EBiDANの期待の新星・さとり少年団を解剖!武者修行での進化と尊敬する先輩<モデルプレスインタビュー>
2018.05.09 08:00
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超特急やDISH//、PrizmaXにM!LKと注目と話題を集めるユニットが多数在籍しているスターダストプロモーション所属若手男性アーティスト集団・EBiDAN。その中でも、もっともFRESHな3人組が「さとり少年団」だ。期待の新星の魅力に迫るとともに、ストリートライブで実力をつけた武者修行、憧れの先輩などについても語ってくれた。
「さとり少年団」は、永玖(えいく)・謙信(けんしん)・颯斗(はやと)からなる3人組ダンス&ボーカルユニットで2015年に結成、2年間のストリートライブを経て2017年シングル『ヘルプ ユー』でCDデビューを果たした。そして5月9日には2ndシングル『WE/GO』をリリース。新境地となるROCKサウンドを携えた楽曲で、彼らの新たな魅力が引き出された。
颯斗:ボーカル1人、ダンサー2人の3人組でパフォーマンスに特に力を入れています。シンクロや表現力で、僕達にしかできないパフォーマンスを意識して活動しています。2年間、ストリートライブでの武者修行もしてきましたし、ライブで魅せる力、お客さんを虜にする力、パフォーマンス力では負けたくないですね。
永玖:ボーカルとしても、ダンスと同じように表現力を大切にしています。リスナーの心に届く歌を意識しながら歌っています。僕自身、結成当初、ダンスは初心者で、踊りながら歌うというのが全然できなかったのですが、ただ一人のボーカルなので、歌唱力をスキルアップさせ、よりよいグループを目指していきたいです。
謙信:メンバー3人が同い年ってところもいいチームワークが出来上がっていると思います。やっぱり同い年だからこそすごく仲が良く、上下関係はなくタメ口で話し合えていますし。3人が集まると同じ学校の同級生といった感じで、仲の良さも僕達の魅力なのかなと思います。
永玖:謙信は、僕が初めてレッスンに行ったときに声をかけてくれて、当時からすごく元気な子で明るい子です。負けず嫌いな性格なのですが、一生懸命1つに向かって頑張っている姿が魅力的ですね。
それに対して颯斗の第一印象はものすごく暗かった(笑)。初めて会ったとき「おはようございます」と挨拶をしたら、うつむき加減で「おはようございます」って感じでした。でもダンスはめちゃくちゃうまくて!本当に尊敬しています。それからすごくメンバーを思いやってくれて、僕達を引っ張っていってくれています。
謙信:永玖は、最初の頃、ダンスを全くやったことがなかったのですが、今では歌って踊ってをこなしています。わからないところがあったら徹底的にやるなど、影で努力を重ねていて、すごく芯が強いなと思っています。普段話しているときは自分の世界に入り込むことが多かったり、天然だったり(笑)。
颯斗には、例えば僕がわからないことがあって聞くと「なんで知らないの?」と小バカにしてきますが(笑)、すごく優しい部分も持っていて。フリがわからないときなど、細かく教えてくれますし、的確にアドバイスをくれます。とても頼りになるし、まとめるのもうまくて、頭がいいなとよく思います。
