九条ねぎ、引きこもり・ブラック会社乗り越えた“美ヒップの女神”に迫る「自分の容姿で外を歩きたくないと思っていた」<モデルプレスインタビュー>
2020.10.13 20:00
グラビアアイドル、コスプレイヤーとして活躍中の九条ねぎ(くじょう・ねぎ)。彼女が注目を集めている理由は、女性でもドキリとさせられるほどの曲線美を誇る“美ヒップ”。神々しいほどのキレイなお尻が話題の彼女は一体何者なのか?モデルプレスのインタビューでは、驚きの経歴とともに彼女に迫った。
現在はグラビアアイドル、コスプレイヤーとしてイベントや誌面で活躍中のほか、広告モデルなどもつとめている九条。
可愛らしいルックスながら、高身長でスタイル抜群の彼女が、最も武器とするのが美ヒップ。アジア人離れしたくびれライン、ボリューミーながら引き締まりハリのあるモモのようなヒップに、「芸術的」「カッコイイ」というコメントが日本内外から寄せられる。
新たな“美ヒップのアイコン”となる予感も感じさせ、女性からの支持も高まりつつある九条。彼女がファンを集める美ヒップ以外の理由の1つには、壮絶な過去を果敢に乗り越えた努力家な人柄があった―――。
九条:メイド喫茶で働いていたときにつけた名前が九条ねぎなんです。本名とは関係ないのですが、元々「ねぎ」があだ名で、ゲームのハンドルネームとかにも使っていて。なので「〇〇ねぎ」にしたくて、九条ねぎにしました。実際にある野菜で覚えやすいかなって(笑)。もう変えられなくなってしまいました(笑)。
― 九条さんといえば“美ヒップ”ですよね。女性としても憧れるような曲線美なのですが、元々お尻に自信があったのですか?
九条:いえ、もともと自分には長所なんてないと思っていたんです。ただ背が高いだけで、それもコンプレックスでした。スカウトしていただいたり、モデルの仕事をするまではすごく嫌で、背を丸めて生きていたくらいだったのですが、仕事をやっていくうちに徐々に長所に思えるようになりました。
でも「背のほかには何にもないな」と思ってしまって、そんなときに「くびれがほしい」と思ったんです。昔はただ細いだけだったので、これ以上痩せるのは無理だから「お尻を作ろう!」と思いました。そこからトレーニングとかを始めて、3年間で17センチくらいヒップが大きくなりました。
― 3年間の努力なんですね!
九条:「美尻は作れる」です!
九条:最初は筋トレしかしていなかったのですが、やっぱり食事も変えないと筋肉はつかないですし、食生活も改善して、健康的な食事を気をつけるようになりました。昔はインスタントとかファストフードを食べていたのですが、ただ脂肪だけがついてしまうので、タンパク質メインの食事に変えました。お尻パックをしたり、毎朝晩ボディクリームを塗ったりもしています。
― 徹底されているんですね。
九条:筋トレをしっかり始めたのは1年前くらいで、それまでは自分で適当に考えたメニューをやっていたんです。パーソナルトレーニングに通って食事指導などもしてもらい、しっかりやるようになってからは筋トレ好きのファンの方とかも増えて、女性ファンも増えました。
― 女性からはどんな声が多いですか?
