<「ドラ恋」歴代メンバー対談>江野沢愛美・久保乃々花・京典和玖・島津見、ベッドシーン・同棲ハウス…互いのシーズンの感想語る「衝撃的でした」
2022.05.29 11:00
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“恋愛ドラマの共演をきっかけに恋は生まれるのか”を描くABEMAオリジナル恋愛番組のシリーズ9作目「恋愛ドラマな恋がしたい~Kiss me like a princess~」(以下、ドラ恋)が日曜よる10時より放送中。モデルプレスでは、先行試写会に登壇した歴代出演者の江野沢愛美(えのさわ・まなみ/25)、久保乃々花(くぼ・ののか/23)、京典和玖(きょうてん・わく/21)、島津見(しまづ・けん/24)の4人による特別対談が実現。お互いのシーズンへの感想や、出演後の変化について語ってもらった。
10日に視聴者を招待した先行試写会が東京都・渋谷ストリームホールで開催され、4人は新シーズンの感想から出演時の思い出までトークを展開した。
江野沢はシーズン6「恋愛ドラマな恋がしたい~Kiss On The Bed~」、久保と京典はシーズン7「恋愛ドラマな恋がしたい~KISS or kiss~」、島津はシーズン8「恋愛ドラマな恋がしたい~Kissing the tears away~」に出演。久保と京典は最終告白で成立し、“わくのの”ペアとして人気を博している。
江野沢:見くんとは初めてです。
島津:完全初対面です。他のお2人もちょっとだけ顔を合わせたことがあるくらいでちゃんと話したのは今日が初めてでした。
久保:私も愛美さんと一度ご飯に行ったくらいで、ちゃんと仲良くなったのは最近です。
― 既に仲が良さそうですね!
江野沢・久保:イェーイ(笑)。
― ご飯はどちらかが誘われたんですか?
江野沢:私と一緒のシーズンの新田さちかが、2人で仕事が終わったタイミングで「皆で会いませんか」と誘ってくれました。
― シーズンを超えた交流は結構あるんですね。
江野沢:でも同じ「ドラ恋」に出ていると一気に仲良くなりやすい気がします。
久保:共感することが多いですよね。
江野沢:そうそう、それだけですぐにポーンと仲良くなれちゃうから。
京典:絶対に(他では)ない経験だもんね。
― 同じシーズンの方と今でも交流は多いですか?
久保:シーズン7はグループLINEがすごく活動していますね。ほぼ毎日くらいグループLINEに何かしらの報告があったり、「お誕生日おめでとう」とか絶対に皆でLINEし合います。女子メンバーも会えるときは結構会っています。
江野沢:私たちは終わってから1回全員で「カメラ抜きで会おう」となって、1年経ったタイミングに8人でBBQしました。それ以外も女子も男子もめっちゃ会っていますね。
― 何かしらの報告というのは、なにか作品をお互い観たら「観たよ」とか?
久保:そうです。例えばけいすけ(木田佳介)が私の映画の写真撮って、「乃々花いたぞ!」と送ってくれたり、やす(藤林泰也)がドラマの写真を撮って「わくだー」と送ってくれたり。
京典:SNSでも知らない間にRTとかメンションしてくれたりしますね。
― シーズン8はまだ終わって日も浅いですがどうですか?
島津:自分のシーズンの特徴として、それぞれに世界観があるメンバーが多くて(笑)、誕生日は皆必ず祝い合っているんですけどグループLINEはあんまり…
京典:大丈夫?
一同:(笑)
島津:僕はよくたくま(永岡拓真)の家に泊まりに行って色々なことを喋ります。あとはルイ(川合ルイ)のライブも何度か行っていて、男子メンバーと結構遊んでいます。でも皆グループLINEは動かないのにSNSでよく絡んでくるんですよ。どういうことなのか…?