颯斗:永玖はすごく天然(笑)!たまに会話が成立しないときもありますが(笑)、そんなところも可愛いです。毎朝起こしてあげているのですが、寝起きも可愛い(笑)。その可愛さがMCでも活かされています。天然ですが、歌とダンスのことになるとめちゃめちゃ真剣で、自分の努力を表に出さないところも。知らないところでがんばっているんだと思うと、かっこいいですね。
謙信は、自分の意志がとても強くて!本格的にダンスを始めたのはグループを結成してからなのですが、成長スピードがものすごく早いんです。僕は小学校1年生からダンスやっていて、ダンス歴は13年くらいなのですが、まだ3年の謙信と同じくらいで、めっちゃすごいなと思っています。負けず嫌いでできないことがあるとずっとやっているようなタイプで熱い男です。それから食欲がすごい(笑)!いただいたものもよく持って帰っています(笑)。
永玖:素敵な先輩ばかりですが、同じボーカルとして尊敬するのはPrizmaXの森崎ウィンくん。すごく憧れています。ライブ中のフェイクが誰よりも素晴らしくて!憧れているので、僕もレッスン場で真似しています(笑)。
謙信:M!LKの吉田仁人くんと山崎悠稀(※「崎」は正式には「たつさき」)くんです。仁人くんに「この世界で生き抜くことに不安もある」と話したことがあるのですが「今はとにかく自分の実力をつければいいんだよ」と言ってくれて…。同い年ですが、しっかりしているなと尊敬しています。2人とも長く活動しているので、自信を持っていて「同い年だけどこんなにも活躍していてすごいな」と尊敬してます。
颯斗:初めて超特急さんのパフォーマンスを見たとき、すごいなと衝撃を受けました。中でもユーキくんは表現力がすごくて!僕もずっとダンスをしてきて、人前でパフォーマンスをしてきたのですが、ユーキくんはお客さんに伝える力というか表情やオリジナルの表現の仕方を持っていて、眼力もすごいんです。僕自身、それまでお客さんに伝えるパフォーマンスをしたことがなかったのですが、衝撃を受けて自分も取り入れていこうと思いました。そう思ったきっかけがユーキくんだったので、尊敬しています。
颯斗:結成した頃、僕と永玖がすごく人見知りで…。特に永玖は同い年なのに、半年くらいメンバーに対しても敬語(笑)。そんな中であまりパフォーマンスをしたことがないのに、結成から2ヶ月後にストリートライブを始めることになって、そこに向かって練習をしてきました。練習していたのがちょうど夏休みで、4曲ほどカバー曲を練習していたんです。最初の頃のストリートライブはお客さんが数えられるほどしかいなかったのですが、すごく恥ずかしかったですね。ずっと下を向き、MCも棒読みで…。本当に全然できていなかったです。
永玖:僕も同じです。ダンスをしながら歌うというのが初めてで、お客さんではなく、地面を見て歌っていました(苦笑)。MCも話すの苦手だったので棒読みで…。メンバーに話題を振っていました。
謙信:僕も人前でパフォーマンスをしたのが人生で初めてで、ダンスもMCも緊張していました。ですが、グループを結成して人前でパフォーマンスをしたいという思いがあったので、夢が叶って嬉しいという気持ちも。僕は、緊張より、初めてだからうまくできなくても仕方ないと割り切って、堂々と前を見てパフォーマンスしていました。ダンスもMCも全然でしたが、楽しむ気持ちを大切にしていました。
― ストリートライブをしていく中で、心境が変わった瞬間はありましたか?
