<生駒里奈インタビュー>YouTube開設「アイドルの頃とは全く違う自分」乃木坂46「世界中の隣人よ」参加で実感したこと
2020.07.23 19:00
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YouTubeチャンネル「IKOMACHANNEL」を開設した女優の生駒里奈(いこま・りな/24)にモデルプレスがインタビュー。女優として活躍する彼女が次に挑戦するYouTubeで成し遂げたい“最終目標”とは──。
生駒里奈、YouTube開設のきっかけ
― YouTube開設おめでとうございます。生駒:ありがとうございます!
― YouTubeを開設しようと思った理由やきっかけを教えていただきたいです。
生駒:4月からいろいろと心機一転したこともありますし、これからの芸能界は自分から発信していくということが今まで以上に重要になると思ったからです。SNSだけじゃ伝えられないものも、YouTubeで伝えることができるかもしれないし、私もYouTubeをよく見るので、チャレンジしてみたいなと思いました。最終的には1つの作品のようなものができるようにしていけたら良いなと考えています。
― 最終目標が“作品”なのですね。
生駒:最初から作品を作るという目標で動くわけではないのですが、YouTubeでの活動の最終目標が作品として形になったら良いなと思います。もう世の中には、本当にいろいろなことを行っているYouTuberさんがたくさんいるし、YouTubeで映画を撮影している方もいますよね。私は今まで自分から発信するということをあまりやってこなかったので…。1人で出て挑戦していくチャンネルで、また新たに頑張って行けたらと思っています!
生駒里奈「アイドルの頃とは全く違う自分」
― YouTubeを開設している芸能人がたくさんいますが、その中でも生駒さんの個性を出していくために、どんな動画にしていきたいですか?生駒:アイドルだった時の私のイメージとは違うので、そこは1つの注目していただきたいところかなと思います。いろいろな方のYouTubeを見て分析しているのですが、やっぱりHIKAKINさんやはじめしゃちょーさんなど、YouTuberの方々はさすがだな…と思ってしまうくらい、すごく勉強になるんです。なので「これが私のチャンネルの特色で、こういうのが見所です」というのは、これから進めていくうちに付いてきてくれたらいいなと思っています。
― YouTuberの方も研究されているんですね。
生駒:元々4年くらい前から自分の中でYouTubeが流行っていたんです。今はVlogなどの日常に特化した癒しの動画をよく見ているのですが、今第一線で活躍されているYouTuberさんが本当にやばい企画を撮影していた時がすごく好きで…(笑)。YouTuberさんの動画を見て、撮り方や映像の質感など、そういうところを勉強しています。
― 芸能人で参考にしてる方はいらっしゃるんですか?
生駒:芸能人では、川口春奈さんや佐藤健さんの動画を見ています。動画を見ながら「自分はどういう風にしようかな」と考えています。あと、私が思うYouTubeの大事なポイントは距離感や親近感だと思っているので、カジサックさんなどを見て、芸能人の方々はどういう距離感でやっているのかなと研究しています。
― 生駒さんも視聴者と近い距離で繋がっていきたいという思いがあるのですか?
生駒:YouTubeは、1つのコンテンツとして確立させていくことも今後の目標なので、視聴者の方々との距離は近すぎず、だけども遠くもなくという距離感でいたいと思います。でも、アイドルの頃とは全く違う自分を身近に感じてもらえたら嬉しいです!
