「オオカミちゃんとオオカミくんには騙されない」次世代ビューティーモデル・新野尾七奈、過去の大恋愛を経て挑戦＜インタビュー連載Vol.3＞

ビューティーモデルの新野尾七奈

新野尾は、「MAQUIA」や「美的」などの美容誌を中心に、様々な雑誌や広告に引っ張りだこのモデル。

透明感溢れるルックスとハッピーオーラが魅力で、インタビュー中は他の部屋にいても声が聞こえるほど、元気いっぱいに喋る姿が印象的で他のメンバーも口を揃えて「元気」と言っていた。

インタビューの回答1つとってもそのキャラクターが分かるはず。

新野尾七奈「オオカミ」で新たな発見

― 出演が決まったときの心境は？

新野尾：すごく嬉しかったです。観ていたので、普段はそんなに恋愛をする機会がないから青春と恋愛が同時に味わえて良いな、と憧れていました。

― 実際に出演してみていかがですか？

新野尾：自分は今まで好きな人には積極的に行くタイプかなと思っていたんですけど、久しぶりに恋愛をしたら「この人自分のことを思ってくれているな」という脈を感じないと自分から行動できないんだなと。相手も好いてくれていないと自分も好きにならないし行動もしないタイプなんだと今回初めて自分のことが分かりましたね。

― 新たな発見があったんですね。相手から来られたら恋愛対象になる？

新野尾：相手から来てくれてもラブかライクか、またそこでも見定めちゃうんですよ。相手から来てくれてラブだった場合も、結構グイグイ来てくれないと行けなくて、ラブかライクなのかどっち分からないと自分から全然行けないんです。あとは今まで視聴者として観ていましたが、出演してみて「こんなに怖いし切ないんだな」と。先のことを考えてしまうと、もし自分の好きな人が”オオカミ”だったら…とか、もし”オオカミ”が邪魔してきたら…とか考えると怖いんですけど、そればかり考えていたらそんな感情ばかりになってしまうので今を見ようと思って今はシフトチェンジしています。

新野尾七奈、初対面で異性を見るポイントは「目玉」

― 恋愛はできそうですか？

新野尾：気になる人はいるし、好きなんですけど、私は一途な人が好きなので、自分以外の女子に行っちゃったら私も感情変わっちゃうかもしれないです。

― 時間をかけて好きになるタイプ？直感や一目惚れ？

新野尾：直感プラスその先はその人の性格ですね。

― 初対面で異性を見るポイントは？

新野尾：雰囲気と喋り方と、あと、目玉です！

― 目玉！？

新野尾：目玉。目じゃなくて目の中を見ます。

― 何が違うんでしょうか？

新野尾：目玉を見たら「今この人考えてるな」みたいな、勘で分かるんです。

― 目玉は初めて聞きました（笑）。喋り方はどういうところを見ますか？

新野尾：上からの人があんまり好きじゃないので、謙虚な喋り方や雰囲気も優しくて謙虚な雰囲気を持っている人が好きですね。

― 意外と好きなタイプは静かな方が良いんでしょうか？

新野尾：いや面白くて一緒にいて楽しい人が好きなんですけど、自信がありながらも謙虚な人は雰囲気に出ていると思うんです。本当に10秒でもその人の行動と喋り方を見たら「あ、この人こういうタイプなんだ」と分かるので、その先いっぱい仲良くしていくとどんどんどんどん好きになるから、一発目に見るところはそこですね。

新野尾七奈、過去の大恋愛を経て「恋愛を避けていたんですけど…」

― これまでの人生で一番の“本気の恋”はどんな恋でしたか？

新野尾：ありました。その人とは、毎日本当に一緒にいて、お互いが自分以上に大切でした。なんなら依存に近いんじゃないかなというくらいお互い好きだったと思います。

― それから最近は恋愛をしていなかったんですか？

新野尾：そうですね。1年半くらいしていなかったです。めちゃくちゃ大好きな人だったから別れが怖くなっちゃって、恋愛を避けていたんですけど、やっぱり恋愛で学べることは仕事と友達から学べるものとは違う感情じゃないですか？人としてもその人のおかげで成長できたなと思うと、恋愛って素敵だなと思って「また恋愛したいな～」と思っていたときにちょうど「オオカミ」が決まったのでタイミングも良きでした。

