<「バチェラー5」西山真央インタビュー>「好き」がラストまで言えなかった理由 大内悠里の発言力感じた瞬間・反響呼んだ考え方にも迫る
2023.09.16 08:00
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Prime Videoによる人気恋愛リアリティ番組『バチェラー・ジャパン』の最新作となる『バチェラー・ジャパン』シーズン5が、8月24日よる10時よりプライム会員向けに独占配信された第9話(本編最終話)と第10話(アフターファイナルローズ)にて完結。モデルプレスでは最後の2人に選ばれるもバチェラーとお別れとなった元建設会社広報の西山真央(にしやま・まお/26)にインタビューを実施。飾らない安心感を与えるキャラクターで序盤から5代目バチェラー長谷川惠一(はせがわ・けいいち/37)の心を掴み、ポジティブではっきりとした物言いも視聴者の人気を集めた西山に、長谷川への気持ちの変遷や女性陣との裏話など赤裸々に語ってもらった。
長谷川惠一『バチェロレッテ・ジャパン』参加から5代目バチェラーに
『バチェラー・ジャパン』とは、成功を収めた1人の独身男性=バチェラーの運命のパートナーの座を巡り、性格もバックグラウンドも異なる女性たちが競い合う恋愛リアリティ番組。様々なシチュエーションで展開されるバチェラーとの非日常的で豪華なデートやカクテルパーティーなど、種々のイベントを通じて繰り広げられる恋愛の駆け引きや、そこに現れるむき出しの人間ドラマが描かれる。5代目バチェラーを務めるのは、『バチェロレッテ・ジャパン』シーズン2で、最後の2人に選ばれながらも、あと一歩のところで“真実の愛”に手が届かなかった長谷川。元プロバスケットボール選手で現在はウェルネスクリエイターとして、パーソナルジムやフィットネスイベント、スポーツ選手のセカンドキャリアのコンサルタントなど多岐に及ぶ健康・フィットネス関連の会社を経営している。
最後の2人に選ばれた西山真央
女性陣との初対面時トップバッターで登場し長谷川に強い印象を残した西山は、序盤から2ショットデートに誘われるなど他の女性からリード。どちらか1人がその場で帰国することとなる過酷な2on1デートの参加者として呉服店勤務の輿水りさ(25)と共に選ばれるなど岐路にも立たされるが順調に勝ち進み、日本ではお互いの家族とも対面する。ラスト2人に選ばれた飲食店経営の大内悠里(おおうち・ゆうり/28)がメキシコ最後の夜から一気に長谷川へのストレートな愛を表現するようになったのに対し、シャイな西山は日本に帰国後もなかなか長谷川に「好き」を言葉にできなかったが、最後のデートで手紙を渡し「私は気持ちを伝えるのが恥ずかしくて苦手だけど、惠一が思っているより私は惠一のことが好き」と告白して想いを伝える。自然に今後の結婚生活が想像でき安心できる存在の西山と、これまでに出会ったことのないタイプの大内という両極端な2人の魅力に長谷川はギリギリまで葛藤するが、ファイナルローズで大内を選んだ。
西山真央『バチェラー・ジャパン』に参加した理由
― まず、恋愛の状況などを踏まえてこのタイミングで番組に参加した理由を改めて教えて下さい。西山:約4年彼氏がいなくて自分的にはすごくマイペースに慣れちゃって寂しいとも思ってなかったんですが、友達に「そんなんだったらずっと1人じゃん、行ってみなよ」と背中を押されて。本当にそのぐらい向き合わないと彼氏ができる気がしなかったので参加を決めました。
― お仕事も辞められたということで相当の決意がいりませんでしたか?
