「egg」新モデルに子持ちの現役高校生ギャル加入 妊娠発覚・出産の裏側、ママモデルへの覚悟を語る<モデルプレスインタビュー>
2019.10.01 15:00
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2014年の休刊を経て今年5月に復刊を果たした伝説のギャル雑誌「egg」。第2号として10月1日に発売となった「egg秋号」より、せいな・あいめろ姫の2人が新モデルとして加入した。せいなは生後6ヶ月の子どもを持つ17歳の現役高校生で、同誌初となる“ギャルママモデル”。これまでモデル経験ゼロの彼女がなぜ「egg」加入を決意したのか、ママモデルとして伝えたいこと、胸のうちに秘めた覚悟を語ってくれた。
金髪ロングヘアにくっきり大きな瞳、色白美脚がのぞくミニ丈ボトムが定番スタイルのせいな。そのルックスからは想像し難いが、愛情に満ちた一児の母だ。高校2年生で妊娠し、今年3月に第1子となる女児を出産。育児、学業に励みながら、モデル経験ほぼゼロからのスタートで秋号から「egg」専属モデル入りを果たした。
せいな:もともと芸能活動に興味があったのですが、踏み込むことができずにいました。そんなとき、半年前に出産を経験して、それまでの自分とはすべてが変わりました。見た目ではなく内面的なものが。ママになって、自分の中の高校生な部分がどこかくすんでしまったように思えてしまったんです。それがすごく嫌で、今しかできない、自分のやりたいことをやろうって思ったときにeggにスカウトしていただいて、やっと決意できました。
― 出産を機に、自分の夢に本気で向き合うことができたんですね。
せいな:そうですね。やっぱり高校生でママになることってよく思われないこともあると思うんです。だけど私だからこそ伝えられることもあるんじゃないかなと。若いママたちの味方じゃないですけど、何かできることがあればいいなと思っています。
せいな:はい。お母さんたちにも助けてもらいながら育児をしています。
― 家族のサポートは大きいですか?
せいな:そうですね。妊娠がわかったとき、旦那さんと2人で報告に行ったんです。生々しいんですけど、生理がこないときからお母さんに「大丈夫だよね?」と心配されていたので、きっと許してもらえない、賛成してくれないんじゃないかなと本当にドキドキしながら伝えました。だけど「おめでとう」と私を応援してくれて…。その後お母さんに聞いたら、毎日夜も眠れなかったって言っていました。そのくらい私のことを思ってくれるお母さんです。夜泣きで眠れなかったり、どうしていいかわからなくて大変なこともあったりするけど、私も母親としてがんばらなきゃなと思ってます。
― 出産はいかがでしたか?
せいな:出産した直後は達成感というか感動でいっぱいでした。33時間の難産で先も全然見えない状況だったんです。だから産まれた瞬間はマジ終わった~っていうかやっとゴールしたなって。こんな幸せなのかって感じでした。
― 大変な出産を乗り越えたぶん、可愛さも特別なのでは?
せいな:はい!毎日大変ですけど、子どもが成長していく瞬間は本当に染みます(笑)。
せいな:今はやっぱりお腹がへこんで嬉しいので、妊娠中できなかった肌見せファッションが多くなりました。妊娠で20キロくらい太ったので、頑張ってダイエットして1ヶ月ちょっとでもとに戻しました。
― 1ヶ月で20キロ?
せいな:お母さんには心配されましたけど、食事制限をして。骨盤周りもお肉がついてしまっていたので骨盤矯正とかにも行って、あとは歩いたり走ったりもしました。
― 子育てしながらダイエット。相当大変だったのでは?
せいな:でも逆に太っていて好きな服が着られないほうがストレスになっちゃうので、食べるのを少し我慢するほうが気持ち的には楽ですね。パッと痩せてしまえばリバウンドもしない体質なので。やっと今着たい服が着られています!
― いつ頃からギャルファッションやメイクをするようになったんですか?
せいな:もともとダンスをやっていて、派手なスタイルでした。なので小学生の時から全部ヒョウ柄、髪は白メッシュみたいな感じでしたね。だんだん落ち着いてきちゃってるんですけど、昔からギャルです。
― 憧れのギャルなどがいたんですか?