久保:ツンデレなんだよ。
島津:ツンデレか。やっぱりツンデレですね。仲が悪いとかではないです(笑)。
島津:まなみんのシーズン6は、やっぱり(江野沢と北條慶のペアが)完璧コースだと思ってたけど、途中問題が起こったのは結構衝撃でした。それもちゃんとお互いに本音を言えていたからすごいなと思って。なかなかああいう空間でも本音は言えるものじゃないと思うので、すごく印象的でした。わっくんとののかさんのシーズン7は大好きなシーズンで、最後までドキドキしながら観ていたんですけど、男性メンバー同士や女性メンバー同士の仲の良さも好きで普通にファンでした(笑)。
京典:(頷いて)すごく仲良いです。やすに関しては僕週4くらいで会っています、ほぼ毎日(笑)。
久保:稽古とかも一緒にやっていたよね。
京典:そうだね。なんか色々一緒にやっています。あとはけいすけが常にグループLINEで毎日話しているんですけど、「今日何してんねーん」…全員無視、次の日「今日は何してんねーん」…無視、で個別に電話がかかってきてアポが取れて結局集まるという流れで…本当に面白いです。
― 木田さんがそういうポジションなんですね(笑)。
京典:(話を戻して)他のシーズンですよね(笑)。シーズン6は主題歌の「真っ白」のイメージもあって、僕たちのシーズンや8よりはちょっと大人なベッドシーンということもあったので、そこはすごく気になります。僕たちのときは、ベッドシーンは1話しかなくてそれでも皆「ベッドシーン!?」と動揺していたので、全部ベッドシーンはどういう感じだったのか。
江野沢:皆ベッドシーン縛りの「ドラ恋」とは最初から聞いていて、稽古に行ったときに“同棲ハウス”というルールを初めて知ったんです。だからあの場でどうやって距離を詰めたら良いかも何もかもが分からなかったです。でも、ベッドシーンであることはそんなに皆気にしていなかったかな。ベッドシーンだからどうというよりもどうやったらキスが綺麗に見えるかを確認し合ったり、女子も男子も本音で話す人が多かったのでそこはすごく助かりました。
江野沢:シーズン7は年齢差もありながら同級生同士を見ている感じですごく可愛くて、見ていて甘酸っぱかったです。私も(ベッドシーンで)1回脱いでいるので、自分たちのシーズンがとんでもないじゃないですか(笑)。自分たちが大変だったから「甘酸っぱい『ドラ恋』も良いな、羨ましい」という気持ちも正直ありました。視聴者の方から原案を募集するというのもなかったので、それもすごく羨ましいです。
あとは、シーズン8は同棲ハウス(※ オーディション前夜に選ばれたペアが、2人きりの秘密のキスシーン稽古を行う)のクオリティが「ホテルなのか?」というくらい高すぎて!「温泉良いな」とか本当に羨ましい気持ち(笑)。自分は過酷でしんどかった思い出なので、ああいう楽しみがあるのは学校生活を見ているみたいでした。
久保:私はずっと「ドラ恋」を観ていたので、シーズン6からガラッと変わって、共同生活とか同棲ハウスとかのルールに変わって、一視聴者からしたら今までとは違って面白かったです。あと印象的だったのは愛美さんとけいさんの共同生活ならではの話し合い。見ていて胸が苦しくなって、そこに「真っ白」が流れてきて「はあ~」となっていました。
シーズン8は同じシーズンに出ていたアユリがいるということもあってすごく楽しみにしていて、私も同じになっちゃうんですけど「同棲ハウスのクオリティどうした!?」となりました(笑)。私、ご飯からちゃんと(再生を)止めて観ました。
それに、同棲ハウスって普通2人で行くと思うんですけど、かやの(中村加弥乃)さんとナナ(織田奈那)さんと、たくまさんが3人で行かれてメラメラだったじゃないですか?あの回は衝撃的でした(※)。
(※第9話では、三角関係を描いたドラマの内容に即してかやのとたくまの同棲ハウスに、途中からナナが乱入した)
江野沢:私も思わずかやのちゃんに「あんたすごいね、あんた強いよ」と送りましたもん。「マジ?ありがとう!」と返ってきました(笑)。
― (島津に)そのとき見守っていた他のメンバーはどんな様子でしたか?
