モデルプレスのインタビューに応じた桜田通(C)モデルプレス

桜田通にとって“ファンの存在”とは 自作キャラ・どおりいぬカムバックの経緯明かす<モデルプレスインタビュー>

2022.09.07 12:00

俳優の桜田通が4日、ファンクラブ「Sakura da Space Society」の設立2周年を記念したイベント「Sakura da Space Society presents『SSS Meeting 2022』」を開催。モデルプレスでは、終演後に桜田へインタビューを実施し、イベントの感想やファンに対する思いを聞いた。

  

桜田通、ファンクラブ設立2周年

桜田通(C)モデルプレス
2020年9月に開設した「Sakura da Space Society」。2周年を迎えた今年のイベントでは、ファンクラブサイト内で新規開設した最新エリアの解説や、桜田が日々思っていること・感じていることなどを投稿している「Sakura da Familia」で過去に投稿してきた内容の答え合わせをするコーナー、ラジオ公開収録、質疑応答コーナー、新グッズ紹介など盛りだくさんな内容で約1時間半、全3公演にわたってファンとの交流を楽しんだ。

桜田通、印象に残ったファンからの質問「マジで決まらない」

桜田通(C)モデルプレス
― 全3公演お疲れ様でした。イベントを終えての感想をお聞かせください。

桜田:ファンクラブがあるということに日々感謝の気持ちがあって、昨年1周年を迎えた時もすごく嬉しかったんですけど、こうして2周年を迎えて直接ファンの皆さんと会えた時に、「この人たちがSakura da Space Societyにいてくれている人たちなんだ」と改めて感じられることができてとても感慨深かったです。わりと不特定多数の人たちが集まってくださるイベントよりかは、より身近な人たちが集まってくださるイベントなので、だからこそ楽しんでほしいという緊張感やドキドキ感もあるし、でもやっぱり素の部分も見せてもいいかなと思える空気感もあって、身内の人と集まったような感覚ですごく楽しかったです。

― ずっとおひとりで話し続けていましたが、話すのはお好きですか?

桜田:普段は静かに過ごしているんですけど(笑)、話すのが好きとか得意というより、ファンの皆さんを前にしてファンクラブという題材があればいくらでも話せるんですよね。コーナーなど、これについて話すということが決まっていればそれについてただただ話し続けられます。皆さんと楽しい時間を過ごして、もっと知ってほしい部分も共有できるので、大変だとは思わないです。

桜田通(C)モデルプレス
― ファンの方からの質疑応答コーナーもありましたが、印象的だった質問は何ですか?

桜田:…漫画のキャラクター(笑)。全然ファンクラブに関係ない(笑)。(※「もしも架空のキャラクターを現実世界に送るなら誰がいいですか?」という質問)

― (笑)。イベント中に悩まれていましたが、結局決まりましたか?

桜田:いや~、決まらないですね!マジで!(笑)

― ピカチュウ?

桜田:やっぱりポケモンは会いたくなっちゃいますよね。今のところ有力なのはポケモンの中の何かでしょうね。

― 萌えキャラは?

桜田:いや~、萌えキャラも欲しいね!でも萌えキャラがいたところで僕がどうこうできるわけじゃないからな…。

― お話しするとか。

桜田:お話しできるんですか!?(食い気味に)

― わからないです(笑)。見るだけかもしれません。

桜田:見るだけ!?ええ!?可愛いアニメのキャラクターに会いたいですね。でもピカチュウにも会いたいですね。あと僕はやっぱりミュウが好きです!まぁこれはイベントの本筋とはあまり関係ないけど印象的だった質問です(笑)。ファンクラブに関してだと、質問というか「今際の国のアリス」のプレミアムイベント中にファンクラブカメラで中継したことが楽しかったという声をいただいたことが印象的でした。そこまで大規模な中継をやったことがなかったので、普段皆さんが入り込めない部分を映像にして残すということは改めてやってみたいことのひとつだなと思いました。

― 今年の「今際の国のアリス」イベント時にもぜひ!

