清原果耶が「なつぞら」広瀬すずの妹・千遥役 「あさが来た」以来2度目の“朝ドラ”出演「純粋に嬉しい」
2019.07.01 08:15
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女優の清原果耶が、NHK連続テレビ小説『なつぞら』(NHK総合/月曜~土曜あさ8時)に広瀬すず演じるヒロイン・奥原なつの妹・奥原千遥役で出演していることが明らかとなった。清原はモデルプレスなどのインタビューに応じ、出演決定の心境や同作への思いを語った。<ネタバレあり>
注目集まる『なつぞら』千遥役は清原果耶
100作目の“朝ドラ”『なつぞら』は、戦争で両親を失いながらも北海道・十勝でたくましく育ったヒロイン・なつが、当時まだ「漫画映画」と呼ばれていたアニメーションの世界に挑む姿を描く脚本家・大森寿美男氏のオリジナル作品。第8週、北海道の農業高校を卒業したなつがアニメーターになる夢を叶えるため上京し、物語は北海道編から東京編へ。ときに壁にぶつかりながらも真っ直ぐに夢へと向かうなつは、その後、戦争で生き別れた咲太郎(岡田将生)と再び暮らすことに。順調に見える日々、なつと咲太郎の気がかりは、行方が分からなくなってしまった妹・千遥のこと。
「千遥はどこにいるの?」「大きくなった千遥は誰が演じるんだろう?」と視聴者からの注目度も高まっている中、7月1日放送の第79回(第14週)で、清原演じる千遥がついに登場した。
清原果耶『あさが来た』以来2度目の“朝ドラ”
清原の出演はオファーで決定。2015年度下半期放送の連続テレビ小説『あさが来た』で女優デビューを果たしたとあり、“朝ドラ”には思い入れがあるようで「『あさが来た』は私の芝居人生を大きく動かしてくれた本当に大きな存在ですし、そこでお芝居の大変さや楽しさを知りました。1つの作品を色々な方の協力で作り上げていくやりがいも感じましたし、それ以来の“朝ドラ”ということで純粋に嬉しいです」と喜ぶ。『あさが来た』出演時の反響を「おばあちゃん、おじいちゃんから『出てたじゃん』って驚きと喜びの言葉をもらいました。本当に幅広い年代の方が観られる枠のドラマだなと思いましたし、その影響力を身に沁みて感じました」と振り返るが、「プレッシャーを数え始めたらキリがないので、今まで『なつぞら』を作り上げてきた皆さんに身を任せて演じさせていただいています」と気負いはない様子。
今回、清原の出演に関して事前発表はせず、サプライズ的な登場となった点については「なつや咲太郎が千遥をずっと探している中で、演じる人の名前が先に出てしまうことでキャラクター像がぶれてしまったり壊れてしまったりするのではないかというお話しをスタッフの皆さんとさせていただきました。何よりも視聴者の皆さんを裏切りたくなくて」と明かし、「このような発表の仕方にしていただいて、いちキャストとしてありがたいですし嬉しいなと思います」と感謝した。
千遥(清原果耶)、北海道へ なつと再会なるか?
第79回の登場では、18歳になった千遥が十勝の柴田家を訪れ、泰樹(草刈正雄)・富士子(松嶋菜々子)ら柴田家の面々と初対面。富士子は千遥に内緒でなつに電話をしてそのことを知らせるものの、兄妹はいまだ再会できずにいる。これまで千遥はどのように過ごしてきたのか、なぜ今会いに来たのか、そして、なつ・咲太郎と再会できるのか――
「千遥は過酷で壮絶な人生を生きてきた女の子ではありますが、悲観的な部分が目立ち過ぎるのは、存在意義として違うような気がしたので、声のトーン、動き方、目線の配り方は監督と相談し合って、落としすぎないよう作り上げていきました。
現場ではキャスト、スタッフの皆さんが一丸となって作品作りに取り組んでいる力強さが伝わってきたので、私も負けないように、そして邪魔しないように頑張りたいです。『なつぞら』の中で、いいアクセントとして物語を動かせる存在になれたらいいなと思います」。
(modelpress編集部)
清原果耶(きよはら・かや)プロフィール
生年月日:2002年1月30日/出身地:大阪府/血液型:B型/身長:162cmアミューズオーディションフェス2014で満場一致でグランプリに選ばれる。2015年度下半期放送の連続テレビ小説『あさが来た』で女優デビューを果たし、2018年より雑誌「Seventeen」専属モデルに加入。
近年の出演作はドラマ「透明なゆりかご」(2018年、NHK総合)、映画「愛唄 -約束のナクヒト-」(2019年)、映画「デイアンドナイト」(2019年)など。今後はドラマ「螢草」(7月26日~放送、BSプレミアム)、ドラマ「マンゴーの樹の下で~ルソン島、戦火の約束~」(8月8日放送、NHK総合)、ドラマ「湊かなえ ポイズンドーター・ホーリーマザー」 第3話「罪深き女」(7月20日放送、WOWOW)、映画「いちごの唄」(7月5日公開)などが控える。
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