吉本実憂、“今”恋愛リアリティーに参加する理由 キスシーンの心境・負の感情の乗り越え方まで<「恋愛ドラマな恋がしたい in NEW YORK」インタビュー>
ABEMAオリジナル恋愛番組の新シリーズ「恋愛ドラマな恋がしたい in NEW YORK」(以下、「ドラ恋」)が11月13日よる10時よりスタート。モデルプレスでは、全キャストにインタビューを実施。ラストを飾るのは、女優の吉本実憂(よしもと・みゆ/25)。数々の作品で主演を務めるとともに、その高い演技力が評価されている彼女が本作に参加する理由とは?意外な素顔が垣間見える恋愛観や怒りを乗り越える方法などたっぷりと語ってもらった。
「ドラ恋」新シーズン「恋愛ドラマな恋がしたい in NEW YORK」
若手俳優が毎話キスシーンのある恋愛ドラマの撮影をしながら、本当の恋をしていく様を追いかける人気恋愛番組シリーズの10作目で、これまでに900万人以上が視聴したロングラン番組。今シーズンでは、「ドラ恋」シリーズ史上初となる海外での全編ロケを敢行。アメリカ・ニューヨークに舞台を移し、これまでとは一味違うスケールに。また、ドラマの脚本は鈴木おさむが手掛け、ニューヨークの名所を存分に生かした究極の大人なラブストーリーに。さらに今回はブロードウェイ俳優でYU-project主宰の由水南が演技指導の講師に就任した。
吉本実憂、小島梨里杏ら共演者から受けた刺激
― まずは、出演が決まったときの率直な心境を教えてください。吉本:「ドラ恋」を観ていて、「自分が出演したらどんな風なんだろう…」と漠然と妄想してしまうくらい「ドラ恋」ファンなので、オファーを頂いた時、とても驚きましたし嬉しかったです。でも自分がどんな風に映るのか、視聴者の皆さんに受け入れてもらえるか、共同生活でみんなと通じ合えるのか、少し不安でした。
― これまで多数のドラマや映画などで活躍されてきた吉本さんが、今回この番組の出演を決めた経緯や懸ける思いを教えてください。
吉本:数え切れない程あるニューヨークの作品、「LEON」や「危険な情事」「ハドソン川の奇跡」等沢山の作品が私にとって影響があり、役者として憧れと尊敬の気持ちがあるニューヨークという場所でお芝居を学べることは、自分にとってすごく大きなことだと判断し参加を決めさせていただきました。今回の旅で「役者として何かを得たい」という気持ちが強く、正直な話、恋愛は「できれば良いけどなぁ」という気持ちでした。
「ドラ恋」は、共同生活をしながら恋愛ドラマを撮って行く番組。恋愛ドラマを創れる権利は、オーディションに受からないと得られない。そのオーディションに参加する時に必ずペアを決める。ペア決めにも色々な決め方がある。そしてペア決めは運命を大きく変える、ということを「ドラ恋」を観てきた身としてとてつもなく理解している中で、共同生活やみんなとのコミュニケーションが大切だと思っていて、自分の性格上、次何が起こりそうか色々勘ぐってしまうと思っていたので今回は意識的に勘ぐることはせず、目の前で起こる“何か”に集中して過ごすことに専念しました。次の日の起きる時間しか分からない日々は怖かったです(笑)。
― 出演者も個性豊かなメンバーが勢ぞろいしていますが、刺激を受けたメンバーとのエピソードがあれば教えてください。
吉本:7人から色んなものを感じ、得ることができました。特に、元々友達の小島梨里杏ちゃんとは、現場で一緒になるのは7年ぶりでした。普段の距離感は友達なのですが、今回は役者同士という久々な感覚の距離感も経験できて、刺激を受けました。また、共演経験のある福山翔大君と柾木玲弥君とは会うのも共演以来でしたが、この何年かで互いに色々な感情を経験してきたんだなぁというのを感じれたのも役者としてすごく刺激になりました。
― 自分の“ここを見てほしい”というアピールポイントがあれば教えてください。
吉本:見ていただきたいところは、ニューヨークという降り立ったことのない街で、役者として人として奮闘してる姿ですかね。役者である以前に人間なんだということや、視聴者の皆さんと職業は違えど、好きなこと、やりたいこと、成長したいことに対して向き合ってる時の感情を隠すことなく出していると思うので、それが観てくださる方の活力になると良いなというのはニューヨークの旅を終えて思っていることです。
吉本実憂、キスシーンの心境&恋愛観を告白
― キスシーンへの抵抗はありませんでしたか?吉本:キスシーンでいうと、沢山経験させていただいてきました。なので、抵抗は全くありませんでした。むしろ、キスシーンを撮ったから好きになったってことは経験したことがないので「私が『ドラ恋』に参加して大丈夫なのか?」という気持ちもありました。
― 恋をするとどうなりますか?
