モデルプレスのインタビューに応じた、大原櫻子(C)モデルプレス

大原櫻子、戸田恵梨香と“意外なつながり”発覚 お酒にまつわる悩みも明かす<モデルプレスインタビュー>

2019.02.24 11:00

戸田恵梨香と大原櫻子がW主演を務める映画『あの日のオルガン』(公開中/平松恵美子監督)。このたび大原がモデルプレスなどの取材に応じ、戸田の印象や現場でのエピソード、最近のプライベートまで幅広く語った。

  

戸田恵梨香&大原櫻子W主演!映画『あの日のオルガン』

大原櫻子(C)モデルプレス
同作は太平洋戦争末期、子どもたちのいのちを守るため、日本初の保育園を疎開させることに挑んだ保母たちの実話を描いたもの。保母たちのリーダーで責任感の強い板倉楓を戸田、天真爛漫で音楽好きの保母・野々宮光枝を大原が演じる。

(C)2018「あの日のオルガン」製作委員会

大原櫻子、戸田恵梨香と“意外なつながり”

大原櫻子(C)モデルプレス
― 今回演じた光枝はどのような役ですか?

大原:台本を読んだとき、私とすごく似てるなって思いました。堅苦しいことを考えるのは苦手だけど、子どもたちと遊ぶのはすごく好きみたいな。あと演技とか歌のお仕事をしていなかったら、保育園の先生になりたいと思っていたので、重なる部分が非常にありました。撮影では子どもたちと楽しい日々を過ごせたなって思います。

(C)2018「あの日のオルガン」製作委員会
― 役を通してですが、夢が一つ叶いましたね。今回W主演で共演された戸田さんはどのような印象を持ちましたか?

大原:小さい頃から戸田さんが出られている作品を見ていて、どちらかと言うとクールなイメージを持っていました。なので楓先生が戸田さんと聞いたときもすごくぴったりだなと思って。その分、初めてお会いしたときは、なんて気さくな方なんだろうと思いました。関西弁がとってもキュートで!「あかん!」とかよく言っていました(笑)。本当に明るくて、よく口を開けて笑ってくださるし、すごくオープンハートな方だなと思いました。

(C)2018「あの日のオルガン」製作委員会
― 小さい頃からテレビや映画で見てきた戸田さんとご一緒するのはどのような感じでしたか?

大原:嬉しかったですね。実は戸田さんがミサミサを演じた映画『デスノート』2部作の金子修介監督が、私の同級生のお父様なんですよ。年越しは金子監督の家に行くくらい、中学の頃はよくお話しさせていただいていて、戸田さんのお話もよく聞いていました。なので金子監督に、戸田さんと共演するんだというお話をしたら、試写を観に行ってくださったみたいで、感慨深いとおっしゃっていました。

戸田恵梨香が感じた大原櫻子の印象「本当に真っ直ぐな子やなあ」

大原櫻子(C)モデルプレス
― では逆に戸田さんが大原さんの印象について、なにか言っていたことはありますか?

大原:戸田さんに初めてお会いしたのが保育園での実習だったんですけど、その夕方に本読みがあって。普段だったら、撮影が何日か経ってから連絡先とか交換するんですけど、すぐに私が戸田さんのことを大好きになったので、その日のうちに連絡先を交換させていただいたんです。実は私がこの本読みのとき、感情が入りすぎたのか大号泣して、本読みを中断させてしまうということがあって…。なので「今日はすみませんでした」というような謝罪のLINEをしたんですけど、そうしたら「本当に真っ直ぐな子やなあ」みたいな返信がきました。「ストレートに感情が出せるんだね」というLINEをいただいたのは印象に残っています。

(C)2018「あの日のオルガン」製作委員会
― なるほど。戸田さんとは演技についてどんなお話をされましたか?

大原:女性としての成長を見せられるように、前半と後半のお芝居を変えられたらいいよね、という話を最初にしました。現場に入ってからは、戸田さんからきたエネルギーに合わせて返す、ということを常に意識していましたね。戸田さんってリハーサルと本番でお芝居が全然違うんです。リハーサルだと「みっちゃん!」くらいだったのが、本番だと「みっちゃーん!!」って。なので私はセリフがなかったとしても「ごめんなさーい!」って返してワーって走って。そうすると、今のごめんなさい良かったよ、とスタッフさんに言っていただけて。本番でしか生まれない生の感じが映画にはたくさんあるんじゃないかなと思います。

大原櫻子、泣きの演技で困ったことが発生!?