九条:「ねぎちゃんのスタイルも好きだけど、ストイックな性格が好き」とか、「自分もダイエット頑張れる」とか言っていただけるとすごく嬉しくて「私も頑張ろう!」と思います。
― ファンの方もストイックなところを見てくれているですね。
九条:元々怠け者で、なにかやると決めないとできないんです。でも、自分を追い込んでいるときのほうが楽しいというか、「ストイックな自分が好き」と思いこんでいます(笑)。
やっぱり見られるお仕事だから、ファンの方はお金と時間をかけて会いに来てくれるし、その分しっかりしなきゃと思って、応援してくれる人がいるおかげで頑張ろうと思えます。
九条:私は小学校4年生の頃から、今の身長くらい背が高かったんです。なので歩いていてスカウトしていただくこともありました。高校生の頃に友達のお母さんがウエディングドレスの会社をされていて、そこのウエディングモデルをさせていただいたのですが、初めてプロの方に撮ってもらった写真を見て、自分じゃないみたいで、「身長が高いからドレスが似合う」とコンプレックスだった身長を褒めてもらったので、すごく楽しかったんです。そこから少しずつモデルの仕事をさせていただいたのですが、「芸能界入りたい」とはあまり思っていませんでした。
なので高校を卒業してすぐ、とりあえず就職しようと思って、掲示板で一番ブラックな会社を調べてそこに入りました(笑)。
― え!なぜその決断を?!
九条:最初に辛いことを経験したら何でもできるかなって(笑)。大学に行ってまでやりたいこともなかったので。10代のころはコンプレックスが強くて、生きる希望もなかったし、どうせそのうち死ぬから…と思っていたんですよ。当時は引きこもりがちで、ひどいときはトイレと自分の部屋の往復しかしないときもありました。
― それは高校生のとき?
九条:高校の途中くらいからですね。高校もたまにしか行かなくなって、卒業してからもすぐは就職せず、しばらく引きこもりでした。親が「生きてるのか?」って心配してくるレベルで。コンプレックスが強すぎて、自分の容姿で外を歩きたくないと思っていたんです。
なので突然就職したから親もびっくりしていました。最初は家から出ることが怖かったし、そのときは一番大変だったけど、勇気を出したから今があると思います。
― どうして一歩踏み出せたのですか?
九条:家族が好きだからだと思います。心配をかけすぎていたので、「ちゃんとしなきゃ」と思いました。
― 社会人になってからは?
九条:研修合宿のときも誰とも話さず、1人で階段とかでご飯を食べていました(笑)。みんな仲良くなるんですけど、私は会話に入れなくて。その輪に入ろうという発想がなくて、「逃げなきゃ」みたいな感覚でした。
― ちなみにどんな社風だったんですか?
九条:私は個人と法人向けの営業に入ったのですが、挨拶が「オッス」というくらい体育会系でした(笑)。毎日のように怒鳴り声とかも聞こえたし、今思うとそういうことを経験できて面白かったですね(笑)。
― 辛いと感じなかったんですか?
九条:月に20~30人辞めてく会社だったので大変でしたが、そこで根性はついたかなと思います。クレーマー対応も多かったし、月に何件契約しないといけないというノルマもあって。1人ずつの成績の表を貼られるんですよね。私は口はうまくないけど、その分お客さんに求められたとこは何でも応えられるようにしようと思ってたくさん勉強していて、契約も取れていたので、店舗の責任者にもなったのですが、逆に「10代の小娘が責任者なわけないだろう」とお客さんに怒られたりもしました。
― その過酷な環境でどのくらい続けたんですか?
九条:親に最低3年間は働きなさいと言われていたので、その間は続けました。でも会社員のときも会社のモデルとかをやることがあって、まだ20歳だったので、やっぱりモデルの仕事をしたいなと思ったんです。
― やっぱり自分にはモデルがあっていると。
九条:会社員も楽しかった部分はあったのですが、いろいろやってみたいから辞めようと思いました。
辞めてからは今の事務所とは違う事務所に入って、すぐに仕事はないのでメイド喫茶で週5日バイトをしながらオーディションに行ったりしていました。
― ご家族の反応は?
九条:あれだけ引きこもりで、自分のことが嫌いだった私が、今こういう仕事して人前に立つ仕事をしているので、家族は応援してくれています。「すごく楽しそうでよかった」と言ってくれますね。
― 会社を辞めて、どんなモデルを目指していたんですか?
