“職業なえなの”を全力で 「恋オオカミ」出演でも話題、ゆるふわインフルエンサーが内に秘める“熱い”素顔
<なえなの「まだハタチ、もう二十歳。」モデルプレスインタビュー>SNSの総フォロワー数は500万人超え。今、Z世代からひと際注目を集める、なえなの(20)。さらにこの1年で次世代ファッションアイコンとしてのイメージも定着しつつあり、まさに飛ぶ鳥を落とす勢い。いかにして今のポジションを築いたのか、そして今後のビジョンとは。“職業なえなの”をまっとうする彼女に話を聞いた。
“二十歳のなえなの”が語る今後のビジョン
なえなのは、今年1月14日に20歳を迎えた。「東京ガールズコレクション」や「超十代」といったファッションショーに出演するほか、ファッション誌「LARME」復刊号の表紙に抜てきされるなど、新たなファッションアイコンとして台頭。また現在放送中のABEMA恋愛リアリティーショー「恋とオオカミには騙されない」に参戦したり、TBS系「アッコにおまかせ!」に出演したりと、この1年で幅広い世代にも知名度を上げた。「この1年で自分を取り巻く環境とか考え方とか、本当に変わったなと思います。もともとモデルになりたいとか、テレビに出たいとか、そういう夢はなくて、ただSNSを使っている女の子でした。でも今、モデルやテレビのお仕事をさせていただくなど、自分のビジョンの中にまったくなかったことが次々とチャレンジできる環境になっている。自分は新しいことに挑戦するのがすごく苦手で怖がってしまう性格なんですけど、この1年はいろんなことに挑戦して、今までで1番働いた1年だったなと思います。
ただそれは、なにかやりたいことがあって頑張ってきたというよりは、好きなことをし続けていたら興味を持ってくださる方が増えた、という感覚です。インフルエンサーとしての活動も楽しいし、タレント活動も楽しい、でも今はインフルエンサーという肩書きの方が誰から見てもしっくりくると思うので、今年はもう少しタレント活動も増やしていけたらなと思っていて。両方頑張ってみて、今後どちらに軸足を置くか決められる1年にしたいです。
1番出演したいテレビ番組は『逃走中』。『逃走中』は子どもの頃からの夢なんです。自分だったら逃げ切れる気がします(笑)。あとはクイズ番組にも出てみたいです。どんなタレントを目指したいかと聞かれて、しっかり答えられるものはまだないですが、みちょぱさん(池田美優)やニコルさん(藤田ニコル)さんみたいにSNSも強くてモデルもしてトークも面白いという方になるのか、演技もできるような方になるのか、それはまだわからないですが、“職業なえなの”として全力で生きたいです」
うちに秘める熱「自分は負けず嫌い」
TikTokでブレイクした、なえなの。2019年にYouTubeを開設すると、クセになるゆるい雰囲気の語り口で進む脱力系動画が人気を博した。彼女のビジュアルや繰り出すコンテンツから、ふわふわした印象を抱く人もまだ多いだろうが、うちに秘める熱に触れると、それは180度覆される。「人と比べるのは好きではなくて、自分との戦いを続けてここまできました。人と比べてもどうにもならないって思うし、たぶん自分との戦いが1番つらい。それは自分で満足しないと勝てないから。このお仕事をしていると、褒めていただくこともあるんですけど、どんなに褒められても自分が納得しなければ、嬉しくない。自分で納得しなければ、どこまででも追求が必要になる。そういう意味で自分は負けず嫌いなんだと思います。
でも、こんなことを言っておきながら、心はへにょへにょなので、すぐにへこたれます(笑)。そんなときは昔から自分と向き合うようにしているんですけど、立ち直るのはとにかく苦手。それをどう立ち直るかも自分との戦いですね。常に自分と戦い続けてきたから今があるんだと思います。それでもつらいときは息抜きをします。音楽を聴いたり、友だちと電話したり。頼れるものに頼ります」
なえなの“夢を叶える秘訣”
座右の銘は「好きなことをして生きる」。アパレルを辞め、TikTokやYouTubeを始めてから、誹謗中傷をたくさん受けてつらいこともあったというが、好きなことだから頑張って乗り越えられた。今後の目標は模索中だが「好きなことをして生きる」ことに迷いはない。なえなのが今考える“夢を叶える秘訣”とは。「自分を信じることと、自分を信じすぎないこと、この両方を持つことです。なにかをするときは、自分のことを信じて頑張らないといけないけど、自分の判断ばかりを信じて周りの声を取り入れていかないと、なかなか成長できないんだと気づきました。自分の思ったままに動くのも必要だけど、それだけではなくて、周りから見て自分はどうなのか、自分ではこれは絶対にやらないって決めていたけど、勧められたからちょっとやってみようとか。それはこの1年ですごく感じたことでした」
溢れるファンへの想い「絶対に恩返ししたい」
「今はわりと幸せ、悲しむことはなくなった」と話す、なえなの。取材をしたのは約2年ぶりとなる単独でのファンイベント直後(3月28日)ということもあって、最後はファンへの想いが溢れた。「昔はいいことも悪いこともエゴサーチしちゃっていて。アンチコメントを見ると、本当に心がズタボロになって、なかなか立ち直れなかったです。渋谷を歩いているときでも、自分のことを見てきた人がいたら、みんなアンチに見えて、この人があのコメントを書いたかもしれないって思うほど、人間不信になっていて。街を歩くのも怖かった。
でもその一方で、応援してくれるファンの方のが多いって気づいたんです。そっちに目を向けると、そういったことを自然と思わないようになっていきました。なので応援してくれる方々には感謝してもしきれないし、絶対に恩返ししたいと思っています」
(modelpress編集部)
なえなの「まだハタチ、もう二十歳。」(KADOKAWA)
自身の誕生日である1月14日に発売された同書は、自身初の自伝フォトエッセイ。写真家の川島小鳥が全編フィルムで撮り下ろしたさまざまな表情や、10代最後の旅写真とともに、自身の想いも綴られている。なえなの プロフィール
2001年1月14日生まれ。静岡県出身。O型。SNS総フォロワー数500万人超の人気インフルエンサー。ファッション誌「LARME」レギュラーモデル。モデルプレス編集部は今年1月1日「『2021ヒット予測』モデル部門」の一人になえなのを選出している。もっと詳しくみる
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