島津:行っていないメンバーは皆すごい顔をしていたし、ナナが行ったと聞いたとき男子はもう口を塞いでしばらく黙っていましたね(笑)。
京典:確かにオーディション期間中に行く同棲ハウス自体僕は行っていなくて、そこでの「主演獲らなきゃ」という空気感を味わってないので、不思議ですね。
久保:でも成立していない状態で同棲ハウスに行くというのもすごくキュンキュンするし、そこでガラッと変わったりも私はしたので、あれがあって良かったなとすごく思います。
江野沢:セリフを覚えるの早くなりましたよね。
京典:めっちゃ分かります。
江野沢:「ドラ恋」はパッと渡された台本が結構長くて、オーディションでやる部分は一部なんですけど、全部を何時間かで覚えなきゃいけなくて夜中に皆が寝ないから寝られないんですよ(笑)。それくらい叩き込んでいたからセリフを覚えるのはかなり早くなりました、ありがたいです。
島津:僕は「ドラ恋」で喜怒哀楽が全部一気に出ちゃって1回ちょっとおかしくなるくらいでした(笑)。その分新しい自分にも出会えたし、感情を人前で開放することを(澤田)育子先生にも教えてもらって生活がガラッと変わりました。色々なものに興味を持てたり、色々な人を許せたり、自分の中で変わったことがあって……ちょっとスピリチュアルな(笑)。
一同:(笑)
島津:ヤバい(笑)。自分の殻を破れたみたいなところはありますね。
久保:私はお芝居自体、本当に「ドラ恋」が初めてだったので、色々な意味でお勉強をさせていただく機会が多くて感謝でした。もちろん台本を初めて読んだのも「ドラ恋」でしたし、調べることがとても好きになりました。第6話の台本で「彗星のごとく現れた期待の新人」という意味がよく分からなくてそこから調べるようになって、今でも台本に出てくる言葉を意味が分かっていても調べたりしちゃいます。セリフ覚えももちろん早くなりました。
京典:僕は逆に普段自分が俳優としている活動の上で、やっぱり一人でする作業が基本で、相手の人がいてもその人がお芝居を作っていく過程を見ずに現場で初めましてのことがほとんどじゃないですか?でも「ドラ恋」で他のメンバーが役と向き合って作っている過程や、もちろんペアの人と一緒に作っていく作業を経て、「あ、もっと視野を広く持って良いんだな」と思ったし、「自分今まで向き合い方甘かったんじゃないの?もっと考えてちゃんと向き合った方が良いんじゃない?」と思うようになって。前より倍の時間をかけて台本を読み込むようになったし、現場の居方もガラッと変わった気がします。
― とても良いお話でした。ありがとうございました!
新シーズンも物語投稿サイト「monogatary.com」にて一般視聴者より、若手俳優が演じる恋愛ドラマの原案を一般募集し、ドラマ化。今作では「おとぎ話」をテーマに原案を募集し、子どもの頃誰もが一度は夢見た「おとぎ話」の世界を現代の恋愛と掛け合わせ、女性にとっての憧れがたっぷり詰まった王道の恋愛ドラマになっている。
また、今回は男性メンバーと女性メンバーが別れて共同生活をし、男女が顔を合わせられるのは稽古やオーディション、ドラマ撮影などの限られた時間となる。男性メンバーは、女性メンバーと会うことができる短い時間の中でどのようにアプローチをしていくのか、そして女性メンバーは自分の心と向き合いどのような選択していくのかが見どころ。さらに、ドラマの主役を決めるオーディションは役者力が試めされる、今までよりも難易度の高い内容にリニューアル。真剣に演技に取り組むうちに仲がより深まっていき、これまで以上に毎話ごとの恋模様が加速していく。(modelpress編集部)
江野沢はシーズン6「恋愛ドラマな恋がしたい~Kiss On The Bed~」、久保と京典はシーズン7「恋愛ドラマな恋がしたい~KISS or kiss~」、島津はシーズン8「恋愛ドラマな恋がしたい~Kissing the tears away~」に出演。久保と京典は最終告白で成立し、“わくのの”ペアとして人気を博している。
「ドラ恋」メンバー同士の交流語る グループLINEが盛んなのは?
