モデルプレスのインタビューに応じた杢代和人、松井奏(C)モデルプレス

げんじぶ杢代和人&IMP.松井奏、現実とリンクするアイドル役に自信 ライバルとしてお互い負けないこと宣言「一番キュンキュンさせたい」【「熱愛プリンス」インタビュー前編】

2025.03.15 08:00

MBSドラマフィル「熱愛プリンス」(MBS:毎週木曜深夜1時29分~/テレビ神奈川:毎週木曜深夜1時~)にてW主演を務める原因は自分にある。杢代和人(もくだい・かずと/20)とIMP.松井奏(まつい・みなと/24)にインタビュー。前編では、初のW主演の心境、共演者との撮影エピソードなどを語ってもらった。

  

杢代和人&松井奏W主演「熱愛プリンス」

林芽亜里、松井奏、大倉空人、杢代和人、小泉光咲「熱愛プリンス」第2話(C)青月まどか/「熱愛プリンス」製作委員会・MBS
累計250万部突破の人気漫画「熱愛プリンス お兄ちゃんはキミが好き」が実写ドラマ化。親の再婚で人気アイドル・Terzetto(テルツェット)の妹となった天宮まつりは、仲の悪い三兄弟の絆を深めようと奮闘する中、メンバーの梓から告白され、再会した幼馴染の昴流は、ライバルグループ・PRISM(プリズム)としてデビュー。国民的アイドルに溺愛される禁断のシークレットラブコメディで、杢代は三兄弟の次男でTerzettoのクールで大人かっこいい担当・梓、松井はTerzettoのライバルであるPRISMのメンバーでまつりの幼馴染・昴流を演じる。

そのほかヒロイン・まつりは林芽亜里、Terzettoは杢代と同じ原因は自分にある。から大倉空人、小泉光咲、PRISMはCLASS SEVENの大東立樹、Lienelの芳賀柊斗、GENICの増子敦貴とボーイズグループ所属のメンバーが勢揃いした。

杢代和人&松井奏「熱愛プリンス」W出演の心境

杢代和人、松井奏(C)モデルプレス/ヘアメイク:SUGA NAKATA(GLEAM)(杢代担当)、大島智恵美(松井担当)スタイリスト:TAKURO(杢代担当)、日夏(YKP)(松井担当)
― 「熱愛プリンス」への出演が決まったときの心境を教えてください。

杢代:今までラブコメを演じたことがなかったのですが、キュンキュンしたり、キラキラしているものに憧れがあったので、そんな作品で初めてW主演を務められるのはすごく嬉しかったです。本当に夢の世界のようなお話で、イケメンがいっぱいいて、そのイケメン一人ひとりに個性があって、台本もあっという間に最後まで読んでしまいました。まだ撮影途中ですが、楽しいのですでに終わるのが悲しいです。面白い作品になるんじゃないかなという期待感がありました。

松井:ね!分かる、分かる。僕も同じくW主演が初めてで、ドラマ自体も2作品目。あまりお芝居をしていなかったので「うわ、大丈夫かな」みたいな不安とプレッシャーがありました。ですが、ラブコメをやれるのはスターっぽいじゃないですか(笑)。だから「こういうのやらせてもらえるんだ」と夢みたいで嬉しかったです。台本も原作も読ませていただきましたが、キュンキュンで「これこれ~!」という感じでした。これは演じる側もしっかりキュンキュンしながらお届けできたらなと思っています。

林芽亜里、杢代和人「熱愛プリンス」第2話(C)青月まどか/「熱愛プリンス」製作委員会・MBS
林芽亜里、松井奏「熱愛プリンス」第2話(C)青月まどか/「熱愛プリンス」製作委員会・MBS
― 梓と昴流を演じるにあたって意識していることはありますか?