― 恋の必勝法があったら教えて下さい。

新野尾：必勝法とかではないんですけど、人とお話するときは、人の目を見て喋ることを意識しています。あとは強いて必勝法と言うなら、近くにいるようにします。他の女の子の隣にいるの嫌だもん。だからただ一緒にいたいからいるだけなんですけど（笑）。

― それを聞いていると結構積極的なのかなと思いますが…

新野尾：隣にいられるようには頑張るんですけど、向こうがちょっと違う女の子の方に行ったらやり返しちゃうんです。

― 相手の女性に対抗するんじゃなくて、好きな男性に対抗しちゃうんですか？

新野尾：そうなんです。女の子には全然刃を向けないんですけど、好きな相手にそういうことをされたら「もう知らんし」と思って同じことをします。

― ツンデレなんですね。

新野尾：ツンデレなんですかね（笑）。

― ほかの女性メンバーに負けないアピールポイントを教えて下さい。

新野尾：一緒にいる人を笑顔にして、前向きにできます。意外と結構相談もされるんですよ。真剣に答えるけど相手の心境になってその人ができそうな前向きなことを言えると思うので、皆そうかもしれないけど、アピールポイントを聞かれたらそこですかね。

新野尾七奈“オオカミ”候補はすでに絞り済み

― 今回は“オオカミ”が男女ともに存在しますが、もし自分が”オオカミちゃん”だったら、騙す自信はありますか？

新野尾：ないです。騙せないと思います。”オオカミちゃん”だったら好きな人ができたとしても騙しちゃっているからそんなに積極的に行けないですね。だから「こいつ何考えているの？」みたいな行動ばっかりしていて優柔不断で誰に行って良いか分からない状況になると思います。

― では、そういう感じに見えたら疑いますね。

新野尾：今のところ大丈夫なので！これから言い出したらどうしよう（笑）。

― 逆に騙されない自信はありますか？

新野尾：はい。最近なんとなく直感で「この人”オオカミ“だな」と思う人が絞れています。

― 男女ともに“オオカミ”がいる新ルールを聞いたときはどう思いましたか？

新野尾：怖いし、聞いたときは嫌だなと思いました。でも大変だと思うので、無理しすぎて欲しくないなと思います。

― 普段周りの人からはどんな人と言われることが多いですか？

新野尾：「新野尾と会ったら前向きになれた」とか「悩みが解決した」とか「本当にハッピーだね」とか「マインドがギャルだね」とか言われます。あと純日本人だし、ずっと日本にいるんですけど、喋り方なのか「帰国子女？」とか「ハーフ？」とかよく聞かれますね。でも「意外に真面目だね」「意外にちゃんと考えてるんだね」とも言われたり、夢が明確なので、「夢に向かって頑張っている姿を見て自分も頑張ろうと思える」と言ってもらうこともありました。

― 明るい性格は昔から？親譲りですか？

新野尾：そうですね。家族皆こんな感じで、なんなら親の方が喋ります（笑）。

新野尾七奈、夢は「28歳までに紅白の司会」

― 改めて芸能界に入ったきっかけとこれまでの活動について教えて下さい。

新野尾：元々は小学生の頃から少女時代がすごく大好きでライブに行くと自然と幸せで楽しい気持ちになって、少女時代が頑張っている姿を見て「自分も頑張ろう」と思えたので、自分もそういう風にできるだけ多くの人をハッピーにして私が頑張っている姿を見て「自分も頑張ろう」と思ってもらえる人が増えて欲しいと思ったのが一番のきっかけです。それで高校1年生のとき、オーディションを受けました。

― 今後の夢や将来の目標を教えて下さい。

新野尾：モデル業は今ビューティー系のお仕事が多いんですけど、ファッションも好きなので分野をもっと広げていきたいですし、人とのコミュニケーションもすごく好きなんですけど、まだまだコミュニケーション能力も無いと思うのでどんどん伸ばしていきたいと思っています。人として沢山成長できると思うし、楽しいことが好きなのでバラエティにも出たいです。一番の夢は28歳までに紅白の司会をやることなんです。人から求められたことを察知して表現することが一番好きなので、演技もしたくて、紅白の司会は演技力もあって人間性がある人がやっているなと思うのでそういう人になりたいです。

