NOA、韓国での練習生生活後に直面した“挫折”「屋上で1人で泣いたこともありました」乗り越えられた理由とは<「Youth」インタビュー前編>
2023.10.05 07:00
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アーティストのNOA(のあ/23)が9月22日、NOA 1st写真集『Youth』を宝島社より発売。モデルプレスでは、写真集撮影のエピソード、韓国での練習生活を振り返りながら、そこで感じた挫折経験についても語ってもらった。<インタビュー前編>
NOA 1st写真集 『Youth』
本書では、NOAの思い出の地である韓国でロケを実施。「ひとり旅」をテーマに、食事や街の散策を楽しむプライベート感たっぷりの自然体な姿を撮影。さらに、ファンにも人気の愛犬・ラッフィーとの写真や、NOAのパーソナルな部分に迫るインタビューも収録される。NOA、初写真集でのこだわり
― まず、初の写真集でこだわったことを教えてください。NOA:韓国に住んでいたこともあって、実際に行ったお店や、橋から見える景色など、僕だからこそ皆さんにお見せできるものがこの1冊に詰まっています。韓国は第二の故郷なので、リラックスした状態でありのままの姿を皆さんにお届けできました。
― テーマを「ひとり旅」にした理由を教えてください。
NOA:ひとり旅をよくするというのもありますが、今の自分だから改めて発見できたり、当時とは違う景色を見たりすることができました。ひとり旅はいろいろなインスピレーションを得ることができるものだと思っているので、この写真集にふさわしいと思ったんです。
― プライベートでのひとり旅ではどこに行くことが多いですか?
NOA:映画にも行きますし、Instagramで見つけて可愛いと思った公園、カフェ、ご飯屋さんにもよく1人で行っています。実際、写真集の撮影でもInstagramで見つけた場所に行けたので楽しかったです。
― ファンの方に1つおすすめするとしたら?
NOA:「NICE WEATHER MARKET」という洋服屋さんはお店の中にテーマがいくつかあるので、1つのお店の中にいろいろなお店が詰まっているような雰囲気なんです。置いてあるものもすごくおしゃれで、最先端のものが多いので本当におすすめです。
― 写真集の撮影エピソードを教えてください。
NOA:ずっと雨予報だったので心配していましたが、運良く室内カットのときだけ雨が降って、外での撮影のときは晴れたのがすごく嬉しかったです。あとは、広蔵市場(クァンジャンシジャン)に行ったときに「あなた可愛いね」「芸能人なの?」と声をかけてくださったのが韓国らしくていいなと改めて思いました。
NOA、練習生時代の印象的な出来事
― 実際に過去に行ったことがある場所でも撮影されていますが、その場所でのエピソードを教えてください。NOA:(写真集を見ながら)この橋は実際によく行っていて、当時は1人でランニングをしたり、黄昏たりもしていました。週末は友達と公園でラーメンを食べたり、キックボードを借りて一緒に乗ったりと思い出がある場所なので、改めていろいろなことを振り返りました。
― 韓国での練習生時代の忘れられない出来事や印象的な出来事を教えてください。
NOA:練習生の皆と過ごした日々は、本当に思い出深いです。一時期ソウルランドという遊園地に行くのにハマりすぎて毎週皆で行っていました。毎日ずっと地下の練習室にいたので、息抜きとしてとても楽しかったです。毎回いい意味でいろいろなハプニングもありました。
― タイトル「Youth」にちなんで最近青春を感じた瞬間を教えてください。
NOA:有明アリーナのライブ(『NOA “NO.A” TOUR SPECIAL LIVE IN ARIAKE ARENA』/9月9日、10日開催)で、準備期間も含めダンサーのTEAM NOAの皆と常に一緒だったことです。リハーサル期間中も一緒にご飯を食べに行きましたし、ライブが終わってからは湘南の方に遊びに行きました。仕事でもプライベートでも、皆で分かり合えるものがあり、今このメンバーでやっていることが全て青春だと感じているので、皆で同じ目標を成し遂げることができてよかったです。
― ワンマンライブ、写真集の発売など、活躍の幅を広げていますが、NOAさんにとって転機になったと思う出来事は何ですか?
NOA:韓国に行ったことが全ての始まりだと思っています。あのときもし韓国に行っていなかったら、多分この仕事はしていないと思います。人生の中ですごく大きな転機でした。
NOAの悲しみを乗り越えたエピソード
― 韓国での練習生経験や、俳優、アーティストとしてさまざまな経験をされてきたと思います。今、さまざまな不安を抱えているモデルプレス読者に向けて、そんなNOAさんがこれまでに「悲しみを乗り越えたエピソード」を教えてください。NOA:乗り越えるときは必ず友達と家族がいます。1人で抱えていても、いい方向には行かないです。違う人の考え方を聞いて、それが自分の中で正解だったこともあるので、話すことが一番大事だと思います。好きな人たちと話していると、どれだけ悲しいことや挫折があっても笑い話になることもあります。
― 今までで最も大きな挫折を感じた瞬間はいつですか?
NOA:韓国から日本に戻るときは正直、挫折という言葉が頭の中にありました。自分の中ではステップアップだと思っていましたが、他の人から見たら挫折だと捉えられるのかなと思って屋上で1人で泣いたこともありました。一番ダメージが大きかった出来事です。
― それはどのようにして乗り越えられたのでしょうか?
NOA:いつも一緒にいてくれたお母さんの存在が大きいです。いつも家にいてくれて、どんな話でも聞いてくれたおかげで乗り越えられました。「今までやってきたことを信じなさい」と言われたときは、それまで自分のことを振り返ることが少なかったので、その言葉で「素敵な評価をいただいたことがたくさんあったな」と振り返ることができたんです。何と言っても、家のご飯が元気になる一番の源でした(笑)。
NOAの夢を叶える秘訣
― モデルプレス読者の中には今、夢を追いかけている読者もたくさんいます。そういった読者に向けて、NOAさんが今思う夢を叶える秘訣を教えてください。2022年7月のインタビューでは「ひたすら努力」と仰っていましたが、そこから変化はありますか?NOA:ひたすら努力するのは変わらないですが、大切な人たちを大事にしようと思うようになりました。それはスタッフさん、TEAM NOA、ファンの方の支えを通して、ツアーを終えたときに初めて深く感じました。皆さん愛を持ってツアーを作ってくださって、TEAM NOAの皆も同じ目標を持ってやってくれているので、一緒に見たかった景色を見ることができた達成感がありました。そこから「次はこんな景色見たいね」という話に繋がって、戦友であり仲間であるということを感じた瞬間でした。
― 貴重なお話をありがとうございました。
(modelpress編集部)
NOA(のあ)プロフィール
2000年3月13日生まれ、東京都出身。12歳のときに、滞在先の韓国の美容院でスカウトされ、韓国大手事務所YG ENTERTAINMENTのオーディションに合格。日本人初の練習生として、2018年まで韓国で6年間生活した。帰国後は、自身で作曲、作詞、ダンスの振り付けを手掛けるなどトリリンガルソロアーティストとして活躍。2020年1月アミューズより1stシングル「LIGHTS UP」でデビューし、本格的に音楽活動を開始し、TBS系ドラマ「君の花になる」(2022)で俳優デビューを果たした。NOA、FCツアー開催
NOA Official Fanclub NOANA会員限定 FAN MEETING ZEPP TOURが開催決定。公演・チケット受付に関する詳細は、後日発表される。2024年1月22日(月) KT Zepp Yokohama
2024年1月27日(土)Zepp Nagoya
2024年2月1日(木)Zepp Fukuoka
2024年2月2日(金)Zepp Namba
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