九条:そのときはそこまで考えていなかったのですが、レースクイーンがかっこよかったのでやりたくて。レースクイーンを何回かしながら、広告モデルなどをしていました。コスプレが趣味になってからは、コスプレの仕事を結構するようになりました。
― コスプレが趣味になったきっかけは?
九条:元々コスプレイヤーさんのオタクをしてたんですよ。そこで「ねぎちゃんもコスプレしてみなよ」と言われて「はい、始めます」って(笑)。そこからコスプレをするようになって、SNSに載せたらフォロワーが増えたり、お仕事をするようになったり。
最初は“推し”に言われて始めたのですが、好きなキャラになれるのって楽しいなって、コスプレにハマっていきました。
九条:今まで投票系の企画は出たことがなかったんです。「みんな違ってみんないいじゃん」と思っていたので(笑)。でも、やっぱり1位になるために頑張る経験も大事かなと思って、お話をいただいたので出てみようと思いました。精一杯頑張って、1位になれてもなれなくても、どっちもいい経験にはなるかなと思っています。
― 投票系イベントは大変ですか?
九条:そうですね。SNS上のことなので実際に誰が投票してくださるかはわからないのですが、初めてコメントしてくれた人とかが、「実は陰で応援していて投票しました」と言ってくれたりすると嬉しいです。大変だけど楽しいですね。
ほかの出場者の方も皆さん本当にきれいですし、“美尻の基準”って人それぞれだから、大きいければいいというわけではないし、1位になれるかはわからないのですが…。
― 中間結果で1位になれた要因は何だったと思いますか?
九条:今まで“お尻キャラ”でやってきて、筋トレも頑張って大きくしたり、Twitterで「何センチになった!」ということを報告していたので、そういうの見て頑張ってると思ってくれた人たちが協力してくれたからかなと思います。
― これから女性ファンもさらに増えそうですね。
九条:男性からの声ももちろん嬉しいけれど、同性の方に褒めてもらうとやっぱりさらにすごく嬉しいですね。
― 今後グラビアとしてはどんな姿を見せていきたいですか?
九条:私はきれいでかっこいいグラビアが好きなんです。背が高いので可愛らしいグラビアはあまり似合わないと思っていて、きれいでかっこいい、“強め女子”な姿を目指せたらと思います。
― 今後の夢・野望は?
九条:Instagramをしっかりやるようになって2年くらいしか経っていないのですが、今フォロワー数が34万人くらいなったので、100万人を目指したいです。SNSのフォロワー数が多いと色んなお仕事の話もいただけると思うので。そして、お尻専用クリームとか、お尻をきれいにできる美容グッズがあまり売っていないので、いつか私が作れたら嬉しいなと思います。
私のように色んなコンプレックスを持っている方が、「ねぎちゃんを見て、自分も高身長が嫌いだったけど、勇気もらいました」と言ってくださることもあって、そういう方々の力になりたいと思っています。自信を持つのは大変だけど、体をきれいにする方法、お尻の作り方とかを発信していきたいです。
九条:目標をつくることだと思います。「それに向けて頑張ろう」と思えるし、なんでも目標をつくるといいんじゃないかな。私はずっと家に居たので「今日は太陽の光を浴びる」とか、小さな目標を作って無理せず前に進むようにしました。実現可能な目標をクリアして、クリアしたら「えらいぞ~」と自分を褒めてあげる。自分に自信が付けば、“目標を達成できる”と思いこめるようになるし、「フォロワー100万人になりたい」とか「お尻100センチにしたい!」とか、無謀と思われていたことも「ねぎちゃんならできるよ」と周囲からも言ってもらえるようになりました。そうやって自己肯定感を少しずつ上げていくことが大切だと思います。
― ありがとうございました。
(modelpress編集部)
出身地:東京都
今年10月より、サブスク型プレミアムファンコミュニティプラットフォーム「ミーグラム(Mi-glamu)」でファンクラブ「あぴるくらぶ」を開設。インタビューのオフショットも掲載中。
可愛らしいルックスながら、高身長でスタイル抜群の彼女が、最も武器とするのが美ヒップ。アジア人離れしたくびれライン、ボリューミーながら引き締まりハリのあるモモのようなヒップに、「芸術的」「カッコイイ」というコメントが日本内外から寄せられる。
9月に週刊ポストが実施した「美尻グラドル総選挙2020」では、初エントリーにして見事2位に輝いたほど。中間投票では1位となり一躍注目の的となった。
新たな“美ヒップのアイコン”となる予感も感じさせ、女性からの支持も高まりつつある九条。彼女がファンを集める美ヒップ以外の理由の1つには、壮絶な過去を果敢に乗り越えた努力家な人柄があった―――。
美ヒップに熱視線「九条ねぎ」とは?