西山:人生1回だしこれは行くでしょ、という気分でした(笑)。
西山真央、これまでの恋愛と違った部分に「戸惑っていた」
― 今回の旅の恋愛は、これまでと違う部分はありましたか?西山:今まで私は男性の、先輩後輩や友達など周りの人との接し方や立ち位置、皆に慕われている姿を見て「あの人尊敬するな、好きかも」と思うことが多かったのですが、今回は私に対しての接し方しか分からない状況だったので、恋愛が分からなくなることがありました。なので、機会があれば(長谷川の)そういう姿は見たかったです。
― 西山さん自身の長谷川さんへの気持ちが固まった瞬間や、気持ちの変遷を教えて下さい。
西山:ウェディングフォト撮影(第6話)が終わったくらいで惹かれていることは分かっていたんです。懐いているというか、視界に入ったときに「お!」とテンションが上がる感覚はあったんですけど、好きなのかと言われたら分からなくて。でもこのまま終わってバイバイはちょっと寂しいのかもと考えたときにこれは好きなのかなと思いました。自分を選んでくれることは嬉しかったし、帰りたくない気持ちもあったし…と戸惑っていた感じでした。
西山真央「好き」がギリギリまで言えなかった理由とは
― 今までの恋愛と比べて気持ちが燃え上がらなかった要因があるとしたら、先程の周りの人との関わりが見えなかったことが大きいですか?西山:それもありますし、普段は例えば連絡の頻度や自分のために時間を空けてくれるとか、そういう行動での判断要素もあると思いますが、『バチェラー・ジャパン』の状況が特殊でまだ選ばれてもないのに他の女性がちらつく状態の男性を好きになったことがないので難しかったですね…。普段だったら「他の子おるやん」と絶対なるので(笑)。
― ストレートに言葉に出すのが苦手ともおっしゃっていましたが、はっきり言えなかった一番の理由は?
西山:気持ちが固まっていなくて、恋なのか戸惑っていました。
― 後になって大内さんとのデートややりとりを見て、西山さんも積極的に気持ちを言っていたら結果は違ったのではと思いましたか?
西山:半々ですね。言っていたらどうだったんだろうとは思うけど、(結果が)違うとは言い切れないですね。
― それは西山さんのスタイルでもないし?
西山:本当にそうですね。偽ってまでじゃないですけど自分が無理してまで一緒になることはないと思います。
西山真央、ストールンローズ議論中の本音明かす
― ストールンローズの女性陣の議論(※)が話題を呼びましたが、あのとき西山さんはどんな心境でしたか?西山:「早く誰か止めて!『もう時間です』と言って!」と思っていました(笑)。
― ああいった話し合いは苦手ですか?
西山:苦手かもしれないです。例えば会社の会議だったら偉い人がいるからその人の一言で決まると思うんですけど、皆それぞれの正義があって対等だからこそ決まらなくて、本当に誰かにどっちか決めてもらうのを待っていました。「坂東さん!(※進行役の坂東工)」って(笑)。
― 自分が行く気はなかったですか?
西山:譲り合いだったら行っていました。皆が「行きたい」じゃなくて「どうする?」みたいな感じだったら行っていましたけど、そのときは自分が残っていることは嬉しいけど、(デートを)略奪してまで…という気持ちには行ってなかったんですよ。りえ姉(竹下)にはそこまでの気持ちがあるのは知っていたので、「これは敵わん」じゃないですけど、想いがある方が強いと思いました。
※『バチェラー・ジャパン』史上初めて登場したストールンローズは、デート中のバチェラーが受け取ればデートを略奪し、そのまま2人で過ごすことができるが、受け取ってもらえなかった場合は、その場で旅が終了となってしまうというリスクも伴うというローズ。デート中であればいつでも使えるが、女性たちで話し合いをして、たった1人だけがこのローズを使うことができる。全員が使いたいと思っている中、全員を納得させる必要があり、元外資系企業法人営業の月田侑里(つきた・ゆり/30)の決断を巡って議論は熱を帯びたが、最終的に強い想いを貫き通したメイク講師の竹下理恵(たけした・りえ/34)がストールンローズを使い、長谷川は大内との2ショットデートを終える形となった。
西山真央、竹下理恵との関係性 旅中も「悩んでもしょうがない」前向きな考え方
― では一番仲が良かった女性は?西山:部屋が一緒だったので過ごす時間が多かったのはりえ姉(竹下)です。私のツボで言うとディアン(フードアドバイザーの周典/31)。本当にずっとあんな感じで様子がおかしく、皆の前でふざけていて。私はずっとそれを見て笑っていましたね。
― 竹下さんとはどんな関係性でしたか?
西山:りえ姉は部屋でもずっと「もうダメかも、明日私が(ローズ)もらえないかも」と悩んでいたので、私が「それ思っても思わなくてもローズセレモニーは来るから、もう良いよ。まだ言ってたの」と返すような感じでした(笑)。
― 西山さんはそんな風に悩むことはないんですか?
