューに応じた宮崎優(C)モデルプレス

「グラスハート」ヒロイン宮崎優、覚悟のオーディションで掴んだシンデレラストーリー「これがダメだったらもう女優を辞めよう」【インタビュー前編】

2025.08.31 07:00

まさにシンデレラストーリーそのもの。俳優・佐藤健が主演兼共同エグゼクティブプロデューサーを務めるNetflixシリーズ「グラスハート」(独占配信中)のヒロイン、 西条朱音を演じている宮崎優(みやざき・ゆう/24 ※「崎」は正式には「たつさき」)が脚光を浴びている。オーディションで見事ヒロインの座を手に入れた宮崎に、モデルプレスは追加インタビューを敢行。「『これがダメだったらもう女優を辞めよう』と思っていました」と、ラストチャンスのつもりで挑んだというオーディションの秘話や気になる素顔に迫った。【インタビュー前編】

  

Netflixシリーズ「グラスハート」

「グラスハート」TENBLANK(左から)志尊淳、町田啓太、佐藤健、宮崎優(C)Netflix
日本のNetflix週間シリーズTOP10で1位獲得、Netflix週間グローバルTOP10(非英語シリーズ)で8位となるなど、日本のみならず世界中で反響が広がっている本作。宮崎は、楽器初心者ながら、延べ約2年以上にわたる練習、撮影期間を経て、吹替なしの圧倒的なドラムスキルを見せつけている。

佐藤演じる主人公・藤谷直季からスカウトされ、ドラマーとして彼が率いるバンド「TENBLANK(テンブランク)」の一員となる朱音だが、宮崎の本作への参加も役と同様のシンデレラストーリーであった。佐藤も「物語の中でだんだんとスターダムにのし上がっていく朱音と同じようにヒロインを応援してくれるといいなと思いました」と語るように、宮崎自身とキャラクターを重ね合わせた。あどけない少女のような表情を見せたかと思うと、ときに登場人物全員を巻き込むほどの求心力で魅了する宮崎に注目が集まっている。

宮崎優(C)モデルプレス
インタビューは、8月15日に開催されたスペシャルイベント「グラスハート体感上映会」前に実施。配信から約2週間が経ち、視聴者の反響を実感しているか聞くと「SNSでたくさんメッセージをいただいて、Instagramのフォロワーの率が6%くらい台湾の方になりました。佐藤さんやほかのキャストさんの海外ファンの方だと思うのですが、英語や韓国語などいろいろな国から観てくださってすごく嬉しいです。さすがNetflixだと思いました」と初々しく微笑んだ。

宮崎優、女優を目指したきっかけは

「グラスハート」宮崎優(C)Netflix
三重県出身の宮崎は、学生時代から女優を志し、2019年、高校3年生のときに上京し、デビュー。女優になりたいという夢は、物心ついたときから彼女に根付いていたという。

「覚えてないくらいの頃ですが(笑)元々赤ちゃんのときに一瞬ドラマに出たことがあったんです。そのときは事務所に入っていたわけではなく、姉がNHKの番組に出た際に私が母親と見学で来ていたのを見たプロデューサーさんが『使いたい』と言って何ヶ月間か撮影をしたらしいです。親戚の中で珍しいことだったので、ビデオに残して幼いときに何回も見せられていました。だから自然とドラマも映画も好きになってなんとなく自分の中で“女優さんを目指すんだ”という気持ちがぼんやりと芽生えて、中学生くらいで本格的に演技のレッスンを始めました」

宮崎優「グラスハート」オーディションにかけた覚悟

デビュー以来、地道に作品を積み重ねた宮崎だったが、今作のオーディションに至るまでの道のりは決して順風満帆ではなかった。

「オーディションで良いところまで行っても残り3人など最終で落ちてしまうということが続いていたので、当時は女優という職業が自分には向いてないんじゃないかと思うくらい仕事もなくて、バイトもしていました。この作品のオーディションがあると聞いて『これがダメだったらもう女優を辞めよう』と思いました。落ちたら辞めるから頑張ろうというよりは、最後の芝居をする機会かもしれないから、全力で楽しもうと思って、1つ1つ悔いのないように楽しんで受けました」

宮崎優、ドラムを2年間猛練習

「グラスハート」宮崎優(C)Netflix
「グラスハート」宮崎優(C)Netflix
自身のInstagramで公開した2023年2月3日のオーディション当時の映像には、拙いながらも一生懸命に初めてドラム演奏をする姿が。「実はあのときのことは、ちょっと詐欺だなと思っているんです(笑)」と笑いつつ振り返ってくれた。

「動画を撮ることは知らなくて、『とりあえずやってみましょう』と呼ばれてオーディションに行ったら『2時間練習した後にドラム演奏を撮影して、それも審査に入ります』と言われて、聞いている話と違う!となったんです。ドラムを触るのも習うのも初めてで、最初の挨拶で楽器経験を聞かれて『トライアングルしかないです』と答えていたぐらい。後で聞いたら一番下手くそだったみたいです。本当にがむしゃらという感じでした。最終審査では佐藤さんとカメラテストがあって1対1でお話してすごく緊張したのを覚えています。オーディションのときは正直ネガティブになっていて、自分が役に合うのか不安だったんです。でも演じている内に、挫折をたくさん味わっている分ひたむきに頑張る部分が、自分のこれまでの姿とリンクしてきたように感じます」

