コロッケの娘・MADOKA、二世タレントとしての葛藤 “大きな転機”迎え父と交わした約束<モデルプレスインタビュー>
お笑いタレント・コロッケの長女で、アーティストのMADOKA(まどか/32)がモデルプレスのインタビューに応じ、デビュー15年の苦悩や、父と交わした約束を明かした。
MADOKA、デビュー15周年記念の写真集発表
MADOKAは、2005年7月にボビー・ワトソン氏と、レイ・パーカーJr.氏が共同プロデュースしたアルバム「MUses-Trap」でCDデビュー。現在は、都内近郊を中心にライブ活動をするほか、タレント、ラジオパーソナリティ、絵画モデルなど多方面で活躍する。2020年には、デビュー15周年を記念する写真集「MUSES HISTORIA MADOKA」(8月21日リリース)を発表したMADOKA。今回のインタビューでは、デビューからこれまでの道のりを振り返り、“二世タレント”としての葛藤や、父とのエピソードなどを語った。
MADOKA、印象深い出会いとは…
― まずはデビューからこれまでを振り返り、MADOKAさんにとって15年間はどのような時間でしたか?MADOKA:17歳から音楽活動を始めて、そこから目まぐるしいぐらいの人との出会いを経験してきました。皆さんに手助けしていただき、大先輩方に色々教えてもらいながら培ってきた15年ですね。
― 特に印象深かった出会いを教えてください。
MADOKA:11歳の時にファンになったビジュアル系ロックバンドのPENICILLINさんです。父がお仕事をご一緒にさせて頂いたのがきっかけなんですが、小学校4年生の時に初めてLIVEを観て、カルチャーショックを受けて、そこから色々な音楽を聴くようになり、音楽活動を始めてみたいと思うきっかけを頂きました。
― さまざまな経験をしてきた中で、「MUSES HISTORIA MADOKA」はアーティスト活動を総括する写真集ですが、思い出のシ―ンを聞かせてください。
MADOKA:それぞれ思い出深いですが、デビューアルバム「Muses-Trap」は、MV、アーティスト写真撮影と、表に出すものが初めてだったので、自分の好きな世界観を作り出すという意味ですごく印象深いです。当時は今ほど知識もなくて意見を言えなかったので、監督と皆さんにお任せしつつ、「こういうのはやりたい」ということをお伝えしていました。あとは「Charme」(2014年)のMV撮影の時に、花魁とキャバレーという両極端なコスチュームで撮ったんですけど、それもお気に入りの写真と映像です。
MADOKA「父の名前を使うか悩んでいた」
― 良い思い出がある一方で、15年の間には辛い経験や苦労した部分もあったと思います。MADOKA:モノマネ界の人であるお父さんのことをエンターテイナーとしてリスペクトはしてるけど、自分の活動とは世界観が違うので、どう自分のイメ―ジを守りつつやっていくかというジレンマがありました。8年くらい前に初めてテレビ出演のオファ―を頂いた時は、お父さんの名前を使うか悩んでいた時期でした。そこで、あるボ―カリストの先輩から「逆に名前を使わせてもらって頑張っていくのも親孝行の1つなんじゃない?」と言ってもらった時に、腑に落ちて気持ちが軽くなったんです。そこからテレビでは“コロッケの娘”、音楽活動をする時は“MADOKA”と割り切って考えるようになりました。
― それまでは迷いがあった?
MADOKA:デビューから数年は、音楽活動の時に一切父の名前を出さずに活動していました。もちろん、名前を使わせてもらったほうが人の目に止まる機会も増えるという思いがある中で先輩から言葉を頂いて、「今なんじゃないか」と思って父の名前を出して活動することになり、大きな転機でした。名前を出すことは父にも伝えましたが、「一緒にテレビ共演するということはまだしないでおこう」と約束しました。タレントとして、もっと私が1人立ちできた時に一緒に出ようという目標になっています。
MADOKA、コロッケは「一番近くにいる変なおじさん」
― では、MADOKAさんにとってコロッケさんはどんな存在ですか?MADOKA:小さい頃は“お父さん”という感じでしたが、物心がついてからは一番近くにいる変なおじさんみたいな感じです(笑)。お父さんでも、コロッケさんでもなく、“コロさん”っていう日本一ふざけてるおじさんという存在です。普段は天然で面白くて、「今日も立ち姿面白いな」とか思いながら見てます(笑)。
― 家族の前でもユニークな方なのですね(笑)。それでも、芸能界の大先輩として見習う部分があるのではないかと思います。
MADOKA:舞台やネタを考える時の話を聞くと、こだわりの強さが伝わってきてさすがだなと尊敬できます。父は“真面目にふざける”というか、自分のやりたいことを追求し過ぎてあんな感じになっているので(笑)、その真っ直ぐさは真似したいです。ジャンルは違いますが、好きな世界観を形にする、自分を貫けるように頑張っていきたいなと思います。
― MADOKAさんの芸能活動に対して、コロッケさんはどのような反応ですか?
MADOKA:新しい仕事をする時には事前に報告するんですけど、「MADOKAがやりたいことを頑張ったらいいよ」と良い意味で突き放してくれます。テレビのエピソードトークなどはアドバイスをもらうことがありますが、ほかは自由にやらせてもらっています。でも父は音楽が好きで、モノマネしているのも歌謡曲世代の方たちなので「歌謡曲のジャンルをより打ち出していったらいいんじゃないか」と言ってきます(笑)。最終的にいつかコラボもできたら楽しいかなとは思いますね。
MADOKA、美の秘訣明かす
― 話は変わりますが、絵画モデルとしても活躍されるMADOKAさんの美の秘訣を教えてください。MADOKA:デビュー当時は、10kg近くいまより大きくて、初めてMVを撮った時に自分の手の太さにびっくりしました(笑)。そこからは日々食べ物に気をつけて、食べ過ぎた翌日は減らすようにしています。特に髪や肌にはタンパク質が大事なので、お豆腐で補ったり、豆乳スープを作ったり、野菜を目一杯食べたりしています。
― それでは、今後の目標を聞かせてください。
MADOKA:できるだけ長く歌っていきたいと考えていて、おばあちゃんになっても歌を聴いてくれる方がいて、そこで歌っていられるように、長く続けていけるようにと思っています。
MADOKAの夢を叶える秘訣
― 最後に、夢に向かって頑張っている読者に向け、夢を叶える秘訣を教えてください。MADOKA:何事も長く続けることが大事だと思っています。悩むこともあると思うけど、続けている間に人との出会いがあったり、続けてきたことが急に活かせることがあったりすると思うのでそこは一番大事かなと思います。
― ありがとうございました。
(modelpress編集部)
MADOKA(まどか)プロフィール
生年月日:1987年8月25日血液型:B型
身長:158cm
出身:東京都
2005年7月、ジャネット・ジャクソンのデビューアルバムをプロデュースしたチャカ・カーン&ルーファスのボビー・ワトソンと、映画「ゴーストバスターズ」テーマ曲のレイ・パーカーJr.の共同プロデュースにて、アルバム「Muses-Trap」でCDデビュー。
ジャズ、シャンソンを取り入れたバラット的ロックで妖艶な世界観を表現し、都内近郊を中心に精力的にライブ活動中。ラジオパーソナリティ、絵画モデル、二世タレント(父:コロッケ)としてバラエティ番組出演など、多方面で活躍する。
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