モデルプレスのインタビューに応じた田中美久(C)モデルプレス

HKT48田中美久、総選挙は参加を迷っていた 途中辞退した「PRODUCE48」への思いも語る<モデルプレスインタビュー後編>

2019.04.02 18:00

HKT48田中美久(たなか・みく/17)が、モデルプレスのインタビューに応じた。メンバー兼劇場支配人としてグループを引っ張ってきた指原莉乃のラスト参加となる、12thシングル『意志』を4月10日に発売。宮脇咲良、矢吹奈子は2021年4月までグローバルガールズグループ・IZ*ONE(アイズワン)の活動に専任中、指原は4月末をもって卒業…とここ半年で、HKT48は大きな岐路を迎え、田中にかける期待はますます高まっている。そんな彼女の今の胸の内に迫ったロングインタビュー後編。

  
2009年より毎年開催され、昨年10回という大きな区切りを迎えた「選抜総選挙」は、今年開催を見送ることが決定。田中と言えば去年の総選挙では9位の矢吹に続き10位にランクインし、“なこみく“コンビで悲願の初選抜入りを果たしたが、後編では、意外な思いを聞くことができた。

田中美久、総選挙は参加を迷っていた

― 先日、今年の総選挙の開催が見送られることが発表されました。6月あたりまでイベントがなくなることによって、できることもあると思うんですけど、その点はどう思われますか?

田中:私は去年の総選挙が終わってから、今年の不出馬を1回考えていたんです。

― そうなんですか?

田中:はい。去年はファンの方がすごく応援してくださって、10位という順位をいただきました。今年の総選挙への出馬はものすごく悩んでいて。ファンの方には握手会で「来年はどうするの?」と聞かれてもあんまり答えられない状況だったんですけど、その後にHKT48にとって色々と大きな流れがあって、考え直しました。でも、総選挙の開催が無い今年はファンの方も休んで色々と落ち着ける良い期間になると思ったし、今回HKT48はシングルも発売するので、その分何か違うイベントができたら良いなと思います。

― 去年初選抜に入って一番勢いがあるときなのに、不参加を決めていたというのは、傍から見ると結構驚きです。それだけ去年、ファンの方の頑張りを強く感じられたからでしょうか?

田中:そうですね。去年もすごく頑張って下さったので、ファンの方も少し休んで欲しいと思ったし、自分にとっても休んで外から客観的に総選挙を見たいという気持ちがあったので、迷っていました。

田中美久が「アイドルのプロ」と呼ばれる理由

― 田中さんと言えばファンの方は「アイドルのプロ」とか、「ファンが喜ぶことを知っている」と絶賛されることが多い印象なんですが、それはやはり天性のものなんでしょうか?

田中:常にファンの方と一緒に歩きたいなと思っていて、応援してくださる方を一番に考えています。アイドルとして自分のやりたいことが色々経験できることは嬉しいんですけど、それも全てファンの方がいてのことで、皆さんがいなかったら今ここにいないと思うので、同じ目線で上を目指したいなと思っています。

― 指原さんや柏木(由紀)さんが元々アイドルヲタクだったからファンの目線に立てる、というのはよく分かるんですけど、田中さんの場合そういったわけではないですよね。

田中: HKT48のことは最初はあまり知らなかったです。お母さんに教えてもらって色々調べるようになって、加入してからどんどんとアイドルが好きになっていきました。

― 他のアイドルさんから刺激を受けることも多いですか?

田中:多いです。最近はどんどん新しいグループが生まれて、コンサートに行かせて頂いてパフォーマンスや演出を見て、学ぶことも多いです。

― ファン対応で尊敬している先輩や、見本にしている先輩は?

田中:私は、加入したばかりの頃に、握手会の休憩時間に色々なメンバーの握手を見学していたんですけど、その中でも特に(元NMB48の)さや姉(山本彩)さんとかみるきー(渡辺美優紀)さんの握手が印象に残っています。握手会って列が長くて並ぶだけで大変じゃないですか?でも帰るときには皆笑顔になっているのを見てすごく感動しました。あとは莉乃ちゃんはやっぱりライブを盛り上げるのが上手くて、楽しませようという力がすごいので、学びたいなと思っています。

― では、色々な先輩の良さをハイブリットして?

田中:良いところをいっぱい盗んでいけるようになりたいです。

― ファンの方には田中さんの握手の「どういうところが好き」と言われますか?

田中:「友達みたいで接しやすい」と言って頂けることが多いです。もちろんファンの方が喜ぶように色々考えているんですけど、私自身、話すのが好きで、向こうが話に詰まっちゃっても、こっちから積極的に話しかけに行っちゃいます。

田中美久「PRODUCE48」は足の怪我で途中辞退

― (IZ*ONEが生まれたオーディション番組の)『PRODUCE48』は途中で足の怪我で辞退されましたが、田中さんにとってどんな経験になりましたか?