― とても可愛いお名前ですよね。名前の由来は?九条:メイド喫茶で働いていたときにつけた名前が九条ねぎなんです。本名とは関係ないのですが、元々「ねぎ」があだ名で、ゲームのハンドルネームとかにも使っていて。なので「〇〇ねぎ」にしたくて、九条ねぎにしました。実際にある野菜で覚えやすいかなって(笑)。もう変えられなくなってしまいました(笑)。
― 九条さんといえば“美ヒップ”ですよね。女性としても憧れるような曲線美なのですが、元々お尻に自信があったのですか?
九条:いえ、もともと自分には長所なんてないと思っていたんです。ただ背が高いだけで、それもコンプレックスでした。スカウトしていただいたり、モデルの仕事をするまではすごく嫌で、背を丸めて生きていたくらいだったのですが、仕事をやっていくうちに徐々に長所に思えるようになりました。
でも「背のほかには何にもないな」と思ってしまって、そんなときに「くびれがほしい」と思ったんです。昔はただ細いだけだったので、これ以上痩せるのは無理だから「お尻を作ろう!」と思いました。そこからトレーニングとかを始めて、3年間で17センチくらいヒップが大きくなりました。
― 3年間の努力なんですね!
九条:「美尻は作れる」です!
― かなり苦労されたのでは?
九条:最初は筋トレしかしていなかったのですが、やっぱり食事も変えないと筋肉はつかないですし、食生活も改善して、健康的な食事を気をつけるようになりました。昔はインスタントとかファストフードを食べていたのですが、ただ脂肪だけがついてしまうので、タンパク質メインの食事に変えました。お尻パックをしたり、毎朝晩ボディクリームを塗ったりもしています。
― 徹底されているんですね。
九条:筋トレをしっかり始めたのは1年前くらいで、それまでは自分で適当に考えたメニューをやっていたんです。パーソナルトレーニングに通って食事指導などもしてもらい、しっかりやるようになってからは筋トレ好きのファンの方とかも増えて、女性ファンも増えました。
― 女性からはどんな声が多いですか?
九条:「ねぎちゃんのスタイルも好きだけど、ストイックな性格が好き」とか、「自分もダイエット頑張れる」とか言っていただけるとすごく嬉しくて「私も頑張ろう!」と思います。
― ファンの方もストイックなところを見てくれているですね。
九条:元々怠け者で、なにかやると決めないとできないんです。でも、自分を追い込んでいるときのほうが楽しいというか、「ストイックな自分が好き」と思いこんでいます(笑)。
やっぱり見られるお仕事だから、ファンの方はお金と時間をかけて会いに来てくれるし、その分しっかりしなきゃと思って、応援してくれる人がいるおかげで頑張ろうと思えます。
九条ねぎ、引きこもり・ブラック会社を乗り越えた過去…
― 芸能やモデルの仕事をしようと思ったきっかけは?九条:私は小学校4年生の頃から、今の身長くらい背が高かったんです。なので歩いていてスカウトしていただくこともありました。高校生の頃に友達のお母さんがウエディングドレスの会社をされていて、そこのウエディングモデルをさせていただいたのですが、初めてプロの方に撮ってもらった写真を見て、自分じゃないみたいで、「身長が高いからドレスが似合う」とコンプレックスだった身長を褒めてもらったので、すごく楽しかったんです。そこから少しずつモデルの仕事をさせていただいたのですが、「芸能界入りたい」とはあまり思っていませんでした。
なので高校を卒業してすぐ、とりあえず就職しようと思って、掲示板で一番ブラックな会社を調べてそこに入りました(笑)。
― え!なぜその決断を?!
