新恋愛リアリティ番組『ラブ トランジット』
本作は、韓国のエンターテインメント企業であるCJ ENMが製作し、世界中で人気を誇る恋愛リアリティ番組『乗り換え恋愛』のフォーマットを元に日本で製作された新番組。かつて恋人だった5組の元カップルたちが、約1ヶ月間のホカンス（ホテルでの共同生活／※ホカンスとは「ホテル」と「バカンス」の造語で、ホテルに滞在することをメインとした休暇の過ごし方）を通して、過去の恋と新たな出会いの間で揺れ動く姿に迫る。互いに誰が誰の元恋人（＝X）か知らないまま過ごすホカンスの中で、10人の男女の恋が先に進むのか、元に戻るのか、それとも？想像を掻き立てられる、未知数な恋の行方と人間ドラマとなっている。
なお、番組配信を記念してPrime Videoでは7月12日23時59分まで第1話をYouTubeで公開中。
えり、元カレへの切ない涙が共感を呼ぶ
えりのXは、第1話にてキャンドル・アーティストのマサシ（36）だと明らかに。交際期間3年半、別れたのは（番組撮影の）11ヶ月前。何度か破局と復縁を繰り返していたという。ホカンスを通じ、えりはマサシへの想いを募らせた一方、マサシはアパレルディレクターのあみ（24）とも距離を縮めデートを重ねるように。
お互いのXに宛ててつづった他己紹介する手紙を本人が読み上げるシーンでえりはマサシの言葉に思わず涙が止まらなくなったり、全員の前でマサシが披露したギター弾き語りを受けて号泣したりと、元カレを素直に思う等身大の姿は多くの視聴者が共感し心揺さぶられただろう。
復縁は難しいように見えた2人だが、ホカンスの日々でえりの存在の大きさを再認識したマサシは復縁を決意し、その結末は大きな反響を呼んだ。
えり『ラブ トランジット』参加を決めた理由「戻るつもりはなかった」
― 現在のお仕事や活動について簡単に自己紹介をお願いします。
肌の治療をするクリニックで美容看護師として働いています。
― 参加した理由を教えて下さい。
参加するまでは色々悩んで、私が出ることによって自分の人生が変わるし、自分の周りの環境も変わるだろうなと考えました。ただ自分にそういったチャンスが来ることはあまりないと思い、自分自身今までの恋愛を振り返ったことがあまりなく、前に進むために振り返る経験はこれから先絶対にないから良い機会だなと思って参加を決めました。
― 参加を決めたときは、復縁したい気持ちと新しい恋愛をしたいという気持ちは、どちらが大きかったですか？
復縁の可能性は割とないと思っていました。これまでも何回か別れたり付き合ったりを繰り返していたという現状もあって、やはり自分の仕事や生活では、彼と付き合っていくのが難しいなと思ったときに別れていたので、また元に戻るのかというと、そんな簡単な話ではないなという気持ちでした。
― お別れした後、ずっと引きずっていたわけではなかったんですね。
最初の数ヶ月は寂しかったですし、ずっと連絡を取っていた相手がパタッと消えて、例えば「こういうところに行ったよ」とか「今日寒いね」とか日常会話をする相手がいなくなったことが寂しくて、少し引きずっていた時期もありました。しかし、これからを見据えてパートナーを探すのであれば今の彼ではなくて次に進もう、と切り替えをしたタイミングだったのでそんなに戻るつもりはなかったです（笑）。
えり、元カレマサシとの破局理由・ホカンスでの苦悩
― 改めてXとお別れした理由を教えて下さい。
自分の仕事やプライベートで辛いことが重なったときに、彼も仕事が忙しくて余裕がお互いになくて「あ、ちょっと支え合えないな」と心の距離も段々遠くなっていきました。それから少し経ったときに、彼が遠方に出張になってそこで物理的な距離も離れてしまって、「やっぱり無理かも」となって別れました。なので、別れを切り出したのは彼ですが、切り出させたのは私です。
― ホカンスを経てXへの心境がどのように変化したか教えて下さい。
最初に再会したときから、彼が付き合っていたときにあんな風に思っていてくれたんだとグッと来るものがあって。ホカンス中に色々なことがあるかもしれないけれど、それを見守りたい気持ちと「今までありがとう」と感謝を伝えたい気持ちが段々重なっていきました。プラスして、サプライズを違う女子にしているのはやっぱり結構辛かったし、正直「今まで付き合っていた3年半は何だったんだろう」という気持ちには少しなってしまいました。
― あみさんとのデートの詳細は聞いていましたか？
いや、ホカンス中には知らなくて事後に聞きました（笑）。
えり、マサシのギター弾き語りについて
― 最初の手紙の他己紹介で号泣されていましたよね。
あんなに初日から泣くとは思っていませんでした。書いてあることは今まで伝えてきてくれたことだとは思いますが、「こんなに素敵なことを伝えてくれていたんだ」と気が付いて、関係が長く続いたことでその大切さが分かってなかったなと思いました。