― イベントお疲れ様でした。イベントを楽しまれたと思うんですが、別のシーズン同士で元々面識はありましたか?江野沢:見くんとは初めてです。
島津:完全初対面です。他のお2人もちょっとだけ顔を合わせたことがあるくらいでちゃんと話したのは今日が初めてでした。
久保:私も愛美さんと一度ご飯に行ったくらいで、ちゃんと仲良くなったのは最近です。
― 既に仲が良さそうですね!
江野沢・久保:イェーイ(笑)。
― ご飯はどちらかが誘われたんですか?
江野沢:私と一緒のシーズンの新田さちかが、2人で仕事が終わったタイミングで「皆で会いませんか」と誘ってくれました。
― シーズンを超えた交流は結構あるんですね。
江野沢:でも同じ「ドラ恋」に出ていると一気に仲良くなりやすい気がします。
久保:共感することが多いですよね。
江野沢:そうそう、それだけですぐにポーンと仲良くなれちゃうから。
京典:絶対に(他では)ない経験だもんね。
― 同じシーズンの方と今でも交流は多いですか?
久保:シーズン7はグループLINEがすごく活動していますね。ほぼ毎日くらいグループLINEに何かしらの報告があったり、「お誕生日おめでとう」とか絶対に皆でLINEし合います。女子メンバーも会えるときは結構会っています。
江野沢:私たちは終わってから1回全員で「カメラ抜きで会おう」となって、1年経ったタイミングに8人でBBQしました。それ以外も女子も男子もめっちゃ会っていますね。
― 何かしらの報告というのは、なにか作品をお互い観たら「観たよ」とか?
久保:そうです。例えばけいすけ(木田佳介)が私の映画の写真撮って、「乃々花いたぞ!」と送ってくれたり、やす(藤林泰也)がドラマの写真を撮って「わくだー」と送ってくれたり。
京典:SNSでも知らない間にRTとかメンションしてくれたりしますね。
― シーズン8はまだ終わって日も浅いですがどうですか?
島津:自分のシーズンの特徴として、それぞれに世界観があるメンバーが多くて(笑)、誕生日は皆必ず祝い合っているんですけどグループLINEはあんまり…
京典:大丈夫?
一同:(笑)
島津:僕はよくたくま(永岡拓真)の家に泊まりに行って色々なことを喋ります。あとはルイ(川合ルイ)のライブも何度か行っていて、男子メンバーと結構遊んでいます。でも皆グループLINEは動かないのにSNSでよく絡んでくるんですよ。どういうことなのか…?
久保:ツンデレなんだよ。
島津:ツンデレか。やっぱりツンデレですね。仲が悪いとかではないです(笑)。
江野沢愛美、“全話ベッドシーン”シーズン6の裏話
― お互いのシーズンを観ていたと思うんですけど、印象的だったシーンとか、お互いへの質問などはありますか?島津:まなみんのシーズン6は、やっぱり(江野沢と北條慶のペアが)完璧コースだと思ってたけど、途中問題が起こったのは結構衝撃でした。それもちゃんとお互いに本音を言えていたからすごいなと思って。なかなかああいう空間でも本音は言えるものじゃないと思うので、すごく印象的でした。わっくんとののかさんのシーズン7は大好きなシーズンで、最後までドキドキしながら観ていたんですけど、男性メンバー同士や女性メンバー同士の仲の良さも好きで普通にファンでした(笑)。
京典:(頷いて)すごく仲良いです。やすに関しては僕週4くらいで会っています、ほぼ毎日(笑)。
久保:稽古とかも一緒にやっていたよね。
