＜「ラブ トランジット」インタビューVol.6 ダイキ＞元カノからの言葉に「すごく共感できた」理由 ホカンス後のデート秘話・近況明かす【ネタバレあり】

新恋愛リアリティ番組『ラブ トランジット』

本作は、韓国のエンターテインメント企業であるCJ ENMが製作し、世界中で人気を誇る恋愛リアリティ番組『乗り換え恋愛』のフォーマットを元に日本で製作された新番組。かつて恋人だった5組の元カップルたちが、約1ヶ月間のホカンス（ホテルでの共同生活／※ホカンスとは「ホテル」と「バカンス」の造語で、ホテルに滞在することをメインとした休暇の過ごし方）を通して、過去の恋と新たな出会いの間で揺れ動く姿に迫る。互いに誰が誰の元恋人（＝X）か知らないまま過ごすホカンスの中で、10人の男女の恋が先に進むのか、元に戻るのか、それとも？想像を掻き立てられる、未知数な恋の行方と人間ドラマとなっている。

なお、番組配信を記念してPrime Videoでは7月12日23時59分まで第1話をYouTubeで公開中。

ダイキ、10年前の元カノ・マイと再会…ありさと新しい恋

ダイキのXは、第5話にて俳優・プロレスのリングアナウンサーのマイ（26）だと明らかに。交際期間1年半、別れたのはダイキが高校生、マイが中学生の（番組撮影の）10年前でマイにとっては初めての交際相手だった。

お互い復縁を望んで参加したわけではなかったが、しっかりと向き合いたいという想いで始まったホカンス。しかし、大学生のありさ（23）と急接近しデートに行くうちに、ダイキの変化を実感したマイから「私は昔のあなたが好きだった」と言われてしまう。また、ありさとの復縁を強く望む俳優・モデルのきょうへい（23）との三角関係もヒートアップし、最後はダイキときょうへいの2人から告白を受けたありさがダイキを選び、ダイキとありさは、成立した4組のカップルの内、唯一復縁ではないカップルとなった。

ダイキ「本気で恋をすることになると思っていなかった」ホカンス前の本音

― 現在のお仕事や活動について簡単に自己紹介をお願いします。

今は経営者兼起業家です。2年半前ぐらいに自分の最初の会社を立ち上げて以来、会社の中でスタートアップスタジオという形で全社員が経営者になるために色々な会社を作る母体を運営していて、その中で最初の会社の経営者はバトンタッチして、1年半前ぐらいにまた新しい会社を作りました。今は音楽の会社を経営しています。

― 参加した理由を教えて下さい。

Xから「一緒に出ませんか」とお話をもらったのが最初のきっかけでした。自分の人生や会社のキャリアを考えても番組に出ることがネガティブではないと思ったし、普通の生活を送る中で参加ができたので、Xの活躍のための協力をしたいというスタンスでした。

― そのときの恋愛に対するモチベーションは？

正直最初は全く本気で恋をするとは思っていなかったです。参加が決まってから、良い意味で特別で不思議な環境だからこそ、ホカンスでの過ごし方も自分次第だなと思えたので、そこから恋愛に向き合おうと真剣に考えるようになりました。

― 復縁する可能性は考えていましたか？

復縁も考えられるなとは思って参加しました。最初から復縁が絶対になしだったら、参加する理由の半分もないようなものなのかなと思っていましたし、そういう意味では向き合う良い機会だなと思っていました。

ダイキ、高校時代のマイとの初々しい恋

― 改めてXとお別れした理由を教えて下さい。

お互いの認識も全然違うくらい昔の話ですが、きっかけが分からないくらい「言った・言わない」「嫉妬した・してない」など些細なことから、喧嘩がすごく多くなってしまって。最後は大きな喧嘩を何回かして「お別れにしましょう」と僕から言った記憶があります。本当に若くて青かった恋愛が激しく終わったという感覚でした。

― ホカンスを通してXへの印象や心境の変化はありましたか？

印象が変わったというよりは、良い意味で最初から「絶対にこの人はこうである」という予想がなかったです。自分も10年前とはすごく変わっているので、マイさんもきっと変わっているんだろうなと思っていました。だからこそ、彼女らしいところも残っていたし、一方で昔より少し不器用になったなというところも感じ取れました。多分お互い様だと思います。

― 10年前の交際当時、Xの一番良いなと思っていたところは？

自分の気持ちにまっすぐで周りをすごく慮るところです。色々な人の感情や嬉しいこと、喜ぶことを考えて発言し、行動できることが、彼女の一番の強みだなと思います。その考え方にすごく憧れますし、尊敬できる価値観で、ホカンスでも考え方は何も変わってなかったので、「あー、マイだな」と思いました。