新野尾七奈が語る、悲しみを乗り越えた方法

― 今まで困難を感じたことや、悲しみや怒りを乗り越えた経験はありますか？

新野尾：さっき話したすごく好きだった人が4年半海外に行くことになって、それまでずっと一緒にいられたのに、コロナ禍でどう考えても会えない、という状況になって、亡くなったわけではないし全然大したことではないと思うんですけど、「なんで自分がこんな目に遭わなきゃいけないんだろう」と自分だけ取り残されている感覚になりました。でもその人だけに限らないことだから「今一緒にいられる人をちゃんと見よう」と思ったし、「これも自分の成長過程の1つで、これを乗り越えたらまた自分は強くなるんだ、神様から試されているんだ」と思ってどういう行動をしたらこの感情がなくなるのかと考えて自分の気持ちと向き合うような時間を作るようにしました。あとはそれまで自分のことを励ますことができなくて「なんでこれができないの？」とスパルタなタイプだったんですけど、「今日はここまで頑張ったから」と慰めるように今の自分を認めるようにしたら楽にもなりました。

もう1つきっかけがあって、一番は高校を卒業していきなり環境が変わったこと。今までは守られる空間にいたし、仕事一本じゃないから学校が保険みたいな感じで覚悟がなくてもやって来れたと思うんですけど、卒業したら覚悟がないとやっていけない世界だと思うので、ここ1年くらいはギャップについていけなくて辛かったです。でもそれこそ自分を慰めるようにしたり、将来の目標に向かって今何をするべきなのかをグラフにして目の前のことに一生懸命になっていたらあんまり辛くなくなりました。

― 普段からどんな努力をされてるんですか？

新野尾：今は演技レッスンに行ったり、あとは読解力を磨きたいと思って前よりも本を読むようになったり、モデルさんは常に完璧な姿でいなきゃいけないとも思うので1週間に1回美容の日を作ったり、ピラティスやジムに週3で行ったり。健康面にも気をつけることでマインドも自信として出ると思うので心がけています。

新野尾七奈が語る、夢を叶える秘訣

― では最後に夢を追うモデルプレス読者へ向けて夢を叶える秘訣を教えて下さい。

新野尾：自分に素直に、自分のことを信じられるだけの努力をすること。全部自分次第だと思います。あとは毎日生きているだけでも素晴らしいことだと思うので、今の幸せにちゃんと気づくことが大事だと思います。

― ありがとうございました。

「オオカミちゃんとオオカミくんには騙されない」メンバーインタビュー

ABEMA開局当初より10代20代女性を中心に話題を集め、年間視聴ランキングでは数々の番組のなかで2年連続首位を獲得するなど、不動の人気を誇る「オオカミ」シリーズ。最高の恋を手にするために集まった男女が、デートや共同作業を通して、 “真実の恋”を叶えようと奮闘。ただしメンバーの中には、恋をしようとしない「“嘘つき”オオカミちゃん」が女性側に1人以上、そして「“嘘つき”オオカミくん」が男性側に1人以上潜んでいるというルール。

男女どちらにも“オオカミ”がいるシーズンは「オオカミ」シリーズ放送開始以来、史上初となる。女性ならではの甘い誘惑や、男性ならではの積極的な行動に惑わされることなく、10人のメンバーたちは最高の恋と真実の相手を見つけることができるのか？これまで以上に最後まで予測不可能な、一筋縄ではいかない恋の駆け引きが見どころとなる。

スタジオMCはお笑い芸人の横澤夏子、モデル・女優の飯豊まりえ、モデル・女優の滝沢カレン、俳優の神尾楓珠が続投する。

女性メンバーは新野尾のほか、モデルの加藤栞（かとう・しおり／16）、バレリーナの高鶴桃羽（たかつる・ももは／19）、女優でモデルの新音（にのん／17）、女優でインフルエンサーの三原羽衣（みはら・うい／19）。

男性メンバーはモデルの能勢倫（のせ・りん／19）、モデルでDJの鈴々木響（すずき・ひびき／19）、モデルの中村榛（なかむら・はる／17）、K-1ファイターの大久保琉唯（おおくぼ・るい／17）、モデルで俳優の高橋璃央（たかはし・りお／21）。

＜インタビュー配信スケジュール＞

5日：大久保琉唯
6日：加藤栞
7日：新野尾七奈
8日：鈴々木響
9日：高鶴桃羽
10日：高橋璃央
11日：中村榛
12日：新音
13日：能勢倫
14日：三原羽衣

（modelpress編集部）

新野尾七奈（しんのお・なな／20）プロフィール

生年月日：2002年1月3日
出身地：神奈川県
身長：157cm
特技：モダンバレエ、バドミントン
趣味：ピアノ、ピラティス、陶芸、ものづくり、占い、山登り、ジョギング、神社様巡り、サウナ