西山:悩んでもしょうがないので。自分が答えを出さないといけないことだったらもちろん考えて悩むんですけど、向こうが決めることなのでなるようになるよ、と思います。自信がなかったわけではないんですけど、「もしもらえてももらえなくても、そこまでは別に自信を持っていれば良くない?同じ時間だし」と考えますね。
― 本当にさっぱりしているんですね。
西山:逆に言うと集中力がないんです。同じことを考え続けることが苦手なので、答えが出ないならやめよう、と思います。
― 全体を通して最大のライバルだったのは?
西山:難しいです。誰がというのはなかったんですけど、最初にファーストインプレッションをひかちゃん(カフェ店長の鈴木光/25)がもらったときは「小柄な子が好きなんだ、はい終わり~!知りませ~ん!」という感じではありました(笑)。
― でもその後見た目がタイプだと長谷川さんに言われたんですよね。
西山:2話の始まりぐらいからは「あら、意外と(好きなのは)小柄な子だけじゃないかも?」と自信がついていました。(立ち直りは)すごく早かったです(笑)。
西山真央、最後のデートで感じた不安とは
― 旅中に一番不安に思った瞬間や葛藤した瞬間はどこでしたか?西山:最後です。スタジオでも言った通り、最後のデート中に「燃え上がる恋がしたい」と言われたときに違和感があってダメかもと思いました。私は恋愛と結婚を別物と思っているわけじゃないんですけど、個人的には長谷川さんとの安定感のある関係性が良いなと思っていたので「あれ?」となりました。
― 手紙を書いたのはやっぱり言葉にしなきゃという想いから?
西山:その場で口に出すのは多分難しいなと思ったので、文字にしようと思いました。
― では最後にお別れになってしまった理由はご自身でどう分析しましたか?
西山:本当に言い訳なんですけど、私がアクセルを踏み切れなかったからかなと思います。踏んだところで結果が変わったかは分からないんですが。
西山真央、大内悠里の印象・女性陣とのエピソード明かす
― 大内さんが選ばれた理由はどこだと思われましたか?西山:やっぱり恋に落ちたから。なんなら長谷川さんがWINNERだと思っています。だってあそこまで(大内を)落とすのはすごくないですか?
― 一緒に旅する仲間として見て、メキシコのときは大内さんがそこまで(長谷川さんを)好きになっているように見えなかったですか?
西山:そうですね。私が(デートの)全てを人に言っちゃうタイプだったので皆も言っているもんだと勝手に思っていたんです。そしたら皆は言っていなかったので、(長谷川と大内のデートが)あんな良い感じだったと知らなかったです(笑)。
― 西山さんから見て大内さんはどんな印象でしたか?
西山:私が知っているかおるやま(大内)は本当にノリが良い楽しい人なので、(デート映像を観て)「あんなに乙女なんだ」と思いました。
― 女性陣の中で大内さんは発言力があると言われているシーンもありましたが、どういう感じだったんでしょうか?
西山:発言力ありましたね。これもまだすごく言い訳みたいになるんですけど(笑)、私がデートから帰ってきて「楽しかったよ。(長谷川は)良い人だったよ」と言っても、(女性陣は)「だってあなたは気に入られているからそれは良い反応もらえるでしょ」みたいな反応なのに、かおるやまが「すごく良い人だったよ」と言ったら皆「そうなのかもしれない」となっていて「ええ!?同じこと言ったやん」と思っていました。多分私がイジられていたんですけど、本当の理由は分からなかったです(笑)。
― 旅が終わってから、すぐに気持ちを吹っ切ることはできましたか?
西山:すぐ吹っ切れました。負けた感覚ではなくて、合う・合わないのご縁の話だと思うので、私が合わなかっただけだなと思っています。
― では、旅を通じて自分が一番成長したところは?
西山:情緒の安定さですね。元々自信はありましたが、これは本当に大事なスキルだなと思って、より安定させられるようになったと思うし、自分は間違ってなかったと思います。
― では最後に今後のご自身についての展望や視聴者にメッセージをお願いします。
西山:もっと自分が運命だと思えるような人を探したいです。
― ありがとうございました。
(modelpress編集部)
西山真央(にしやま・まお/26)プロフィール
26歳/元建設会社広報/大分県出身『バチェラー・ジャパン』シーズン5概要
タイトル:『バチェラー・ジャパン』シーズン5配信開始日:2023年8月3日(木) 22時より独占配信中
作品ページ:https://www.amazon.co.jp/dp/B0BZZC8CKV
本予告:https://youtu.be/rj6LikEIFlY
話数:本編10話
コピーライト:(C)2023 Warner Bros. International Television Production Limited
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