京典:そうだね。なんか色々一緒にやっています。あとはけいすけが常にグループLINEで毎日話しているんですけど、「今日何してんねーん」…全員無視、次の日「今日は何してんねーん」…無視、で個別に電話がかかってきてアポが取れて結局集まるという流れで…本当に面白いです。
― 木田さんがそういうポジションなんですね(笑)。
京典:(話を戻して)他のシーズンですよね(笑)。シーズン6は主題歌の「真っ白」のイメージもあって、僕たちのシーズンや8よりはちょっと大人なベッドシーンということもあったので、そこはすごく気になります。僕たちのときは、ベッドシーンは1話しかなくてそれでも皆「ベッドシーン!?」と動揺していたので、全部ベッドシーンはどういう感じだったのか。
江野沢:皆ベッドシーン縛りの「ドラ恋」とは最初から聞いていて、稽古に行ったときに“同棲ハウス”というルールを初めて知ったんです。だからあの場でどうやって距離を詰めたら良いかも何もかもが分からなかったです。でも、ベッドシーンであることはそんなに皆気にしていなかったかな。ベッドシーンだからどうというよりもどうやったらキスが綺麗に見えるかを確認し合ったり、女子も男子も本音で話す人が多かったのでそこはすごく助かりました。
久保乃々花、史上初“乱入”の同棲ハウスに衝撃
― 江野沢さんは他のシーズンの印象はどうですか?江野沢:シーズン7は年齢差もありながら同級生同士を見ている感じですごく可愛くて、見ていて甘酸っぱかったです。私も(ベッドシーンで)1回脱いでいるので、自分たちのシーズンがとんでもないじゃないですか(笑)。自分たちが大変だったから「甘酸っぱい『ドラ恋』も良いな、羨ましい」という気持ちも正直ありました。視聴者の方から原案を募集するというのもなかったので、それもすごく羨ましいです。
あとは、シーズン8は同棲ハウス(※ オーディション前夜に選ばれたペアが、2人きりの秘密のキスシーン稽古を行う)のクオリティが「ホテルなのか?」というくらい高すぎて!「温泉良いな」とか本当に羨ましい気持ち(笑)。自分は過酷でしんどかった思い出なので、ああいう楽しみがあるのは学校生活を見ているみたいでした。
久保:私はずっと「ドラ恋」を観ていたので、シーズン6からガラッと変わって、共同生活とか同棲ハウスとかのルールに変わって、一視聴者からしたら今までとは違って面白かったです。あと印象的だったのは愛美さんとけいさんの共同生活ならではの話し合い。見ていて胸が苦しくなって、そこに「真っ白」が流れてきて「はあ~」となっていました。
シーズン8は同じシーズンに出ていたアユリがいるということもあってすごく楽しみにしていて、私も同じになっちゃうんですけど「同棲ハウスのクオリティどうした!?」となりました(笑)。私、ご飯からちゃんと(再生を)止めて観ました。
それに、同棲ハウスって普通2人で行くと思うんですけど、かやの(中村加弥乃)さんとナナ(織田奈那)さんと、たくまさんが3人で行かれてメラメラだったじゃないですか?あの回は衝撃的でした(※)。
(※第9話では、三角関係を描いたドラマの内容に即してかやのとたくまの同棲ハウスに、途中からナナが乱入した)
江野沢:私も思わずかやのちゃんに「あんたすごいね、あんた強いよ」と送りましたもん。「マジ?ありがとう!」と返ってきました(笑)。
― (島津に)そのとき見守っていた他のメンバーはどんな様子でしたか?