颯斗:寒い日も暑い日も、毎月2回くらい必ずストリートライブをしていましたが、なかなかお客さんが増えない時期がずっとあって…。発信源としてブログやSNSもありますが、ショッピングをしに来るお客さんをいかに立ち止めるかというのを考えるようになりました。そうすると、やっぱり下を向いたままじゃダメだなって。僕たちに興味のないお客さんでも、いかに引き止めるかが一番課題。そこから“お客さんに伝える”パフォーマンスが身についたように思います。EBiDAN THE LIVEなど、他のグループとのイベントも刺激を受けました。
永玖:「BREAK ME DOWN」というCDを5000枚売らないと次のステップにいけないという企画があったのですが、それがきっかけで意識が変わった気がしますね。僕達の歌をどうしたら聴いてもらえるか、CDを買ってもらえるかを考えたとき、お客さんの目をしっかり見て、パフォーマンスしないといけないと思ったんです。それからはしっかり前を見て感情を込めて歌えるようになりました。
謙信:最初の頃は、踊って、MCをして、それが終わったら解散といった感じだったのですが、「まだまだお客さんが増えないな」「もっと大きなところでやりたい」「先輩みたいにたくさんの人を魅了するアーティストになりたい」と思うようになりました。単純にストリートライブをしているだけでいいのかなって。「もっとこうしたら…」とたくさんの方に足を止めてもらう方法を考えるようになりました。
永玖:やっぱり同い年だと話が合います。
颯斗:学校は違ってもテストとか行事の時期が一緒で、例えばテスト期間中でも「テストの時期だから今大変なんだ」とわかりますし。
謙信:学校の話は、盛り上がっていたよね。
颯斗:ただ、僕と謙信はダンサー同士ということもあってすぐに打ち解けられたんですが、永玖はずっと人見知りで(苦笑)。
謙信:ずっと敬語でさ(笑)
永玖:そうなんですよね(苦笑)。ですが、初めて自分たちのオリジナル曲ができて、グループとして上に進むためにはもっと頑張らないと、と思ったんです。自然と打ち解けられたのですが半年はかかった…(笑)
颯斗:同い年で仲が良いですが、同い年だからこそライバル視することも。しかも少ない人数でやっているので、2人に対してライバル心も持っています。
永玖:これからの僕達の意気込みや決意表明のような曲になっています。サビもすごく好きなのですが「いつか いつか わかるはずさ 神様は見てる そんな気がしている」というフレーズがお気に入りです。どこにいても神様は見てくれているから、がんばっていこうといったメッセージが込められているのではないかと思って、それを意識して歌っています。
― ダンサーからもダンスのポイントをお願いします。
颯斗:曲調がロックバンドサウンドの楽曲は僕達にとって初めてになります。そういう曲調で踊るのも初めてで、新しい試みです。熱い歌詞なので、ダンスもそれに負けないくらいに力強くダイナミックな振り付けになっています。僕達も気持ちよくパフォーマンスしています。
謙信:颯斗が言ったように、歌詞が本当に熱くて大好きなのですが「Live まだ知らない 地平線を You いつか一緒に We just 超えるんだ」というフレーズは僕達に重なるように思います。2年間、ストリートライブをやってきて、まだまだ僕達はいろんな未来があり、まだ見たことのない景色をこれから見に行こうといった3人の思いが詰まっています。
― タイトルの「/」にはみなさんの“他とは違うオリジナルな決意”が込められているとのことですが、今後のグループの目標や決意をお願いします。
颯斗:3月に、初めてワンマンライブを開催したのですが、ずっと目標にしていた1つの舞台でした。ワンマンライブはすごく盛り上がって成功できたと思うのですが、嬉しい、楽しかったという気持ちと、もっと曲数を増やして、もっと大きな会場でライブをしたいと思いました。それは3人が思ったことで、タイトルの「/」には、もっともっと上へ行くぞという決意が込められてます。