せいな:この人、という特定の人はいないんですが、テレビや雑誌の中のギャルのお姉さんには憧れていました。eggは昔の雑誌時代はあまりわからないんですけど、web版がスタートしたときからYouTubeをずっと観ていて。可愛いギャルといえばeggというイメージでした。
せいな:ずっと緊張してました。先輩モデルさんと一緒だったので。誌面の撮影もそうですが、最初はYouTubeの撮影で、鼻フックをやる企画だったので、一発目からこれをやるのか…と(笑)。めっちゃ痛くて、こんなに体張るのかって衝撃を受けましたね(笑)。
― 「egg」ならではですね!先程「若いママたちのために発信していきたい」というお話もありましたが、eggを通してどんなことに挑戦していきたいですか?
せいな:妊婦さんでも着られるかわいい服をプロデュースするのが一つの夢です。私が妊娠中にマタニティ服を調べても全然いいのが見つからなくて、もうオシャレできないじゃん!て絶望して(笑)。それからネイルも絶対短くしなきゃだめだよって言われてたんですけど、いざスカルプをしてみると、実は地爪のほうが薄いから傷つきやすいので、分厚いスカルプのほうが傷がつきにくかったりして安全だったんですよね。客観的に見たら、「子供がいるのになんであんな長い爪をしているんだろう」って思われるかもしれないんですけど、実はそうじゃなくて。そういう経験が結構あるので、ママのためのオシャレを発信していきたいなって思っています。
それから、ギャルって外見だけで派手でテキトーみたいに思われがちなんですけど、中身はそうじゃなくて結構みんなちゃんとしてるんです(笑)。誌面はもちろん、YouTubeなどを通して、ギャルの見方がもっと変わったらいいなと思っています。
せいな:即行動すること。自分のやりたいことを信じて行動に移すことが大切だと思います。
― ありがとうございました。
そして、せいなとともに専属モデル入りしたのが「第3回egg専属モデルオーディション」でグランプリに輝いた19歳のあいめろ姫。ピンク髪にカラフルなメッシュを入れたド派手ヘア、強めメイクがトレードマークの個性派ギャル。「一度着た服はもう着ない」というファッションへの徹底したこだわり、「足し算もできないし漢字もほとんど読めない、『modelpress』は『モ』しか読めません(笑)!」と潔く言い放つ愛されキャラを武器に、誌面だけでなくYouTubeでも活躍しそうな予感だ。
2人の新モデルの加入で令和版『egg』がどんな化学反応を見せるのか、注目したい。(modelpress編集部)
「egg」加入の覚悟「若いママたちのために何かできれば」
― 高校に通いながら育児をされて、さらにモデル活動。大変な面もたくさんあると思いますが、「egg」モデルとしてやっていこうと決意したのはどんな思いがあったからですか?せいな:もともと芸能活動に興味があったのですが、踏み込むことができずにいました。そんなとき、半年前に出産を経験して、それまでの自分とはすべてが変わりました。見た目ではなく内面的なものが。ママになって、自分の中の高校生な部分がどこかくすんでしまったように思えてしまったんです。それがすごく嫌で、今しかできない、自分のやりたいことをやろうって思ったときにeggにスカウトしていただいて、やっと決意できました。
― 出産を機に、自分の夢に本気で向き合うことができたんですね。
せいな:そうですね。やっぱり高校生でママになることってよく思われないこともあると思うんです。だけど私だからこそ伝えられることもあるんじゃないかなと。若いママたちの味方じゃないですけど、何かできることがあればいいなと思っています。
妊娠発覚、出産までを振り返る 母への報告は「許してもらえないかと…」
― 今は実家でご両親と旦那さんとお子さんと一緒に生活されているそうですね。せいな:はい。お母さんたちにも助けてもらいながら育児をしています。
― 家族のサポートは大きいですか?
せいな:そうですね。妊娠がわかったとき、旦那さんと2人で報告に行ったんです。生々しいんですけど、生理がこないときからお母さんに「大丈夫だよね?」と心配されていたので、きっと許してもらえない、賛成してくれないんじゃないかなと本当にドキドキしながら伝えました。だけど「おめでとう」と私を応援してくれて…。その後お母さんに聞いたら、毎日夜も眠れなかったって言っていました。そのくらい私のことを思ってくれるお母さんです。夜泣きで眠れなかったり、どうしていいかわからなくて大変なこともあったりするけど、私も母親としてがんばらなきゃなと思ってます。
― 出産はいかがでしたか?