九条:最初に辛いことを経験したら何でもできるかなって(笑)。大学に行ってまでやりたいこともなかったので。10代のころはコンプレックスが強くて、生きる希望もなかったし、どうせそのうち死ぬから…と思っていたんですよ。当時は引きこもりがちで、ひどいときはトイレと自分の部屋の往復しかしないときもありました。
― それは高校生のとき?
九条:高校の途中くらいからですね。高校もたまにしか行かなくなって、卒業してからもすぐは就職せず、しばらく引きこもりでした。親が「生きてるのか?」って心配してくるレベルで。コンプレックスが強すぎて、自分の容姿で外を歩きたくないと思っていたんです。
なので突然就職したから親もびっくりしていました。最初は家から出ることが怖かったし、そのときは一番大変だったけど、勇気を出したから今があると思います。
― どうして一歩踏み出せたのですか?
九条:家族が好きだからだと思います。心配をかけすぎていたので、「ちゃんとしなきゃ」と思いました。
― 社会人になってからは?
九条:研修合宿のときも誰とも話さず、1人で階段とかでご飯を食べていました(笑)。みんな仲良くなるんですけど、私は会話に入れなくて。その輪に入ろうという発想がなくて、「逃げなきゃ」みたいな感覚でした。
― ちなみにどんな社風だったんですか?
九条:私は個人と法人向けの営業に入ったのですが、挨拶が「オッス」というくらい体育会系でした(笑)。毎日のように怒鳴り声とかも聞こえたし、今思うとそういうことを経験できて面白かったですね(笑)。
― 辛いと感じなかったんですか?
九条:月に20~30人辞めてく会社だったので大変でしたが、そこで根性はついたかなと思います。クレーマー対応も多かったし、月に何件契約しないといけないというノルマもあって。1人ずつの成績の表を貼られるんですよね。私は口はうまくないけど、その分お客さんに求められたとこは何でも応えられるようにしようと思ってたくさん勉強していて、契約も取れていたので、店舗の責任者にもなったのですが、逆に「10代の小娘が責任者なわけないだろう」とお客さんに怒られたりもしました。
― その過酷な環境でどのくらい続けたんですか?
九条:親に最低3年間は働きなさいと言われていたので、その間は続けました。でも会社員のときも会社のモデルとかをやることがあって、まだ20歳だったので、やっぱりモデルの仕事をしたいなと思ったんです。
― やっぱり自分にはモデルがあっていると。
九条:会社員も楽しかった部分はあったのですが、いろいろやってみたいから辞めようと思いました。
辞めてからは今の事務所とは違う事務所に入って、すぐに仕事はないのでメイド喫茶で週5日バイトをしながらオーディションに行ったりしていました。
― ご家族の反応は?
九条:あれだけ引きこもりで、自分のことが嫌いだった私が、今こういう仕事して人前に立つ仕事をしているので、家族は応援してくれています。「すごく楽しそうでよかった」と言ってくれますね。
― 会社を辞めて、どんなモデルを目指していたんですか?
九条:そのときはそこまで考えていなかったのですが、レースクイーンがかっこよかったのでやりたくて。レースクイーンを何回かしながら、広告モデルなどをしていました。コスプレが趣味になってからは、コスプレの仕事を結構するようになりました。
― コスプレが趣味になったきっかけは?