永玖:大きいステージに立ちたいという思いもありますが、まだまださとり少年団のことを知ってくれている方は少ないです。僕達のことを知ってくれている方は本当に一部だけだと思うので、たくさんの方に知っていただけるようにパフォーマンスやMC、いろんな部分でレベルアップしていきたいです。それが目標です。
謙信:より大きなステージでのパフォーマンスとなると…僕、体力が心配で(苦笑)。まずは体力をつけていきたいです!同い年なので、その点はライバル視して、負けないように体力をつけて、技術も磨いて、さとり少年団に還元できればいいなと思います。
颯斗:まだまだ夢の途中なのですが、小さい頃からダンスをやっていてグループとしてパフォーマンスをするのが夢だったんです。高校1年生の時にその一歩にたどり着き、今活動していられることがすごく嬉しいんですけど、夢を追い続けることで、この先不安などもあると思うんです。親とそういった話をすることもありますが、人生一度きりなので、自分の夢を叶えられると信じて、自分に言い聞かせて、できなかったことを考えるよりも今を頑張ることが大事だと常に思っています。
謙信:僕もまだまだ夢の途中ですが、中学3年生の時に「芸能活動をやりたい」と思い、その夢が高校1年生のときに叶いました。そのときの経験から言えることは、思い続けることが大切だということ。でも、思い続けるのって相当苦しいとも思います。それは僕も身に沁みて感じているのですが、ずっと思い続けていたからこそ、縁に恵まれたのかなとも。それこそ「神様は見てる」ではないですが、何かあるのかなって。諦めるのは簡単なんですけど、諦めない力が大切です。
永玖:僕は小学1年生からずっと音楽をしていて、アーティストになりたくてこの世界に足を踏み入れました。なので今、本当に幸せです。でも、夢を叶えるためには道のりは長いと思います。毎年、初詣に行く神社があるのですが、そこに置いてあるノートに夢を書くというのが恒例で、毎年「世界で愛されるようなアーティストになる」と書いています。『WE/GO』のフレーズ「神様は見てる」を信じて、がんばっていきたいです。
― ありがとうございました。
軽快にツッコミを入れ合い、微笑ましい雰囲気の中で行われた今回のインタビュー。撮影では、密着ショットにも快く応じてくれ、写真からもその仲の良さが伝わる。同い年で気心の知れた仲であるのは確かだが、2年間のストリートライブを経て結ばれた絆を感じさせた。
また、夢を語る姿はとても熱く、3人が同じ方向を向いている。EBiDANでもっともFRESHな3人組が先輩の背中を追い、この先どんな活躍を見せてくれるのか期待したい。
身長:169cm
血液型:B型
出身地:山梨県
身長:179cm
血液型:B型
出身地:愛知県
身長:176cm
血液型:AB型
出身地:静岡県
EBiDANユニット・さとり少年団って?
― ユニークなグループが多数揃っているEBiDANですが、さとり少年団の特徴や強みを教えてください。颯斗:ボーカル1人、ダンサー2人の3人組でパフォーマンスに特に力を入れています。シンクロや表現力で、僕達にしかできないパフォーマンスを意識して活動しています。2年間、ストリートライブでの武者修行もしてきましたし、ライブで魅せる力、お客さんを虜にする力、パフォーマンス力では負けたくないですね。
永玖:ボーカルとしても、ダンスと同じように表現力を大切にしています。リスナーの心に届く歌を意識しながら歌っています。僕自身、結成当初、ダンスは初心者で、踊りながら歌うというのが全然できなかったのですが、ただ一人のボーカルなので、歌唱力をスキルアップさせ、よりよいグループを目指していきたいです。
謙信:メンバー3人が同い年ってところもいいチームワークが出来上がっていると思います。やっぱり同い年だからこそすごく仲が良く、上下関係はなくタメ口で話し合えていますし。3人が集まると同じ学校の同級生といった感じで、仲の良さも僕達の魅力なのかなと思います。
メンバーの永玖・謙信・颯斗はどんな人?