島津:行っていないメンバーは皆すごい顔をしていたし、ナナが行ったと聞いたとき男子はもう口を塞いでしばらく黙っていましたね(笑)。
京典:確かにオーディション期間中に行く同棲ハウス自体僕は行っていなくて、そこでの「主演獲らなきゃ」という空気感を味わってないので、不思議ですね。
久保:でも成立していない状態で同棲ハウスに行くというのもすごくキュンキュンするし、そこでガラッと変わったりも私はしたので、あれがあって良かったなとすごく思います。
江野沢愛美・久保乃々花・京典和玖・島津見「ドラ恋」経て「ガラッと変わった」
― では、改めて終わって少し経った今だからこそ実感する演技への姿勢や考え方への影響、「『ドラ恋』での経験が活きているな」ということを教えて下さい。江野沢:セリフを覚えるの早くなりましたよね。
京典:めっちゃ分かります。
江野沢:「ドラ恋」はパッと渡された台本が結構長くて、オーディションでやる部分は一部なんですけど、全部を何時間かで覚えなきゃいけなくて夜中に皆が寝ないから寝られないんですよ(笑)。それくらい叩き込んでいたからセリフを覚えるのはかなり早くなりました、ありがたいです。
島津:僕は「ドラ恋」で喜怒哀楽が全部一気に出ちゃって1回ちょっとおかしくなるくらいでした(笑)。その分新しい自分にも出会えたし、感情を人前で開放することを(澤田)育子先生にも教えてもらって生活がガラッと変わりました。色々なものに興味を持てたり、色々な人を許せたり、自分の中で変わったことがあって……ちょっとスピリチュアルな(笑)。
一同:(笑)
島津:ヤバい(笑)。自分の殻を破れたみたいなところはありますね。
久保:私はお芝居自体、本当に「ドラ恋」が初めてだったので、色々な意味でお勉強をさせていただく機会が多くて感謝でした。もちろん台本を初めて読んだのも「ドラ恋」でしたし、調べることがとても好きになりました。第6話の台本で「彗星のごとく現れた期待の新人」という意味がよく分からなくてそこから調べるようになって、今でも台本に出てくる言葉を意味が分かっていても調べたりしちゃいます。セリフ覚えももちろん早くなりました。
京典:僕は逆に普段自分が俳優としている活動の上で、やっぱり一人でする作業が基本で、相手の人がいてもその人がお芝居を作っていく過程を見ずに現場で初めましてのことがほとんどじゃないですか?でも「ドラ恋」で他のメンバーが役と向き合って作っている過程や、もちろんペアの人と一緒に作っていく作業を経て、「あ、もっと視野を広く持って良いんだな」と思ったし、「自分今まで向き合い方甘かったんじゃないの?もっと考えてちゃんと向き合った方が良いんじゃない?」と思うようになって。前より倍の時間をかけて台本を読み込むようになったし、現場の居方もガラッと変わった気がします。
― とても良いお話でした。ありがとうございました!
「恋愛ドラマな恋がしたい~Kiss me like a princess~」テーマはおとぎ話
「ドラ恋」は、若手俳優が毎話キスシーンのある恋愛ドラマの撮影をしながら、本当の恋をしていく様を追いかける。番組内の恋愛ドラマで主役を演じられるのは、選ばれた男女1組だけ。役を勝ち取るために、相手役と稽古を重ねながら、台本に用意されている様々なキスシーンを演じていく。演技から恋へ、一線を越えるキスシーンや共演を果たすことで俳優同士の友情や恋が芽生える様子など、普段は見ることが出来ないリアルな舞台裏を覗くことが出来ると話題を呼び、20代・30代の女性視聴者から人気を集め、これまでに900万人以上が見届けたABEMAロングラン恋愛番組。新シーズンも物語投稿サイト「monogatary.com」にて一般視聴者より、若手俳優が演じる恋愛ドラマの原案を一般募集し、ドラマ化。今作では「おとぎ話」をテーマに原案を募集し、子どもの頃誰もが一度は夢見た「おとぎ話」の世界を現代の恋愛と掛け合わせ、女性にとっての憧れがたっぷり詰まった王道の恋愛ドラマになっている。
また、今回は男性メンバーと女性メンバーが別れて共同生活をし、男女が顔を合わせられるのは稽古やオーディション、ドラマ撮影などの限られた時間となる。男性メンバーは、女性メンバーと会うことができる短い時間の中でどのようにアプローチをしていくのか、そして女性メンバーは自分の心と向き合いどのような選択していくのかが見どころ。さらに、ドラマの主役を決めるオーディションは役者力が試めされる、今までよりも難易度の高い内容にリニューアル。真剣に演技に取り組むうちに仲がより深まっていき、これまで以上に毎話ごとの恋模様が加速していく。(modelpress編集部)
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