大原櫻子、原点「カノ嘘」から続く「夢を叶える秘訣」 初オーケストラ公演インタビュー
【大原櫻子・初オーケストラ公演「billboard classics 大原櫻子 Premium Symphonic Concert 2022」モデルプレスインタビュー】
女優、歌手として2013年に映画「カノジョは嘘を愛しすぎてる」で鮮烈なデビューを果たした大原櫻子さん(26)。音楽、ドラマ、映画、舞台…歌だけではなく、演技だけでもない、まさに二刀流で活躍の幅を広げてきたといっても過言ではないでしょう。
そんな大原さんは今年の秋、ついにフルオーケストラと共演します。今回は、現状に満足せず、常に新しい挑戦をし続け、道を切り拓いてきた彼女に、「新たな挑戦で心がけること」や、「夢を叶える秘訣」などの質問をぶつけてみました。
大原櫻子が「新たな挑戦で心がけること」
― デビュー9年目にして、また新たな挑戦ですね。新しいことをやるとき、どんなことを心がけていますか?大原:とことん向き合います、突きつめられるところまで。
― カッコいい…。
大原:新しいことに挑戦するのは怖いし、不安もある。でも自分の限界まで、自分で頑張ったと思えるところまでやると、どんな結果になっても納得できるんです。とことん調べて練習してそれに向き合う。それが一番大事だと思います。
大原櫻子の「夢を叶える秘訣」
― 本当にブレないですね。大原:!?!?
― 以前「夢を叶える秘訣」をお聞きしたとき、「何事も練習すること」と即答していたので。
大原:(笑)。変わらないんですね、人って(笑)。
― でもそれが変わっていたら、夢を叶え続ける大原さんはいなかったかもしれない。
大原:そうなのかな。でもやっぱり大切だと思います。とことん向き合って、とことん突きつめることって。
― 他にも大原さんが考える「夢を叶える秘訣」があれば知りたいです。
大原:「一歩踏み込むこと」。自分から動き出したり、ゼロからイチを生んだりするのは、すごく大変でエネルギーがいる。でも夢を夢のままにしたくないなら、一歩踏み込まないと始まらないと思うんです。
― 確かに…待っているだけではどうしても夢に近づきにくい。
大原:簡単なことでいいんです。例えば、自ら人に話を聞きに行く、だけでも全然変わってくると思います。恥ずかしがらずに、身近なところから一歩ずつ。その積み重ねが大切です。
― 大原さんがそれを特に実感したエピソードはありますか?
大原:やっぱりわかりやすいのは「カノ噓」のオーディションです。小泉徳宏監督で音楽プロデューサーが亀田誠治さん、本当に大きいオーディションだったので、私なんかが受けていいのかな、と二の足を踏んでいて。そのときは両親に相談するのも恥ずかしくて、なかなかできなかったです。でも勇気を振り絞って今があると思っています。
大原櫻子の「悲しみの乗り越え方」
― 「カノ嘘」が衝撃的なデビューだったからこそ、言葉にも説得力を感じます。その後も、事あるごとに、少しでも気になったら一歩踏み込んできたんでしょうね。大原:はい、意識しています。先ほど「何事も練習すること」という話をしたのですが、練習してもどうにもならなかった、ということもありました。
― またそれは深掘りしたくなるような話ですね。
大原:デビューしてすぐ、生放送でmiwaさんとコラボさせていただくことになったのですが、当日に向けてどれだけたくさん練習しても、どうしても上手くできるようにならなくて…。もう無理かもってずっと泣いていました。
― どう乗り越えたんですか?
大原:ギターの先生から、笑顔で楽しく弾くのが一番大事だよ、と言われて、とにかく楽しんでやろうと切り替えました。結果的にそれで上手くいくようになって。
― 行きづまったときの一つの方法ですね。
大原:そうだと思います。人間、それこそ元気と笑顔があればなんでもできます。
― ある意味、核心に触れた気がします。
大原:この気持ちも、常に忘れないでやっていますね。
新曲「Door」「愛のせい」、オーケストラver.で初披露
― 今回初となるオーケストラ公演ですね。お話を受けたときの気持ちは?大原:以前、J-POPを歌っているアーティストさんのオーケストラライブを見させていただいたとき、今まで聴いていた音楽が、オーケストラさんとやることでこんなに変化するんだって思いました。いつか私もやってみたいと思っていたので、素直に嬉しかったです。
― 新曲「Door」と「愛のせい」の初披露がまさかのオーケストラバージョン。
大原:そうなんです。新曲初披露がオーケストラさんと、っていうのはなかなかないことだと思うので楽しみですし、お客さんがどう受け取るんだろう、っていうのも楽しみ。なんだか不思議な感覚です。
― ほかに聴きどころは?
大原:全部(笑)。
― ですよね(笑)。
大原:新曲以外にも、デビューの頃から歌い続けている楽曲、ミュージカルナンバーやカバーなども歌います。オーケストラさんとやることで、どんなアレンジになるのか、ぜひ注目していてほしいです。
― 今まで大原さんのライブに足繁く通っていた方々も、まったく違う楽しみ方ができそうですね。
大原:新しい世界が開けると思います。オーケストラさんと呼吸を合わせて、最高の演奏を一緒に届けるので、ぜひ観に来ていただきたいです。
― 新しい挑戦だからこそ、今回をきっかけに大原さんのことを知る人もいるかもしれない。
大原:楽しみですね。デビュー曲から新曲まで幅広くやるので、大原櫻子ヒストリーみたいなライブにもなると思います。
(modelpress編集部)
「billboard classics大原櫻子 Premium Symphonic Concert 2022」概要
オーケストラアレンジによる自身のオリジナル楽曲を中心に、ミュージカルナンバーやカバー曲など幅広いジャンルの楽曲を披露予定。タクトを振るのは国内外で研鑽を積む気鋭の指揮者・山脇幸人氏。東京フィルハーモニー交響楽団、京都フィル・ビルボードクラシックスオーケストラが奏でる色彩鮮やかな音色と、大原櫻子の想い溢れる歌声が共鳴し、新たな可能性が花開く。2022年10月12日(水)開場 17:30 開演 18:30 Bunkamura オーチャードホール
2022年10月15日(土)開場 16:00 開演 17:00 兵庫県立芸術文化センター KOBELCO 大ホール
大原櫻子(おおはら・さくらこ)プロフィール
1996年、東京都生まれ。日本大学藝術学部映画学科卒業。2013年、映画「カノジョは嘘を愛しすぎてる」全国ヒロインオーディションで5000人の中から抜てきされ、スクリーン&CD同時デビューを果たす。2014年、女優として「日本映画批評家大賞“新人賞”」、歌手として「第56 回輝く!日本レコード大賞“新人賞”」を受賞。2015年には第93回全国高校サッカー選手権大会応援歌「瞳」で「第66回NHK紅白歌合戦」に出演。以降、歌手活動と並行して、数々のテレビドラマや舞台へ出演中。
今年は初の3ヶ月連続配信シングルのリリースを発表し、その第1弾シングル「Door」を9月21日にリリースした。第2弾「愛のせい」は10月12日にリリース。12月7日には1年10ヶ月ぶりとなる6thアルバム「FANFARE」をリリースする。
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