― メンバー同士仲良しさとり少年団のみなさん。メンバーによるメンバー紹介をお願いします。永玖:謙信は、僕が初めてレッスンに行ったときに声をかけてくれて、当時からすごく元気な子で明るい子です。負けず嫌いな性格なのですが、一生懸命1つに向かって頑張っている姿が魅力的ですね。
それに対して颯斗の第一印象はものすごく暗かった(笑)。初めて会ったとき「おはようございます」と挨拶をしたら、うつむき加減で「おはようございます」って感じでした。でもダンスはめちゃくちゃうまくて!本当に尊敬しています。それからすごくメンバーを思いやってくれて、僕達を引っ張っていってくれています。
謙信:永玖は、最初の頃、ダンスを全くやったことがなかったのですが、今では歌って踊ってをこなしています。わからないところがあったら徹底的にやるなど、影で努力を重ねていて、すごく芯が強いなと思っています。普段話しているときは自分の世界に入り込むことが多かったり、天然だったり(笑)。
颯斗には、例えば僕がわからないことがあって聞くと「なんで知らないの?」と小バカにしてきますが(笑)、すごく優しい部分も持っていて。フリがわからないときなど、細かく教えてくれますし、的確にアドバイスをくれます。とても頼りになるし、まとめるのもうまくて、頭がいいなとよく思います。
颯斗:永玖はすごく天然(笑)!たまに会話が成立しないときもありますが(笑)、そんなところも可愛いです。毎朝起こしてあげているのですが、寝起きも可愛い(笑)。その可愛さがMCでも活かされています。天然ですが、歌とダンスのことになるとめちゃめちゃ真剣で、自分の努力を表に出さないところも。知らないところでがんばっているんだと思うと、かっこいいですね。
謙信は、自分の意志がとても強くて!本格的にダンスを始めたのはグループを結成してからなのですが、成長スピードがものすごく早いんです。僕は小学校1年生からダンスやっていて、ダンス歴は13年くらいなのですが、まだ3年の謙信と同じくらいで、めっちゃすごいなと思っています。負けず嫌いでできないことがあるとずっとやっているようなタイプで熱い男です。それから食欲がすごい(笑)!いただいたものもよく持って帰っています(笑)。
さとり少年団が憧れるEBiDANの先輩
― EBiDANユニットでもっともFRESHな3人組のさとり少年団ですが、憧れの先輩を教えてください。永玖:素敵な先輩ばかりですが、同じボーカルとして尊敬するのはPrizmaXの森崎ウィンくん。すごく憧れています。ライブ中のフェイクが誰よりも素晴らしくて!憧れているので、僕もレッスン場で真似しています(笑)。
謙信:M!LKの吉田仁人くんと山崎悠稀(※「崎」は正式には「たつさき」)くんです。仁人くんに「この世界で生き抜くことに不安もある」と話したことがあるのですが「今はとにかく自分の実力をつければいいんだよ」と言ってくれて…。同い年ですが、しっかりしているなと尊敬しています。2人とも長く活動しているので、自信を持っていて「同い年だけどこんなにも活躍していてすごいな」と尊敬してます。
颯斗:初めて超特急さんのパフォーマンスを見たとき、すごいなと衝撃を受けました。中でもユーキくんは表現力がすごくて!僕もずっとダンスをしてきて、人前でパフォーマンスをしてきたのですが、ユーキくんはお客さんに伝える力というか表情やオリジナルの表現の仕方を持っていて、眼力もすごいんです。僕自身、それまでお客さんに伝えるパフォーマンスをしたことがなかったのですが、衝撃を受けて自分も取り入れていこうと思いました。そう思ったきっかけがユーキくんだったので、尊敬しています。
2年間の武者修行…さとり少年団の成長と変化
― 2年間、川崎でストリートライブやってこられたみなさん。この武者修行を振り返ってみていかがですか?颯斗:結成した頃、僕と永玖がすごく人見知りで…。特に永玖は同い年なのに、半年くらいメンバーに対しても敬語(笑)。そんな中であまりパフォーマンスをしたことがないのに、結成から2ヶ月後にストリートライブを始めることになって、そこに向かって練習をしてきました。練習していたのがちょうど夏休みで、4曲ほどカバー曲を練習していたんです。最初の頃のストリートライブはお客さんが数えられるほどしかいなかったのですが、すごく恥ずかしかったですね。ずっと下を向き、MCも棒読みで…。本当に全然できていなかったです。
永玖:僕も同じです。ダンスをしながら歌うというのが初めてで、お客さんではなく、地面を見て歌っていました(苦笑)。MCも話すの苦手だったので棒読みで…。メンバーに話題を振っていました。
謙信:僕も人前でパフォーマンスをしたのが人生で初めてで、ダンスもMCも緊張していました。ですが、グループを結成して人前でパフォーマンスをしたいという思いがあったので、夢が叶って嬉しいという気持ちも。僕は、緊張より、初めてだからうまくできなくても仕方ないと割り切って、堂々と前を見てパフォーマンスしていました。ダンスもMCも全然でしたが、楽しむ気持ちを大切にしていました。
― ストリートライブをしていく中で、心境が変わった瞬間はありましたか?
