乃木坂46岩本蓮加が前を向けた“1期生の言葉” 映画初主演&高校卒業で心境に変化も<「世の中にたえて桜のなかりせば」インタビュー>
2022.03.27 17:00
映画「世の中にたえて桜のなかりせば」(4月1日公開)にて、3月14日に亡くなった俳優の宝田明さん(享年87歳)とW主演を務める、乃木坂46の3期生・岩本蓮加(いわもと・れんか/18)。今作が映画初出演にして初主演となる彼女が抱えていたプレッシャーや、作品を通して伝えたいこととは?様々な変化を迎えている乃木坂46への思いや、今後の目標なども語ってくれた。
今作は、さまざまな人の終活を手伝う終活アドバイザーの活躍を描く。“終活アドバイザー”のバイトをしている不登校の女子高生・咲を演じる岩本とともにW主演を務めたのは、ベテラン俳優の宝田さん。本作の企画立案も宝田企画が担当し、岩本が演じる咲に寄り添い、彼女の新たな一歩を導き出す。
(※インタビューは3月10日に実施)
岩本:まさかこんなに大きなお仕事をいただけるとは思っていなかったので、すごく驚きました。“乃木坂46”という大きな看板を背負って他のメンバーが様々なジャンルで活躍している姿を見てきたので、「私も恥のないようにしないといけない」というプレッシャーも大きかったです。
― これまでにメンバーが出演している作品を観て「自分も出てみたいな」と思ったり、活躍に刺激を受けたりすることはありましたか?
岩本:あります!特に印象に残っているのは、1期生の齋藤飛鳥さんと、同期の梅澤美波、山下美月が出演していた『映像研には手を出すな!』(2020年)。漫画が原作でアニメ化もしている作品なのでプレッシャーは大きかったと思うのですが、私はアニメが好きなので、「楽しそうだな。自分もやってみたいな」と思っていました。
― ずっと映画出演に興味があったんですね!今作の撮影中にメンバーからアドバイスをもらうことはありましたか?
岩本:撮影期間中はメンバーにほとんど会えていなかったので、久々に会えたときには「やっと会えた~!」という喜びが勝ってしまって(笑)、あまりお仕事のお話はしなかったんです。でも、他愛のない話をすることがすごくリフレッシュになっていたし、メンバーと会える時間が心の支えになっていました。
岩本:宝田さんは本当に優しい方で、いつも気さくに話しかけてくださって…現場の雰囲気が和むような冗談を言って笑わせてくださることが多かったです。2人で声を揃えて言うセリフもあったのですが、宝田さんから「こういう風に息を合わせて言ってみよう」と提案してくださったりもして、すごく素敵な方だなと改めて感じました。
― 岩本さんは宝田さんから直々にオファーを受けて出演に至ったとお聞きしましたが、オファーをした理由は直接聞きましたか?
岩本:詳しく聞いていないので、最初は「なんで私を選んでくれたんだろう」という不思議な気持ちでいっぱいでした(笑)。でも、撮影期間に宝田さんから「(役に)ぴったりだよ」と言ってもらえたことがすごく嬉しかったので、自信を持って頑張ろうと思うことができました。
岩本:すごく素直なところです。咲ちゃんは不登校の高校生なのですが、学校に行けなくなったきっかけも、信頼していた担任の南雲先生が辞めてしまったことが関係していて…。人との関わりを本当に大切にしているんだなと感じました。
咲は物語が進むにつれて色々な人の話に心が動かされたり、それが人生に影響していったりもするので、真っ直ぐでいい子だなと思います。
― 岩本さんと年齢が近い設定の役柄ですが、共感できる部分はありましたか?
岩本:普段は割と明るくてポジティブだけど、一人になったときに考え過ぎてしまったり、大切な人に何かあったら自分も同じ気持ちになって気分が落ちてしまったりするところは、私と少し重なります。咲は南雲先生に対して色々な世話を焼いてしまうのですが、大切な人に対してだったら、何をするにしても嫌じゃないんだろうなと思いながら演じていました。
岩本:乃木坂46の先輩方に相談することが多いです。私は一度悩むとなかなか立ち直れなかったり、ずるずると考え込んでしまったりすることがあるのですが、色々な経験をされてきた先輩方のお話を聞くとすごく安心するし、自分も頑張ろうという気持ちになれます。
最近はキャプテンの(秋元)真夏さんに相談することが多いのですが、「わかるー!」と同じ目線で共感してくださることがすごく嬉しくて…。ほかにも、乃木坂46にはアドバイスをするというより寄り添ってくれるメンバーが多いので、本当に支えられています。
― 先輩と素敵な関係性を築けているんですね。最近は1期・2期生の卒業や5期生の加入など、グループとしても大きな転機を迎えていると思いますが、3期生の岩本さんはこの変化をどのように感じていますか?