― マサシさんが全員の前でギター弾き語りをしたときにえりさんが泣いてしまったシーンもありましたが、マサシさんとはあの後なにか話されましたか？
元々よく歌っていた曲で、初めて彼の家に行ったときにギターで弾いてくれた曲なんです。だから私自身は思い入れのある曲で「今それを出すか」と思いました。
― 泣いてしまったことについては？
そんなつもりはなかったらしいので「ごめんね、皆に向けて歌った曲だよ」と弁解していました（笑）。
えり、最終告白までの葛藤と復縁した理由「違う気持ちだったらそれを曲げてまで一緒にいたいとは思わなかった」
― ホカンス中は他の男性にメッセージを送ったこともあったと思いますが、他の人を見ようと思ったことは？
他の人を見ようとしましたが、ホカンスでときめいた瞬間があったとしても、それが持続できるかは分からないなと思います。日常生活でもタイミングが大事だなと思ったこともあって。X以外の男性とデートにも行き、色々な思い出がありますが、そのときは楽しくてもお付き合いするのは違うなと思うこともありました。
― では終盤は復縁したい気持ちだったのか、どのような心境で過ごしていましたか？
Xへの気持ちが好きなのか、それとも懐かしい気持ちなのか、今だけ持っている気持ちなのかジェラシーなのか分からなくて。でもデートを重ねていくとやっぱり居心地が良いなと思う瞬間もあったので、最後の最後まで私自身もどうやって日常生活に戻るのかをすごく悩みました。
― 最後にマサシさんから告白されなかったらどうするつもりでしたか？
告白されなくても自分の気持ちはきちんと伝えようとは思っていました。お互いの気持ちをすり合わせて、違う気持ちだったらそれを曲げてまで一緒にいたいとは思わなかったので。自分の気持ちには素直になりたかったし、向こうの話もきちんと聞きたかったです。彼は自分の気持ちを一方通行で話す人ではないので、相手の気持ちも尊重するし、自分の気持ちも伝えたい、という形で話すだろうなと思っていて。結果的にそうだったのでお互いの気持ちをすり合わせられたなという感じでした。
えり、マサシとの復縁後の変化
― では、撮影が終わってからも時間が経ったと思いますが、復縁してからの近況や、マサシさんとの向き合い方で変わったことは？
お互いにすごく大事にしているなと思います。例えば「これはやってしまったかな」と思うことがあれば2倍にして感謝の気持ちを伝えています。より一層きちんとお互いが納得してから終わるようになりましたね。前より良い関係になったなと思います。
― マサシさんの変わったなと思うところはありますか？
一緒にいる時間を大事にしてくれるようになりました。一緒にいるときでもお互いに仕事をしていることはありますが、その後2人の時間を大事にしてくれている感覚があります。
― ではホカンスに参加して、えりさん自身が一番成長した部分は？
相手からの行動を待っていたらすごく損をするなと思いました。今まで自分から行動できていなかったんだなと実感した旅でした。やはり自分でアピールしないと自分の良さには気が付いてもらえないし、「自分がこうしているよ」と言わないと相手も気が付けない。それは今にも繋がっていると思います。
（modelpress編集部）
『ラブ トランジット』参加者プロフィール
あみ（アパレルディレクター、24歳）
ありさ（大学生／ミス・ミスターコンの運営、23歳）
えり（美容看護師、28歳）
マイ（俳優／プロレスのリングアナウンサー、26歳）
ルカ（オーガニックスキンケアのマーケティング、24歳）
きょうへい（俳優／モデル、23歳）
こうへい（美容師、25歳）
ダイキ（起業家／経営者、27歳）
マサシ（キャンドル・アーティスト、36歳）
よしひと（アメリカンフットボール選手、26歳）
『ラブ トランジット』交際情報
・えり＆マサシ：交際期間3年半、11ヶ月前（第1話で発表）
・あみ＆こうへい：交際期間2年半、1年4ヶ月前（第2話で発表）
・ありさ＆きょうへい：交際期間8ヶ月、8ヶ月前（第3話で発表）
・マイ＆ダイキ：交際期間1年半、10年前（第5話で発表）
・ルカ＆よしひと：交際期間1ヶ月、4ヶ月前（第6話で発表）
＜番組情報＞
『ラブ トランジット』
2023年6月15日（木）22時より、Prime Videoにてプライム会員向けに世界同時配信中。
作品ページ：https://www.amazon.co.jp/dp/B0C5BCV4M9
第1話無料配信期間：2023年6月15日（木）22:00から7月15日（土）24:00まで
※視聴にはAmazonへの無料会員登録が必要
話数：本編8話
出演者：EXIT（りんたろー。／兼近大樹） 松岡茉優 磯村勇斗 大久保佳代子（第1話～第4話） MEGUMI（第5話～第8話）
主題歌：eill 「happy ending」（ポニーキャニオン）
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