颯斗:寒い日も暑い日も、毎月2回くらい必ずストリートライブをしていましたが、なかなかお客さんが増えない時期がずっとあって…。発信源としてブログやSNSもありますが、ショッピングをしに来るお客さんをいかに立ち止めるかというのを考えるようになりました。そうすると、やっぱり下を向いたままじゃダメだなって。僕たちに興味のないお客さんでも、いかに引き止めるかが一番課題。そこから“お客さんに伝える”パフォーマンスが身についたように思います。EBiDAN THE LIVEなど、他のグループとのイベントも刺激を受けました。
永玖:「BREAK ME DOWN」というCDを5000枚売らないと次のステップにいけないという企画があったのですが、それがきっかけで意識が変わった気がしますね。僕達の歌をどうしたら聴いてもらえるか、CDを買ってもらえるかを考えたとき、お客さんの目をしっかり見て、パフォーマンスしないといけないと思ったんです。それからはしっかり前を見て感情を込めて歌えるようになりました。
謙信:最初の頃は、踊って、MCをして、それが終わったら解散といった感じだったのですが、「まだまだお客さんが増えないな」「もっと大きなところでやりたい」「先輩みたいにたくさんの人を魅了するアーティストになりたい」と思うようになりました。単純にストリートライブをしているだけでいいのかなって。「もっとこうしたら…」とたくさんの方に足を止めてもらう方法を考えるようになりました。
全員同級生のさとり少年団
― 全員1999年生まれの同級生ですが、同い年でよかったと思う瞬間はありますか?永玖:やっぱり同い年だと話が合います。
颯斗:学校は違ってもテストとか行事の時期が一緒で、例えばテスト期間中でも「テストの時期だから今大変なんだ」とわかりますし。
謙信:学校の話は、盛り上がっていたよね。
颯斗:ただ、僕と謙信はダンサー同士ということもあってすぐに打ち解けられたんですが、永玖はずっと人見知りで(苦笑)。
謙信:ずっと敬語でさ(笑)
永玖:そうなんですよね(苦笑)。ですが、初めて自分たちのオリジナル曲ができて、グループとして上に進むためにはもっと頑張らないと、と思ったんです。自然と打ち解けられたのですが半年はかかった…(笑)
颯斗:同い年で仲が良いですが、同い年だからこそライバル視することも。しかも少ない人数でやっているので、2人に対してライバル心も持っています。
2ndシングル『WE/GO』をリリース
― 5月9日には2ndシングル『WE/GO』をリリース。新曲のアピールポイントを教えてください。永玖:これからの僕達の意気込みや決意表明のような曲になっています。サビもすごく好きなのですが「いつか いつか わかるはずさ 神様は見てる そんな気がしている」というフレーズがお気に入りです。どこにいても神様は見てくれているから、がんばっていこうといったメッセージが込められているのではないかと思って、それを意識して歌っています。
― ダンサーからもダンスのポイントをお願いします。
颯斗:曲調がロックバンドサウンドの楽曲は僕達にとって初めてになります。そういう曲調で踊るのも初めてで、新しい試みです。熱い歌詞なので、ダンスもそれに負けないくらいに力強くダイナミックな振り付けになっています。僕達も気持ちよくパフォーマンスしています。
謙信:颯斗が言ったように、歌詞が本当に熱くて大好きなのですが「Live まだ知らない 地平線を You いつか一緒に We just 超えるんだ」というフレーズは僕達に重なるように思います。2年間、ストリートライブをやってきて、まだまだ僕達はいろんな未来があり、まだ見たことのない景色をこれから見に行こうといった3人の思いが詰まっています。
颯斗:3月に、初めてワンマンライブを開催したのですが、ずっと目標にしていた1つの舞台でした。ワンマンライブはすごく盛り上がって成功できたと思うのですが、嬉しい、楽しかったという気持ちと、もっと曲数を増やして、もっと大きな会場でライブをしたいと思いました。それは3人が思ったことで、タイトルの「/」には、もっともっと上へ行くぞという決意が込められてます。