九条:元々コスプレイヤーさんのオタクをしてたんですよ。そこで「ねぎちゃんもコスプレしてみなよ」と言われて「はい、始めます」って(笑)。そこからコスプレをするようになって、SNSに載せたらフォロワーが増えたり、お仕事をするようになったり。
最初は“推し”に言われて始めたのですが、好きなキャラになれるのって楽しいなって、コスプレにハマっていきました。
九条ねぎの“夢”とは…
― 「美尻総選挙」では中間1位でしたね。(インタビューは最終結果が出る前に実施)。九条:今まで投票系の企画は出たことがなかったんです。「みんな違ってみんないいじゃん」と思っていたので(笑)。でも、やっぱり1位になるために頑張る経験も大事かなと思って、お話をいただいたので出てみようと思いました。精一杯頑張って、1位になれてもなれなくても、どっちもいい経験にはなるかなと思っています。
― 投票系イベントは大変ですか?
九条:そうですね。SNS上のことなので実際に誰が投票してくださるかはわからないのですが、初めてコメントしてくれた人とかが、「実は陰で応援していて投票しました」と言ってくれたりすると嬉しいです。大変だけど楽しいですね。
ほかの出場者の方も皆さん本当にきれいですし、“美尻の基準”って人それぞれだから、大きいければいいというわけではないし、1位になれるかはわからないのですが…。
― 中間結果で1位になれた要因は何だったと思いますか?
九条:今まで“お尻キャラ”でやってきて、筋トレも頑張って大きくしたり、Twitterで「何センチになった!」ということを報告していたので、そういうの見て頑張ってると思ってくれた人たちが協力してくれたからかなと思います。
― これから女性ファンもさらに増えそうですね。
九条:男性からの声ももちろん嬉しいけれど、同性の方に褒めてもらうとやっぱりさらにすごく嬉しいですね。
― 今後グラビアとしてはどんな姿を見せていきたいですか?
九条:私はきれいでかっこいいグラビアが好きなんです。背が高いので可愛らしいグラビアはあまり似合わないと思っていて、きれいでかっこいい、“強め女子”な姿を目指せたらと思います。
― 今後の夢・野望は?
九条:Instagramをしっかりやるようになって2年くらいしか経っていないのですが、今フォロワー数が34万人くらいなったので、100万人を目指したいです。SNSのフォロワー数が多いと色んなお仕事の話もいただけると思うので。そして、お尻専用クリームとか、お尻をきれいにできる美容グッズがあまり売っていないので、いつか私が作れたら嬉しいなと思います。
私のように色んなコンプレックスを持っている方が、「ねぎちゃんを見て、自分も高身長が嫌いだったけど、勇気もらいました」と言ってくださることもあって、そういう方々の力になりたいと思っています。自信を持つのは大変だけど、体をきれいにする方法、お尻の作り方とかを発信していきたいです。
― 最後に、九条さんが考える「夢を叶える秘訣」を教えてください。
九条:目標をつくることだと思います。「それに向けて頑張ろう」と思えるし、なんでも目標をつくるといいんじゃないかな。私はずっと家に居たので「今日は太陽の光を浴びる」とか、小さな目標を作って無理せず前に進むようにしました。実現可能な目標をクリアして、クリアしたら「えらいぞ~」と自分を褒めてあげる。自分に自信が付けば、“目標を達成できる”と思いこめるようになるし、「フォロワー100万人になりたい」とか「お尻100センチにしたい!」とか、無謀と思われていたことも「ねぎちゃんならできるよ」と周囲からも言ってもらえるようになりました。そうやって自己肯定感を少しずつ上げていくことが大切だと思います。
― ありがとうございました。
(modelpress編集部)
九条ねぎ(くじょう・ねぎ)プロフィール
誕生日:5月18日出身地:東京都
今年10月より、サブスク型プレミアムファンコミュニティプラットフォーム「ミーグラム(Mi-glamu)」でファンクラブ「あぴるくらぶ」を開設。インタビューのオフショットも掲載中。
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