吉本:もちろん、ドキドキします(笑)!でもはっきりと「この瞬間から」というのはなくてそれまで何をお話したかとか好きなことを共有できたりすると、恋としてではなくても友達としてもグッと距離が縮まりますね。
― 恋愛には積極的なタイプですか?
吉本:告白に関して言うと、自分からは告白できないです。今まで培った関係を壊してしまうのではないか、という不安があるからだと思います。だから、待ちます。
― 好きな異性のタイプを教えてください。
吉本:自分の好きな映画やお芝居の話を共有できる人です。ピンポイントではありますが、普段の生活でも仲間同士で好きなことの話をする時、最高に楽しいので、その楽しい時間を共に過ごせる人がいいです。後は、一緒にいて無言になった時の時間が苦じゃない人。そして、仕事を一生懸命していて、考え方が自分よりも常に一歩先をいっている人がいいです。つまりは尊敬できる人です。でも結局はフィーリングですね!
― 「ドラ恋」では複雑な恋愛関係も見どころの1つですが、もし友達と同じ人を好きになってしまったらどうしますか?
吉本:友達と同じ人を好きになった場合、きっと友達に伝えられる前に自分が察すると思うのですが、諦めてもいいと思うくらいの好きだったら平気で諦めると思います。諦めたくないと思うくらい好きだったら、諦めないし、正々堂々とその友達ともお話したいし、どうなるかは相手次第ですかね。
吉本実憂が怒りを乗り越えたエピソード
― 「ドラ恋」では先程あげたように複雑な恋愛関係から嫉妬や辛い・悲しいと様々な感情が渦巻くと思うのですが、吉本さんがこれまでお仕事をしてきた中で「怒りを乗り越えたエピソード」を教えてください。吉本:初めてドラマに出させていただくタイミングでファンの方に会う機会があったのですが、その時に半笑いで「演技できんの(笑)?」と言われて、怒りを覚えました。その声や表情、空気感は今でも鮮明に覚えています。その時は笑ってごまかすことができず、「何でそんなこと言われなきゃいけないんですか?」と言ってしまいました。その怒りは今でも思い出すと存在しています(笑)。今まで怒ったエピソードを思い出すと、デリカシーのない発言に怒っていると気が付きました。そのような発言をする人とは自然と距離を置いていっています。正しい乗り越え方ではないかもしれませんがこれが私の乗り越え方です。
― 自ら距離を置き、ネガティブな感情を切り離しているのですね。悲しい出来事もそのように乗り越えられていますか?
吉本:乗り越えられている悲しみと乗り越えられていない悲しみがどちらもありますが、乗り越えられたものは、悲しいことがあった時に思いっきり泣き、その後冷静に考えて前に進むということをしています。意図的にしているわけではなくて、自然とそうなっています。
― 最後に視聴者へメッセージをお願いします。
吉本:「ドラ恋」は、恋愛はもちろんですがお芝居や作品、人間模様というさまざまな角度から楽しめる番組だと思います。捉え方等で見え方も変わってくるかと思いますし、もしかしたら賛否両論あるかもしれませんが、私自身がこの旅で、目の前の事だけに集中してしっかり向き合って素直な感情で過ごしたことは伝えておきたいです。ニューヨークに行く、オーディションをする、共同生活をするということしか分からない中で生まれた8人の沢山の感情を楽しんで、あわよくば視聴者の皆さんの活力になれば嬉しいなと思っています。
― ありがとうございました。
(modelpress編集部)
吉本実憂(よしもと・みゆ/25)プロフィール
生年月日:1996年12月28日出身地:福岡県
身長:160cm
趣味:作品鑑賞、アクション
全日本国民的美少女コンテスト・グランプリを受賞し芸能界デビュー後、映画「瞽女GOZE」(2020年)にて第30回日本映画批評家大賞・新人女優賞を受賞するなど、高い演技力で数々の作品で主演経験を持つ。最近では日本テレビ系 ドラマ「パンドラの果実 ~科学犯罪捜査ファイル~」(Season2)にレギュラー出演し、迫力のあるアクションシーンを披露している。
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