永玖:大きいステージに立ちたいという思いもありますが、まだまださとり少年団のことを知ってくれている方は少ないです。僕達のことを知ってくれている方は本当に一部だけだと思うので、たくさんの方に知っていただけるようにパフォーマンスやMC、いろんな部分でレベルアップしていきたいです。それが目標です。
謙信:より大きなステージでのパフォーマンスとなると…僕、体力が心配で(苦笑)。まずは体力をつけていきたいです!同い年なので、その点はライバル視して、負けないように体力をつけて、技術も磨いて、さとり少年団に還元できればいいなと思います。
まだまだ夢の途中…さとり少年団のこれからと夢を叶える秘訣
― 最後にみなさんが夢を叶えるために実践していることを教えてください。颯斗:まだまだ夢の途中なのですが、小さい頃からダンスをやっていてグループとしてパフォーマンスをするのが夢だったんです。高校1年生の時にその一歩にたどり着き、今活動していられることがすごく嬉しいんですけど、夢を追い続けることで、この先不安などもあると思うんです。親とそういった話をすることもありますが、人生一度きりなので、自分の夢を叶えられると信じて、自分に言い聞かせて、できなかったことを考えるよりも今を頑張ることが大事だと常に思っています。
謙信:僕もまだまだ夢の途中ですが、中学3年生の時に「芸能活動をやりたい」と思い、その夢が高校1年生のときに叶いました。そのときの経験から言えることは、思い続けることが大切だということ。でも、思い続けるのって相当苦しいとも思います。それは僕も身に沁みて感じているのですが、ずっと思い続けていたからこそ、縁に恵まれたのかなとも。それこそ「神様は見てる」ではないですが、何かあるのかなって。諦めるのは簡単なんですけど、諦めない力が大切です。
永玖:僕は小学1年生からずっと音楽をしていて、アーティストになりたくてこの世界に足を踏み入れました。なので今、本当に幸せです。でも、夢を叶えるためには道のりは長いと思います。毎年、初詣に行く神社があるのですが、そこに置いてあるノートに夢を書くというのが恒例で、毎年「世界で愛されるようなアーティストになる」と書いています。『WE/GO』のフレーズ「神様は見てる」を信じて、がんばっていきたいです。
― ありがとうございました。
軽快にツッコミを入れ合い、微笑ましい雰囲気の中で行われた今回のインタビュー。撮影では、密着ショットにも快く応じてくれ、写真からもその仲の良さが伝わる。同い年で気心の知れた仲であるのは確かだが、2年間のストリートライブを経て結ばれた絆を感じさせた。
また、夢を語る姿はとても熱く、3人が同じ方向を向いている。EBiDANでもっともFRESHな3人組が先輩の背中を追い、この先どんな活躍を見せてくれるのか期待したい。
さとり少年団プロフィール
スターダストプロモーション所属若手男性アーティスト集団EBiDANの永玖・謙信・颯斗からなる3人組ダンス&ボーカルユニット。2015年結成、2年間のストリートライブを経て2017年シングル『ヘルプ ユー』でCDデビュー。2018年5月9日には新たな境地となるROCKサウンドを携え、待望の2ndシングル『WE/GO』をリリースする。(modelpress編集部)永玖(えいく)プロフィール
生年月日:1999年12月19日身長:169cm
血液型:B型
出身地:山梨県
謙信(けんしん)プロフィール
生年月日:1999年7月8日身長:179cm
血液型:B型
出身地:愛知県
颯斗(はやと)プロフィール
生年月日:1999年9月17日身長:176cm
血液型:AB型
出身地:静岡県
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