桜田通(C)モデルプレス
桜田:今年「今際の国のアリス」のイベントがあるかもまだわからないんですけど(笑)、舞台挨拶だと会場に足を運ばれた方が見たり、後からテレビやwebの動画、取材記事などで見ることはできますけど、たとえば舞台挨拶のトーク中に僕だけがずっと映っている中継カメラがあるのもおもしろいかなと。そういうこともやってみたいです。

― マルチアングルですね。

桜田:ファンクラブを有効活用したいです。遠くにいる人も楽しめることが大事だと思っています。

桜田通「どおりいぬカムバック」経緯を明かす「どおりいぬは何度だって帰って来ます」

桜田通「どおりいぬカムバック」(C)モデルプレス
― 今回は“どおりいぬ”(※桜田が作画を担当したキャラクター)も久々に登場ということで、これは「復活」と言っていいのでしょうか?

桜田:そうですね!じわじわとはずっといたんですけど、ここまでカムバックしたのはなかなか久しぶりです。

― ぬいぐるみ化はすごいですよね。

桜田:これはもう完全に「どおりいぬカムバック」って言っていいと思います!カムバックです(笑)。

どおりいぬを天に放つ桜田通(C)モデルプレス
どおりいぬで遊ぶ桜田通(C)モデルプレス
― どういった経緯でどおりいぬがカムバックすることになったのでしょうか?

桜田:ファンの方から「どおりいぬ!どおりいぬ!」と求める声が結構多かったんです。

― 愛されキャラですよね。

桜田:意外とお好きみたいで。LINEスタンプとかももう出してないのに。僕も都合良くどおりいぬを使っているんですよ(笑)。「ネタがなくなった時だけアイツがいればいいでしょ」みたいな感じになっちゃっていたので、良くないなと思っていたんですけど、結構ファンの方からの声が多数あったので、じゃあ一回本腰を入れてどおりいぬを召喚したらどうなるかなと試験的にやったら、僕が最初に登場した時よりもどおりいぬが出てきた時のほうが皆さんの反応がすごかったから、どうしたものかと思いました(笑)。

― 負けちゃいましたね(笑)。

桜田:負けました(笑)。

どおりいぬを我が子のように見つめる桜田通(C)モデルプレス
どおりいぬの細部を見つめる桜田通(C)モデルプレス
― ぬいぐるみを白と黒の2色で作った理由は何かあるんですか?

桜田:4年くらい前にやったバースデーイベントで「桜田通の性格は陰なのか陽なのか、明るいのか暗いのか」という企画をやったんですけど、最後に「僕が陰だと思う人?陽だと思う人?」と聞いて、どおりいぬが集計をとってくれるというもので、映像に陰のどおりいぬ、陽のどおりいぬ、白と黒のどおりいぬを出したんです。ファンクラブも「陰と陽」のように二面性があるから、そんなふうに二極化されているものをぬいぐるみで作ったら可愛いかなと思って作ってみました。

― 「どおりいぬ展」はカムバックしないですか?

桜田:あれももう一回やりますか?一回やりましたよね!僕が将来、どおりいぬだけで食べていけるようになったらやりたいと思います(笑)。作者として、お仕事としてちゃんとできれば(笑)。

― では、ファンの皆さんのリアクション次第ということですね。

桜田:皆さんのリアクション次第です!皆さんが求めれば、どおりいぬは何度だって帰って来ます。

陰と陽のどおりいぬ&桜田通(C)モデルプレス
― 期待しています!最後になりますが、改めて桜田さんにとって“ファンの存在”とは何かをお聞かせください。

桜田:“原動力”です。本当にファンの方がいなかったらこんなに楽しい時間を過ごせていないですし、ファンの方がいるから楽しいことができて、楽しみな時間もできて。今日のイベントを迎えるまでもすごく楽しみだったんです。Twitterのスペースやインスタライブ、ファンクラブ内の配信もそうですけど、何か良いことがあった時に聞いてもらえる人がいる、嫌なことがあった時も聞いてもらえる、それってすごくありがたくて幸せなことだなと思います。ここ3~4年、特にファンクラブができてからのこの2年はすごくその存在が大切だと気づかされました。すごく不思議な存在です。ファンという括りだけど、友達でもあるのか、仲間でもあるのか、ファンクラブができてから改めてそれを考えるようになりました。これからもたくさんコミュニケーションをとっていきたいです。

― では3周年も楽しみにしています!

桜田:3周年イベントもやりたいと思ってます!ありがとうございました。

桜田通(C)モデルプレス
(modelpress編集部)


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