大原櫻子(C)モデルプレス
― 映画では大原さん演じる光枝の泣くシーンが多かったように思います。それはいかがでしたか?

大原:そうなんです、今回本当に泣くシーンが多くて。その日泣くシーンがないと、少しホッとするくらい。あまりにも泣くシーンが多いので、自分が泣くことに対して苦労はなかったんですけど、一人の男の子がそういったシーンで難しい顔をしているので「どうしたの?」って聞くと、「おしっこ!」って言うことがあって(笑)。「あと1カットだから我慢しよう!ちょっと待って」ってお願いすると、「待てない!」って(笑)。そういうのは大変でしたね。でもトイレから帰ってきたら本当にすっきりした顔をしているので、愛おしさの方が勝っていました(笑)。

(C)2018「あの日のオルガン」製作委員会
― 劇中では音楽や歌がすごく重要な役割を果たしていますが、大原さんは小さい頃、どのような音楽を聴いていましたか?

大原:小学校1、2年生とかはミュージカルの曲をよく聴いていました。アニーとかミス・サイゴンとか。中学を卒業するくらいまで、日本の音楽にはあまり興味を示さなかったんです。

(C)2018「あの日のオルガン」製作委員会

“さくちゃん”最近のプライベートに迫る!

大原櫻子(C)モデルプレス
― ここからは最近の大原さんのプライベートについてお聞きします。まずは感動したことがあればお願いします。

大原:最近、ディズニー映画『シュガー・ラッシュ オンライン』を観て泣きました。喧嘩して仲直りして、別れるときにずっと手を振っている姿に。私、友情系の物語に弱いんです。映画館で号泣でした(笑)。

― では次の質問!今はどんなことに悩んでいますか?

大原:なんだろう…お酒を飲まないと調子がいいことに気づきました(笑)。お酒を飲まない方が元気!

― (笑)。1月10日に23歳になりましたね!おめでとうございます!

大原:ありがとうございます!誕生日当日は母親とディズニーシーに行ってきました。夜は家に帰ったら知り合いが来てくれて、プレゼント箱に入れた砂肝を渡されました(笑)。

― 砂肝好きにはたまらないプレゼント(笑)。ディズニーリゾートはよく行くんですか?

大原:めっちゃ好きです。去年は2回ほど行きました。

― 絶叫系の乗り物は得意ですか?

大原:得意です。私、大好きなんですけど、次の日がレコーディングだったので、無言で乗っていました(笑)。その分、苦手な母親が代わりにたくさん叫んでくれました(笑)。

大原櫻子(C)モデルプレス
― ほかに最近の櫻子トピックはありますか?

大原:ちょっと前になってしまうんですけど、運転免許を取りました。

― 運転していますか?

大原:しています!横浜アリーナでイベントがあったんですけど、それとかも自分で運転して行きました。

― スタッフさんびっくりしていませんでした?

大原:していました。入り口で「すいません、大原櫻子です」みたいに言ったら(笑)。

― 車は買ったんですか?

大原:家族の車です!

― 運転は上手いですか?

大原:いや、どうなんだろう、でもなかなか怖いです(笑)。

― 大原さんの運転スタイルはどんな感じですか?

大原:慎重すぎて逆に怖いらしいです。すぐに止まっちゃうので、行っちゃえ行っちゃえ行っちゃえってよく言われます(笑)。

― (笑)。ありがとうございました。

(modelpress編集部)

大原櫻子(おおはら・さくらこ)プロフィール


1996年生まれ、東京都出身。映画『カノジョは嘘を愛しすぎてる』(13/小泉徳宏監督)でスクリーンデビューを飾り、日本映画批評家大賞新人賞を受賞、同時に、劇中バンドのボーカルとして、シングル「明日も」でCDデビューを果たし、歌手として日本レコード大賞新人賞を受賞。2014年11月には、シングル「サンキュー。」でソロデビューし、翌15年、紅白歌合戦に初出場。その他、映画『チア☆ダン~女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話~』(17/河合勇人監督)に出演、主題歌・挿入歌を担当したほか歌手活動と並行して、ドラマ「恋仲」(15/CX)、「好きな人がいること」(16/CX)、ミュージカル「Little Voice」、「ONWARD presents 新感線☆RS『メタルマクベス』disc2 Produced by TBS」など、数々のテレビドラマや映画、舞台へ出演している。


大原櫻子(C)モデルプレス
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