古川優香、さんこいち解散で“全部が変わった” 決断までの思いとこれからの夢「全員が前を向いて決断できた」<CampusAward 2021 インタビュー>
2021.03.08 17:00
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タレントの古川優香(24)が、3月23日に開催される全国の女子大学生・専門学生を対象としたキャンパスミスコン「CampusAward 2021 Supported by キレイライン矯正」のアンバサダーに就任した。夢に向かう学生たちの熱い戦いをアンバサダーとして見届ける古川自身も今年、夢のために大きな決断を下した。グループを解散し、個人活動を本格スタートさせた今の心境や、これからの目標、夢を叶える秘訣を聞いた。
古川優香「CampusAward」アンバサダーに
― まずはキャンアワアンバサダーに就任された心境を教えてください。古川:重大任務を任せていただいてありがたい気持ちと、私でいいのかなという気持ちです。私自身、自分には何もできることがないなと思って、これまでオーディションなど受けることができなかった人間なので、コンテストに挑戦しようという気持ちを持って努力されているみなさんが集まっているということで、私で大丈夫だろうかという不安もあります。
― 古川さんもこれまで何かのオーディションを受けようかと考えたことがあったんですか?
古川:私は特技や人に見せられるようなものが特になくて。もし受けても何もできないだろうなっていう消極的な気持ちもあって、怖くて挑戦できなかったんですよね。でも、目標に向かって頑張っている方はすごく素敵だなって思いますし、羨ましいというか、キラキラしていて素敵だと思います。
― 23日にグランプリが決定しますが、どんなコンテストになることを期待していますか?
古川:みなさん全員にグランプリをとってもらいたいんですけど、そういうわけにもいかないでの、このチャンスを存分にいかして、大きく可能性を広げられる方にグランプリになってほしいなと思います。
古川優香「さんこいち」解散までの思い「全員が前を向いて決断できた」
― 今回参加されているみなさんは古川さんと同年代になります。専門学生や大学生にあたる時期は、古川さんにとってどんな時期でしたか?古川:本当にいろんなことがあった濃い時間でした。私は高校を卒業して、まず上京したんですけど、何も状況は変わらず、何してるんやろうっていう日々をずっと過ごしていて。それから1、2年後くらいにYouTubeを始めたおかげで、たくさんの人に見ていただけるようになったんです。今思うと、あのタイミングでもし上京してなかったり、YouTubeを始めてなかったりしたら、ずっと大阪にいて、何もしたいことないなぁって生きていたんじゃないかなと思います。あのときの決断が、一番自分にとって大きかったと思うし、行動に移してよかったと思っています。
どの年齢でも挑戦はできますけど、特に10代後半~20代前半の頃って、ある意味若さを言い訳に怖いもの知らずで何でもできちゃう時期というか。自分の可能性の幅を広げることができる時期なのかなと思います。
― コンテスト参加者のみなさんもいろんな夢を持って参加していると思うんですが、古川さんも今年「さんこいち」を解散されて、それぞれの夢のために新しいスタートを切りました。その決断をするまでの思いを聞かせてください。
古川:私は今までずっとやりたいことがなかったんですけど、YouTubeを始めたことで、初めて自分のやりたいことが見つけられたんです。それはメンバーも同じで、みんなで次に進むにはどうしようかということを考えて、それぞれの新しいやりたいことに向かって頑張ろうと。簡単に決められたわけではないんですが、すごく前向きな決断でした。
解散して個人で活動していくことがよかったか、よくなかったかはまだ私たちにもわからないですけど、全員が前を向いて決断できたことなので、選んだ道を、ちゃんと意味のある、大きなものにできたらいいなと思っています。これまでは自分たちの本当に好きなことしかやらない、自由にやるっていうスタンスだったんですけど、これからは自分も大人になってきたので、楽しみつつも視野を広げていろんな挑戦に向き合っていきたいと思います。
― 実際に1人で活動するようになって、3人での活動との違いを感じる瞬間はどんなときですか?
古川:全部が違いますね。スケジュールも違うし、自分で決めなきゃいけないことも多いですし、全くスタイルが変わってまだ全然慣れないです。今の環境が自分に合ってるのか合ってないのかまだわからないけど、自分のケツを叩いて頑張りたいと思います。
― 寂しさを感じることも?
古川:違和感のような感じです。本当に4年間決まったスケジュールがあって、毎週何曜日に撮影、って感じでやってきたので。違和感というかまだ慣れなくて落ち着かない感じですね。今まではバタバタしてて仕事して帰って寝ての繰り返しで結構パンクしちゃうような日々が多かったんですけど、今は時間にも余裕ができたので、その時間でいろんな経験をして、自分のプラスになれるようなことも前向きに取り組んで行けたらなと思ってます。
古川優香の“夢を叶える秘訣”
― コンテスト参加のみなさんをはじめ、夢に向かってがんばる方に向け、”夢を叶える秘訣“のアドバイスをお願いします。以前うかがったときは「凹まないこと」とお話いただきました。古川:凹まずに突き進んでいくっていうのはもちろん大事だけど、その過程でいろいろな意見をいただいた時に、その意見を聞き流して忘れちゃうんじゃなくて、しっかり心に留めながらまっすぐ夢に突き進むっていうのが大事なのかなって時間が経って思います。ネガティブに思える声でも、自分にプラスになるように意見をいってくれる人もいっぱいいると思うので、きちんと周りの声を受け止めながら進むことが大切だと思います。
― 辛いときや挫折を感じたときにどのようにして乗り越えますか?
古川:私はあまり挫折を挫折と思わないようにしています。挫折と思ってしまったり辛いと思い込んでしまうと余計に心が落ち込んでしまうと思うので、何か自分の心に変化が生まれたならそういう経験さえもプラスになっているんだと捉えて前を向くようにしています。悩んだり立ち止まったりした時も、きっとその時にしか経験できないことだと思うので、絶対に無駄なことではないと思っています。
― では最後に、古川さん自身のこれからの夢を教えてください。
古川:今までたくさんの方の助けのおかげでYouTubeでの自分を確立できたなとすごく思っていて。1人になって、変わらずいろんな方と関わっていますけど、もうちょっと自立しないとなと思っています。今までは“自分が楽しい”が大事だったけど、これからは、もっとたくさんの人に楽しんでもらえて、かつ自分も楽しい動画を作れたらいいなと思っています。それから、コスメブランドも立ち上げてやっと1年経つことができたので、私を知らない人にもブランドを知ってもらえるように成長できたらと思います。
― ありがとうございました。
「CampusAward 2021」3月23日にグランプリ決定
「CampusAward 2021 Supported by キレイライン矯正」は、ファッション&音楽イベント「GirlsAward」がメインプロデュースを手掛ける、全国の女子大学生・専門学生を対象としたキャンパスミスコン。全国の大学生・専門学生が参加し、夢を叶えるチャンスを獲得するため白熱した戦いを展開中。すでにファイナリスト12人が決定しており、グランプリには、大手芸能プロダクションへの所属権や「GirlsAward」のランウェイ出演権(次回開催時)、賞金200万円などが贈られる。グランプリ発表は3月23日に開催予定。古川がアンバサダーを務めるほか、メインMCをフリーアナウンサーとして活躍している岡副麻希、ゲストMCをお笑いコンビ・ラランドが務める。(modelpress編集部)
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