― ファンの方は絶対に嬉しいですよね。
生駒:喜んでいただけると嬉しいですね。これまで見せてこなかった部分も見られますし、今まではメイキングなどのカメラで撮られていた素の部分というのをちゃんと配信するというところで、ファンの方にも「あ、こういうところも見せてくれるんだ」と思ってもらえたら良いなと思っています。
生駒里奈、YouTubeでの活動が「プラットフォームになっていけたら」
― 今回のYouTube開設を経て、今後どのような活動に繋げていきたいですか?目標などがあれば教えてください。生駒:YouTubeはほかのSNSと同様に海外にも発信していけるので、そこからたくさん動画を上げていく中で何か海外の方々にも引っかかってもらえると良いなと思いますし、例えば「映像作品とコラボしてみませんんか?」などと自分のYouTubeを使ってで何かしたいと思ってもらえるようになって、いろいろな方とつながれるプラットフォームになっていけたら良いなと思っているんです。
― 今の女優としての活動にも繋げていきたいのですね。
生駒:そうですね。女優としてのプラスアルファにもなるように、でも1番は自分の表現したいことが表現できる場にしたいなと思っています。
乃木坂46「世界中の隣人よ」参加への思い
― 乃木坂46さんの新曲「世界中の隣人よ」MVにも、乃木坂46のOGとして参加されましたね。最初MV制作のお話を聞いた時、率直にどう思いましたか?生駒:卒業生も含めてということだったので素直に嬉しかったです!参加しないという考えはなかったですね。
― コロナ禍でのOG&現役メンバーの再共演は、ファンにとって望んでいた形とは違ったかもしれないですが、“卒業しても乃木坂46”という思いが感じられるMVがファンの感動を呼んでいました。生駒さんの姿には「やっぱりこれぞ乃木坂46という感じがする」「生駒ちゃんがいると安心する」などの声もありましたね。
生駒:卒業したあとでも、そんな風に言ってくださる方がいることを嬉しく思います。もしかしたら、私が卒業して1つ大人になれたからこそ、いろいろな方の意見をたくさん受け取れるようになったのかもしれません。
でも、今後活動していく中でも“元乃木坂46”という看板を背負っていくことには変わりないので、それだけ多くの方に今までやってきたことが伝わっていたんだなと実感すると、すごく安心します。
コロナ禍で伝えたいメッセージ
― コロナの状況で将来が不安となり、夢や目標が見つけづらくなっている人も多いと思います。そんな人に生駒さんがメッセージを送るなら、どんなことを伝えたいですか?生駒:世界中がみんな同じ状況なんだろうなと思います。なので、簡単に「一緒に頑張ろう」とは言えないですし、私もお仕事をしているとはいえ様々な不安や焦りを抱えているのは一緒です。きっと世の中が“withコロナ”で回っていけばおのずと周りの環境も回っていくと思うので、「どうか焦らず、一緒に耐えてやっていきましょう」と伝えたいですね。
― やっぱり生駒さんも不安になりましたか?
生駒:めちゃくちゃ不安ですね。芸能界に入って初めてこんなに何もしない日々を過ごしたので…。私も自粛期間中などは本当にYouTubeばかり見ていたので、こういう動きの1部に私も参加できたら良いなと思っていました。
― 具体的にどんな動画を見ていたんですか?
生駒:赤ちゃんの動画ばかりです(笑)。YouTubeにもストーリーがあるので、10秒くらいの赤ちゃんが寝返りをうつ動画とかをたくさん見ていました。
― 生駒さんもコロナ禍で不安だった気持ちが、YouTubeによって救われた面もあったのですね。
生駒:すごく救われましたね。私も誰かの心を救えるようになっていけたら良いなと思います。
― すごく楽しみにしています!ありがとうございました。
撮影裏話
YouTube撮影では、光の加減やカメラ映りを念入りに確認していた生駒。撮影チームに、よりファンに寄り添った動画になるように自ら提案をする姿も見られた。撮影中は自分の回答に笑ったり、思わぬハプニングにもにこやかに対応したりと、終始リラックスした表情。ファンにとっても生駒を身近に感じる場となっていくだろう。“素の生駒里奈”を覗き見できる動画を楽しみにしたい。
(modelpress編集部)
生駒里奈(いこま・りな)プロフィール
生年月日:1995年12月29日/出身地:秋田県/血液型:AB型/星座:やぎ座/身長:153cm2018年5月に乃木坂46を卒業。乃木坂46ではデビューシングル「ぐるぐるカーテン」から5枚目シングル「君の名は希望」まで連続でセンターを務めるなど、グループの顔として活躍した。卒業後もドラマ、映画、舞台と出演作が絶えない。「ストレッチマン・ゴールド」(NHK Eテレ)にレギュラー出演するほか、主演舞台「かがみの孤城」が8月28日から池袋サンシャイン劇場等にて上演予定。映画「光を追いかけて」(2021年公開予定)、W主演の舞台「-4D-imetor」(2021年8月/東京・大阪)などへの出演も控える。
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