せいな:出産した直後は達成感というか感動でいっぱいでした。33時間の難産で先も全然見えない状況だったんです。だから産まれた瞬間はマジ終わった~っていうかやっとゴールしたなって。こんな幸せなのかって感じでした。
― 大変な出産を乗り越えたぶん、可愛さも特別なのでは?
せいな:はい!毎日大変ですけど、子どもが成長していく瞬間は本当に染みます(笑)。
出産後-20キロダイエット「着たい服を着たい!」
― 妊娠・出産を経て、ファションなどにも変化はありましたか?せいな:今はやっぱりお腹がへこんで嬉しいので、妊娠中できなかった肌見せファッションが多くなりました。妊娠で20キロくらい太ったので、頑張ってダイエットして1ヶ月ちょっとでもとに戻しました。
― 1ヶ月で20キロ?
せいな:お母さんには心配されましたけど、食事制限をして。骨盤周りもお肉がついてしまっていたので骨盤矯正とかにも行って、あとは歩いたり走ったりもしました。
― 子育てしながらダイエット。相当大変だったのでは?
せいな:でも逆に太っていて好きな服が着られないほうがストレスになっちゃうので、食べるのを少し我慢するほうが気持ち的には楽ですね。パッと痩せてしまえばリバウンドもしない体質なので。やっと今着たい服が着られています!
― いつ頃からギャルファッションやメイクをするようになったんですか?
せいな:もともとダンスをやっていて、派手なスタイルでした。なので小学生の時から全部ヒョウ柄、髪は白メッシュみたいな感じでしたね。だんだん落ち着いてきちゃってるんですけど、昔からギャルです。
― 憧れのギャルなどがいたんですか?
せいな:この人、という特定の人はいないんですが、テレビや雑誌の中のギャルのお姉さんには憧れていました。eggは昔の雑誌時代はあまりわからないんですけど、web版がスタートしたときからYouTubeをずっと観ていて。可愛いギャルといえばeggというイメージでした。
「egg」で伝えたいこと「ママのために」「ギャルの見方を変えたい」
― そんな「egg」モデルの仲間入りをして、最初の撮影はいかがでしたか?せいな:ずっと緊張してました。先輩モデルさんと一緒だったので。誌面の撮影もそうですが、最初はYouTubeの撮影で、鼻フックをやる企画だったので、一発目からこれをやるのか…と(笑)。めっちゃ痛くて、こんなに体張るのかって衝撃を受けましたね(笑)。
― 「egg」ならではですね!先程「若いママたちのために発信していきたい」というお話もありましたが、eggを通してどんなことに挑戦していきたいですか?
せいな:妊婦さんでも着られるかわいい服をプロデュースするのが一つの夢です。私が妊娠中にマタニティ服を調べても全然いいのが見つからなくて、もうオシャレできないじゃん!て絶望して(笑)。それからネイルも絶対短くしなきゃだめだよって言われてたんですけど、いざスカルプをしてみると、実は地爪のほうが薄いから傷つきやすいので、分厚いスカルプのほうが傷がつきにくかったりして安全だったんですよね。客観的に見たら、「子供がいるのになんであんな長い爪をしているんだろう」って思われるかもしれないんですけど、実はそうじゃなくて。そういう経験が結構あるので、ママのためのオシャレを発信していきたいなって思っています。
それから、ギャルって外見だけで派手でテキトーみたいに思われがちなんですけど、中身はそうじゃなくて結構みんなちゃんとしてるんです(笑)。誌面はもちろん、YouTubeなどを通して、ギャルの見方がもっと変わったらいいなと思っています。
夢を叶える秘訣
― では最後に、せいなさんが思う“夢を叶える秘訣”を教えて下さい。せいな:即行動すること。自分のやりたいことを信じて行動に移すことが大切だと思います。
― ありがとうございました。
そして、せいなとともに専属モデル入りしたのが「第3回egg専属モデルオーディション」でグランプリに輝いた19歳のあいめろ姫。ピンク髪にカラフルなメッシュを入れたド派手ヘア、強めメイクがトレードマークの個性派ギャル。「一度着た服はもう着ない」というファッションへの徹底したこだわり、「足し算もできないし漢字もほとんど読めない、『modelpress』は『モ』しか読めません(笑)!」と潔く言い放つ愛されキャラを武器に、誌面だけでなくYouTubeでも活躍しそうな予感だ。
2人の新モデルの加入で令和版『egg』がどんな化学反応を見せるのか、注目したい。(modelpress編集部)
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