岩本:先輩方がグループを旅立っていく中で「1期・2期生の先輩方の姿を間近で見てきた私たちが、教えていただいたことを伝えていかないといけない」という焦りがあるので、後輩たちが乃木坂46のことをより好きになれるように、グループを引っ張っていけるような存在にならないとな…と思っています。
― 先輩としての意識がより高まったんですね。5期生の方とはお話されていますか?
岩本:まだあまりお話できていないんです…!4期生の子たちとは早い段階で話せるようになったので、5期生の子たちにも「話しやすい先輩」だと思ってもらえるように頑張りたいです(笑)。
岩本:より自分らしく活動することです。私は趣味が多いのですが、これまでの活動では見せきれていない一面もあるので、今後は素に近い部分も少しずつ見せていって、ファンの方との距離も縮まればいいなと思っています!
― 2022年は新たな岩本さんが見られそうですね!女優業にも力を入れていきたいということですが、これから演じてみたい役はありますか?
岩本:10代のうちに学園ものに出演してみたいです!私は青春という青春が送れないまま高校生活を終えてしまったので、演技のお仕事を通して青春が味わえたらいいなと思います。
― 楽しみにしています!ありがとうございました。
(modelpress編集部)
2016年に乃木坂46の3期生としてグループに加入。21枚目シングル「ジコチューで行こう!」(2018年)で初めて選抜メンバーとなり、25枚目シングル以降は5作連続で選抜入りを果たしている。
(※インタビューは3月10日に実施)
岩本蓮加、映画初主演の心境は?乃木坂46メンバーからの刺激も明かす
― 岩本さんは、今作が映画初出演にして初主演となりました。オファーを受けたときの心境はいかがでしたか?岩本:まさかこんなに大きなお仕事をいただけるとは思っていなかったので、すごく驚きました。“乃木坂46”という大きな看板を背負って他のメンバーが様々なジャンルで活躍している姿を見てきたので、「私も恥のないようにしないといけない」というプレッシャーも大きかったです。
― これまでにメンバーが出演している作品を観て「自分も出てみたいな」と思ったり、活躍に刺激を受けたりすることはありましたか?
岩本:あります!特に印象に残っているのは、1期生の齋藤飛鳥さんと、同期の梅澤美波、山下美月が出演していた『映像研には手を出すな!』(2020年)。漫画が原作でアニメ化もしている作品なのでプレッシャーは大きかったと思うのですが、私はアニメが好きなので、「楽しそうだな。自分もやってみたいな」と思っていました。
― ずっと映画出演に興味があったんですね!今作の撮影中にメンバーからアドバイスをもらうことはありましたか?
岩本:撮影期間中はメンバーにほとんど会えていなかったので、久々に会えたときには「やっと会えた~!」という喜びが勝ってしまって(笑)、あまりお仕事のお話はしなかったんです。でも、他愛のない話をすることがすごくリフレッシュになっていたし、メンバーと会える時間が心の支えになっていました。
岩本蓮加、宝田明さんは「本当に優しい方」撮影合間のやり取り明かす
― 今回岩本さんとご一緒に主演を務めた宝田さんとは70歳差ということですが、現場ではどのようなお話をされていましたか?岩本:宝田さんは本当に優しい方で、いつも気さくに話しかけてくださって…現場の雰囲気が和むような冗談を言って笑わせてくださることが多かったです。2人で声を揃えて言うセリフもあったのですが、宝田さんから「こういう風に息を合わせて言ってみよう」と提案してくださったりもして、すごく素敵な方だなと改めて感じました。
― 岩本さんは宝田さんから直々にオファーを受けて出演に至ったとお聞きしましたが、オファーをした理由は直接聞きましたか?
