伊藤万理華、自粛期間中に乃木坂46時代のメンバーと長電話「心の支えでした」<モデルプレスインタビュー>
2020.11.03 12:00
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11月4日より上演される舞台「月刊『根本宗子』第18号『もっとも大いなる愛へ』」で主演を務める元乃木坂46で女優の伊藤万理華(いとう・まりか/24)がモデルプレスのインタビューに応じた。根本宗子作・演出・企画による完全無観客配信の同舞台で、本編終了後には稽古の模様や出演者などへのフィードバックの様子も配信されるという異例の試みに挑戦する。
「月刊『根本宗子』第18号『もっとも大いなる愛へ』」は11月4日~8日にかけて東京・本多劇場で行われる、根本による完全オリジナルの新作舞台。伊藤をはじめ、藤松祥子、小日向星一、安川まり、rikoがリモート形式の稽古を経て、公演初日の前日にあたる11月3日に初顔合わせをする。主題歌は大森靖子が担当。
伊藤:無観客で演劇をするのは初めてですし、しかも生配信されるということで、すごくドキドキしています。今は演劇の配信も増えていますが、裏側までを配信するというコンテンツはあまり聞いたことがなく、みんな初めてだと思うので、今リモート稽古中で直接会わないとわからない部分もあり少し不安ですが、このコンテンツならではの生感が良い形でリアクションとして出ていればいいなと楽しみです。
― 裏側も見せるということで、普段とはまた別の緊張感がありそうですね。
伊藤:裏側をドキュメンタリーで見せることはよくあると思うのですが、そうではなくて、公演が終わった後もそのまま配信されるので、気が抜けないです(笑)。力の抜き加減が難しいのですが、根本さんもきっといつもの状態を見せたいと思うので、配信ということをあまり意識せずに、ちゃんと集中してダメ出しを聞けるようにしようと思っています。カメラを意識していたら、たぶん何も入ってこないので(笑)、翌日の公演のためにも気にせずにしっかりフィードバックを受け取りたいです。
伊藤:「女優」と言っていただくこともあれば、個展を開いたときにモデルプレスさんが取材をしてくださって、「アーティスト」「クリエイター」と言っていただいたこともあったので、いただいたお仕事で肩書が変わるのは素敵だなと思っています。
― マルチに活動していきたい?
伊藤:そうですね。
伊藤:ありがとうございます(照)。映画の役作りで今年の春くらいに切りました。2018年にも短くして、この長さは2回目なので、切ることに抵抗はありませんでした。乃木坂46にいた頃のように、髪が長くて結っている私が好きだった方ももちろんいらっしゃると思うので、髪を短くしたことによって、応援してくださる方はどう思っているのかはやっぱり気になります。でもその作品に合わせて変えていきたいと思っているので、あまり好き嫌いせずに見てほしいです(笑)。すごく楽なので、しばらくはこの長さを楽しみたいです。
― 金髪ショートも似合いそうですね。
伊藤:金髪まで明るい髪色は挑戦しことがないです。この長さで色々やってみたいですね!
伊藤:今年は、1月から渋谷PARCOさんで個展を開催させていただいて、そこから4都市周らせていただきました。コロナの影響もあって、期間が少し延びたのですが、そんなに周らせていただけるとは思っていなくて、自分の気持ちを作品にしたものがいろいろなところで見ていただけて、すごく有難いことだと感じました。今回の舞台のように、こういう状況だからこそできた題材の作品に参加できることはすごく嬉しいですし、思っていることを真っすぐに伝えられるようにしたいと思っています。
― コロナの自粛期間中、ご自身の中で何か考えたことはありますか?
伊藤:しばらくはお仕事が中断していて、誰にも会えなかったので、このままずっと家に居るしかない生活だったらどうしよう…と不安になりました。友達と電話をしたり、とにかく時間があったのでドラマや映画を観たり、音楽を聴いたりして、気持ちを落ち着かせていました。今までだと時間がなくて触れることができなかった作品に触れることができたので、そういった意味では前向きにとらえていました。
― 乃木坂46の子とも連絡を取っていましたか?