田中:気持ちが強くなれたと思います。言葉も分からなくて大変なことは多かったんですけど、とにかくひたすら頑張ろうと思って取り組みました。足を痛めてしまって辞退したんですけど、残念でした。

でも、参加したことはすごく勉強になったし、韓国のファンの方も増えて、びっくりしました。後は元々ファンの方で韓国に住んでいる方も応援して下さって「出演してくれて嬉しい」と言って頂けたのがとても嬉しかったです。

“なこみく復活”の日まで…田中美久「大きい存在になって『おかえり』と言いたい」

― やはりHKT48のファンとしては、“なこみく復活”が待ち遠しいと思うんですが、2人を待つ間、どういう風に成長していきたいですか?

田中:私もHKT48の中で大きい存在になって、奈子ちゃんやさくちゃん(宮脇)に「おかえり」と言いたいと思っているので、上を目指して、沢山頑張っていきたいです。

― 具体的に今自分が課題として取り組みたい部分は何ですか?

田中:やっぱりHKT48は「ライブが楽しい」と言って頂けることが多いんですけど、それはもちろん莉乃ちゃんがセットリストを考えてくれたり、演出だったり煽りだったりメンバー全体を見てくれていたおかげでもあったので、莉乃ちゃんがいなくなったら色んなメンバーがその穴を埋めていかなければいけないと思います。自分もパフォーマンス力を上げて、ライブに欠かせない存在になりたいです。

田中美久の夢を叶える秘訣

― では、田中さんの今の夢を教えて下さい。

田中:アイドルとしては、HKT48として活動していく中でもっと沢山の方に好きになってもらって、HKT48をもっと人気グループにしていきたいなと思うし、自分としてももっともっと上に行く存在になりたいです。

個人的な夢としては、莉乃ちゃんが今活躍しているみたいに、雑誌やテレビなど色々なお仕事を頂ける人になりたい。もっと知名度を上げて知ってもらえる存在になりたいです。

― 夢に向けて今足りないと思う部分は何ですか?

田中:アイドルが好きな方だけじゃなく、たくさんの方に知ってもらいたいです。莉乃ちゃんとか48グループの先輩方の活躍に憧れます。

― 最後に、去年も伺ったんですけど、夢を叶える秘訣を教えて下さい。

田中:諦めないことと願い続けること。強い気持ちで頑張る、どこかで諦めない気持ちを持っていれば大丈夫だと思います。

― ありがとうございました。

(modelpress編集部)


HKT48


HKT48(C)AKS
2011年10月23日に誕生したAKB48グループ国内3つ目の姉妹グループ。福岡市を中心に活動。結成当初の平均年齢は13.8歳で、“最年少グループ”としてスタートする。2012年にAKB48から指原莉乃、多田愛佳(2017年に卒業)が移籍。2013年3月20日に1stシングル『スキ!スキ!スキップ!』でCDデビュー。2014年、第65回NHK紅白歌合戦に単独初出場を果たし、トップバッターを飾った。尾崎充氏とともに劇場支配人を務める指原莉乃を中心に、メンバーがセットリストを組むコンサートが特徴的で、他のアイドルグループの楽曲などをふんだんに取り入れる。2015年には、明治座で単独女性アイドルグループとして史上初となる『HKT48 指原莉乃座長公演』を行った。2018年12月、TOKYO DOME CITY HALLで単独コンサート『HKT48コンサート in 東京ドームシティホール〜今こそ団結!ガンガン行くぜ8年目!〜』を開催し、指原が卒業を発表。2019年4月28日、指原の卒業コンサートを横浜スタジアムで開催する。ホークスタウンモールに設けられていた専用劇場が、再開発に伴い2016年3月末をもって閉鎖。現在は西鉄ホールなど福岡市内のホールを劇場として公演を行っており、2020年春に新劇場が開業予定。

田中美久(たなか・みく)プロフィール

田中美久(C)モデルプレス
2001年9月12日生まれ/出身地:熊本県/チームH所属/ニックネーム:みくりん。2013年8月、HKT48の第3期生オーディションに合格し、翌年2月にチームHに昇格。当時は小学6年生で、矢吹奈子とともに“なこみく”の末っ子小学生コンビとして鮮烈なデビューを飾る。3rdシングル『桜、みんなで食べた』で初選抜。2015年、AKB48グループ内の派生ユニット『でんでんむChu!』のメンバーに選ばれる。矢吹とともに女子中高生向けファッション誌『LOVE berry(ラブベリー)』モデルを務めた。前作である11thシングル『早送りカレンダー』では矢吹とともにWセンター。握手会でも圧倒的人気を誇り、選抜総選挙は45位(第8回)、28位(第9回)、10位(第10回)と、年々順位を上げている。

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