杢代:梓に関しては、めちゃくちゃかっこいいセリフだらけで、普通の人が言ったら「おいおいおい」となるようなセリフも結構あるんですが、実写化においてリアルに落とし込むことをしっかり考えないとなと思って演じています。かっこつけて決めるところは決める、逆にさりげなくキュンキュンさせるところは監督と話し合いながら良い塩梅を出しているので、台本を読みながらも日常感溢れるキュンキュンと、“梓節”じゃないですが、かっこいいセリフを言うときは、表情や言い方を切り替えることを意識しています。

松井:一番年齢が上なんです。役的に多分梓たちより3つくらい上なので、ちょっとした余裕感を出さなければいけないんだろうなと思っています。あとは、同じく言う側からしたらくすぐったくなるようなセリフが多いので、そこはバチっとアイドルとして言おうという感じです。

― IMP.では最年少ですよね。

松井:いや、そこなんですよ!模索、模索、模索(笑)。和人くんも含め実際も年齢が下の子が多いので、素でいれば大丈夫なのかなと思っています。元々ずっと年下の立場だから慣れなくて、どうしたらいいか未だに分かっていないです。

杢代:未だに分かってないの(笑)?もう撮影始まってるよ(笑)。

松井:本当ね(笑)。まつりの幼馴染のお兄ちゃん役ですが、林さんも姪っ子なんじゃないかと思うぐらいのテンションの方なので、やりやすくできていると思います。みんなのお陰で兄になれています。

― メンバーの方の反応はいかがでしたか?

松井:「頑張れよ」と(笑)。うちのメンバーの中でもこういったドラマをやったことがある人はいないので「かましてこい」「奏にしかできないよ」とみんなから言われました。グループの中でも甘いことをやるのは僕が多いので、「ピッタリじゃん」「頑張っておいで」という感じでした。特に佐藤新は「めっちゃ奏じゃん。良いね、良いね、良いね!」とすごくテンションが上がっていました。

― 杢代さんはメンバーの方と共演ですね。

杢代:みんなで「何をしてるの?」みたいな(笑)。原因は自分にある。の中でほかのユニットを組んでいるみたいなものなので、ほかのメンバーもこのドラマに興味津々です。僕達3人も一生に一度の経験だろうと思いながら、グループのメンバーと共演することはほぼほぼないことなので、それを叶えられていることが嬉しいですし、初主演で不安なところも多い現場ですが、メンバーがいることによって安心感もあってとても助かっています。具体的に演技の話はしていないですが、兄弟喧嘩のシーンは本番以外は笑っちゃって撮影にならない(笑)。メンバーが真剣にアドリブしている姿が面白すぎて笑顔に溢れています。

杢代和人&松井奏、ライバルアイドル役に自信

杢代和人、松井奏(C)モデルプレス
― お二人の実際のアイドル経験が役に活かされているところはありますか?

杢代:学校でファンの子たちが出待ちをしているシーンでのかっこつけ方は、アイドルをやっていないと出せない雰囲気があったんじゃないかなと思います。何気ない仕草や、パフォーマンス部分もあるので、そこは本業ですから!この「熱愛プリンス」という作品はいわゆるアイドルの方じゃないとできないかなと思います。

松井:セリフを恥ずかしがらずにしっかり決められるのは、こういう職業だからというのがあるかもしれないです。普段からやっていますから(笑)!

― 今回はライバル役ということで、お互いに「ここは負けない」と思うことを教えてください。

杢代:一番キュンキュンさせたいです。この作品で梓役として一番のキュンキュンは僕が持っていきたいなという意気込みで臨んでいます。

松井:ですって!どうしよう(笑)。負けないぞ。負けないぞ。なんだろうね。(回答に悩む)

杢代:(残り時間を知らされて)あと5分ですから。

松井:ヤバい、そうだよね(笑)。ギャップとか?昴流もギャップがあるので、役柄的にも「ギャップでキュンキュンさせちゃうぞ」みたいな(笑)。

杢代和人&松井奏、拍手が起こった撮影裏話

杢代和人、松井奏(C)モデルプレス
― 撮影合間はどのようなお話をされていますか?