伊藤:そうですね。連絡を取り合っていました。乃木坂のメンバーは何でも気兼ねなく話せる仲です。みんな同じ状況なので励まし合うしかないというか、自粛期間中に頻繁に連絡を取り合っていたわけではないのですが、長電話をすることが自分にとっては心の支えでした。
― 来年に向けての抱負をお聞かせください。
伊藤:来年は、夏に主演映画『サマーフィルムにのって』の公開を予定しているので、たくさんの方に見てもらえるように頑張ります。それと同時に、お芝居もいろいろやっていきたいですし、また個展とは違う形で自分が作りたいと思った作品をいつでも出せるような場所を作りたいという計画をしているので、来年にはできるようになっていればいいなと思っています。今はまだ出来ることをやるしかないと思いますし、自分もまだまだ立ち止まっている場合ではないなと思います。
伊藤:前回取材していただいたときには「自分から行動する」とお話したと思うのですが、自分から行動して、さらに良い意味で人を巻き込んでいくことも大事だと思います。そして、私は作品を作り終えたときに完全燃焼してしまい、それで終わりだと思ってしまいがちなのですが、その作品自体が自分の強みになるので、自分が作ったものを否定せずちゃんと肯定してあげることが大事だと思うようになりました。肯定してあげることによって、それがちゃんと自信として積み重ねになっていけば、少しでも夢に近づくのではないかと思います。自分に自信がなくて行動できないのであれば、今までやってきたことで少しでも自信があったものを見つけて、受け止めてあげる。それを受け止めたことで、次に繋がることがきっとあると思います。
― 最後にメッセージをお願いします。
伊藤:この期間で苦しまなかった人はいないと思います。突然の別れや、もちろんいろいろな出会いもあったと思うのですが、その中で自分を責める必要はないのだと優しくなれる作品なので、皆さんに見てほしいです。
― ありがとうございました。
(modelpress編集部)
作・演出・企画:根本宗子
出演:伊藤万理華 藤松祥子 小日向星一 安川まり 踊り子:riko
映像出演:根本宗子 大森靖子
劇中楽曲:大森靖子
撮影監督:二宮ユーキ
視聴券販売サイト:https://eplus.jp/sf/detail/2349220002
Twitter:https://twitter.com/GekkanNemoto
伊藤万理華、舞台の裏側まで生配信に本音「気が抜けない」
― 今回の舞台は無観客となりますが、心境はいかがですか?伊藤:無観客で演劇をするのは初めてですし、しかも生配信されるということで、すごくドキドキしています。今は演劇の配信も増えていますが、裏側までを配信するというコンテンツはあまり聞いたことがなく、みんな初めてだと思うので、今リモート稽古中で直接会わないとわからない部分もあり少し不安ですが、このコンテンツならではの生感が良い形でリアクションとして出ていればいいなと楽しみです。
― 裏側も見せるということで、普段とはまた別の緊張感がありそうですね。
伊藤:裏側をドキュメンタリーで見せることはよくあると思うのですが、そうではなくて、公演が終わった後もそのまま配信されるので、気が抜けないです(笑)。力の抜き加減が難しいのですが、根本さんもきっといつもの状態を見せたいと思うので、配信ということをあまり意識せずに、ちゃんと集中してダメ出しを聞けるようにしようと思っています。カメラを意識していたら、たぶん何も入ってこないので(笑)、翌日の公演のためにも気にせずにしっかりフィードバックを受け取りたいです。
乃木坂46卒業から2年半 “女優・伊藤万理華“にはもう慣れた?
― 乃木坂46を卒業されてから2年半が経ちますが、女優としての肩書には慣れましたか?伊藤:「女優」と言っていただくこともあれば、個展を開いたときにモデルプレスさんが取材をしてくださって、「アーティスト」「クリエイター」と言っていただいたこともあったので、いただいたお仕事で肩書が変わるのは素敵だなと思っています。
― マルチに活動していきたい?
伊藤:そうですね。
伊藤万理華のハンサムショートが可愛い ファンの反応は?
― 伊藤さんとお会いして、とても小顔でショートヘアが似合うと感じました!髪型は役作りですか?伊藤:ありがとうございます(照)。映画の役作りで今年の春くらいに切りました。2018年にも短くして、この長さは2回目なので、切ることに抵抗はありませんでした。乃木坂46にいた頃のように、髪が長くて結っている私が好きだった方ももちろんいらっしゃると思うので、髪を短くしたことによって、応援してくださる方はどう思っているのかはやっぱり気になります。でもその作品に合わせて変えていきたいと思っているので、あまり好き嫌いせずに見てほしいです(笑)。すごく楽なので、しばらくはこの長さを楽しみたいです。
― 金髪ショートも似合いそうですね。
伊藤:金髪まで明るい髪色は挑戦しことがないです。この長さで色々やってみたいですね!