オーディション合格はいわばスタートライン。クランクインするまでもひたむきに練習の日々だった。

「クランクイン前はほぼ毎日、先生とスタジオで練習していました。1年半ぐらい練習して撮影中も練習を続けていたので、合計で2年ぐらい。両手両足がそれぞれ違う動きをするということが日常生活ではないので、脳トレみたいで大変でした。先生も慣れさせるために『もう1回』『もう1回』と何度もやるんですけど、段々イライラしてきちゃうんです(笑)。でもその辛さに耐えたからこそ、今の自分があると思うと感謝の気持ちでいっぱいです。クランクインしてからも、練習と撮影での演奏シーンは違って、カメラを通すと大げさにやらないと迫力が伝わらなかったりするので、力が入りすぎたり、逆に上手く演技できなかったりして、最初はすごく戸惑いました」

★撮影エピソードを聞いたインタビュー後編に続く

(modelpress編集部)

宮崎優(みやざき・ゆう)プロフィール ※「崎」は正式には「たつさき」

宮崎優(C)モデルプレス
2000年11月20日生まれ、三重県出身。2019年、ドラマ「高嶺の花」で女優デビュー。近年の主な出演作は、ドラマ「往生際の意味を知れ!」、「ライオンの隠れ家」、映画「死刑にいたる病」、「正体」など。
【Not Sponsored 記事】

もっと詳しくみる

あわせて読みたい

  1. 「グラスハート」宮崎優、話題のキスシーンは「心配が勝っていました」 朱音役で大事にしたこととは【インタビュー後編】

    モデルプレス

  2. にしたん西村社長「グラスハート」ヒロイン宮崎優に一目惚れ CM出演を正式に検討

    モデルプレス

  3. 佐藤健が抜擢“TENBLANKのドラマー”宮崎優が話題 ドラム演奏姿・重要シーンの場面写真到着【グラスハート】

    モデルプレス

  4. 「グラスハート」宮崎優が驚いた志尊淳のアドリブとは 佐藤健「木村拓哉さんが憑依」

    モデルプレス

  5. 「グラスハート」ヒロイン・宮崎優、へそ出しルックで美ウエスト披露「透明感すごい」「スタイル抜群」の声

    モデルプレス

  6. 「ライオンの隠れ家」出演で話題の若手女優、クリープハイプ名曲をアカペラ披露「そのままCMで流れてそう」と尾崎世界観が絶賛

    モデルプレス

おすすめ特集

  1. 10月の「モデルプレス今月の動く表紙」は芳根京子&本田響矢

    特集

  2. 各種エンタメ・ライフスタイルにまつわるランキング&読者アンケート結果を発表

    特集

  3. 業界初! 全プラットフォーム横断の大規模読者参加型アワード

    特集

  4. モデルプレス独自取材!著名人が語る「夢を叶える秘訣」

    特集

  5. モデルプレス読者モデル 新メンバー加入!

    特集

  6. SNS影響力トレンド俳優・女優を特集「モデルプレスカウントダウン」

    特集

  7. moxymill新メンバーオーディション「to the nex7」【PR】

    特集

  8. FODでは放送中の最新作はもちろん、オリジナルの独占作品も見放題配信中!【PR】

    特集

  9. TELASAではドラマ・バラエティなど幅広いジャンルの動画が全て見放題!【PR】

    特集

  10. チ・チャンウク×今田美桜W主演ドラマ「メリーベリーラブ」SPコンテンツ!【PR】

    特集

  11. 日本テレビ日曜ドラマ『ハイド&シーク 0秒前の彼女』CHASEサイト

    特集

  12. 山崎育三郎プロデュースボーイズグループオーディションOK!Diamonds PR

    特集

おすすめ記事

SPECIAL NEWS

記事ランキング

RANKING

  1. 01

    iLiFE!あいす、SNSでバズる“可愛さ”の裏側と覚悟「全人類に好かれるのは不可能」 アイドル最前線で見つけた“ブレない私”のつくり方<ロングインタビュー>

    株式会社ブシロード

    PR
  2. 02

    【「6SixTONES」合同取材全文】SixTONES、“条件付き”泊まりロケ熱望 二宮和也との撮影後1時間トーク・グループ論も回顧

    モデルプレス

  3. 03

    草川直弥の魅力は「僕が1番知っている」知念英和が自負 撮影からプライベートまで“気遣いの言動”続々【「青と碧」インタビュー】

    モデルプレス

  4. 04

    草川直弥&知念英和、役とリンクする素顔 “8年の両片思い”演じる2人がキュンとした瞬間とは【「青と碧」インタビュー】

    モデルプレス

  5. 05

    朝ドラも出演の次世代女優・近藤華、杉野遥亮から学んだ“恥を捨てる”大切さ 2クール連続ドラマ出演で実感した成長とは【インタビュー】

    モデルプレス