岩本:詳しく聞いていないので、最初は「なんで私を選んでくれたんだろう」という不思議な気持ちでいっぱいでした(笑)。でも、撮影期間に宝田さんから「(役に)ぴったりだよ」と言ってもらえたことがすごく嬉しかったので、自信を持って頑張ろうと思うことができました。
岩本蓮加、咲が「大切な人にやってしまう」行動にも共感
― 今回演じた咲は“等身大の女子高生”ということですが、岩本さんが思う咲の魅力はなんだと思いますか?岩本:すごく素直なところです。咲ちゃんは不登校の高校生なのですが、学校に行けなくなったきっかけも、信頼していた担任の南雲先生が辞めてしまったことが関係していて…。人との関わりを本当に大切にしているんだなと感じました。
咲は物語が進むにつれて色々な人の話に心が動かされたり、それが人生に影響していったりもするので、真っ直ぐでいい子だなと思います。
― 岩本さんと年齢が近い設定の役柄ですが、共感できる部分はありましたか?
岩本:普段は割と明るくてポジティブだけど、一人になったときに考え過ぎてしまったり、大切な人に何かあったら自分も同じ気持ちになって気分が落ちてしまったりするところは、私と少し重なります。咲は南雲先生に対して色々な世話を焼いてしまうのですが、大切な人に対してだったら、何をするにしても嫌じゃないんだろうなと思いながら演じていました。
「私たちが伝えていかないといけない」後輩に繋ぎたい思い明かす
― 劇中で咲は「終活アドバイザー」というアルバイトを通して物事を前向きに考えられるように成長していきます。岩本さん自身が悩んだときは、どのような方法で前を向いていますか?岩本:乃木坂46の先輩方に相談することが多いです。私は一度悩むとなかなか立ち直れなかったり、ずるずると考え込んでしまったりすることがあるのですが、色々な経験をされてきた先輩方のお話を聞くとすごく安心するし、自分も頑張ろうという気持ちになれます。
最近はキャプテンの(秋元)真夏さんに相談することが多いのですが、「わかるー!」と同じ目線で共感してくださることがすごく嬉しくて…。ほかにも、乃木坂46にはアドバイスをするというより寄り添ってくれるメンバーが多いので、本当に支えられています。
― 先輩と素敵な関係性を築けているんですね。最近は1期・2期生の卒業や5期生の加入など、グループとしても大きな転機を迎えていると思いますが、3期生の岩本さんはこの変化をどのように感じていますか?
岩本:先輩方がグループを旅立っていく中で「1期・2期生の先輩方の姿を間近で見てきた私たちが、教えていただいたことを伝えていかないといけない」という焦りがあるので、後輩たちが乃木坂46のことをより好きになれるように、グループを引っ張っていけるような存在にならないとな…と思っています。
― 先輩としての意識がより高まったんですね。5期生の方とはお話されていますか?
岩本:まだあまりお話できていないんです…!4期生の子たちとは早い段階で話せるようになったので、5期生の子たちにも「話しやすい先輩」だと思ってもらえるように頑張りたいです(笑)。
岩本蓮加、今後の目標は?
― 学生生活を終え、この春新たなスタートを切る岩本さんの目標を教えてください!岩本:より自分らしく活動することです。私は趣味が多いのですが、これまでの活動では見せきれていない一面もあるので、今後は素に近い部分も少しずつ見せていって、ファンの方との距離も縮まればいいなと思っています!
― 2022年は新たな岩本さんが見られそうですね!女優業にも力を入れていきたいということですが、これから演じてみたい役はありますか?
岩本:10代のうちに学園ものに出演してみたいです!私は青春という青春が送れないまま高校生活を終えてしまったので、演技のお仕事を通して青春が味わえたらいいなと思います。
― 楽しみにしています!ありがとうございました。
(modelpress編集部)
岩本蓮加(いわもと・れんか)プロフィール
2004年2月2日生まれ/血液型:B型/星座:みずがめ座/身長:157cm2016年に乃木坂46の3期生としてグループに加入。21枚目シングル「ジコチューで行こう!」(2018年)で初めて選抜メンバーとなり、25枚目シングル以降は5作連続で選抜入りを果たしている。
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