杢代:本当に他愛もない。

松井:本当にそうだよね(笑)。

杢代:でも若干ボケが多い。

松井:ちょっとしたシーンのオマージュふざけ。

杢代:セリフを別パターンで言ってみたり。本番中は真剣にやっていますが、読むと面白いセリフが結構あるので、そういった話で「ちょっとこのセリフ昴流ヤバイよ」とツッコんだりしています。

松井:「ちょっと倒置法多いか」とかね(笑)。

杢代:「そんな倒置するな」とか言っていますね(笑)。

― お二人ともボケですか?

杢代:どっちもボケますし、僕はツッコみますし、撮影現場はとても楽しく明るく進んでいます。

松井:大倉くんがすごいよね。

杢代:空人は常にボケ。この間はすごかったです。海外の方が観光で来ているところで僕達も撮影していて、海外の方達も物珍しそうに見ていたんですが、空人はスターのように投げキスをしたりだとか。

松井:「Thank you!Thank you!」と言って(笑)。

杢代:そうしたら拍手が起こって。空人はその日セリフがなかったので、撮影が始まると別に何もないという(笑)。立って走ってくるだけ。作品も個性バラバラなキャラクターがいますが、演じる僕たちも個性がバラバラで楽しいです。

松井:青春を味わっている感じで楽しいです。

杢代和人、松井奏(C)モデルプレス
― 最後に視聴者の方へメッセージをお願いします。

杢代:今までにないラブコメの形でキュンキュンを連発させていくのはとても面白いですし、何より出演者全員がイケメンで夢の世界に入ってしまった感覚になると思うので、視聴者のみなさまにはぜひ非日常を味わってほしいです。「熱愛プリンス」だからこそ出せる色味、楽しみを出していきたいと思っているので、遊園地に来たような気分になってください。

松井:キュンキュンの連発なので、くすぐったくならずに素直にキュンキュンしてほしいのと、まつりちゃん入れて8人、それぞれいろいろな良さがあるので、推しを決めて、推し活として楽しんでいただければと思います。

― ありがとうございました!

(modelpress編集部)

杢代和人、松井奏(C)モデルプレス

杢代和人(もくだい・かずと)プロフィール

2004年5月20日生まれ、東京都出身。2018年に俳優活動を開始。2019年に、原因は自分にある。としてデビュー。 近年の主な出演作はドラマ「仮面ライダーギーツ」(テレビ朝日系/2022〜2023)、「3年C組は不倫してます。」(日本テレビ系/2024)、「私たちが恋する理由」(テレビ朝日系/2024)、ドラマ・映画「【推しの子】」(2024)など。

松井奏(まつい・みなと)プロフィール

2000年9月2日生まれ、千葉県出身。7人組男性グループ「IMP.」のメンバー。2023年8月18日、デジタルシングル「CRUISIN‘」で世界同時配信デビュー。現在、映画「遺書、公開。」が公開中で、グループとしては1月から初の全国ツアー「IMPERIAL LIVE TOUR 2025」を開催している。

ドラマフィル「熱愛プリンス」放送情報

MBS:3月6日(木)より毎週木曜25:29~
テレビ神奈川:3月6日(木)より毎週木曜25:00~
テレビ埼玉:3月10日(月)より毎週月曜24:00~
群馬テレビ:3月11日(火)より毎週火曜24:30~
とちぎテレビ:3月12日(水)より毎週水曜25:00~
チバテレ:3月13日(木)より毎週木曜23:00~

原作:青月まどか「熱愛プリンス お兄ちゃんはキミが好き」(宙出版)
出演:杢代和人原因は自分にある。)、松井奏IMP.)、林芽亜里
大倉空人(原因は自分にある。)、小泉光咲(原因は自分にある。)、大東立樹(CLASS SEVEN)、芳賀柊斗(Lienel)、増子敦貴(GENIC)
監督:富田未来、かとうみさと
脚本:舘そらみ
音楽:岡出莉菜
幹事会社:カルチュア・エンタテインメント
制作プロダクション:ホリプロ
製作:「熱愛プリンス」 製作委員会・MBS
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  1. 熱愛プリンス

    熱愛プリンス

    2025年03月06日(木)スタート

    毎週木曜01:29 / MBS

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