伊藤万理華、2020年を振り返る
― 今年を振り返ってみていかがですか?伊藤:今年は、1月から渋谷PARCOさんで個展を開催させていただいて、そこから4都市周らせていただきました。コロナの影響もあって、期間が少し延びたのですが、そんなに周らせていただけるとは思っていなくて、自分の気持ちを作品にしたものがいろいろなところで見ていただけて、すごく有難いことだと感じました。今回の舞台のように、こういう状況だからこそできた題材の作品に参加できることはすごく嬉しいですし、思っていることを真っすぐに伝えられるようにしたいと思っています。
― コロナの自粛期間中、ご自身の中で何か考えたことはありますか?
伊藤:しばらくはお仕事が中断していて、誰にも会えなかったので、このままずっと家に居るしかない生活だったらどうしよう…と不安になりました。友達と電話をしたり、とにかく時間があったのでドラマや映画を観たり、音楽を聴いたりして、気持ちを落ち着かせていました。今までだと時間がなくて触れることができなかった作品に触れることができたので、そういった意味では前向きにとらえていました。
― 乃木坂46の子とも連絡を取っていましたか?
伊藤:そうですね。連絡を取り合っていました。乃木坂のメンバーは何でも気兼ねなく話せる仲です。みんな同じ状況なので励まし合うしかないというか、自粛期間中に頻繁に連絡を取り合っていたわけではないのですが、長電話をすることが自分にとっては心の支えでした。
― 来年に向けての抱負をお聞かせください。
伊藤:来年は、夏に主演映画『サマーフィルムにのって』の公開を予定しているので、たくさんの方に見てもらえるように頑張ります。それと同時に、お芝居もいろいろやっていきたいですし、また個展とは違う形で自分が作りたいと思った作品をいつでも出せるような場所を作りたいという計画をしているので、来年にはできるようになっていればいいなと思っています。今はまだ出来ることをやるしかないと思いますし、自分もまだまだ立ち止まっている場合ではないなと思います。
伊藤万理華の“夢を叶える秘訣”
― モデルプレス読者に向けて、伊藤さんの“夢を叶える秘訣”のアドバイスをお願いします。伊藤:前回取材していただいたときには「自分から行動する」とお話したと思うのですが、自分から行動して、さらに良い意味で人を巻き込んでいくことも大事だと思います。そして、私は作品を作り終えたときに完全燃焼してしまい、それで終わりだと思ってしまいがちなのですが、その作品自体が自分の強みになるので、自分が作ったものを否定せずちゃんと肯定してあげることが大事だと思うようになりました。肯定してあげることによって、それがちゃんと自信として積み重ねになっていけば、少しでも夢に近づくのではないかと思います。自分に自信がなくて行動できないのであれば、今までやってきたことで少しでも自信があったものを見つけて、受け止めてあげる。それを受け止めたことで、次に繋がることがきっとあると思います。
― 最後にメッセージをお願いします。
伊藤:この期間で苦しまなかった人はいないと思います。突然の別れや、もちろんいろいろな出会いもあったと思うのですが、その中で自分を責める必要はないのだと優しくなれる作品なので、皆さんに見てほしいです。
― ありがとうございました。
(modelpress編集部)
伊藤万理華(いとう・まりか)プロフィール
2017年、乃木坂46を卒業し女優として活動する一方、雑誌『装苑』での連載、PARCO展を2度開催するなど、クリエイターとしての才能も発揮。2020年10月にはパルコ劇場初の配信演劇『仮面夫婦の鑑』朗読編に出演。同月開催の東京国際映画祭で主演映画『サマーフィルムにのって』が特別招待作品にエントリーされるなど多岐に渡り活動中。月刊「根本宗子」第18号「もっとも大いなる愛へ」概要
2020年11月4日~8日 下北沢本多劇場 完全無観客生配信作・演出・企画:根本宗子
出演:伊藤万理華 藤松祥子 小日向星一 安川まり 踊り子:riko
映像出演:根本宗子 大森靖子
劇中楽曲:大森靖子
撮影監督:二宮ユーキ
視聴券販売サイト:https://eplus.jp/sf/detail/2349220002
Twitter:https://twitter.com/GekkanNemoto
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