ダイキ、マイから言われた言葉は「すごく共感できた」理由

― マイさんと2人でちゃんとお話をされたときに「私は昔のあなたが好きだった」と言われて、どう受け止めましたか？

あの瞬間は僕にとってもすごく大きな意味を持つ時間でした。言われたことにすごく共感できたんです。彼女が言っていることが図星で意図してそういう人間になっていました。これまでの人生から価値観や考え方を変えたことで今の自分があると思っていたので、自分の考えを復唱されたような気分でした。

もし僕がマイさんの言葉を受けて後悔したり悲しい気持ちになっていたら、今の自分が変わるべきだと思いますが、自分を肯定できて「狙った通りだな」と思えるのであれば、自分はそれで良いと思えました。今まで人生の目標のほとんどを仕事に置いてきた人間としては、多少何かを犠牲にしてきたと受け取られてしまっても、目標に向かって進めている証を、再確認をした瞬間でした。自分が今までしてきたことも肯定されて、これから自分がすることに腹落ちして、自分がどういう人にどういう感情を抱いて、何を大事にすべきか全部覚悟ができたので傷つきはしませんでした。

ダイキ、ありさへの想い「一緒になりたいなと本当に思えました」

― 恋愛に対して最初はあまりモチベーションが高くなかったとのことですが、ありささんに最後に告白するまで気持ちが強くなった・本気になれた理由は？

今の自分の人生を考えたときに、恋人とは恋愛の捉え方がまずは一致していないといけないし、自立した上で自分の人生の目標を第一に努力し続けていて、その上で一つひとつ噛み合わなければいけないと思っていて。それがホカンスで全部見えたんです。それはもちろんXのおかげでもあるし、皆が何を重視しているか見ていく中で、ありさは同じようなものをすごく重視していて同じようなことで悩んでいて、自分自身が求めている恋人像と限りなく近い人なんだなと、どんどん気付かされていきました。

全てのイベントがきっかけになっているし、自分がありさを本気で好きになれた理由です。ホカンスが終わり日常に戻っても、この人は誰よりも特別な人だなという確信を得られたので一緒になりたいなと本当に思えました。…恥ずかしいですね（笑）。

ダイキ、ありさとの近況 交際当初は緊張も

― では、撮影が終わってから時間が経ったとは思いますが、ありささんとの近況を教えて下さい。

順調ですよ。ホカンスで日常を擦り合わせるという不思議な時間が最初にあって、僕らだけ元恋人同士ではないのでやっぱり最初の2、3ヶ月ぐらいは緊張していましたね。番組が終わったら、予定も合わないですし…。日常生活に戻ってきて最初のドライブデートは、GoProを買って車に置いて自主制作の1話っぽいのを作って見せました。

― 最後にホカンスに参加してダイキさん自身が一番成長したことを教えて下さい。

すごく人間的な感情が出たなと感じる瞬間がホカンスで多くて、ホカンスから帰ってきてから、会社の社員や家族に「なんか温かくなったし優しくなったね、人間味が溢れるようになった」と言われるようになりました。周りが何を感じているかに向き合う経験を経て、恋心も含めて周りの感情を大事にする人に少し変わったんだろうなと思います。

（modelpress編集部）

『ラブ トランジット』参加者プロフィール

あみ（アパレルディレクター、24歳）
ありさ（大学生／ミス・ミスターコンの運営、23歳）
えり（美容看護師、28歳）
マイ（俳優／プロレスのリングアナウンサー、26歳）
ルカ（オーガニックスキンケアのマーケティング、24歳）
きょうへい（俳優／モデル、23歳）
こうへい（美容師、25歳）
ダイキ（起業家／経営者、27歳）
マサシ（キャンドル・アーティスト、36歳）
よしひと（アメリカンフットボール選手、26歳）

『ラブ トランジット』交際情報

・えり＆マサシ：交際期間3年半、11ヶ月前（第1話で発表）
・あみ＆こうへい：交際期間2年半、1年4ヶ月前（第2話で発表）
・ありさ＆きょうへい：交際期間8ヶ月、8ヶ月前（第3話で発表）
・マイ＆ダイキ：交際期間1年半、10年前（第5話で発表）
・ルカ＆よしひと：交際期間1ヶ月、4ヶ月前（第6話で発表）

＜番組情報＞

『ラブ トランジット』
2023年6月15日（木）22時より、Prime Videoにてプライム会員向けに世界同時配信中。
作品ページ：https://www.amazon.co.jp/dp/B0C5BCV4M9
第1話無料配信期間：2023年6月15日（木）22:00から7月15日（土）24:00まで
※視聴にはAmazonへの無料会員登録が必要
話数：本編8話
出演者：EXIT（りんたろー。／兼近大樹）　松岡茉優　磯村勇斗　大久保佳代子（第1話～第4話）　MEGUMI（第5話～第8話）
主題歌：eill　「happy ending」（ポニーキャニオン）
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